ITライフハック

#不動産

需要×申込スピードで「激戦区」を可視化!イタンジ、東京・大阪「激戦区ランキング2026」を公開

main

引っ越し需要がピークを迎える賃貸繁忙期(以下「繁忙期」)※1。人気エリアでは、物件公開からわずか数日で入居申込が入るケースも珍しくなく、“情報戦”の様相を呈している。そんな中、不動産DXを推進するイタンジ株式会社は、リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB」の入居申込データを分析し、「賃貸繁忙期・激戦区ランキング2026<東京・大阪>」を発表した。需要の高さだけでなく、“申込スピード”にも着目した今回のランキングからは、住まい探しを取り巻く環境変化と、都市部で加速する争奪戦の実態が見えてきた。

■概要
近年、賃貸市場の繁忙期は前倒し傾向にある。背景には、引越し価格高騰への懸念から時期をずらす動きに加え、大学の総合型選抜(旧AO入試)増加(※2)による進路確定の早期化など、さまざまな生活者の行動変化も影響していると推察される。

本調査では、同社が提供するリアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB」を通じた入居申込に関する統計データに基づき、2026年の繁忙期における「激戦区」をランキング化した。なお、本調査における「激戦区」とは、多くの入居希望者が集まる市場の活発さに加え、物件公開から最初の入居申込が入るまでの期間が極めて短い、即決されるスピードが速いエリアを指す。

繁忙期、都心部の人気物件は募集開始後すぐに申込が入るため、入居希望者は、限られた時間で判断を迫られる。情報把握や入居申込対応のわずかな遅れが成約の可否に直結する状況下で、仲介現場にはスピーディーな対応が求められている。

本ランキングは、こうした繁忙期の「激戦区」における市場の実態を、内見予約や入居申込のツールとして3年連続利用率No.1(※3)である「ITANDI BB」のリアルタイムなデータから紐解いたものだ。

■<東京>2026年 賃貸繁忙期・激戦区ランキング
1位:江東区 亀戸(亀戸駅)
JR総武線で秋葉原・新宿へ直結の利便性に加え、2022年4月には、買い物、食事、レジャーを楽しめる大型商業施設「KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック)」と大型レジデンス「プラウドタワー亀戸クロス」が誕生。これに併せて隣接する小学校も増築されるなど、地域とも連動した形で「商・住・学」が一体となった開発が行われ、住みやすい街づくりが進められた。

2位:江東区 大島(大島駅)
1位の亀戸に隣接。都営新宿線で新宿方面へスムーズに直結し、周辺には、大規模な都立公園である「猿江恩賜公園」や「大島小松川公園」がある。100年以上の歴史を誇る「サンロード中の橋」商店街も徒歩圏内にあり、自転車を利用すれば亀戸エリアの利便性も手軽に享受できる。

3位:品川区 南大井(大森駅・大森海岸駅・立会川駅)
JR京浜東北線と京急本線による品川・羽田空港方面へのアクセスが良く、周辺には区立公園としては最大規模の「しながわ区民公園」が位置している。近隣の大井町駅では2026年3月に大型複合施設「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」が開業した。

1位〜10位までのランキング一覧

sub2


11位〜30位までのランキング一覧

sub1


■<大阪>2026年 賃貸繁忙期・激戦区ランキング
1位:大阪市 東淀川区 東中島(新大阪駅・崇禅寺駅)
JR・新幹線・大阪メトロ御堂筋線が集結する新大阪駅に加え、阪急京都本線(崇禅寺駅)も利用可能であり、大阪都心のみならず京都など広域への移動拠点として高い機能性を有している。駅前には商店街、駅から少し離れると住宅街や河川敷が広がり、商業施設と住宅街が共存するエリアだ。

2位:大阪市 西区 本田(九条駅・阿波座駅)
大阪メトロ中央線・千日前線および阪神なんば線の3路線が利用可能で、都心部への交通利便性が高い住宅地。駅周辺には商店街やスーパーマーケットが集積し、生活利便性が確保されている。梅田や難波といった主要ターミナルへ短時間で移動可能だ。

