昨日、うっかりミスで正式発表前にフライングで新製品情報を自社サイトに掲載してしまったアップルが10月16日(日本時間10月17日深夜)にイベントを行い。同社のタブレット製品であるiPadシリーズの新モデルとなる「iPad Air 2」と「iPad mini 3」を正式に発表した。両製品共、発売は10月18日より。



■さらに薄くなり、さらにパフォーマンスアップした「iPad Air 2」
「iPad Air 2」はサイズが、240(高さ)mm×169.5(幅)mm×6.1(厚さ)mmと、iPad Airと比べて高さと幅は同じだが、厚味が7.5mmから6.1mmと1.4mmも薄くなっている。重さはWi-Fiモデルで469gから437gへ、LTE対応モデルが478gから444gへと重量が軽くなっている。

そして搭載するCPUがA8XチップとM8モーションコプロセッサでA7およびM7コプロから新世代へと変わった。アップルの発表によると各種演算処理で40%高速化、グラフィックス処理では250%高速化しているという。にもかかわらずバッテリー持続時間は従来と同じ10時間のままだ。

また、ディスプレイは9.7インチで2048×1536ドット(264ppi)と従来通りだが、従来の耐指紋性撥油コーティングに加えフルラミネーションディスプレイで反射防止コーティングとなっており、表示のクオリティをさらに高めている。映り込みの少ない綺麗な映像を楽しめるようになった。

おそらくApple Payに対応させるためだと思われるが指紋認証センサーのTouchIDを搭載している。加えて気圧センサーまで搭載しており、それを使った何らかの機能が今後登場してくることが予想できる。

カメラはインカメラのFaceTimeは1.2Mで画素に変化はないがアウトカメラのiSightカメラが8Mへと進化、さらに1秒間で10枚の撮影を行うバーストモードを新搭載している。ビデオ撮影機能もスローモーション撮影が可能になるなど、細かい部分で機能が強化されている。

ストレージは16GB/64GB/128GBでWi-FiのみのモデルとWi-Fi+Cellularモデルが用意される。価格はWi-Fiのみのモデルは16GBが5,3800円、64GBが6,4800円、128GBが7,5800円でWi-Fi+Cellularモデルが16GBが6,7800円、64GBが7,8800円、128GBが8,9800円となっている。

TouchID搭載以外、従来モデルを踏襲するiPad mini 3 TouchID搭載以外、従来モデルを踏襲するiPad mini 3

■Touch ID搭載で128GBモデルが追加されたiPad mini 3
もういっぽうの新製品であるiPad mini 3だが、バージョンアップの最大のポイントはTouch IDの搭載がメインとなっている。サイズが、200(高さ)mm×134.7(幅)mm×7.5(厚さ)mmで重さ331g(Wi-Fiモデル)、341g(Wi-Fi+Cellularモデル)も変わっていない。

ディスプレイのサイズも7.9インチ2048×1536ドット(326ppi)と従来通り、CPUもA7チップとM7コプロの組み合わせのままだ。FaceTimeカメラは1.2M、iSightカメラも8Mと従来通りとなっている。ただ、ストレージ容量としてiPad mini 3のみが128GBモデルが選択できる。

ストレージは16GB/64GB/128GBでWi-FiのみのモデルとWi-Fi+Cellularモデルが用意される。価格はWi-Fiのみのモデルは16GBが4,2800円、64GBが5,3800円、128GBが6,4800円でWi-Fi+Cellularモデルが16GBが5,6800円、64GBが6,7800円、128GBが7,8800円だ。

アップル

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