NECパーソナルコンピュータが薄型のAndroidタブレット「LaVie Tab S」を発表した。国内タブレット市場でも大きな市場となっているミドルレンジをターゲットにした製品で、価格もタブレットとしてはミドルレンジに位置する設定で27,930円(直販価格)で11月14日より発売中だ。

NECとしては、すでにエントリーモデルのLaVie Tab E、WindowsタブレットのLaVie Tab Wを発売しているが、この中間に位置する薄型軽量モデルとして「LaVie Tab S」を追加する形となる。

■LaVie Tab Sの立ち位置
先述したようにNECパーソナルコンピュータとしては、低価格のタブレットとして2万円を切るLaVie Tab E、Windows 8.タブレットとしてLaVie Tab Wをリリースしている。この中間に位置する製品が今回発表されたLaVie Tab Sで、7インチの1280×800ドットのIPS液晶を採用したAndroidタブレットだ。

CPUはメディアテックのMT8125 1.2GHz(クアッドコア)、メモリーは1GB、内蔵のフラッシュメモリーは32GB。CPUや液晶解像度などはハイエンドモデルと比較すると低いが、価格を抑えながらも、必要十分な性能を備えたタブレットを求めるユーザーに向けた製品となる。

ちなみに、NECグループとしては、NECカシオモバイルコミュニケーションズがドコモ向けに「MEDIAS TAB UL」を提供していた。MEDIAS TAB ULの厚みは7.9mmで最厚部9.9mm、重量は249gだったが、LaVie Tab Sは厚み7.9mm、重量は約250gとなっている。3GやLTE機能はないものの、MEDIAS TAB ULと比べると薄型化され、基本機能が向上している。



低価格のLaVie Tab Eと比べると、液晶パネルの解像度も高く、発色などが良く、液晶品質が高いことがよくわかる。薄く軽い筐体は手に持った感覚も悪くない。文字中心の電子書籍的な用途でも使えるが、動画はもちろん写真などのカラーの静止画などでも十分実用に耐えられるクオリティだ。

ハードウェア以外の点では、KINGSOFT OFFICEやウイルスバスター、Wi-Fi設定用のらくらく無線スタートEXなどがプリインストールされており、購入直後でも安心して利用できる。なによりも、NEC製品と言うことで、パソコンと同様の各種サポートなどが利用できる。さらに、通常のサポート以外にも、同社のサイトにQ&Aコミュニティを開始するなど、サポートメニューも増やしている。

気になる点としてはmicroSDカードスロットがないため、データを大量に持ち歩きたいような方には向かないことだ。そうした点に注意すれば、入門向けのタブレットとしておススメできる。タブレットを使ってみたいが、サポートなどを含めて“安心して使いたい人”には、良い選択肢の1つになりそうだ。

LaVie Tab S(121ware)

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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