3位:吹田市 垂水町(江坂駅・豊津駅)
大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行線と阪急千里線の3路線が利用可能だ。駅周辺のオフィス街・商業集積地へのアクセスも良く、職住近接を叶える就業環境を有している。2023年には「江坂公園」が「江坂図書館」と一体リニューアル。園内には飲食店も併設しており、賑わいを見せている。

1位〜10位までのランキング一覧

sub3


< 調査概要>
対象期間: 2025年12月1日〜2026年3月31日
対象データ: 期間中に「ITANDI BB」に物件が公開され、入居申込があった東京都・大阪府の賃貸物件
対象地域: 50件(N≧50)以上の入居申込データが確認できた地域
ランキング算出方法:
以下の2指標をそれぞれ偏差値化し、それらを平均した「総合偏差値」に基づき順位化している(※4)。なお、本調査は個人を特定する情報を一切含まない統計データのみを集計しており、プライバシーおよびセキュリティを十分に考慮した上で算出している。
・入居募集を開始してから初回入居申込までの期間(※5)(中央値)
・初回入居申込件数(※6)

〇「ITANDI BB」 概要
https://service.itandi.co.jp/services/bb
賃貸物件への⼊居申込と募集情報を即座に同期させることで、⼊居申込の有無や番⼿をリアルタイムに確認(※7)でき、おとり物件の削減にも貢献する不動産業者間サイト。物件確認、内⾒予約、⼊居申込、家賃債務保証会社・保険会社への審査、重要事項説明、契約の⼀連の業務をオンライン上でワンストップに⾏うことが可能で(※8)、素早く効率的な契約成⽴を⽀援する。賃貸仲介会社からのサイトアクセス数(PV数)は昨対比157%の成長を遂げている(※9)。一都三県の仲介会社での内見予約や入居申込のツールとして3年連続利用率No.1。物件情報収集時には国土交通大臣が指定した不動産流通機構が運営する「レインズ」に次いで活用されている(※3)。

(※1)2025年12月1日〜2026年3月31日
(※2)出典:文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1414952_00009.html
(※3)出典:リーシング・マネジメント・コンサルティング株式会社「2025年の賃貸市場におけるニーズ変化とトレンドの分析」https://lmc-c.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/12/lmc_releace_20251217.pdf
(※4)初回入居申込までの期間(中央値)が短いほど偏差値が高く、初回入居申込件数が多いほど偏差値が高くなる。
(※5)物件の「募集開始」から「初回入居申込」までの経過時間を分単位で計測し、1,440(1日の総分数)で除して日数に換算。極端な短時間の入居申込データは、特異値(ボットや誤操作等)と判断し、分析対象から除外している。
(※6)募集停止後の再募集は新たな募集として都度カウントし、同一募集内の2件目以降の入居申込は除外している。
(※7)紙書類等、「ITANDI BB」とシステム連携しない⽅法での入居申込のケースを除く。
(※8)賃貸管理の業務支援サービス「ITANDI 賃貸管理」との連携による。
(※9)2025年2月度と2026年2月度の月間PV数比較

〇イタンジ 概要
イタンジ株式会社は、「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」をミッションに掲げ、不動産業における課題を解決するサービスを提供する不動産テック企業。主⼒事業である、サービス提供を通じた電⼦⼊居申込数は年間約113万件・電子契約件数は年間約43万件(*1)、⼊居申込・賃貸借契約関連書類等のペーパーレス化により年間約1,292万枚の紙の削減を達成(*2)するなど不動産業界のDXを推進している。

(*1)対象期間:2025年4月1日~2026年3月31日
(*2)同社基準。対象期間:2025年4月1日~2026年3月31日。同社提供の「ITANDI 賃貸管理」導入企業の推定削減枚数を元に算出

賃貸市場では、立地や家賃だけでなく、情報取得のスピードや意思決定の速さも重要な時代に突入している。リアルタイムデータを活用したイタンジの取り組みは、不動産業界のDXを加速させるだけでなく、入居希望者と仲介現場の双方に新たな変化をもたらしていきそうだ。

