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日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏に聞く!月額ワンコインでスマホのデータを保存【まとめ記事】

日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏
日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏

国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に向けて、今後注目が高まっていくと予想される。同協会代表理事 神田氏に話を聞くことができた。
株式会社ミックナインは、月額たったの500円(税別)でスマホのデータをまるごとバックアップする無制限バックアップアプリ「クラウドモンスター」をリリースした。

スケジュール管理のAmazon Alexaスキル!「CUE!六石陽菜のスケジュール」
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年末年始はスマートプロジェクターをレンタル!「Nebulaでおうち映画館体験キャンペーン」
アンカー・ジャパン株式会社は、スマートプロジェクターブランド「Nebula」においてレンティオ株式会社と協業し、2020年12月15日(火)~2021年1月15日(金)の期間限定で「Nebulaでおうち映画館体験キャンペーン」を実施する。本キャンペーンは、映画や動画コンテンツ、ゲーム等のエンターテインメントを家族や友人と一緒に大画面で楽しみ、おうちで過ごすクリスマスや年末年始がより充実したひとときになるよう企画された。期間中Rentioの各製品ページへアクセスすると、対象のスマートプロジェクターを特別価格にて1週間レンタルでき、おうち映画館体験を楽しめる。


誰も傷つけず、害のないノハムな社会へ!日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏に聞く、同協会が目指す未来
日本ノハム協会は、ウエディング事業を展開する株式会社タガヤの代表取締役でもある神田尚子氏がSDGsへの積極的な活動を推進すべく2020年2月に立ち上げた一般社団法人だ。すべての企業がSDGsに取り組むことを目指し、中小零細企業を中心にSDGsのコンサルティングと定期診断サービスを提供している。国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に向けて、今後注目が高まっていくと予想される。同協会代表理事 神田氏に話を聞くことができた。



月額ワンコインでスマホのデータを保存!容量無制限バックアップアプリ「クラウドモンスター」
株式会社ミックナインは、月額たったの500円(税別)でスマホのデータをまるごとバックアップする無制限バックアップアプリ「クラウドモンスター」をリリースした。「クラウドモンスター」は、スマホに保存してあるデータをクラウド上にバックアップするアプリだ。設定もシンプルで、1度設定してしまえば、連絡先、写真、動画等の大切なデータを自動でバックアップできる。もしデータを誤って消去してしまっても、クラウドモンスターならデータが消える心配は一切ない。容量無制限なので、スマホ端末本体の容量も節約できる。万が一スマホの画面が割れるようなことがあっても、クラウドにアクセスすればデータを復元することができる。


世界のお菓子が最大86%OFF!ギフトランド2020年最後の在庫処分セール
レッドホースコーポレーション株式会社が運営する海外・国内のお土産通販サイト「ギフトランド」は、2020年最後の在庫処分セールとして、これまで食品ロス削減支援を目的としてお得な割引価格にて販売していた世界各地のお菓子の中でも、賞味期限が近くなってしまった一部商品をさらに【最大86%】の特別価格にて販売する。※在庫限り・26日AM10時までの申込み限定となるまた、賞味期限が大変短くなっているので、確認の上購入する必要がある


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最先端のSDGs「ノハム」こそが中小企業の苦境を救う
神田尚子
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2020-07-23


60分でわかる! SDGs 超入門
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技術評論社
2019-11-16



誰も傷つけず、害のないノハムな社会へ!日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏に聞く、同協会が目指す未来

日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏に聞く、同協会が目指す未来

日本ノハム協会は、ウエディング事業を展開する株式会社タガヤの代表取締役でもある神田尚子氏がSDGsへの積極的な活動を推進すべく2020年2月に立ち上げた一般社団法人だ。すべての企業がSDGsに取り組むことを目指し、中小零細企業を中心にSDGsのコンサルティングと定期診断サービスを提供している。国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に向けて、今後注目が高まっていくと予想される。同協会代表理事 神田氏に話を聞くことができた。

■ウエディング事業からノハムへ
神田氏が代表取締役を務める株式会社タガヤは1974年、織物で有名な京都・西陣で設立された。創業当初は婚礼に関わる和装をレンタルとして扱う会社だった。神田氏がタガヤにCOOとして入社したのは1998年。10年ほどホテルで接遇を学んだ経験があり、会社の事業形態を和装レンタルから結婚式場運営へと拡大していった。そして2012年、同社代表取締役を引き継ぎ、現在に至る。

2016年に大きな転機が訪れる。創業者が癌で他界してしまったのだ。この出来事をきっかけに食への興味を持つようになり、自身も学びを進めていくうちに、世界にはいろいろな食文化が存在することを感じたのだそう。

癌にならないためには、どうしたらいいのだろう?

この疑問からさまざまな気づきを得た神田氏は、自身が学んだ知識を他の人たちに知らせる方法を考え、たどりついたのが「ノハム」だった。
「ノハム」とは、「no harm」。「害がない(悪い影響をもたらさない)」という意味であり、同時に誰も傷つけない(誰も取り残さない)という思いが込められている。

そのため、最初にフォーカスしたのは食事だった。

「害のない食事とは何か?」を考えた時に出てきたのが「無添加」「無農薬」である。畜産業では、ホルモン注射を打って成長を早めて育てた牛もいるが、「そういったものを食べてしまって、本当に良いのだろうか?」という疑問も湧いてきたのだという。
フランスでは、走りまわって育てた牛(赤身の肉)しか売れないのだそう。霜降りの肉を好む日本とは、価値観がまったく異なる。

日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏
日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏

