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株式会社PAY ROUTE、 Kadamba Intrac Private Limitedと共同研究を開始 / レトロな空間と本格的北京料理で癒された「東華菜館」【まとめ記事】

KV
左:株式会社PAY ROUTE 代表取締役 田川 涼氏、右:Kadamba Intrac Private Limited, Director Sri, Anantkumar Hegde氏

株式会社PAY ROUTEは、インドで金融サービスの提供をしているKadamba Intrac Private Limitedとインドでの認証のセキュリティレベルの向上を目的に共同研究を開始する。同社は、個人が特定できてしまうであろう番号との紐づけを一切しないID/パスワードレスを可能にする「ROUTE CODE」を展開している。今回、新たな取引方法のデジタル化に向けて認証のセキュリティレベルを向上すべく、Kadamba Intrac Private Limitedと共同研究を開始する。インド国内ではオンラインバンクでの送金時等にワンタイムパスワード(OTP)の利用が必須だったが、ハッキングやフィッシング詐欺の多発により、ワンタイムパスワード(OTP)だけでなく、他の認証技術の導入が求められていた。

「東華菜館」は、京都でも有名な本格的北京料理のお店だ。大正15年に誕生したスパニッシュ・バロック様式の洋館であり、日本に現存するなかで最古のエレベーターを持つ。十数ある部屋ごとに装飾や家具の意匠が変わるため、訪れるたびに印象が変わるのも魅力の1つだ。屋外納涼席は約120席からなる川床になっており、9月30日まで楽しむことができる。屋外納涼席から見える鴨川では、鴨や鷺、鳩などの野鳥を観察することができる。本格的北京料理。見た目も豪華で、絶品だ。

まるで名画のような趣!池泉回遊式庭園で癒された「蓮華寺」【そうだ 京都、行こう。】
蓮華寺は寛文2年(1662)、加賀藩 前田家の家老 今枝近義が父の菩提を弔うため現在の地に再興した、天台宗の寺院だ。門を一歩入ると、そこはもう別世界。美しい緑に覆われた『癒し』の世界に入る。蓮華寺では、300体以上の石仏に出会える。新CMでも登場する「池泉回遊式庭園」が一番の見どころ。お堂の柱を額縁に見立てて眺めると、まるで名画のような趣きだ。蓮華寺の池泉回遊式庭園は、極楽浄土へ続く道のりを表現している。本堂前に立つ、六角形急勾配の笠をつけた石灯籠は、「蓮華寺型石灯籠」と呼ばれ、茶人の間で広く知られている。


株式会社PAY ROUTE、 Kadamba Intrac Private Limitedとインドのファイナンスセキュリティ向上を目的とした共同研究を開始
株式会社PAY ROUTEは、インドで金融サービスの提供をしているKadamba Intrac Private Limitedとインドでの認証のセキュリティレベルの向上を目的に共同研究を開始する。同社は、個人が特定できてしまうであろう番号との紐づけを一切しないID/パスワードレスを可能にする「ROUTE CODE」を展開している。今回、新たな取引方法のデジタル化に向けて認証のセキュリティレベルを向上すべく、Kadamba Intrac Private Limitedと共同研究を開始する。インド国内ではオンラインバンクでの送金時等にワンタイムパスワード(OTP)の利用が必須だったが、ハッキングやフィッシング詐欺の多発により、ワンタイムパスワード(OTP)だけでなく、他の認証技術の導入が求められていた。


大迫力の雲龍図を見学!荘厳な仏の世界に癒された「東福寺」【そうだ 京都、行こう。】
臨済宗大本山 東福寺(りんざいしゅうだいほんざんとうふくじ)は、京都市東山区に位置する寺院だ。摂政九条道家が鎌倉時代(1236年)に創建し、聖一国師(しょういちこくし)こと円爾弁円(えんにべんえん)が開山した。阿弥陀如来坐像は鎌倉時代の名匠たちによって制作されたとされ、重要文化財に指定されている。取材時は、阿弥陀如来坐像とともに四天王像が安置されていた。四天王は、仏教の護法神であり、仏法を守護する役割を担っている。仏殿の天井に描かれた「雲龍図(うんりゅうず)」は、その迫力と美しさで多くの参拝者や観光客を魅了する。


