auの冬モデルでは、本日(2014年12月12日)よりサービスを開始するLTE上に音声(Voice)を乗せるVoice over LTE(通称ヴォルテ)に対応する端末が注目を集めている。そのau VoLTEに対応するauオリジナルのスマートフォンである「isai VL」が本日より発売される。

商品のプロモーション担当として椎名林檎さんを起用。発売と同時にau VoLTEの特徴であるクリアな通話品質を椎名林檎さんの声で実際に体験できるアプリをインストールした「isai VL」を全国のショップ店頭に展示するキャンペーンが開始された。新端末の「isai VL」やキャンペーンについてお届けしよう。

■好評のハイスペック端末「isai」シリーズのさらに上を行く「isai VL」
「isai」シリーズは、LGエレクトロニクスとKDDIの共同開発により生まれた、スマートフォンだ。2014年夏モデルの「isai FL」からフルHDの約1.8倍の解像度2560×1440ドットで538ppiを実現する「WQHDディスプレイ」、本体を振るだけで楽しめる新しいユーザインターフェース「isaiモーション」を搭載し、好評を得てきた。

本日より発売となる「isai VL」は、新サービスであるau VoLTEに対応することで、高音質で安定した通話(※1)を利用できるほか、操作中の画面のまま着信を受けて通話したり、最大30人で同時通話したりと(※2)、新たなサービスを利用できる。

※1:auの4G LTEエリア内で、au VoLTE対応機種同士に限る
※2:「ボイスパーティー」(月額300円/税抜)もしくは「電話きほんパック(V)」(月額400円/税抜)の加入が必要。別途、発信者には通話先に応じた通話料(人数分)が課金される

au VoLTE対応auオリジナルスマートフォン「isai VL」 au VoLTE対応auオリジナルスマートフォン「isai VL」

■椎名林檎さんの声でau VoLTEの通話音質を体験できる新キャンペーン
プロモーション担当である椎名林檎さんと「isai VL」とのコラボは、どのような経緯で実現したのか、店頭でのデモはどういうものかが、気になる人もいるだろう。

現在でも多方面で活躍し、“異才”な存在感を放つ椎名林檎さん。今回、au VOLTEという新機能をユーザーに新しい体験として提供するわけで、“スマートフォンの異才”である「isai」のブランドイメージとピッタリ合うとのことで起用されたのだという。

ショップで体験デモ用に用意される端末では、椎名林檎さんの声とユーザー自身の声、2通りの方法で、au VoLTEの通話音質を体験することができる。あらかじめ収録された椎名林檎さんの声または、店頭で録音したユーザーの声をそれぞれ、「3G通話相当の音質」、「au VoLTE相当の音質」で聴き比べ、その差を体験できるようになっている。

聴き比べ体験の方法は非常に簡単だ。ショップ店頭に展示されている「isai VL」のお試しアプリ一覧から、「椎名林檎:au VoLTE体験」を選び「椎名林檎の声で体験」を選択する。

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「着信中」の画面が表示されるので「受信」を選択したら、通話をするように、端末を耳にあてるだけだ。すると椎名林檎さんの声でau VoLTE音質を体感できる。また3GやVoLTEそれぞれに相当する音質が順番に再生され聴き比べができるというわけ。

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au VOLTEは、これから対応モデルが増えてくる新サービスであるだけに、搭載されていない端末が多い。真っ先に搭載された「isai VL」を入手し、そのクリアな音質を体験してみてほしい。また、どれだけ異なるのか、店頭のデモ機で確認してから、乗り換えを検討することをおススメしたい。

なお開発元であるLGエレクトロニクスは、au VoLTEのクリアな音質に相当自信があるようでリリースでも『“au VoLTE対応の林檎ボイス”を体感してほしい』としている。

今回あえて椎名“林檎”を起用したのには、iPhone 6はVoLTEに仕様上対応しているにも関わらずau VoLTEに対応しようとしないのを皮肉ったのだろうか・・・。

「isai VL」製品情報