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CA Tech Kidsは、メガネチェーンJINS(ジンズ)と共同で、“未来を創造していく子どもたちの眼を守る”ための「見る育(ミルイク)プロジェクト JINS×Tech Kids School」を発足する。

近年、子どもたちがパソコンやタブレット、スマートフォンなどのデジタル機器を学習ツールとして使用する機会は増えており、2020年度より国内全ての小学校でプログラミング教育の必修化が決定するなど、教育におけるデジタル機器の存在感は今後ますます増えていくと考えられる。子どもたちの眼を取り巻く環境がこれまでの世代と大きく変化するなか、現在の子どもの視力低下は加速しており、2017年12月に文部科学省が発表した2017年度学校保健統計調査によると、小中学生の裸眼視力1.0未満の割合は過去最高となり、小学生の実に32.46%が裸眼視力1.0未満で、その割合は40年前と比べ2倍近くに増えている。

このような背景から同社では、子どもたちの学習と健康が相反しかねない現状に対し、健康的にプログラミング学習を続けるための環境をつくるべく、この度JINSとの共同プロジェクトを発足した。JINSは、"Magnify Life(マグニファイ・ライフ)=人々の生活を拡大し、豊かにする"というビジョンの元、アイウエアを販売するだけでなく、健康な眼が育まれる社会の実現を目指し様々な活動をしている。本プロジェクトでは、親や子どもに光や眼についての知識を提供し、眼を守ることの大切さを伝えていくことを両社で取り組んでいくとのことだ。

プロジェクトの具体的な活動として、まずは実態を明らかにしたいとの想いから小学生のお子様を持つ保護者を対象に、「デジタル環境およびICT教育における親の意識調査」を実施した。調査結果からは3人に1人の子どもがICT教育を受けており、9割の保護者が眼への影響を気にしていること、デジタル機器使用時の対策に必要性を感じながらも、対策ができていない保護者が半数以上であることなどがわかった。

また、上記共同調査のほか、2018年夏に開催するプログラミング入門ワークショップ「Tech Kids CAMP(テックキッズキャンプ)」内の休憩時間を利用し、参加する子どもたちに対して眼と光に関する知識を学ぶ「見る育講座」を実施する。さらに「見る育ハンドブック」を配布し、家に持ち帰って親子でも眼と光に関する知識を深めることができるようにサポートするほか、今後も継続的に活動を行う予定だ。

CA Tech Kids

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