車内は密閉空間だ。車は風雨にさらされ、季節によっては車内温度は40度を超える高温から零度以下の低温にまで変化する。そして長距離ドライブでは、人が車内で何時間も過ごすこととなり場合によっては、飲食もすることがある。
こうした過酷な条件下で車が使われることで車内に独特の匂いがついてしまう。特にカーエアコンのフィルター部分などは、雑菌が繁殖しやすい環境のためカーエアコンを使う季節はじめに独特のカビ臭さが発生するなど車内は、様々な匂いが発生する場所でもある。
新車の香りという、あの独特の匂いがいつの間にか消え、使い古された匂いへと変化。乗り慣れている人には気が付かない匂いも、たまに同乗した人にとっては、不快に感じるようなケースもある。そこで車用の芳香剤の登場ということになるのだが、あのいかにも作ったような匂いや「芳香剤です」と自己主張するようなデザインを好まないという人も多いだろう。
そういった流れから車用品の製造・販売を行う株式会社カーメイトが天然香料配合のカーフレグランス「Sai.mignon (サイミニヨン)」を発売する。「Sai.mignon」は、これまでの車用芳香剤とは大きく異なる特徴を持っているという。いったいどんな秘密があるのだろうか。
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