先日紹介したようにKindle Paperwhiteの新モデルが発表された。新モデルの発表直後はアマゾンのサイト上で旧モデルがまだ注文できたが、現在は注文できなくなっているようだ。

新モデルの発売日は10月22日なので、今すぐKinlde Paperwhiteを欲しいと思っても、1か月以上入手できなことになる。Kindleの電子書籍サービス自体は、この端末を使わないでもAndroidやiOSでもアプリを使えば利用できる。ただしスマホやタブレットのテカテカした画面でみることになる。

小説などをテキストものを中心に利用するなら、より目に優しいKindle Paperwhiteのほうがおすすめだ。いままでKinlde Paperwhiteを持っていなかったため新しく購入しようと感がテイル人は、10月22日まで待って新モデルを買うことをオススメする。ただ、現行のKinlde Paperwhite所有者にとって新モデルを購入すべきかどうかと聞かれたら、微妙なところと筆者は答えるだろう。



■現行モデルを購入する方法
Kindle PaperwhiteはWi-Fi版と、Wi-Fi+3G版がある。3G版は回線契約が不要で、外出先から携帯電話の3G回線を利用して書籍などを購入できる。3G機能が搭載されているため価格は若干高くなるが、9月10日の記事執筆時点でアマゾンのサイト上で注文できるので、どうしても今すぐ確実に欲しい場合はこちらを注文すればいいだろう。

3G版ではないKindle Paperwhiteを入手したいのであれば、量販店に残っているかもしれない在庫を狙うしかない。ケーズデンキ、ビックカメラ、エディオンなどの店舗でも販売していたので、これらの店舗を回って在庫が残っていれば購入することができるだろう。

Kindle Paperwhiteの新モデルは、E Ink Cartaという最新の電子インク技術が使われている。E Ink Cartaはアマゾンのサイトでも紹介されているように従来モデルと比較して、コントラスト比が50%向上、ページめくり速度が25%速く、反射率が22%向上するなど基本機能が向上している。

筆者は実機を実際に確かめたわけではないが、製品を操作している動画を見る限り、体感の出ない見た目の数値だけでなく実際のページめくり速度などは、体感できるくらい速くなるなっていることがわかる。新しくKindle Paperwhiteを購入しようとしている人は、あわてて旧モデルを探して買うよりも、新モデルを待ったほうがいい。

すでに現行モデルを利用している場合がいちばん微妙で、いまのパフォーマンスに不満がありより快適に利用したいと感じているなら購入しても損はないだろう。新機能として提供されるPage Flip、単語帳機能なども魅力だが、現行モデルでもアップデートで対応する場合もあるので、アップデートがされるかアナウンスされるまで待って、アップデートしてみて体感的に不満があれば新モデルに乗り換えるといいだろう。いずれにせよ、量販店でさわることができる店頭でのデモ機をいじり倒してみるのは、鉄則だと思ってもらいたい。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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