イタンジ株式会社

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook
ITライフハック YouTube

ITビジネスに関連した記事を読む
AIは“もう一人の医師”になれるのか。生活者480人調査で見えた “不安”と“期待”
教育に取り残される子を作らない!Enumaが描く、子どもが“自走”するデジタル学習の未来
アパレルからAIインフラへ!スターシーズ、“エネルギー×データ”で挑む売上631億円への戦略
アパホテル株式会社 代表取締役専務 元谷 拓氏 新刊『1秒で突破する覚悟』発表会
AIが“自分の仕事を代わって実行する”──「Agent Skills」の効用【AI活用術】






75%以上の企業がDXによる効果を実感!不動産業界のDX推進状況調査 2025

main

不動産テック企業7社と全国賃貸住宅新聞は、不動産関連事業に従事する1,286名に対して行ったアンケート「不動産業界のDX推進状況調査 2025」の結果を発表した。

■DX推進すべきは98.6%で昨年とほぼ横ばい。「取り組んでいる / 取り組む予定」は68.0%で昨年から微増
DXを推進すべきか質問したところ「強く推進すべき」「推進すべき」「状況に合わせて推進すべき」と回答した人の合計が98.6%と、昨年の99.0%とほぼ同じ結果となった。実際にDXに取り組んでいる / いた・予定」の回答は68.0%で昨年から微増、DXの必要性が定着してきていることが分かる。

main


■DXの取り組み期間が「1年以上」は約3分の2となる67.4%で、 3年以上は3分の1の31.9%。DXに取り組んでいる企業は継続して利用
DXに取り組んでいる期間について質問したところ、「1年以上」が全体の約3分の2となる67.4%に。「3年以上」は31.9%で、DXを導入した多くの企業は継続して取り組みを続けていることが分かった。また、DX推進の目的は、「業務効率化」が最も多く92.9%で、次いで「生産性向上」が60.2%、「顧客満足度アップ」が37.1%だった。

sub2


■76.2%がDX推進の効果を得ていると回答。得られた効果の上位は「従業員の生産性向上」「残業時間の削減」「業績の向上」
「DXに取り組んでいる / いた」と回答した人のうち「とても効果を実感している」は18.3%、「まあまあ効果を実感している」は57.9%と、計76.2%が効果を実感していることが分かった。具体的な効果について聞くと、「従業員の生産性が向上した」が67.4%、「残業時間を大幅に削減できた」27.3%、「業績が向上した」24.7%だった。

sub3


■DXにかけている年間予算は50万以下と回答した人のうち80.8%が従業員10名以下、501万以上と回答した人のうち83.7%が従業員101名以上と会社規模が予算に直結
DX推進における年間予算は69.6%が100万円以下と回答。さらに予算ごとで区切ると、50万円以下と回答した人のうち従業員10名以下の企業が80.8%、501万以上と回答した人ののうち従業員101人以上の企業が83.7%と、会社規模によって年間予算に直結していることが分かった。

sub4


■DXに取り組まない理由は約半数の48.6%が「予算がない」から。さらに、「取り組み方がわからない」「適任人材がいない」を合わせると43.4%にのぼり、「予算がない / わからない」が取り組まない主な理由に
「DXに取り組む予定がない」と答えた方に取り組まない理由を聞くと、約半数の48.6%が「予算が掛けられない」と回答。さらに「取り組み方がわからない」「社内に人材がいない」を合わせると43.4%となり、社内でDXを進められる人材がいないことも大きな理由の一つであることが分かった。

DXを推進するうえで苦労する/したこと(n=403)
1位「予算がかけられない」 48.6%
2位「取り組み方がわからない」 22.1%
3位「社内に人材がいない」21.3%