レトロな空間と本格的北京料理で癒された「東華菜館」【そうだ 京都、行こう。】
「東華菜館」は、京都でも有名な本格的北京料理のお店だ。大正15年に誕生したスパニッシュ・バロック様式の洋館であり、日本に現存するなかで最古のエレベーターを持つ。十数ある部屋ごとに装飾や家具の意匠が変わるため、訪れるたびに印象が変わるのも魅力の1つだ。屋外納涼席は約120席からなる川床になっており、9月30日まで楽しむことができる。
屋外納涼席から見える鴨川では、鴨や鷺、鳩などの野鳥を観察することができる。本格的北京料理。見た目も豪華で、絶品だ。


美食を追求したフレンチレストラン!ランチメニューとアフタヌーンティーで癒された「長楽館 ~フレンチ ル シェーヌ~」【そうだ 京都、行こう。】
長楽館は1909年(明治42年)、煙草王として知られる村井吉兵衛によって、国内外の賓客をもてなすための迎賓館として建築建てられた。フレンチ ル シェーヌは、妥協のない素材選びと確かな料理方法で生み出す美食を追求したフレンチレストランだ。「京都市有形文化財」として長い歴史を持つだけあり、豪華な内装に目を奪われる。本格的なフレンチを楽しめる。まるで鮎が川を上っているようだ。食だけでなく、目でも楽しませてくれる。もちろん絶品の旨さだ。こちらは牛のフィレステーキ。肉汁が溢れ出る逸品で、美味しさかった。


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コーポレートファイナンス 戦略と実践
保田 隆明
ダイヤモンド社
2019-04-04

株式会社PAY ROUTE、 Kadamba Intrac Private Limitedとインドのファイナンスセキュリティ向上を目的とした共同研究を開始

KV
左:株式会社PAY ROUTE 代表取締役 田川 涼氏、右:Kadamba Intrac Private Limited, Director Sri, Anantkumar Hegde氏

株式会社PAY ROUTEは、インドで金融サービスの提供をしているKadamba Intrac Private Limitedとインドでの認証のセキュリティレベルの向上を目的に共同研究を開始する。

■Kadamba Intrac Private Limitedと共同研究を開始
同社は、個人が特定できてしまうであろう番号との紐づけを一切しないID/パスワードレスを可能にする「ROUTE CODE」を展開している。今回、新たな取引方法のデジタル化に向けて認証のセキュリティレベルを向上すべく、Kadamba Intrac Private Limitedと共同研究を開始する。

インド国内ではオンラインバンクでの送金時等にワンタイムパスワード(OTP)の利用が必須だったが、ハッキングやフィッシング詐欺の多発により、ワンタイムパスワード(OTP)だけでなく、他の認証技術の導入が求められていた。

そして、今回、ROUTE CODEをキーにしたセキュリティ分野において、インドと日本での交流を深め、双方の技術や活用ノウハウを共有・融合し、さらなる進化を目指す。その技術を、ユーザー起点で企業での業務に留まらず、フィッシング詐欺等で被害に遭ったり、ネットショッピング等の利用に不安を持つ消費者の生活に対して、ROUTE CODEと決済サービスを組み合わせた「ROUTE PAY」の展開も視野に入れ、安心・安全を届け続けることができる未来をこの両社の取り組みを通して実現する。

■共同研究の詳細
本目的は、Kadamba Intrac Private Limitedが運営するサービスにログインし、ログインと送金を認証および完了する際の認証のためのROUTE CODEの使用に関する調査を行うことで、ROUTE CODEとカダンバイントラクトのサービス間の接続テストを実施し、インドのファイナンスセキュリティの安全性を向上させること。

具体的には、Kadamba社内スタッフ約80名で下記サービスのテストを行う。
・人材管理ソフトウェア (サービスログイン)
・コンテンツ管理システム(サービスログイン)
その後、一般ユーザー向けに展開している下記2つのサービスで接続テストする。
・Eコマース(サービスログイン)
・DMC銀行(サービスログイン・送金時の認証)
インドユーザーの意識調査を行うため。Kadamba Intrac Private Limitedサービスでの実証実験後、アンケートによる調査結果を共有し、課題点を双方で調整し、インド国内へのサービスインを行っていく。

