ITライフハック

株式会社ドワンゴ及び株式会社ニワンゴは、昨日6月26日に六本木のニコファーレで「ニコニコ超会議２赤字発表会」を開催した。4月27日と28日に幕張で開催された一大イベント「ニコニコ超会議２」でどの程度の赤字が出たのかを発表。昨年は4億7千81万25円だったが果たして今年はいくらの赤字になるのかといったことに注目が集まった。

■昨年より有料の来場者が4万人近く増加
昨年のニコニコ超会議は、無料ゾーンと有料ゾーンに分かれていたが今年は有料ゾーンのみだった。無料ゾーンへの来場者が28265名、有料ゾーンへの来場者が64119名で合計92384名となった。

今年は有料ゾーンだけで103561名と10万人を突破、有料で比較すると6万4千に対して10万3千と、およそ3万9千名と4万人近くの大増員となった。会場となったメッセに来れずにネットで視聴した人数は、昨年の3470766名に対し5094944名と500万名を突破、昨年と比較してもリアルでもネットでも大注目のイベントであったことが如実に出ている結果となったようだ。

来場者数の比較

ネット来場者の比較

■やっぱりそれでも赤字だった、金額は8千万円
昨年の人数を大きく塗り替える好結果だったため赤字額がどうなったのか？　むしろ黒字だったのでは？　といった様々な思いが交錯する中、発表された金額は

ニコニコ超会議2の収支：△88,542,000円（8千8百54万2千円）

1億円を切る8千万円という額に「むしろよくやった」といった感想を持つ人も多かったようだ。

赤字金額は8千万円

■来年は三度楽しい超会議3
ちなみに来年も「ニコニコ超会議3」が開催されることが決定しており、三度目となる来年は「三回楽しめる」ということがキーワードになるという話がされた。それが何を意味するのかは、これから明らかになっていくだろう。

また黒字にするといろいろややこしいことになるそうで、ギリギリ赤字かトントンにしたいという話だった。収支がトントンだと長く続けることができるイベントになるそうで、10周年、20周年を祝うイベントに成長できるかが楽しみだ。