■生成AIの活用に興味がある人は65.3%。一方で「AIを活用している / 活用予定」は46.3%と現状はまだ2割程度のギャップがある
生成AIの活用に関しては65.3%が興味があると回答。所属する会社・部署ではどの範囲で生成AIを活用しているかの質問に対し、約半数となる49%が個人判断で活用、会社全体での活用は24%にとどまった。一方で、現在活用しているかという質問に「活用している / 活用予定」と答えたのは46.3%と、「興味はあるが活用できていない層」が2割ほどいることが分かった。

sub5


sub7


■使っている生成AIは「ChatGPT」が85.5%、「Gemini」は昨年の約4倍に増加。活用方法について、「情報収集」「物件などの紹介文作成」「顧客対応などの文章作成」への活用が目立つ
活用 / 予定 / 検討、過去に活用していた生成AIについて聞くと「ChatGPT」が85.5%と昨年に続き最多だった一方、「Gemini」が昨年10.6%から約4倍の38.8%に増加。生成AIの使い分けや多様化も進んでいることが分かった。また、生成AIの活用方法について聞くと、過半数である56.1%が「情報収集」に活用していることが分かった。さらに「物件の紹介文などの作成」は48.1%、「顧客対応や問合せ対応文の作成」は41.9%など、主に文章作成で生成AIを活用していることが分かった。

sub6


sub8


■11.1%は生成AIを活用して1ヶ月あたり10時間以上の業務削減を実現。一方で1時間未満が31.4%と活用にはまだまだ伸びしろあり
生成AIを活用している人に対して、1か月あたりどれくらい業務時間を削減できているか聞くと、11.1%が10時間以上の業務削減を実現していることが分かった。一方で、31.4%は1時間未満と回答しており、生成AIの活用方法に関してはまだ伸びしろを感じる結果となった。

sub9


■不動産DX、生成AIについての情報収集の方法はSNS、YouTubeが昨年から大きく増加。紙のメディア、業界イベントによる情報収集に迫る
不動産DX、生成AIについての情報収集は、「不動産・住宅業界メディア(WEBメディア)」が最多で61.3%であることが分かった。SNSでの情報収集は4人に1人となる25.6%と、昨年の18.4%より上昇。YouTubeも10.3%から17.5%に増えており、昨年10%以上差のあった「不動産業界イベント」や「不動産・住宅業界メディア(新聞)」などに迫ってきていることから、情報収集の方法も少しずつ変わってきていることが分った。

sub13


■導入中/導入進行中が多いのは「賃貸管理」「入居申込」「内見予約」「電子契約」のシステム
現在導入中または導入進行中の不動産テックシステムについて質問したところ「賃貸管理システム/不動産基幹ソフト」が最も多く45.9%、次いで「入居申込システム」が43.8%、「内見予約システム」が38.8%、「電子契約システム」が34.1%だった。

sub10


■満足度が高いのは「内見予約」「入居申込」「AI査定」「電子契約」のシステム
導入中の不動産テックサービスの満足度について質問したところ、「とても満足/まあまあ満足」の回答が最も多かったのは「内見予約システム」で80.9%、次いで「入居申込システム」が79.6%、「AI査定システム」が79.4%、「電子契約システム」が77.9%だった。

sub11


■総括
DX推進状況調査を実施して5度目となる今回、DX推進に関する各企業の意識に大きな差がなくなってきていることから、「定着期」への移行が感じられる結果となった。DXを進めている企業の4分の3は効果を得ていることに加えて、業務時間の削減を感じる人も増えている。

一方で、DX推進を進めていない企業の数もあまり変わって減っておらず、取り組まない理由が「予算」と「対応できる人材がいない」部分にあるため、今後より多く人が活用していくためには、DX推進ができていない企業へ向けたベンダーのアプローチも重要であることが見えてきた。

『DX推進している企業と推進できない企業の2極化が進んでいかないためにも、私たち不動産テック企業・不動産メディアは、システムの開発・提供、コンサルティング、正確な情報提供など、様々な側面から不動産取引に関わる全ての方々をサポートし、不動産業界全体のDX推進に貢献してまいります。』