■Kadamba Intrac Private Limited, Director Sri, Anantkumar Hegde 氏のコメント
ROUTE CODEは、従来のID/パスワード利用を前提としない、全く新しい観点から生まれたセキュリティ技術だと思いました。ID/パスワードを使用しないセキュリティ技術なので、ID/パスワードのハッキング、フィッシング詐欺リスクは理論上ほぼ不可能であることは驚くべき価値だと捉えています。しかも、IDやパスワードも利用しない認証により、クレジットカード情報を含む個人情報が盗用されることなく、今まで以上にセキュアなログインや決済等を行うことが可能であることも強みです。

銀行、電子商取引、内部管理システム分野等のグループ企業や取引先、さらに関係する消費者の数は莫大です。そうした企業体やそれらに関わる消費者が、個人情報や金銭に関わるやりとりにおいて、何不自由なく安心感のある日常生活が価値として創出できる状態をPAY ROUTEと共に創り上げたいと考えています。

〇Anantkumar Hegde 氏 の経歴
インドの政治家であり、元技能開発・起業家精神担当国務大臣、現職のウッタラ・カンナダ選挙区国会議員。
インド人民党(BJP)の党員でありながら、国民統一党(RSS)のボランティアとしても活動している。
また、科学技術、銀行・金融サービス、コミュニティ企業、電子商取引など幅広い分野の事業を経営している。

■株式会社PAY ROUTE 代表取締役 田川 涼 氏のコメント
この度、弊社の技術であるROUTE CODEにインドよりご関心を持っていただき、金融上の取引における安全性の向上や個人情報の盗用を防ぐ認証技術の研究を両社間で実施することとなりました。フィンテック大国とも言われるインドの企業より採択いただけたことは非常に誇らしく思ってます。その後の動きを通してKadamba Intrac Private Limited、さらにインドにおける認証技術のセキュリティ向上に寄与できるよう努めてまいります。

昨今、利用者が増加しているキャッシュレス決済であるクレジットカード・QRコード・口座紐付け、銀行間の送金、サービスへのログインや管理など、全てのサービスのスタートは「認証」から始まります。キャッシュレス業界に関わる弊社だからこそできる新しい「認証」と「決済」(ROUTE PAY)で、世界が認める安全な仕組みを創り上げていきたいと思います。

PAY ROUTEは現在日本を中心に事業を展開していますが、日本のみならず海外の市場でも複合フィンテック企業として貢献ができるということを改めて証明をしてまいります。

■ROUTE CODEとは
ROUTE CODEとは、個人が特定できてしまうであろう番号との紐づけを一切しないID/パスワードレス認証を可能にする技術で、サービスに表示された4桁の数字をスマホに入力することでログインが完了する。スマホ1台での利用の場合でも認証ボタンをタップするのみでログインが可能となり情報が漏洩する心配もなく、安心してご利用いただけることも特徴だ。

BitCoin/ブロックチェーンなどの根底を支える非常に強固な暗号技術による認証手法を採用し、かつID/パスワードに変わる高度な認証=公開鍵認証を利用。さらにユーザーとサービスの双方向認証を実現したことで、フィッシング詐欺等の偽サービスによるなりすましや個人情報の盗用を未然防止することができる認証技術だ。

※本製品・サービスは、権利を保有する株式会社プラットフィールドとのライセンス契約に基づき提供される。

株式会社PAY ROUTE

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コーポレートファイナンス 戦略と実践
保田 隆明
ダイヤモンド社
2019-04-04

日本寄付財団 村主代表が語る支援活動のリアル!そうだ 京都、行こう。「貴船神社」【まとめ記事】

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日本に寄付文化の構築を目指し、世界のあらゆる社会課題に取り組む一般財団法人 日本寄付財団 村主悠真氏(村主代表)に、同財団の活動について話を聞く機会を得たので、ここで紹介しよう。
「貴船神社」は、水の神様を祀る古社。参道のすぐそばを流れる貴船川のせせらぎに涼を感じることができる。

万物の命の源である水の神を祀る!<風の涼>を楽しめる「貴船神社」【そうだ 京都、行こう。】
東海旅客鉄道株式会社は、観光キャンペーン「そうだ京都、行こう。」を展開している。2022年の夏は『京の涼さがし』をテーマに、この時期の京都だからこそ体験できる『涼』に触れられる旅行商品を2022年9月30日(金)まで展開中だ。「貴船神社」は、水の神様を祀る古社。参道のすぐそばを流れる貴船川のせせらぎに涼を感じることができる。


