ITライフハック

連日猛暑が続いているがPCにとって熱は大敵だ。最近は低消費電力化のおかげでCPUの発熱量の低いモデルが増えてきたが、性能を追求していくと、やはりある程度の発熱量を持つCPUやGPUを搭載する必要がある。特にストレスなくぬるぬると動作させる必要のあるゲーミングPCなどは、ハイエンドCPUに加えてマルチGPU構成にするなどで、PC内部にかなりの熱源を抱えることになる。

PC内部に熱がこもらないようにするためには、効率よく内部の熱を排出する必要がある。そうした排熱に優れる自作用のPCケースを数多く出しているのがThermaltakeだ。そのThermaltakeから、この猛暑を余裕で乗り切れるPCケースが登場したので紹介しよう。

■大口径20センチファンを搭載するハイエンド向けフルタワー型PCケース
「Chaser A71」は、ケース内部全体を見渡せるサイドウインドウと、200mmケースファンを搭載するフルタワー型のハイエンドPCケース。ケース上面には各種インターフェイスとに加え、HDD/SSDホットスワップに対応するスタンドを装備している。本製品はドイツのデザイン関連の賞「red dot design award 2013」を受賞している。本体デザインや機能性について高い評価を得ている証と言えるだろう。

ハイエンド仕様フルタワー型の「Chaser A71」

ホットスワップ可能なHDD/SSDスタンドを搭載

■小物スペースも搭載するミドルタワー型
「Chaser A41」と「Chaser A41 Snow Edition」は、ミドルタワー型のケースだ（色違いで使用は同じ）。同シリーズは、メッシュデザインのフロントパネルと大きなサイドウインドウが特徴的で、いかにも内部に空気が入りやすく内部からの熱を排出しやすいかが見てわかるようになっている。ケースのフロント部およびケース上部にブルーLEDを内蔵するファンを搭載しており、冷却性は十分だ。また、大型スタンドの採用や小物スペース、ヘッドセットホルダーの標準装備など、使いやすさも追求している。