<アンケート概要>
実施期間:2025年7月4日(金)~8月19日(火)
回答数:1,286名
調査対象:不動産管理会社、不動産仲介会社を中心とした不動産関連事業者
実施方法:インターネットによる調査
回答企業属性:以下詳細
*構成比の合計は、四捨五入の関係で100%とならない場合がある。
*昨年実施された「不動産業界のDX推進状況調査 2024」の回答数は1,321名で、昨年版と比較して設問選択肢が異なるものがある。
*本プレスリリースに記載されている会社名および製品サービス名は、各社の登録商標または商標。

sub12


イタンジ株式会社

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook
ITライフハック YouTube

カルチャーに関連した記事を読む
雅楽演奏や漫才説法、生前葬等が決定!250名超の僧侶が集まる「万博寺」【大阪・関西万博】
突っ張るだけで簡単設置!カスタマイズが自由自在な有孔ボードの突っ張りラック
軽い&キャスター付きで移動が楽!折りたたみ式3連結パーティション
秋の味覚を贅沢に味わう!天丼はま田「大粒牡蠣とかき揚げの秋天丼」
小さくたためて、大きく使える!2WAY折りたたみボストンバッグ





生成AI最速仕事術
たてばやし淳
かんき出版
2025-06-11

不動産売買における「囲い込み」が処分対象に!囲い込みは不動産業界の課題と 8割近くが認識

s不動産

テクノロジーで不動産取引をなめらかにするイタンジ株式会社は、2025年1月、国土交通省による宅地建物取引業法施行規則の改正に伴い、不動産売買における「囲い込み」が処分対象(※1)になったことを受け、不動産売買仲介業者を対象に「囲い込み」についてのアンケート調査を実施した。

■本調査の背景
「囲い込み」とは、一部の宅建業者が自社の利益のため、売主・買主双方の媒介を行うことを目的として、故意に物件の取引状況を隠し、売主の意向に反して物件の紹介を行わないような行為を指す。結果として、売主や買主の利益を損なう可能性があり、不動産取引の透明性が損なわれる可能性がある。

2025年1月より、国土交通省は宅地建物取引業法施行規則の改正を施行し、不動産売買における「囲い込み」は処分対象となった(※1) 。本件を背景にイタンジは、「囲い込み」について「知っている」と答えた不動産売買仲介業者205人を対象に行った、「囲い込み」に関するアンケート調査を発表した。

■「囲い込み」を身近に経験した人は約6割
不動産業界における「囲い込み」の問題について「知っている」と回答した人のうち、57.6%が囲い込みを「受けた」「受けたと感じた」、または「受けているのを見聞きした」ことがあると回答しました。「囲い込み」が業界内に広く存在しており、当事者間の取引体験や、不動産業界全体の評判に悪影響を与えている可能性があることを示している。

「囲い込み」を受けていると認識した経緯としては、「仲介業者から問い合わせたら断られたが、お客様に直接問い合わせしてもらったところ紹介してもらえた」「物件の空室確認をしたところ『先約がある』と断られたが、後日、担当したお客様より打診した物件を無事に購入出来そうだと聞いた」などの回答があった。

■囲い込みに「対応せず」が66.1%
囲い込みを「受けた」「受けたと感じた」、または「受けているのを見聞きした」ことがあると回答した人に対し、その後どのような対応を行なったかを尋ねたところ、66.1%が「特に何もしなかった」と回答した。これまでは「囲い込み」が処分対象ではなかったため、報告を行ったとしても解決に結びつかなかったり、長く慣習化しているために「囲い込み」を問題視しづらい状況であることが原因として考えられる。

sub1


■「囲い込み」は業界の課題だと思う人は77.1%
「囲い込みは不動産業界の課題だと思うか」という質問に対し、「思う」と回答したのは77.1%だった。これは「囲い込み」を経験したことがあると回答した57.6%を上回っており、実際に経験したことがなくとも、業界的な課題として認識が広まっていることがわかった。

