歌舞伎座(東京・銀座)の真裏に佇むギャラリー「Art Gallery M84」が2015年2月16日(月)より写真展「エリオット・アーウィット」を開催する。
同ギャラリーは「アートを展示する場、鑑賞する場、購入する場」としてだけではなく、その先にある「アートを楽しみ、アートを通じて自己表現をしたい人々が気軽に集える場所」である。
ギャラリーオーナーいわく「アートをもっと身近に感じてもらうため、アートを観る楽しみ、作る楽しみ、作家と作家、作家とファン、ファン同士がつながって、アートの可能性を 広げていけるような拠点を目指している」そうである。
■ウィットとユーモアに富んだ人間味あふれる作品
今回の作品展は、Art Gallery M84の26回目の展示として実施する個展だ。
彼の作品は、ウィットとユーモアに富んだ人間味あふれるもので、ジャーナリステイックなエッセイから広告写真まで、多種多様だが、その写真にはアーウィット自身が見たそのままが写し出されている。一見すると何でもない光景を撮影しているようでいて、アーウィットの写真には普遍的な真理が隠されている。
今回は、アーウィットの代名詞とも言える「犬」の作品を中心に、サイン入りのオリジナルプリントを約30点展示する。
オーナーいわく、「何も情報を持たず、他人の意見や批評を頭にインプットせず、まずは見て感じて楽しんで頂ければと思います。」とのこと。
■作家からの一言
私にとって写真とは観察の芸術だ。ありふれた場所で何かおもしろいものを発見することだ。自分が「何を」見ているかというのはあまり関係ない。それを「どのように」見ているか、がすべてである。
■エリオット・アーウィット(Elliott Erwitt)氏の略歴
1928年 ロシア人の両親のもとにパリで生まれる。
1939年 11歳のときに家族でアメリカに移住。
1944年 ハリウッドで過ごし、写真現像所で働く。
映画スターのブロマイドを制作する暗室でのアルバイトで写真への興味を深めた。
その後、ロサンゼルス・シティー・カレッジに進学して実際に写真を撮り始めた。
1949年 ニューヨークで写真家として本格的に活動を開始する。
エドワード・スタイケン、ロバート・キャパ、ロイ・ストライカーらと出会う。
彼らはアーウィットの写真を評価し、その後の写真家人生に大きな影響を与えた。
1951年 徴兵され、陸軍通信隊の一員としてドイツ、フランスなどで写真関連の任務を遂行。
1953年 ロバート・キャパに推薦されマグナム・フォトに参加する。
ライフなどの写真雑誌を中心に次々と作品を発表。
1968年 マグナム・フォトの会長となり、その後3期務めた。
1971年 初のドキュメンタリー映画を制作する。この頃より映画と写真の作品を交互に手掛けるようになる。
1987年 写真の仕事に戻り、集大成の写真集と写真展の準備に取りかかる。以降、今日まで数多くの写真集を刊行している。
<個展>
大規模な写真展もニューヨーク近代美術館を始め世界各地の代表的な美術館で開催。
<受賞>
1951年 ライフ誌の写真コンテスト新人賞受賞。
2011年 NYの国際写真センターより功労賞受賞。
<写真集>
「我々は犬である」「ふたりのあいだ」「美術館に行こうよ!」、
近年では、[ELLIOTT ERWITT'S KOLOR]「REGARDING WOMEN」(いずれもteNeues)など。
■写真展概要
名 称 : 写真展「エリオット・アーウィットの世界」
展示作品数 : 約30点
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主 催 : Art Gallery M84
協 力 : マグナム・フォト東京支社
期 間 : 2015年2月16日(月)~2015年3月21日(土)※休館日を除く
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 500円(税込み)
■写真展「エリオット・アーウィットの世界」
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同ギャラリーは「アートを展示する場、鑑賞する場、購入する場」としてだけではなく、その先にある「アートを楽しみ、アートを通じて自己表現をしたい人々が気軽に集える場所」である。
ギャラリーオーナーいわく「アートをもっと身近に感じてもらうため、アートを観る楽しみ、作る楽しみ、作家と作家、作家とファン、ファン同士がつながって、アートの可能性を 広げていけるような拠点を目指している」そうである。
■ウィットとユーモアに富んだ人間味あふれる作品
今回の作品展は、Art Gallery M84の26回目の展示として実施する個展だ。
彼の作品は、ウィットとユーモアに富んだ人間味あふれるもので、ジャーナリステイックなエッセイから広告写真まで、多種多様だが、その写真にはアーウィット自身が見たそのままが写し出されている。一見すると何でもない光景を撮影しているようでいて、アーウィットの写真には普遍的な真理が隠されている。
今回は、アーウィットの代名詞とも言える「犬」の作品を中心に、サイン入りのオリジナルプリントを約30点展示する。
オーナーいわく、「何も情報を持たず、他人の意見や批評を頭にインプットせず、まずは見て感じて楽しんで頂ければと思います。」とのこと。
■作家からの一言
私にとって写真とは観察の芸術だ。ありふれた場所で何かおもしろいものを発見することだ。自分が「何を」見ているかというのはあまり関係ない。それを「どのように」見ているか、がすべてである。
写真家 エリオット・アーウィット
■エリオット・アーウィット(Elliott Erwitt)氏の略歴
1928年 ロシア人の両親のもとにパリで生まれる。
1939年 11歳のときに家族でアメリカに移住。
1944年 ハリウッドで過ごし、写真現像所で働く。
映画スターのブロマイドを制作する暗室でのアルバイトで写真への興味を深めた。
その後、ロサンゼルス・シティー・カレッジに進学して実際に写真を撮り始めた。
1949年 ニューヨークで写真家として本格的に活動を開始する。
エドワード・スタイケン、ロバート・キャパ、ロイ・ストライカーらと出会う。
彼らはアーウィットの写真を評価し、その後の写真家人生に大きな影響を与えた。
1951年 徴兵され、陸軍通信隊の一員としてドイツ、フランスなどで写真関連の任務を遂行。
1953年 ロバート・キャパに推薦されマグナム・フォトに参加する。
ライフなどの写真雑誌を中心に次々と作品を発表。
1968年 マグナム・フォトの会長となり、その後3期務めた。
1971年 初のドキュメンタリー映画を制作する。この頃より映画と写真の作品を交互に手掛けるようになる。
1987年 写真の仕事に戻り、集大成の写真集と写真展の準備に取りかかる。以降、今日まで数多くの写真集を刊行している。
<個展>
大規模な写真展もニューヨーク近代美術館を始め世界各地の代表的な美術館で開催。
<受賞>
1951年 ライフ誌の写真コンテスト新人賞受賞。
2011年 NYの国際写真センターより功労賞受賞。
<写真集>
「我々は犬である」「ふたりのあいだ」「美術館に行こうよ!」、
近年では、[ELLIOTT ERWITT'S KOLOR]「REGARDING WOMEN」(いずれもteNeues)など。
■写真展概要
名 称 : 写真展「エリオット・アーウィットの世界」
展示作品数 : 約30点
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主 催 : Art Gallery M84
協 力 : マグナム・フォト東京支社
期 間 : 2015年2月16日(月)~2015年3月21日(土)※休館日を除く
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 500円(税込み)
■写真展「エリオット・アーウィットの世界」
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