奈良県吉野町と、1日に1万3000本の箸を製造する竹内製箸所、奈良県立吉野高等学校による産学官共働である「文様割箸」プロジェクトが2015年4月18日(土)に発足した。これは国内の年間消費量が250億膳ある「割箸」の9割以上が外国産で、国産が数%しかないという現状をうけ、割箸の元祖である「国産割箸」に目を向けてもらいたいという思いから発足したもの。国内で7割以上の生産量を誇る奈良県吉野地域(奈良県南部)が主体となり、吉野町の竹内製箸所、奈良県立吉野高等学校と共働で立ち上げ、割箸の魅力を日本国内はもちろんのこと、世界へ向けて発信することを目的としている。



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2015年4月18日(土)に開催された無料配布イベントでは、奈良県吉野町・竹内製箸所で製作された「小判型」の割箸に、奈良県立吉野高等学校の学生がレーザー加工を施した「文様割箸」6種類(市松文様、亀甲文様、矢羽根文様、七宝文様、麻葉文様、立涌文様)を計300膳無料配布した。

イベント当日は、実際に「文様割箸」を作成した奈良県立吉野高等学校の辻本君、福井さんが6種類それぞれの文様の意味を説明しながら、参加者に1種類選んでもらい、無料で配布。年齢性別問わず、幅広い人に興味を持ってもらい、午前の部は配布開始から約1時間、午後の部はなんと30分で完配。実際にイベントへ参加した外国人観光客の方からも「coolだね、友人への日本土産に持って帰りたい」という声もあがり、大盛況のうちに終了したそうだ。

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■奈良県立吉野高等学校 辻本洸太君、福井李紗さんのコメント
「配布をするまでは、正直受け取ってもらえるか不安だったが、配布を始めてからは反応が良かったので、うれしかった。自分たちが関わった吉野の割箸に皆が興味を持ってくれ、自信でも改めて割箸の魅力に気付いたので、是非第2回目を企画し、吉野の魅力を日本中や世界に発信して、盛り上げていきたい」(辻本君)。

「皆の反応が良くて、あっという間に終わった。いろんな人と話しができて、楽しかった。もっと配布したかった。これからもっと頑張りたい」(福井さん)。

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文様割箸とは、小判型と呼ばれる表面が真っ平らな割箸の表面と裏面の全面に、レーザーカッターで日本の文様の彫刻を施した割箸。割箸に文様を加える事で、「思わず写真を撮りたくなる」「思わずお手拭きで拭いてもって帰りたくなる」「いままでわざわざ使われなかった場で使いたくなる」といった「割箸の新たな使用シーン」を生むとともに、割箸の元である、二本離れたお箸は人と神様を結ぶ“橋渡し”の道具ともされており、この割箸を保管して、お守りとしても使用できるとのこと。

●市松文様(必勝祈願)…勝負の日に使用
●亀甲文様(健康長寿)…敬老の日、還暦の日に使用
●矢羽根文様(良縁祈願)…結婚式の日に使用
●七宝文様(商売繁盛)…開店のお祝いの日に使用
●麻葉文様(子孫繁栄)…初箸の日、七五三などの子供の節句の日に使用
●立涌文様(家運隆盛)…お正月など、人が集う日に使用

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竹内製箸所
奈良県立吉野高等学校
奈良県吉野町

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