ハーマンインターナショナル株式会社は、アメリカ カリフォルニア発祥の世界最大級のオーディオブランド「JBL」より、ハイレゾワイヤレス対応ハイブリッドノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「JBL TOUR PRO 3(ツアープロ 3)」を2024年10月3日(木)より発売する。
2018年ごろから急拡大した完全ワイヤレスイヤホン市場は、スマホやタブレットの普及に伴い拡大し、コロナ禍も経て、近年では音楽鑑賞だけでなく、動画・SNS鑑賞や高性能な会議用音声デバイスとしての性能も問われる「多用途」が求められる時代となった。実際に、“完全ワイヤレスイヤホンを2台以上購入した経験”がある人は年々増加傾向にあり、2019年では約31%であったのに対し、2023年では約55%まで増加したという調査結果もあり、初めて購入した完全ワイヤレスイヤホンからの買い替えや、用途を特化して買い増す人々が増加しているものと思われる。
また、“完全ワイヤレスイヤホンの購入額”に関する設問では、「3万円以上」と回答した人が、2019年では6%であったのに対し、2023年では17%まで増加したという結果も出ており、新たに購入する完全ワイヤレスイヤホンにはより成熟度が高く、完成された機種を求めている傾向がうかがえる。※1
このような背景のもと、「完成された装着感と、新次元の絶対音質」をコンセプトに、2023 年にフラッグシップモデルとして発売した 「JBL TOUR PRO 2(ツアープロ 2)」は、サウンド、デザイン、機能そして装着感など総合的な革新性の高さから大きな話題を呼び、日経トレンディヒット大賞やDIMEヒット大賞など多くの受賞実績を獲得するなど高評価を得た。
そして、今回発売する「TOUR PRO 3」は、音質、ノイズキャンセリング性能、新空間サウンド、マイク性能、利便性、拡張性、そのすべてが前モデルよりさらに進化した、新しいJBLのフラグシップモデル。なかでも最大の特徴は、JBL初のデュアルドライバー搭載で、歴代のJBL完全ワイヤレスイヤホンから飛躍的な音質向上を成し遂げ、JBLならではのライブ感あふれるサウンドを実現している。
さらなる高みを目指し、進化したフラッグシップモデルとして圧巻のサウンドクオリティと先進のテクノロジーの数々を惜しみなく搭載した「TOUR PRO 3」が、これまでの完全ワイヤレスイヤホンの常識や可能性を解き放ち、新しいオーディオ体験へと塗り替える。
■JBL初デュアルドライバー搭載&LDAC対応で圧巻のサウンドテクノロジー
JBL初の”バランスドアーマチュアドライバー” + ”10mm径ダイナミックドライバー”のデュアルドライバー搭載で、深みのある低音、バランスの取れた中音域、洗練された高音域を再現する。また、JBL TOURシリーズで初めてLDACに対応しており、対応したスマホやデバイスと接続することで、最大990kbpsの通信速度で最大96kHz/24bitの高音質サウンドを伝送可能だ。
■さらに進化した新リアルタイム補正機能付ハイブリッドノイズキャンセリング2.0
周囲の環境に合わせてリアルタイムに補正するフィルター計算をさらに強化し、着用している人に合わせたリアルタイム適応に新たに対応。あらゆる形状の外耳道と装着状態にも適応することで、使用するユーザー個人個人に合わせて、最適かつ最高のアクティブノイズキャンセリングパフォーマンスを瞬時に実現する。さらに、JBLで初めてフォームイヤーチップを採用。耳にはめ込むと素材が膨らむことで高い密閉性を生み、特に高音域でのノイズ減衰を強化した。
■進化した新空間サウンド&新搭載のヘッドトラッキング機能
前モデルに比べ、より演算処理能力の高いチップセットでアルゴリズムを最適化し、残響などさらにリアルで正確な空間サウンドを実現。ムービー、ミュージック、ゲーミングの3つのモードごとに異なるチューニング設計を施している。さらに、ヘッドトラッキング機能を新搭載しており、簡単なキャリブレーション設定で没入感あふれる体験を提供。ライブ動画やスポーツ視聴など音の方向を楽しみながら視聴するコンテンツに臨場感を与える。
■JBL初採用のAIノイズ低減アルゴリズム&通話用6マイク搭載でよりクリアな音声体験
6つの通話用マイクを搭載し、通話者の声と環境ノイズを正確に集音し解析することでクリアな通話品質を確保。様々な種類のノイズをトレーニングした AIノイズ低減アルゴリズムを初採用。従来のノイズ低減アルゴリズムと組み合わせることにより、ノイズ低減アルゴリズムのみの前モデルと比較して平均約18dBのノイズ低減効果を実現。自動車、雑踏、地下鉄などの一定時間発生し続ける「定常ノイズ」の他に、赤ちゃんの泣き声や咀嚼音など突発的に発生する「過渡ノイズ」もより正確に抑制することが可能になった。
