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マクロミルは、「低糖質」をテーマとした生活者・消費者の、糖質に関する意識を調査した結果を発表した。

【1】 健康維持・増進のために意識することは「睡眠」76%、「食事」75%が圧倒的
糖質について触れる前に、まず生活者の健康意識について尋ねた結果を見てみると、「健康維持・増進のために、あなたは何を意識しますか」と尋ねたところ、最も意識されていることは「睡眠」で76%、 2番目は「食事」で75%だった。トップ2は僅差であり、 3番目以降とは18ポイントほどの差が開いた。なお、 3番目は「運動」で58%、 4番目は「規則正しい生活」で57%だった。

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【2】 糖質量を意識した食生活、 42%が経験あり。経験者の3割が、糖質の「適正量」を意識、 7割が糖質を「減らす」ことを意識
健康の維持や増進のために、75%と多くの人が“食事”を意識していることが分かったが、今回注目する“糖質”についての意識や実態はどのような状態だったのだろうか。

今までに健康維持・増進のために“糖質量”を意識した食生活を送ったことがあるか、全体1,000名に対して過去の経験を尋ねたところ、経験率は4割だった。この経験者における糖質量の意識の仕方を確認すると、「適正な糖質量を意識した食生活を送ったことがある」は30%、「適正量は意識せず、糖質を減らした食生活を送ったことがある」は73%だった。

昨今、ダイエットなどの目的で必要以上に糖質を制限してしまった場合の健康被害の懸念も言われるようになっている。しかし“糖質量”を意識したことのある人の多くが、 “適正量”を意識するのではなく、糖質量を“減らす”ことにフォーカスしていることがわかった。

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【3】 糖質量を意識する理由、 1位「ダイエット」、 2位「生活習慣病の予防」。 3位は男女で違い、男性は「血糖値の改善」、女性は「美容」のため
“糖質量”を意識した食生活を送ったことがある人に、その理由を尋ねた。その結果、男性と女性で回答傾向に差が確認できた。

男性は「ダイエット」と「生活習慣病の予防」が同率の52%でトップ、次いで「血糖値の改善」が28%でした。男性が糖質量を気にする理由は、「ダイエット」と「生活習慣病の予防」がメインで、中には「血糖値の改善」や5位の「病気の治療」のためなど、 “健康”面を理由に糖質量を意識した食生活を送っている方が多いようだ。

女性はトップが「ダイエット」で断トツの65%、男性よりも13ポイント高い結果となっている。 2位は「生活習慣病の予防」43%で1位の「ダイエット」とは22ポイント差だった。また、 3位は「美容」で32%だった。女性の場合は、「ダイエット」がメインで、男性と比較し“美容”面を理由に糖質量を意識した食生活を送っている方が多いと言えそうだ。

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【4】 “低糖質”に対するイメージは、「ダイエット」52%、「病気の予防・健康維持」38%、「病気の治療」10%。世代差があり、 20~40代は「ダイエット」、 50~60は「病気の予防・健康維持」のイメージ強く
さて、最近メディアでもよく取り上げられる「低糖質」というテーマだが、「低糖質」という言葉にはどのようなイメージを持たれているのだろうか。また世代によってその差はあるのだろうか。「ダイエット」、「病気の予防・健康維持」、「病気の治療」の3つの中から、一番近いイメージを選んでもらった。

全体において最もイメージされているのは「ダイエット」53%で、過半数となっている。次に「病気の予防・健康維持」で38%、「病気の治療」で10%だった。

この結果を年代別に見ると、「ダイエット」をイメージする割合が、 20~40代では過半数だが、 50~60代では半数未満と、差が現れている。また60代では、「ダイエット」よりも「病気の予防・健康維持」をイメージする人が過半数となっている。中高年層では、「低糖質」は健康のためという認識が広がっているようだ。

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【5】 同じ商品なら“低糖質品”と“通常品”、どちらを買う? 購入意向はほぼ同率。また、糖質量を意識した食生活をしたことがない人も、 3割が“低糖質品”を「買いたい」
最近、低糖質を訴求する食品や飲料が店頭で販売されているのを目にする人も多いのではないだろうか。そこで、「食品や飲料を買おうとして、その商品とまったく同じもの、同じ価格で、低糖質の商品があったとしたらどちらを買うか」と尋ねた。結果は、「低糖質の商品」と回答した人が51%、「通常の商品」と回答した人が49%で、ほぼ半数ずつとなっている。

なお、糖質を意識した食生活をしたことが“ある人”と“ない人”でこの傾向に違いがあるかも確認した。すると、経験がある人は74%が「低糖質品」を購入すると回答しているが、一方で、経験なしの人も35%が「低糖質品」を買うと回答していることが分かった。今まで、糖質を意識してこなかった人でも、質や価格が同じであれば低糖質の方が良いと考える人が3割強のいることがわかった。

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市場調査メディアHoNote(ホノテ)

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