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日本マイクロソフトが音楽配信サービスの「Xbox Music on Windows」を開始することを発表した。現在、開発段階で正式なサービス開始日や提供される曲数などは正式サービス開始にあわせて発表される予定。Windows 8.1のミュージックアプリから利用でき、DRMフリーのMP3ファイル(320kbps)を有償でダウンロードするタイプのサービスとなる。
同サービスは海外ではすでに22か国で展開しており、合計3000万曲が提供されている。海外ではストリーミングのサービスなども行われているが、日本では音楽ファイルを購入しダウンロード聞くサービスから開始される。
日本で提供される曲数などが気になるところだが、レーベル数や楽曲数、サービス開始日などは開発段階のため公表されていない。
1曲あたり150円から250円程度が中心価格帯になる予定で、価格は他のサービスと同等になる模様。ファイルの形式はDRMフリーのMP3ファイルで320kbpsなので、Windowsパソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンなどにもファイルを転送すれば音楽を聴くことができる。
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サービスはWindows標準のミュージックアプリから利用する。タッチ操作にも最適化されており、配信サービスで購入する際もこちらから利用する。「Xbox Music on Windows」の特徴の1つに自分が持っている音楽から様々な情報にアクセスできることがある。
アーティスト自体のバイオグラフィー、関連した曲や、関連アーティストなどが表示される。さらに、Windows 8.1のBingスマート検索と連携したアーティスト名や曲名に関連する情報などが表示される。
スマート検索で関連情報が本体内の情報や、インターネットなどの情報が一覧表示されるが、さらに多くの情報が表示される。今後、ヒーローアンサー機能が追加されれば、検索結果からアイコンをクリックするだけでXbox Musicの楽曲を再生することが出来る。
マイクロソフトはSurfaceなどの独自タブレットも提供するようになり、デバイス&サービスへの変革を行っている最中だ。今回の音楽配信サービスも新しい体験をユーザーに提供するサービスの1つとなる。DRMフリーの高品質データーを販売するのに対し、私的録音録画補償金制度が、記録メディアを含め、記録可能なありとあらゆるメディアを補償金への対象とする動きが出てくるといったこともあり、今後の展開に目が離せない。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
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