学生時分に修学旅行の夜、臨海学校、林間学校で就寝前に枕投げをして先生に見つかり、全員その場で正座させられた経験を持つ人は少なくないだろう。枕を投げ合っていると、妙に興奮してきて、しまいには暴れだしたくなるような爆発的な“あの衝動”こそ、若さというやつなんじゃないか、と筆者は思っている。大人になった今、あの妙なハイテンション、体の中から湧き上がってくる意味不明な衝動に駆られることがすっかりなくなってしまった。
「なんとかしてあの湧き上がる情熱をもう一度取り戻せたら、先の見えかかっている自分の人生、もうひと頑張りしてやろうという気持ちが湧くのに・・・」
なんて思っている筆者のような人もいるかもしれない。
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