ZOTACのベアボーンは、手ごろな値段に押さえつつも、十分なパフォーマンスを持つスペックになっているのが特徴だ。それにはポイントがあって性能的には不満はないが最新ではない、ちょっと前に登場したスペックに押さえることで、買いやすい価格にすることに成功している。

たとえば最新のZOTAC製ベアボーン「ZBOX ID18」は、最新のHaswellではなくIvy Bridgeコアの低消費電力CPUであるIntel Celeron 1007U(1.5GHz)を搭載する。内蔵GPUは「Intel HD Graphics」と世代的には劣るものの、CPU自体は低消費電力、Webブラウジングや動画再生などでは十分な環境のPCを組むことができる。


インターフェイス類は豊富だ。


ディスプレイ端子にはHDMIとDVIを備え、2画面出力もサポート。USB 3.0×2およびUSB 2.0×4のほか、eSATAポートやオプティカルS/PDIFポートも装備しうており、リビングPCからオフィス利用、デジタルサイネージなどの産業用途まで幅広く対応できる。何よりメモリーとストレージさえ装着してOSをインストールするだけですぐに使えるPCになるのに2万円という価格は安いと言えるだろう。

■製品情報
メーカー:ZOTAC
製品名:ZOTAC ZBOX ID18
型番:ZBOX-ID18-J
発売時期:8月上旬
予想市場価格:2万円前後


■主なスペック
製品名ZOTAC ZBOX ID18
チップセットIntel NM70 Express
CPUIntel Celeron 1007U(1.5GHz、Dual-Core)
GPUIntel HD Graphics
対応メモリーDDR3-1600/1333 SO-DIMM×2(最大 16GB)
対応ストレージ2.5 インチ SATA 6.0Gb/s HDD/SSD
無線機能なし
リアパネルHDMI×1、DVI-I×1、ギガビットイーサネット×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、eSATA×1、 オプティカル S/PDIF ポート×1、AC アダプター用ポート
フロントパネル電源ボタン、6 in 1 カードリーダー(SD/SDHC/MMC/MS/MS Pro/xD)、 USB 2.0×1、ヘッドホン出力、マイク入力端子
トップパネルUSB 2.0×1
本体寸法188(長さ)×188(幅)×44(高さ)mm
付属品縦置きスタンド、DVI to VGA 変換アダプタ、AC アダプター、電源ケーブル



ZBOX ID18
アスク

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