ペンギンアップデートによって自サイトがWebスパムを指摘されるページへと変化したケースも要注意だ。そのまま放置しておくと低品質なリンクを大量獲得したことによって検索順位が下がるのに加え、場合によってはページランキングも大きく低下してしまう。

そして理由は定かではないが、つい先日、blog.livedoor.jpのドメインを持つlivedoorブログのページランキングが0になって大騒ぎになったことは記憶に新しい。

また、このペンギンアップデートは、有料リンクやキーワードを大量に詰め込んであるアンカーテキストなどのWebスパムを新たなアルゴリズムで自動的に検出し、シグナルを無効にする（当該リンクやテキストの評価をゼロにする）。以前は検索エンジンにスルーされていた部分もWebスパムとして認定されるようになると、そうならないための対応が必要になる。


■最近のSEO対策は複数ページ対応が当たり前
このように日々、ペンギンアップデートによって検索順位を大きく下げてしまった場合、また新アルゴリズムでWebスパム認定を受けてしまい、サイトの修正を余儀なくされている人もいるだろう。

このSEO対策ほど面倒なことはないが、何をどう変更したらいいのか？　といった疑問に答えてくれるのがデジタルマーケティング・ラボ（DML）のSEO対策というコンテンツだ。

刻々と変化するインターネットの状況を把握し、それを自サイトに取り込んで検索エンジンの検索結果の順位を上げるSEO対策だが、トップページやキャンペーン用の周知させたいページだけにSEO対策を行ってもあまり効果がないことが多い。

たとえば最近のSEO対策は、サイトの1ページだけでSEO対策を行うのではなく、マルチページで対策を行うのが主流になってきている。トップサイトへのSEO対策に加えてカテゴリーや商品名といった形で絞り込めるようにキーワードが設定され、階層的に商品を絞り込めるようになっている。

例として「スマホ＞アクセサリー＞大容量バッテリー」といったキーワードが入力された検索結果では、自社内のモバイルバッテリーのページにダイレクトに飛ぶなり、リンクを貼るなりして表示してくれる。しかもキーワードの設定次第でかなり細かい部分まで絞り込めるようになってきた。

ペンギンアップデート2.0によって新しい検索アルゴリズムが導入され、それから以降３か月、半年、１年といった形で新たなSEO項目が登場してくるだろう。そうしたときにDMLのSEO対策コンテンツを隅から隅までチェックすることで柔軟に対応していけるようになるはずだ。



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