■より進化して使いやすくなったスマート充電ケース
話題のスマート充電ケースが、前モデルより約29%スクリーンサイズがアップ。さらに新しく「待ち受け画面のバッテリー状態表示」「アルバム名と楽曲名の表示(日本語含む)」「電話入電時連絡先表示」「マルチポイントコントロール」「AURACAST接続」「コーデック表示」が可能になるほか、専用アプリ「JBL Headphones」のメニューもより豊富になって格段に使いやすくなった。
■トランスミッター機能とAURACASTでエンターテインメントを拡張
「TOUR PRO 3」のスマート充電ケースをφ3.5mmのAUX接続またはUSB-C接続することで音声信号をイヤホンに送信することができる「トランスミッター機能」を搭載。また、「AURACAST」と組み合わせることで、複数台のイヤホンやスピーカーに同時に送信することも可能だ。飛行機内で機内のエンターテイメントを隣の席の家族や友人とシェアをして楽しんだり、自宅リビングで夜中でも迫力あるサウンドを大画面で楽しんだり、PCに繋いで充電ケースを充電しながら使用したりと、利用シーンが広がる。
■主な仕様
製品名: JBL TOUR PRO 3
タイプ: ノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン
カラー: 全2色(ブラック / ラテ)
Bluetooth: バージョン5.3 (LE Audio対応予定)
対応プロファイル: A2DP V1.4, AVRCP V1.6.2, HFP V1.8
ユニット: バランスドアーマチュアドライバー + 10㎜径ダイナミックドライバー
周波数特性: 20Hz–40kHz
対応コーデック: SBC、AAC、LDAC、(LC3対応予定)
防水規格※2: IP55(イヤホン本体のみ)
重量: イヤホン本体各約5.6g 、充電ケース約71.8g
連続使用時間※3: [Bluetooth 接続]
ANCオフ時:約44時間 (イヤホン本体約11時間再生+充電ケース使用約33時間)
ANCオン時:約32時間 (イヤホン本体約8時間再生+充電ケース使用約24時間)
[LDAC 接続]
ANCオフ時:約34時間 (イヤホン本体約8.5時間再生+充電ケース使用約25.5時間)
ANCオン時:約28時間 (イヤホン本体約7時間再生+充電ケース使用約21時間)
※急速充電対応(10分の充電で約3時間再生可能)
付属品: 充電用USB Type-Cケーブル、 Type-C/AUXケーブル、 Type-C/ Type-Cケーブル、
シリコンイヤーチップ5サイズ、フォームイヤーチップ 1サイズ(Mサイズ)
※シリコンイヤーチップMサイズ装着済み
発売日: 2024年10月3日(木)
標準価格: オープン価格 ※JBLオンラインストア販売価格 42,900円(税込)
※仕様や価格は変更となる場合がある。
※1 出典:BCN左右分離型イヤホン調査及び完全ワイヤレスイヤホン調査(2019~2023年)
※2 防水性能IP55は、粉塵が内部に侵入することを防止、または若干の侵入があっても正常な運転を阻害しない。また、いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けないと定義されている。
※3 充電・再生時間は使用環境により異なる。
■体験型ストア「b8ta」で「TOUR PRO 3」を展示
本製品の発売を記念して、体験型ストア「b8ta(ベータ)」の全国4店舗にて、「TOUR PRO 3」を展示する。「b8ta」では、その場で実際に製品をお手に取っていただき、音質や装着感をはじめとしたあらゆる高品質な音楽体験を提供する。
<展示詳細>
展示製品:JBL TOUR PRO 3
展示期間:2024年9月19日(木)より1か月
展示店舗:b8ta Tokyo – Yurakucho(有楽町)
b8ta Tokyo – Shibuya(渋谷)
b8ta Koshigaya Laketown(埼玉・越谷)
b8ta Osaka – Hankyu Umeda(大阪・梅田)
店舗情報:https://b8ta.jp/store/
※実際の展示期間については店舗の状況により若干異なる可能性がある。
※上記店舗では展示のみを行い、店頭販売はない。
■「JBL TOUR PRO 3」
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JBL(ジェービーエル)
2024-10-03
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