LINEは、「サイバー防災の日」として登録した2017年6月9日を前に、「セキュリティリテラシー実態把握調査」を実施した。
今回は、2017年5月にLINEは毎年6月9日を「サイバー防災の日」として記念日登録したことを受け、「サイバー防災の日」施策の一環として、15歳~69歳の男女を対象に「セキュリティリテラシー実態把握調査」を実施したところ、インターネットトラブルに対するセキュリティ意識について、いくつかの傾向が明らかになったとのこと。
■自分や自分の周りに「アカウント乗っ取り被害経験者」がいると全体の約4割が回答
SNSやインターネットのアカウントの乗っ取り被害経験について聞いたところ、「自分や家族、恋人や友だち、知人等自分の周りの人で、アカウントを乗っ取られたことがある人がいる」と回答した人は全体の38%と約4割にも及んだ。
■「アカウント乗っ取り」という言葉は全体の約7割が認知
セキュリティに関する言葉の認知度を確認したところ、「LINE」ユーザーにとっては「アカウント乗っ取り」という言葉の認知度は71%で、「ウイルス/マルウェア」(56%)や、「スパム」(47%)よりも知られていることが分かった。
■「普段、セキュリティを意識していない」は、20~30代主婦にその割合が高い
インターネットや端末のセキュリティに関する普段からの意識を確認したところ、「あまり意識していない」「まったく意識していない」と回答した割合は全体の約3割であったのに対し、20~30代主婦は約5割となった。
■「パスワードを使いまわさない」対策について意識しているのは、全体の僅か2割
普段から心がけていることとして「異なるサービスで同じパスワードを使いまわさないと回答した方は全体の19%、20~30代主婦は14%だった。この結果から、パスワードの使いまわし率が高いことがうかがえる。
■LINE」のセキュリティ機能や対策をひとつも知らない人が全体の約7割も
「LINE」のセキュリティに関する機能や方法で知っているものを聞いたところ、68%のもの人が「ひとつも知らない」と回答していた。
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2016-11-22