富士通は同社製のAndroid搭載フィーチャーフォン「ARROWS ケータイ F-05G」(以下、F-05G)が6月19日(金曜日)より全国のNTTドコモ取扱店から発売されると発表した。



富士通によると、同製品開発の背景にスマートフォン市場が急速に拡大する中でも、使い慣れた安心感からフィーチャーフォンを愛用するユーザーが数多く存在している実状があるという。

2014年度、フィーチャーフォンの出荷台数が7年ぶりに前年を上回ったことで、その人気は根強いことが実証されたと言える。端末の開発から撤退するメーカーが多い中、同社では今後も一定の市場規模があると見込む。今後も同種の製品開発を続けて行くとしている。フィーチャーフォンタイプの端末の選択肢が限られてきている中で富士通の取った開発続行という選択は、フィーチャーフォンを好むユーザーにとって朗報と言えるだろう。

F-05Gは、Android端末が苦手な人向けの従来通りの使いやすさにこだわったフィーチャーフォンタイプの端末だ。しかも、Android OSを搭載したことで人気アプリケーション「LINE」やスマートフォン向けWebサイトの閲覧など、新しいコミュニケーションを、これまでに使い慣れた携帯電話のキー操作で実現、安心して利用できる。

また、ガラケーユーザーが重視するバッテリーの持ちにもこだわっており、1700mAhの大容量バッテリーの搭載と独自の省電力技術で、従来機種の約1.5倍の持続時間を実現している。さらに、約810万画素高画質カメラ、防水(IPX5/8)・防塵(IP5X)などの基本機能や赤外線通信、ワンセグなどの定番機能を搭載している。

■高機能満載!手抜きなしのガチ作り端末
F-05Gはフィーチャーフォンの形をしたAndroid端末という単純な製品ではなく、新機能を満載しているのもポイントだ。

たとえば雑踏など騒音が気になる場所でも、音域ごとに相手の聞こえにくい声を強調・補正する「スーパーはっきりボイス4」、高性能スピーカーで受話音量をアップした「でか音声機能」、もっとも大きな音を出せる周波数を強調して聞き取りやすくした「でか着信音機能」など通話性能を向上させている。

また、約3.4インチの大画面とUDフォントによりメールや電話帳を見やすく改善している。さらに、「らくらくホン」シリーズで培った人間工学を基に、キーの間隔や形状を最適化した押しやすいボタンや、片手ワンプッシュでオープンできるボタンを搭載し、今まで以上に快適に操作できるようになっている。

「ARROWS ケータイ F-05G」
富士通

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