ここのところ連続してマイクロソフトが開催したWindows 8.1発表会の内容をお伝えしてきているが、今回はWindowsタブレットについて紹介したいと思う。マイクロソフトは自社ブランドのWindowsタブレットの「Surface」シリーズを発売しており、新モデルである「Surface 2」が近いうちに日本で発売になるようだ。

今回のWindows 8.1発表会では、同社とパートナーシップを結んでいるPCメーカーに配慮したのか、自社製品であるSurfaceについての言及は特にされなかった。むしろパートナー各社のWindows 8.1対応製品が大々的に紹介されていた。ということでパートナー各社が発表会場で展示していたピュアタブレットを紹介しよう。


日本エイサー

・Iconia W4
日本では未発表の8型タブレットIconia W4などを展示。

ASUS

・VivoTab Smart ME400C
新製品ではないが、すでに発売されている製品のWindows 8.1対応版。

NEC

・LaVie Tab W
先日発売された新製品で同社製のテレビ機能搭載PCとの連携機能などがある。

シャープ

・Mebius Pad
この秋に発売予定のIGZO採用のピュアタブレット。

パナソニック

・タフパッド 4K UT-MB5
通常のタブレットとしては最大となる20型のピュアタブレット。

ワコム

・Cintiqシリーズ
イラストなどを描く際に便利な、ワコムのタブレット兼PC。

以上のように、それぞれ特徴のある製品がいくつか紹介されていた。これ以外にも、デル、東芝、富士通などもピュアタブレットを紹介していた。ただ、ピュアタブレットの展示台数は、全体からすると、それほど多くはなく、どちらかというと、従来型のノートパソコンなどの展示の方が多かった気がする。

これを見た限りピュアタブレットは、数こそそれほど多くなく、それぞれ特徴的な機能を持っていることがわかる。マイクロソフトのSurfaceシリーズと直接対決するという製品はあまりなさそうだ。今後のWindowsタブレットが、どこまで勢力を伸ばせるかに注目したい。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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