昭和7年創業 老舗料理旅館!京都・貴船 「ひろや」の川床料理【そうだ 京都、行こう。】
京都・貴船 「ひろや」では、5月から9月までは貴船川の川床で、季節の京会席を楽しめる。京都・貴船「ひろや」では、四季折々の食材を活かした京会席を提供してくれる。見た目、味、風景の3つを同時に楽しめる贅沢な時間を過ごせる。


日本から世界平和を目指す日本寄付財団 代表理事 村主悠真氏が語る支援活動のリアル
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日本から世界平和を目指す日本寄付財団 代表理事 村主悠真氏が語る支援活動のリアル

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日本ファンドレイジング協会が発行した「寄付白書2021」によれば、個人寄付総額は、日本は1兆2,126億円(2020年)、米国は34兆5,948億円(2020年)、英国は1兆4,878億円(2018年)と、日本は寄付をしている人が多いように見える。しかし、名目GDPに占める割合は、日本0.23%、米国1.55%、英国0.47%と、寄付文化が根付いているとは言い難い。そんな中、ITライフハック編集部は、日本に寄付文化の構築を目指し、世界のあらゆる社会課題に取り組む一般財団法人 日本寄付財団 村主悠真氏(村主代表)に、同財団の活動について話を聞く機会を得たので、ここで紹介しよう。

■スリランカの支援を行う日本寄付財団
村主代表は、1982年東京都出身。19歳大阪大学在学中に起業し、2006年までに手掛けていた事業を売却。 24歳でプライベートファンドを設立し、国内外の様々な事業を展開。30歳から社会貢献活動を開始。国内外の貧困問題を中心に寄付活動を広げる。複数の一般社団法人やNPO法人の運営に携わったのちに、2020年 村主現代芸術文化財団設立・2021年 日本寄付財団設立。「寄付」を起点に日本から世界平和を目指し、非営利の世界に資本を流入させるべく活動している。

編集部:日本寄付財団の活動について教えてください。

村主代表:日本寄付財団は、日本に寄付文化を構築していくとともに、世界中の社会課題の解決を目指し、日本から世界平和を実現するための活動をしています。日本だけではなく、積極的に海外の支援も行っています。

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日本寄付財団について語る、同団体 代表理事 村主悠真氏


編集部:現在、どのような国を支援しているのでしょうか?

村主代表:数多くの国を支援していますが、最近話題になったのが、スリランカに寄付させていただいた件です。スリランカは今年2022年7月に財政が破綻し、国全体が大変な状態に陥ってしまったので、真っ先に駆けつけ多くの政治家の方たちと話をさせていただきました。食べるものがない、ガソリンが手に入らない、移動ができないので学校に行けない、病院が停電している、といったように、このような事態では真っ先に直積的な影響を受けるのが貧困層の方々なんです。

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編集部:スリランカでは具体的にどのような支援をされているのでしょうか?

村主代表:そもそも経済自体が機能していなかったので、ピンポイントの支援ではなく全体的に支援していかなければなりません。ただ、とはいえ民間の僕らができることは限られているので、まずはできるところからやっていくという感じですね。食料を配ったり学校の支援を行ったり、国立病院への直接的な支援も前回行いました。そこで医療面における現状の厳しさに直面したので、日本の医療関係者にも協力していただき、スリランカの病院で不足している物資を今集めてもらっていて、8月に訪れた際に持ち込む予定になっています。

先日、スリランカを訪問した際には、現地メディアに多数取り上げられました。

https://island.lk/founder-chairman-nippon-donation-foundation-hoping-to-invest-in-multiple-projects-in-sri-lanka/

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編集部:スリランカは世界からどのように見られているのでしょうか?

村主代表:世界の縮図としてとらえられていると思います。スリランカは、中国とインドの間に挟まれ、政治家たちがその影響を強く受けて物やお金が動いている状態です。そして今は、政治家同士の戦いだけではなく、コロナやウクライナの戦争などの問題もあり、それらの影響が国民にも広がっていると考えられます。

国民がデモを起こして大統領官邸を襲撃する様子や、大統領が国外へ逃亡する様子が日本で報道されていたので、そんな危険な国に行くのはやめた方がいいのではないかと、多くの方に言われるのですが、あの瞬間の一部の地域が危険だっただけで、スリランカ自体は危険な国ではないので、その点も皆さんに知って頂きたいと思っています。

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編集部:スリランカを支援することは、日本寄付財団にとってどのような意義がありますか?

