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フランスのモバイル端末ベンチャー企業Wikoは、日本法人となるウイコウ・ジャパンを設立し、日本市場へ参入。第1弾機種として、Wikoのスマートフォン「Tommy」を2017年2月25日(土)より発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は1万4,800円(税抜)。

Wikoは2011年にフランスのマルセイユで設立された、スマートフォンを中心に取り扱うモバイル端末ベンチャー企業。現在、ヨーロッパ、アジア、アフリカの世界33カ国で事業を展開し、日本は34カ国目になるとのこと。

フランスでシェア第2位、ヨーロッパ各国でシェアトップ5にランクインするスマートフォンブランドに成長している。アジアではこれまでインドネシア、タイ、マレーシア、ベトナムで事業を展開中。

日本市場は、2020年の東京オリンピックに向けてネットワーク環境の整備が進み、SIMフリー端末のマーケットが拡大することが期待され。さらに、技術力の高い日本の通信インフラでの事業展開を通じて獲得したノウハウは、グローバル展開にも活用することができると同社。こうした理由から日本はマーケットバリューが高いと捉え、参入を決定した。

なお「Tommy」だが、1万円台の端末ながら、VoLTEに対応。高音質でクリアな通話が可能だ。オンセル技術搭載IPS液晶によるクリアで明るい5インチHDディスプレイを搭載しており、高画質な動画やゲームも快適に楽しめる。本体はSIMフリーかつ、国内の主要バンドに対応。カラーは全6色あり、第1弾ではブリーン、フラッシュレッド、トゥルーブラックの3色を展開する。他3色は今後順次展開予定となっている。

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