インテルが展示する2-in-1製品


CES 2014でPCを見ると、ASUSが4-in-1、東芝が5-in-1のコンセプト製品などを公開したくらいで新たなUltrabookや2-in-1製品など、新しいパソコンの話題はあまりなかった。

インテルが基調講演に登壇したものの、パソコンよりも「IoT」といった世代技術の話題を中心としていた。マイクロソフトが展示会場に出展していないことなどもあり、この手の展示会からパソコンの扱われ方は年々影をひそめつつある。

CESの展示会場では、インテルが各社の2-in-1製品などを展示していたくらいで来場者の注目を集めていたのは、ハードウェアとして完成されたパソコンそのものではなく、中身がパソコンのカード型デバイス「Edison」や、新たな規格や新テクノロジーに関してだ。

そもそもパソコンメーカーの展示自体がほとんどないこともあり、東芝やソニーなどブースの一部で展示しているのを除くと、一部プライベート展示があるものの、展示会場でのパソコンの露出はかなり少なかった。

タブレットは今年も人気だが


現在も急速に普及している最中であるタブレットやスマートフォンは、明らかに来場者の注目度は高い。しかし、実は製品展示は各社とも行っているものの2月にスペインで行われるMWCを主戦場にしているのか、目立った新製品がなかった。

周辺機器に関しては、スマートフォンやタブレットに関してはいくつかあったが、パソコン関連では大きな話題になるほどではなかったと言えるだろう。

世界的なパソコン関連イベントでは、6月に台湾で行われるCOMPUTEXがある。新製品などに関しての情報を集めるなら、こちらのイベントの方が注目ではあるが、こちらでもパソコン自体の話題は減りつつあるようだ。

このようにハードウェアとしてのデスクトップパソコンだが、昔はノートパソコンが、エレクトロニクス関連ショーでの話題の中心的な存在だったが、今では見る影もないと言っていい。

しかし、インテルの「Edison」も見た目はSDカードでも中身は立派なパソコンだし、タブレットもAtom搭載機であればハードウェアそのものはパソコンとほとんど同じだ。スマートフォンなどがインターネットの先に接続しているサーバーも、大きく見るとパソコンである。

次に来るのはウェアラブル端末か?


もちろんパソコン自体は、今後も性能が向上していくだろうが、機能向上のペースが落ち着いたことも注目度が下がっている一因かもしれない。2-in-1製品などはまだまだ機能向上の余地が十分ある。これからも様々な製品が登場し注目されていたりもする。

タブレットやスマートフォンなどの現在注目されている製品も、ある時点で現行のパソコンのように、他のデバイスへと注目度が移っていくだろう。それが、ウェアラブル端末やそれ以外の機器なのか、それがいつになのかは、今のところまだわからない。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

デジ通の記事をもっと見る
驚くべき進化を遂げていたベライゾンワイヤレスのLTE対応Wi-Fiルーター
4Kその先へ、湾曲TVや平面画面との切り替え式までCESで見かけた次世代テレビ
ペイ・パー・ビューが当たり前の海外でテレビ番組録画のニーズは高まるか?