スリープから戻るときのパスワード入力は、オン/オフを設定しておける。いちいち入力するのは面倒だが、席を離れている間に、誰かがパソコンに触れて、個人的な情報を見られてしまうのは困る。使用する環境に応じてオン/オフを設定する方法を見てみよう。

■知っ得No.496スリープ解除するときのパスワードをオン/オフする
職場では、来客や休憩などで席を離れることがある。そのたびに、パソコンの電源を落としてしまうわけにもいかない。そうしたとき、スリープからの復帰にパスワードが設定されていれば、誰かが勝手にパソコンを操作することを防ぐことができる。また、いつも持ち歩いて使うタブレットやノートパソコンにも、パスワードロックが設定されていると安心だ。

一方、自宅でパソコンを使っているときに、食事をしたり、見たいテレビ番組がはじまって操作する手が止まるたびに、パスワードを求められると面倒に思う。自分以外が触れる可能性のないパソコンなら、スリープになるたびのパスワードロックは必要ないかもしれない。

Windows 8の「PC設定」では、スリープ解除の際にパスワードを使用するかどうかをオン/オフで設定できる(画面1~4)。
画面1 チャームの[設定]で[PC設定の変更]をタップする。

画面2 左のメニューから[ユーザー]を選択し、[パスワードを持っているユーザーが~]項目の[変更]をタップする。

画面3 パスワード入力がオンの状態からオフの状態に切り替えるときには、確認メッセージが表示される。オフにしても問題ないなら、[OK]をタップする。

画面4 設定が切り替わる。なお、再度[変更]をタップすると、パスワード入力がオンの状態に戻る。

パソコンを使うとき、安全さと便利さは裏腹の関係になりがち。常に同じ設定をキープするよりも、使用する場所に応じて設定を切り替えるという方法もある。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス
制作編集:エヌプラス
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