D2Cは、デジタルマーケティングの広告賞「コードアワード 2017」の最終審査を行い、ファイナリスト30作品の中から、受賞作品 16 作品を決定した。
本アワードは、2016年4月1日から2017年3月31日の期間、各種デジタルを活用し実施・開始されたマーケティングコミュニケーションの事例を対象とし、今年は国内外から過去最高の147作品の応募があった。それらの作品を、クリエーティブ、テクノロジー、マーケティングなどのスペシャリスト計8名の審査員により厳正なる審査を行った結果、グランプリは、お菓子で学べるプログラミング教材「GLICODER」(江崎グリコ)が受賞した。
本作品は、プログラミング教育が徐々に認知されてきている一方、実際には親も子もプログラミングに触れる機会が少ないという背景のもと、江崎グリコの親しみやすい「おかし」を使って敷居を下げ、同時にブランディングとしても機能しているといった点で総合的に高い評価を受けた。
今回の特徴としては、社会的な注目キーワードとして定着してきている、IoT、VR、AI、データ活用、スマホ決済といった技術が、高度なマーケティングコミュニケーションに落とし込まれた作品が多く、またそれらが万遍なく出揃ったことが挙げられる。そして、狭義の広告という概念を超えて、よりプロダクト・サービスに近づいている作品が多かったことも特徴だ。
審査員長を務めた伊藤直樹氏(PARTY クリエイティブディレクター)は、「各部門のベストとグッドはどれもレベルが高く、今年はかなりの粒ぞろいと言っても良いと思います。IoT、AR、人工知能、データサイエンス、スマホ決済など、世の中のデジタル・トピックについて、どの受賞作品も素晴らしい答えを提示していると思います。」とコメントした。
なお、8月2日(水)にD2Cホールにて開催する「コードアワード2017贈賞式」では、受賞作品の贈賞や、一般投票により選ばれた「パブリックベスト賞」の発表を予定している。
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