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社会福祉型テレワークを推進する「立科WORK TRIP」/ Google Pixel 9 Pro Fold レビュー【まとめ記事】

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コロナ禍以降、ワーケーションが日本各地で注目されるようになった。ワーケーションと聞くと、「観光地でテレワークをしつつ、空き時間に観光を楽しむ」という働き方を思い浮かべる人が多いだろう。2020年頃より「ワーケーション」が注目されたが、その後ハイブリッドワークやABW(アクティビティベース)などの新しい働き方が注目されている。そんな中、越境による人材育成や組織開発の分野などの経営課題にもフォーカスする取り組みとして、多様な発展をしているオフサイトミーティング。中でも注目されているのが、立科町の「立科WORK TRIP」だ。

2024年8月13日、Googleのイベント「Made by Google 2024」が実施された。同イベントでは、Google Pixelシリーズの新機種にあたる「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro」「Google Pixel 9 Pro XL」「Google Pixel 9 Pro Fold」の4機種が発表された。今回取り上げる「Pixel 9 Pro Fold」は最上位モデルにあたる、折り畳みスマートフォンだ。直販価格は、257,500円(税込)~。この4機種の一番の「売り」はAI機能だろう。ただ、現時点ですべての搭載予定機能が利用できるわけではない。購入後に徐々に使える機能もあるので、現時点で利用できる機能を中心に、レビューする。

【写真や動画の作例あり】 AIパワーで進化した折り畳みスマートフォン!Google Pixel 9 Pro Fold レビュー
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11月にカンファレンスを実施へ!社会福祉型テレワークを推進する「立科WORK TRIP」

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コロナ禍以降、ワーケーションが日本各地で注目されるようになった。ワーケーションと聞くと、「観光地でテレワークをしつつ、空き時間に観光を楽しむ」という働き方を思い浮かべる人が多いだろう。2020年頃より「ワーケーション」が注目されたが、その後ハイブリッドワークやABW(アクティビティベース)などの新しい働き方が注目されている。そんな中、越境による人材育成や組織開発の分野などの経営課題にもフォーカスする取り組みとして、多様な発展をしているオフサイトミーティング。中でも注目されているのが、立科町の「立科WORK TRIP」だ。

■立科WORK TRIPのコーディネーターに聞く
今回、長野県 立科町の女神湖の湖畔にあるワーキングスペース「LakeOffice女神湖」にて、立科 WORK TRIPのコーディネーターである、株式会社信州たてしなDMC / 立科WORK TRIPコンシェルジュ 渡邉 岳志氏にお話しをうかがった。

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株式会社信州たてしなDMC / 立科WORK TRIPコンシェルジュ 渡邉 岳志氏


――立科WORK TRIPの特徴について教えてください
渡邉氏:特徴としては、お客様の要望や目的を達成するために、コンシェルジュがプランを迅速にカスタマイズする点です。「なぜ、ワーケーションを実施したいのか」「ワーケーションで何を達成したいのか」を事前にヒヤリングして、確実に成果を上げられるワーケーションを提供します。

――企業様からは、どんなご相談が多いですか?
渡邉氏:「人材流出を食い止めたい」「チームビルディングをしたい」といったご相談を多くいただいています。企業様が抱える悩みの多くは、人材の定着化に関するものです。特にIT業界では常に人材不足が続いており、人材獲得競争が激化する中、良い条件を提示する企業が次々と現れます。そのため、社員が現在の会社で働く意義を感じられる環境づくりが求められています。

離職を防ぎ、高いパフォーマンスを発揮するためには、熱意を持って仕事に取り組むことが重要です(エンゲージメントの向上)。そのためには、オフサイトと言いますが、参加者の視野を広げ、視座を高める機会を提供するために、普段とは異なる場所に行って、さまざまな人と出会うことが大切です。また、チームで同じ体験を共有することで、連帯感や特別感を育むことができ、チームの一体感を強める効果があります。

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チームビルディングについて語る、渡邉氏


――地域事業者との交流では、どんなことをしているのでしょうか?
渡邉氏:立科WORK TRIPでは、オフサイトに地域事業者との交流をプランに入れていますが、いわゆる交流と称した「体験(アクティビティ)」はやりません。地域事業者の話を聞き、対話をする「越境学習」に力を入れています。

