古より日本では、旧暦10月(今年度は新暦の11月)を「神無月(かんなづき)」というのは知っていると思う。これは全国の八百万(やおよろず)の神々が国の始まりである出雲に集まるので、その土地の神様がいなくなるため神がいない月という意味で神無月と呼ぶからだ。これに対し出雲では旧暦10月は、神様が全国から集まってくるため「神有月(かみありづき)」と呼んでいる。

この神有月には、出雲にある各神社は「神迎祭(かみむかえさい)」にはじまり、「神在祭(かみありさい)」、そして神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」と、神々のための祭りを行う。そんな神の国である出雲に今年、注目が集まっているのをご存じだろうか。

その理由は、60年ぶりの出雲大社「平成の大遷宮」が実施されているからだ。

■60年ぶりの出雲大社御修造「平成の大遷宮」とは?
出雲大社は、島根県出雲市にある神社であり、縁結びの神様として知られる「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」をお祭りしている。国をつかさどる神様であり、一般的にはだいこく様と呼ばれる愛称で知られる。

御本殿は国宝に指定されており、これまで3度の遷宮が行われてきた。現在、60年ぶりとなる「平成の大遷宮」が行われている。

遷宮とは、神社の本殿の造営または修理の際に、御神体や御神座を従前とは異なる本殿に移すことだ。本年25年5月には修造が完了した御本殿へ大国主大神様がお還りになる「本殿遷座祭」が終わり、さまざまな奉祝行事・記念行事が執り行われた。

この摂社・末社の改修については、平成28年まで続けられるという。


■機能性とアートが融合した「出雲大社Edyカード」
さて、この60年に一度の出雲大社「平成の大遷宮」を記念して、プリペイド型電子マネーカード「出雲大社Edyカード」が山陰信販株式会社より発売されているのをご存じだろうか。
60年ぶりの御修造「平成の大遷宮」を記念した、「出雲大社Edyカード」


「出雲大社Edyカード」は、大遷宮記念にふさわしく装いを新たにした出雲大社本殿を忠実に現したデザインであり、高級感溢れる仕上がりとなっている。
カードの社殿をキズやホコリから守るためカード表面は保護シール加工となっており、さらに特製カードケースがセットとなっている。
特製カードケース


実はこのカードケースが更に、レアアイテムといえる。というのも、国宝で本殿天井にある八雲之図が描かれており、商品に描かれたのは初めてだという。
ケースには、本殿天井の八雲之図が描かれている


また、「出雲大社Edyカード」は、利用ごとに楽天スーパーポイントが貯まり、優待店にて提示で、様々なお得なサービスを受けられる。また、カードの販売収益の一部は、出雲地方の文化遺産や自然等の保存・再生に役立てられる。
いわば、常に携行できる機能性と信心、そしてアートが融合した商品といえる。
楽天Edyカードとして利用できる


遷宮イヤー中にご利益のありそうなこの「出雲大社Edyカード」を入手し、日頃から携帯し続けることで良い「縁」にめぐりあえるチャンスを得たいものだ。神有月に出雲大社に参拝後に入手するもあり、そこまで足を運べない方はネット購入ででも入手したい逸品といえそうだ。

「出雲大社Edyカード」