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SBドライブは、経済産業省および国土交通省の平成30年度「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業:専用空間における自動走行などを活用した端末交通システムの社会実装に向けた実証」を受託した、産業技術総合研究所(以下、産総研)からその事業の一部を受託し、茨城県日立市で行われる「ラストマイル自動走行の実証評価」に参画すると発表した。

「ラストマイル自動走行の実証評価」は、茨城県日立市の「ひたちBRT」の路線など合計3.2kmにおいて、2018年10月22日から28日まで自動運転バスを走行させて実証評価を行うとともに、公募により一般の方にも試乗してもらうことでその受容性を検証するもの。

SBドライブは「ラストマイル自動走行の実証評価」において、自動運転技術を研究・開発する先進モビリティが市販の小型バスをベースに改造した車両と、SBドライブが開発中の遠隔運行管理システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」を活用して、ルート設定などの自動走行のための準備や、遠隔地から運行状態を把握し車内外の安全の確保などを行う。

また、一部の運行では、遠隔運行管理者とバス利用者とのコミュニケーションツールとして、SpiralMindの「アバターテレポーテーション」技術を活用する。

「アバターテレポーテーション」は実際の人の目や鼻、口をカメラで検出し、それらの動きを、遠隔地のディスプレー上に表示されたキャラクターの表情にリアルタイムで反映することが可能な技術。この技術と「Dispatcher」を連携させ、遠隔地にいる運行管理者が自動運転バス内のディスプレーに表示されたキャラクターを通して車内アナウンスを行う。

プレスリリース

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日刊工業新聞社
2018-03-29