オンライン学習においては、Web上で誰でも参加可能(無料または有償)で、大規模かつオープンな講義を提供し、講義の修了者に対して修了証を発行する教育サービス「MOOC」(Massive Open Online Coursesの略)が2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開されてきた。

こうしたオンラインの双方向性を活用したアクティブラーニングの流れが加速し、米国におけるMOOC講座には世界中から2000万人以上が受講するほど人気になっている。


■授業を受けるのではなく、教えたい、知識を与えたい人たちは?
ネットを使って、様々な学びを受けることができる方法が整ったのは好ましい。しかし、こうしたサービスを受けるのではなく、「自分の知識を人に提供したい」「学習の手助けをしたい」「持っている知識を、人に与えることでお金に換えたい」と思うユーザーもいる。生徒だけでなく、先生、講師としての実力を持つ人々も、もちろんたくさん存在しているわけだ。

しかし、MOOCやオンライン学習サービスで講師になろうとしても、その方法が提供されていない実情がある。誰でもが講師になれるわけではなく、どこかのサービスに属し、資格審査や選考されてようやく講師になることができるなど、非常にハードルが高い。これまでは、学びを提供したくても提供できる仕組みが用意されていなかったが、昨今その問題が解決するサービスが増えている。

■誰でも自分の講座をネット上に持ち、講師になれるサービス
今回紹介するudemy(ユーデミー、以下、Udemy)は、2010年に5月にスタートしたサービスだ。同サービスは「誰でも自分の講座をネット上に持ち、講師になれる」というオンライン教育サービスで、190か国以上で利用されており、すでに700万人以上の受講者を抱えている。

講座の内容も、IT関連のスキルや語学、ビジネス、資格など大人向けのものから、幼児向けの知育講座や、小中学校生向けの授業動画など多岐にわたっている。ちなみにUdemyの目的は“Web上の学習の民主化”。Udemyという名前は、「academy for you」からきているという。

Udemyの特徴として、以下のポイントが挙げられる。

(1)快適なネットワークと高品質な講義動画を提供
映像講義は良質なものを選定し、Udemyが持つ強固なネットワーク基盤により、世界中どこからでも高品質な映像をストレスなく視聴できる。

(2)コンテンツの内容、価格は講師が自由に決められる
講義内容は自由に選択でき、PowerPointファイル、YouTube、MP3などからアップロードして会員に提供する。価格設定も講師が自由に決めることができる。このため、これからC to Cのビジネスを始めたい人には最適な環境と言える。

(3)一度購入した講座は一生涯利用可能
ユーザーが受講した講座は追加料金が必要なく、いつでも学ぶことができる。つまり、生涯利用可能となっている。

通勤時間などに効率よくビジネススキルを身につけたい人から、その道の世界的なスペシャリストに学びたい人、現在持つスキル・ノウハウを活かして世の中に発信していきたい人だけでなく、自分自身で講座を持ち、収益モデルを作りたい人にも、Udemyはうってつけのプラットフォームと言える。

なお日本版Udemyは、日本における通信教育のプロかつ老舗であるベネッセと業務提携しており、安心・安全かつ高品質な講義の提供ができるよう、講師向け育成サポートプログラム共同開発を予定している。展開される動画内容もベネッセがクオリティについて監修を行っているので、質の高いプログラムを提供することが可能だ。

ベネッセと言えば、過去に「進研ゼミ」といった通信教育によって高校受験、大学受験を乗り切ったという人も多いだろう。まさに通信教育のプロ中のプロである。その協力を得ることができたということは、講師になりたい人はもちろん、授業を受けたい人も、満足度の高いサービスが提供されるであろうことを意味している。

加えて、講義内容も日本人向けのものが作られており、今後、講師陣も各分野の著名人が続々と登場する予定だ。今後は多くの教育機関(大学や小・中・高校など)とのコラボも予定されている。ここから講師を始めて、人気が出てオンライン学習上での名物講師が生まれるかもしれない。

名物講師の誕生によって、さらなるユーザーの増加といったことを積み重ねて行けば教育プラットフォームとしてのUdemyの日本における位置付けが、さらに重要度を増していくことになるかもしれない。

Udemy日本版

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