村主代表:世界では、スリランカのように経済が破綻していく国がこれからどんどん増えていくと僕は思ってます。コロナも完全に終わっていない国もありますし、台湾中国問題を始め、世界中に戦争の火種が燻っている状況です。それに伴い、物価高や食糧不足、インフレやデフレなど、僕はこれから世界が更に酷い状態に突入していくと思っているので、そういった国に対してどのような対応をすれば良いのか、応急処置として限られた資金の中でどのような形の救済ができるのかを、常に追求し続けていきたいと思っています。

編集部:今後スリランカはどのようになっていくと予想されますか?

村主代表:大統領が変わり体制が変わったので、多少膿を出した状態に近いとは期待したいです。ですが、戦争やコロナはまだ終わっていませんので、もうこれで大丈夫という感じは全くありません。今はIMFの管理下に入っていますが、最終的に具体的な救済プランがあるわけではないので、その内容次第では、本当にどうなるかまだまだ分からないという感じです。

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編集部:スリランカのことをあまり知らない読者へ、何か伝えたいメッセージがあればお願いいたします。

村主代表:日本ではなかなか現実味がないことかもしれませんが、せっかくこのような記事を読んでいただいているので、少しでも状況を理解していただければと思います。日本にも色んな支援を行っている団体がありますので、そのような団体を通じて一歩踏み出していただければ嬉しいです。世界中で戦争は起こっているので、もちろんスリランカだけが苦しいわけではありませんが、何かそこに対して考えるきっかけになってくれればと思います。

編集部:今後の日本寄付財団の目標を教えてください。

村主代表:僕たちは、あらゆる国や業界で助けが必要な方々を寄付という形で支援したいと考えています。お金が生み出される世界ではないところへ支援を広げ、資本主義からこぼれ落ちていく人々を救うべく、今後もこのような活動を色んな国で拡大させていきます。

編集部:本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

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国が破産するという事態は、我々日本人には想像することが難しい。だからこそこの記事を読んでいただいた皆さんには、少しでもいいので考える時間を持ってほしい。日本寄付財団の活動は、いつか世界に明るい未来がやってくる、きっとその布石となるだろう。

日本寄付財団 公式サイト

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米国の「出口」で新興国経済はまたも不安定に?【ビジネス塾】



米国で12月17~18日、連邦公開市場委員会(FOMC)が行われ、金融緩和の縮小(出口)をめぐる議論が行われた。

この結果については次回に譲りたいが、世界経済に大きな影響を与える会合だけに、これを見越した各国政府・中央銀行の動きは活発だ。

微妙な経営運営が続いている、インドとインドネシアを取り上げよう。


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どうなる? ブラジルやインド 世界的マネーの変調が本格化【ビジネス塾】


これまでも何回か述べてきたが、5月末以来の世界的なマネーの変調が本格化しそうな雰囲気だ。

ブラジル、インドの、インドネシアなどの新興国通貨が次々と下落、波乱の様相となっている。先行きは不透明だが、何が起きているのだろうか。


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もちろんカレー臭はしなかった! 品質もそこそこなインド製携帯電話【デジ通】

Made in Indiaな携帯電話


先日インド製の携帯電話を購入した。というより正確に言うとノキアの携帯電話を買ったらインド製だった。一般的にこの手の製品は、現在は中国製が多数を占めるだけにインド製というのは逆に珍しいと思い調べてみると、ノキアは2006年からインドで製造を始めていることがわかった。世界有数の携帯電話会社の製品が中国以外の国で製造されるようになっていることを考えると、今後の流れとして電化製品やPCといった精密機器等の製造が中国以外で行われるということが珍しくなくなるのかもしれない。そういえば昔、インド製の激安HDDがあった(買って3カ月もせずにすぐに基盤がぶっ飛んだ記憶がある)。


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FacebookとTwitterで100万人規模のスパム ――被害はインドとフィリピンに集中 【役立つセキュリティ】



エフセキュア・コーポレーションのセキュリティ研究所でセキュリティ・アドバイザを務めるショーン・サリバンが、FacebookとTwitter上で5日間にわたり蔓延した怪しいソーシャル・スパムを発見し、ブログで紹介しています。

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日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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