■今回の法改正を評価する人は78.1%
今回の法改正については「とても評価する」「少し評価する」が合わせて78.1%で、「あまり評価しない」「全く評価しない」を合わせた15.1%を大きく上回った。「とても評価する」「少し評価する」とした理由については、「不動産業者としては公平・公正な物件情報が担保され、媒介契約を締結する依頼者にとっては機会の損失防止につながる」「不動産業界の健全化につながり、販売促進になるから」などが挙げられた。一方で、「抜け道はいくらでもある」といった理由で評価しない声もあった。

sub3


■「法改正で取引が活性化すると思う」が過半数
最後に、今回の法改正が取引の活性化につながるかどうかについて聞いたところ、52.2%が「思う」「やや思う」と回答し、45.9%が「あまり思わない」「思わない」と回答した。今回の法改正を評価する声と比較し取引活性化への期待が大きくないのは、取引の透明化にはさらなる改善の余地があり、法改正のほかにも状況を改善するための新たな動きが必要なことがうかがえる。

sub4


■テクノロジーで取引に透明性を
本調査により、不動産業界における「囲い込み」は多くの不動産売買仲介業者にとって身近であり、業界の課題として広く認識されていることが明らかになった。また、今回の法改正が不動産業界の健全な事業運営に向けた重要なステップとして評価されていることもわかった。

「囲い込み」の問題は、不動産業界における情報の非対称性や、取引の不透明性が大きな原因となっている。「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」をミッションに掲げるイタンジは、これからも不動産取引の透明性向上に貢献するとともに、すべての人が安心して取引できる不動産インフラの構築に向けて尽力していくとしている。

(※1)令和6年6月に宅地建物取引業法施行規則を改正され、令和7年1月1日より、宅建業者は国土交通大臣が指定した不動産流通機構が運営するレインズへの物件の取引状況の登録を義務付けられることとなった。宅建業法施行規則第15条の11第2号の新設(建物の取引の申込みの受付に関する状況の登録)に伴い、宅建業法第34条の2第5項の「指定流通機構への登録」内容が追加されたものになる。そして、「宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方」の改正によって、上記登録が正しくない場合、宅建業法第65条第1項の指示処分の対象になることを示している。

国土交通省関連資料①:宅地建物取引業法施行規則の一部を改正する省令(令和6年国土交通省令第70号)
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001752494.pdf

国土交通省関連資料②:宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方(平成13年国総動第3号)新旧対照条文
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001752518.pdf

<調査概要>
実施期間:2024年12月20日(金)~12月21日(土)
対象:不動産売買仲介業者のうち「囲い込み」について「知っている」と回答した人
有効回答数:205
調査方法:セルフ型アンケートサービスFreeasyを使ったオンラインアンケート

イタンジ株式会社

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook
ITライフハック YouTube

経済総合に関連した記事を読む
約6割が仕事をする上で働く場所の環境を重視!ソーシャルインテリア、オフィスと働き方に関する意識調査
猛暑による東京の家計支出、今夏は世帯当たり月約3100円増加!主食の減少目立つも、冷菓や飲料、エアコンが大幅に増加
20代の約2人に1人が今後、自分がホームレス状態になる「可能性がある」と回答
カラオケで『モテる』『モテない』の分かれ道が判明!第一興商、カラオケに対する意識調査結果を発表
企業の気候関連情報の開示は前進するが、気候戦略とアクションでは期待を満たせず【EY調査】





シンプルな節約術で賢くお金を貯める本
ビジネスマップ編集部
スマートゲート
2021-09-24

カテゴリ
月別アーカイブ
配信メディア
ITライフハックは以下のニュースサイトにも記事を配信しています。
記事検索
このサイトについて

ITライフハックで原稿(有償原稿)を執筆したいというプロのライターさんからの売り込みも受け付けていますので、興味をもっていただけましたら、これまでの実績等を含めてお気軽にご連絡ください。ただし、必ずお返事するわけではありません。執筆依頼は編集部から行います。また必ず校正及びファクトチェックが入ります。

>>詳しくはこちらへ

ITライフハック代表
関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

>>詳しくはこちらへ

連絡先:itlifehack【at】mediabank.jpn.com
プレスリリース:press【at】mediabank.jpn.com
【at】は@
Twitterアカウント:@ITlifehack
  • ライブドアブログ