どうもイソスケです。【イソスケのここだけ読んどけIT本】は、IT関連で注目されている人、物事、テクノロジー、その他、IT関連であれば「現在、多数の注目を集めて」いたり、「これくらい最低限知っておくべきこと」だったりといった事柄に関する書籍を、イソスケが読み、その内容を紹介する企画です。



書籍を読み解くには、それなりの時間が必要になるので、忙しいビジネスパーソンは、注目の書籍だからと言って片っ端から読んでいくわけにはいきません。

そこで、本企画ではイソスケなりの視点で、自分が読んだ書籍についてポイントを押さえた紹介をしようと思っています。

本連載を読んで気になったら購入してみる。または、話題に上った書籍のおおよその内容を把握するといった感じで、皆さんのお役に立てればと思っています。

なお、本連載は、記事執筆前に「書籍を読む」という準備が必要なため、書籍の内容次第では読破に時間がかかることもあるため、毎回決まった日に更新されるとは限らないことをあらかじめお断りしておきます。また、こんな書籍を読んで感想を聞きたいということがあれば、以下のメールアドレスまで、メールを送ってください。

itlifehack【at】mediabank.jpn.com
【at】は@

前回は『Googleはなぜ自動運転車を開発するのか?』を紹介しました。

今回、第13回の書籍では「5年後、メディアは稼げるか――Monetize or Die?」を紹介します。

異例の成長を続ける「東洋経済オンライン」。2014年7月に就任した山田俊浩編集長がわずか半年でページビュー(PV)を倍増させ、月間1億PVの大台も間近だといいます。

そのベースを作ったのが、2014夏、新興メディア「ニューズピックス」に電撃移籍した佐々木紀彦編集長。同氏の著書、「5年後、メディアは稼げるか――Monetize or Die?」では、これから、メディアの形はどう変わっていくのか「メディア新世界」の姿が予測されています。

■記者の価値は下がり、編集者の価値は上がる
佐々木氏によると、ウェブ化により情報量は爆発し、これまで記者が独占していた記事作成の領域にブロガーなどがなだれ込んでくるため、よほど腕のいい記者でもないかぎり、生き残れなくなるといいます。

しかし、編集者の場合は記者とは話が違い、需要に対して供給が不足しているため、二流以上であれば十分食べていけると言い、フリップボード、グノシー、スマートニュースといった、ニュースを自動的に選んでくれるキュレーションサービスで、読者が満足する日は永遠に来ないといいます。

そして、ハフィントン・ポストの、共同創業者のロイ・シーコフは「ハフィントン・ポストでも、トップ記事を決めるのはあくまで人間。情報があふれる中で、編集者の必要性はこれからむしろ増す」と語っており、佐々木氏は、若手のメディア人には、編集に興味があるなら、記者より編集者のキャリアを選ぶことをおすすめするとしています。

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執筆:イソスケ