気になるITニュースを振り返る「ITフラッシュバック」は、会社更生計画の認可を受けて新しくなったウィルコムを取り上げよう。
更生計画を見ると、基本方針は多額の設備投資負担が必要なXGP(次世代高速通信サービス)事業を切り離し、ユーザーが多く公共性の高いPHS事業に注力するということ。さらに、Wireless City Planning株式会社(ソフトバンクやファンドなどが出資予定の会社)にXGP事業などを継承する予定だ。
つまり、ウィルコムはPHSで勝負しなくてはいけないのだ。XGPは切り離されるが、XGPに必要となる多額な設備投資からは開放される。
果たして、ソフトバンクはウィルコムを再生できるのか?
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