たとえば、普段は会う機会の少ない分野の地域事業者に、事業の説明をしてもらいます。事業や地域の課題をどうやって乗り越えたのか、その仕事の何が楽しいかなどを語ってもらいます。そこから、感化させられることや、自分の仕事に置き換えて内省することができます。違う世界を知ることで、あたまを柔らかすることもできます。視点を変える・視野を広げる・視座を高める機会の創出に繋がります。

また立科町の人と触れ合うことで、新しいビジネスのアイデアが生れたり、ビジネスに結びついたりする機会にも繋がります。地域の課題×参加企業のリソースを使った解決策を提案する「ミニアイデアソン」を実施することもあります。

――最後に、これだけは伝えたいことはございますか?
渡邉氏:先ほども申し上げたとおり、立科WORK TRIPでは、あらかじめヒヤリングすることによって、着実に成果を出せるワーケーションを実施します。ワークスペースや交通、宿泊、食事などの手配をすべて行うだけでなく、一括での請求書払いできるため、企業様の負担を最小限に抑えることができます。さらに決済が取れる企画書も作成します。お気軽にご相談いただければ幸いです。

――本日は、ありがとうございました。

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ミーティングの様子


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テレカン用のブース


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個室も用意されている


〇参加者の声
取材時、シェアオフィスを利用していた参加者の声を聞くことができた。
インタビューに応じてくれたのは、ジオ・マーク株式会社代表取締役 岡崎峻二郎氏、同社 営業部エリアサクセスマネージャー 小林 哲氏、同社 営業部 エリアサクセスマネージャー 福岡 駿也氏の3名だ。

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中央がジオ・マーク株式会社代表取締役 岡崎峻二郎氏、左が同社 営業部エリアサクセスマネージャー 小林 哲氏、右が同社 営業部 エリアサクセスマネージャー 福岡 駿也氏


――御社をご紹介いただけますか?
岡崎氏:弊社は、2021年に創業した東京のスタートアップ企業で、地図を使ったソリューションを提供しています。地元の魅力を伝えるツールとして、地図メディアは多くの場合、紙で配布されていますが、多様なデザインで構成されておりパッと見てすぐに魅力が伝わるため、メディア価値が高く外国人の方々を含めて地図メディアはもっと活用できると考えていました。しかし、大抵の場合ホームページからPDFで配布するなど、スマートフォンではすぐに見られる形にはなっていません。

弊社では、そうした地図メディアを利用するための独自のクラウドサービスを開発し、地域のPRに役立てていただく、いわゆるエリア情報の発信をお客様に提供するソリューションを展開しています。

具体的には、エリアマップをデジタル化するソリューションのほか、地域の魅力の発掘から、プロモーション方法までを包括的に支援するクリエイティブなソリューションも提供しています。

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自社サービスについて語る、岡崎氏


――Lake Office 女神湖を利用する経緯を教えてください
小林氏:大阪で開催された長野県主催のイベントで、リゾートテレワークを体験できるプログラムを知って、応募したところ採択され、この施設を利用させていただいております。

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Lake Office 女神湖を利用する経緯を語る、小林氏


――この施設を利用した感想を教えてください
岡崎氏:正直なところ、これほど標高の高い場所にしっかりとしたオフィスがあることに驚きました。リゾート系のテレワークは、遊んでいるのか仕事をしているのか曖昧な印象を持たれることがあるかもしれませんが、ここではしっかりと仕事に集中できる環境が整っています。場所が遠く、自動車でないとアクセスが難しいですが、チームビルディングやプロダクト開発、じっくりと考えを巡らせるための合宿に非常に適した施設だと思います。

――普段に比べて、効果は如何でしょうか?
岡崎氏:弊社は自治体を対象にソリューションを提案していたところだったので、立科町を拠点に周辺の都市を回ることができました。その意味では、立地の良さを活かせた点が一つあります。また、実際に施設で仕事をすると、とても集中して取り組むことができたと感じています。

また、弊社はフルリモートで業務を行っており、京都・東京・埼玉でそれぞれ分かれて仕事をしているため、集合して仕事をするには中間地点としてちょうど良い場所でした。久しぶりに3人揃って会議を行い、新しい戦略を考えるなど、非常に貴重な時間を過ごせたと思います。

