Excelでは、「印刷範囲」を設定することで、一部分だけを印刷するよう限定することができる。しかし、いったん設定したものの、場合によってはシート内の内容をすべて印刷したいこともあるだろう。そんな時は一時的に設定を無視してしまおう。

■知っ得No.490 一時的に印刷範囲設定を無効にする
印刷範囲を設定しているファイルを開くと、範囲が点線で表示されている。設定済みの印刷範囲を無効にするために、まずは[ファイル]タブをクリックする(画面1)。
画面1 [ファイル]タブをクリックする。

[印刷]を選択すると、プレビューが表示され、印刷範囲に設定した部分だけが表示される。[作業中のシートを印刷]をクリックし、[印刷範囲を無視]を選択する(画面2)。
画面2 [印刷範囲を無視]を選択する。

プレビューを見ると、印刷範囲以外の部分も印刷されることが分かる(画面3)。[印刷]をクリックすれば、印刷が実行される。
画面3 プレビューで印刷範囲以外の部分も印刷されることが分かる。

再度、[印刷範囲を無視]を選択すれば、印刷範囲の設定が有効となる。印刷範囲は解除することもできるが、いつもは設定した範囲だけを印刷すればいいが、たまたま今回だけは全体を印刷したいといった場合は、上記のやり方の方が、再設定する手間が省けるので便利だろう。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス
制作編集:エヌプラス
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