小林氏:長野県の方ですと、普段の営業活動はどうしてもオンラインが中心になりますが、今回は直接商談や営業ができたことで、大きなメリットがありました。

――ありがとうございました。

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女神湖の湖畔にある「Lake Office 女神湖」


■カンファレンスを11月に開催へ
立科町では、2024年11月19日(火) 、白樺リゾート 池の平ホテル コンベンションホール「アカシア」にて、「立科WORK TRIP ~ Lakeside MEETING」を開催予定だ。そこで立科町企画課地域振興係 係長 上前 知洋氏に、立科町の概要やカンファレンスの詳細をうかがった。

――立科町の概要を教えていただけますか
上前氏:立科町は、長野県の中央の東側に位置する人口7000人を切る小さな自治体です。大きく2つのエリアに分かれておりまして、人口の9割ほどが居住する北部の「里エリア」と、標高が高い南部の「高原エリア」に分かれています。高原エリアには、コロナ前に年間約200万人が観光に来ていた白樺高原がございまして、女神湖や白樺湖があります。その周辺にペンションやホテルなどの施設、アクティビティがあります。

中山間地域と呼ばれている山間にある小さな町で、首都圏からは北陸新幹線に乗ると、軽井沢のひとつ先の佐久平駅があります。電車で約1時間半、そこから自動車で約30分なので、首都圏から2時間強の場所になります。
主な産業は、農業と観光です。

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北陸新幹線の乗車駅である、佐久平駅


――社会福祉型テレワーク事業について教えてください
立科町が平成28年度から取り組んでいる事業になります。先ほどお伝えしたとおり、町の主な産業が観光業と農業であるため、体力が求められる仕事となります。オフィスワークで働くには、佐久市・上田市・小諸市といった近隣のオフィスに通勤することになるため、自動車で30~40分掛かります。お子さまがいたり介護をしていたりと様々な家庭的な事情、あるいはご自身の事情で、オフィスに行ってフルタイムで働くことができない方が、町の中にも多くいらっしゃいます。

そういった方々は生産年齢人口でございますので、町としては仕事をしてほしいですし、仕事を通して社会参加をしてほしいと考え、「社会福祉型テレワーク事業」と銘打って事業を開始いたしました。主に首都圏の企業様から仕事をいただいて、フルタイムで働けない方々を集めて育成をして、ご都合のよい時間にテレワークセンターで仕事をしていただいております。

――11月に開催予定のカンファレンスの目的を教えていただけますか
上前氏:目的は、3つございます。渡邉氏の話にあったように、女神湖畔にオフィスができて、地域体験プログラムが整ってきたこともあります。1つめは、そういったものを企業様にご紹介させていただき、現地で体験できる場面を作りたかったので、地域体験プログラムを提供している住民の方々の実際の声をお届けしたいと考えております。

2つめが先ほどの地域の雇用に結びついているお取り組みもご紹介させていただくことです。そして3つめは、立科町に興味を持っていただいた企業様同士が交流できる機会を作りたいと考えております。

この3つを設定して、カンファレンスの準備を進めているところでございます。

――本日は、ありがとうございました。

〇「立科WORK TRIP ~ Lakeside MEETING」
2024年11月19日(火) 、白樺リゾート 池の平ホテル コンベンションホール「アカシア」にて、「立科WORK TRIP ~ Lakeside MEETING」を開催する。新しい働き方や地方滞在のスタイルのあり方について、地域内外キーパーソンの方々と意見交換をしながら交流を深めるのに最適なカンファレンスとなっている。また立科町のテレワーク事業を紹介するプログラムも用意されている。

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<「立科 WORK TRIP ~ Lakeside MEETING」>
日時:2024年11月19日(火) 13:30 – 15:50
会場:白樺リゾート 池の平ホテル コンベンションホール「アカシア」(長野県立科町芦田八ケ野1596)
定員:50名
参加費:無料
受付締切:2024年11月15日(金)
イベント概要・申込ページ:https://peatix.com/event/4159982/

「立科 WORK TRIP ~ Lakeside MEETING」では、普段なかなかお会いすることができない、その道の第一人者の方々と名刺交換ができたり、交流したりすることができる。興味を持った人は、この機会に参加を検討してみよう。

立科町 オフィシャルサイト
「立科WORK TRIP」

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