■多くの中小企業にSDGsに取り組んでもらいたい
神田氏は年に6回ほど男女共同参画が進んでいるノルウェーやデンマーク、フランス、ポルトガル、イングランドなどに取材に行くという。それらの国を取材して感じることは「どんどんビーガン寄りになっている」「ベジタリアンが増えてきている」ということなのだそう。
先進国では、日本だけがベジタリアン専門店に行かないと、そういうものが食べられないのだという。取材に行った国ではステーキ屋など、どこへ行ってもベジタリアンメニューが食べられるのだ。このように様々なことを感じた結果、最終的にノハムを使ってSDGsに取り組むことにしたという。

当初は食の害を訴えるためにSDGsに取り組み始めたが、それだけでは足りないと感じ、SDGsのすべてに取り組むことになった。
ちなみにSDGsには17の目標があり、食に関すること以外にも様々な達成目標が設定されている。

その後、タガヤの経営理念に「SDGsに貢献する」を組み入れ、社内だけでなく顧客にもさまざまな気づきが生まれた。
一例を挙げると、次のようなものだ。
・健康に対する意識の向上
・ゴミを出さないような工夫
・余った食事を持ち帰る
・環境に配慮した商品を選択する

一番の目的について神田氏は、「自分ごとに思えない中小零細企業にSDGsに取り組むきっかけにしてほしい」とのこと。SDGsに取り組む中で自分たちの視点などを変えていき、時代にあった新しいサービスなどを生み出してほしいというのだ。

「サステナ企業診断」は、企業のSDGs経営を支援するサービスで、取り組みの分析・提案・PR をまとめてサポートしています。ノハム協会の展開について神田氏は、「今後はノハム協会に加盟していただいた中で、どれだけCO2を削減できたかなど、具体的な数値を示していける団体になりたいと思っています」と語ってくれた。

最近では毎日SDGsというキーワードが聞かれるようになり、各地でフォーラムなども開催されているものの、ほとんどが大きな団体ばかりであり、上層部の3%くらいしか参加していないのが状況だ。そういう状況の中でSDGsに対する日本の貢献度は、毎年落ちていっているのが現状なのだそう。「国民誰一人取り残さない」というメッセージ性を考えると、個人個人がしっかりとSDGsのことを理解して行動を変えていく必要がある。

日本の企業は、99.6%が中小零細企業である。その点を踏まえ、同協会は中小零細企業に対してSDGsを理解してもらえるように取り組んでいる。一人一人の行動が環境や社会を良くしていくことを信じて活動しているのだそう。またSDGsという言葉自体が少し難しい印象を与えることから、「ノハム(no harm)」という可愛らしい名前にしたことも語ってくれた。

SDGsは2030年で修了となるが、ノハム協会はその先も見据えた活動を展開している。

自分にSDGsの何ができるのか?

ノハム協会ではSDGsの17の目標と169のターゲットを企業向けの分かりやすい項目にアレンジしたチェックシートで用意しているとのこと。チェックシートへの記入で、「これだったらできそうだ」と気づいてもらい、実際に取り組んでもらえる仕掛けになっている。

ひとつ注意すべき点は、自分の行った取り組みが他の16の目標を傷つけてはいけないということだ。
「できるだけはやく、この指標を学んでいただいて、これからも持続的に生き残る会社になってもらいたい。」と、神田氏は語ってくれた。

SDGsについて語る、日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏
SDGsについて語る、日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏

■ノハム協会が中小零細企業を全力サポート
「企業がSDGsを学ぶ理由は、人材獲得にも影響があるからです」と、神田氏。
企業の人事部からの情報では、学生面接において5割の学生が「御社のSDGsへの取り組みは何ですか?」という質問をしたという。当然担当者がこの質問に答えられないと、学生はその企業へ入りたいとは思わないだろう。その点においてもSDGsへの取り組みを、企業として表明しておくべきなのだ。もちろんゼロベースで行うことは大変なので、ノハム協会が企業の伴走者となり、サポートを行う。

具体的なサポート内容だが、大まかな流れとしては次のようになる。
・チェックシートを提出して頂き、取り組みと指標を分析する
・企業にヒアリング監査を行い、現状把握や課題に向けての対話を行う
・SDGs 取り組み報告書にまとめて、社内・社外のPR活動をサポートする

その他社内ワークショップや、動画制作、SNS活用方法などもサポートしてもらえるとのこと。企業としては、SDGsに取り組むことによって、その会社のプロモーションにも繋がるサポートが受けられるというのだ。
費用も低く抑えられているのも、特徴のひとつ。年間12万円(メンバーシップ費用、サステナ企業診断、その他サポート含む)で、中小企業でも一歩を踏み出しやすい金額に設定されている。

近年はSDGsを商品として取り扱う企業なども多くなってきたが、その多くはただ情報を提供するだけなのだと言う。ノハム協会は情報提供するだけではなく、その企業と伴走する点が大きな違いだ。

「コロナ禍で企業の生き残りが大変な時代ですが、SDGsを戦略とすることによってその企業が発展し、社会や環境が良くなることに繋がります。SDGsを実践する企業しか、この先は生き残らないというのがコロナの示唆だと思います。」と、神田氏は語った。

小学校でもSDGsが始まっており、世界には飢餓で苦しむ国がたくさんあると知り、自分の置かれた状況がいかに恵まれているかを認識する。何かをしてもらったから喜ぶのではなく、ただこの状態が幸せなんだとハッピーに感じる強い心になるのだという。

■そもそもSDGs 経営とは?
先述したサステナ企業診断が、ノハム協会の役割はSDGsを上手く利用して社会に求められる企業に育てるサポートをすることだ。
中小企業のあるリスクを減らすため、200項目のチェックシートとヒアリング監査でSDGsのフィルターにかけて企業の弱みや課題などを可視化する。それをどうやって改善していくかを手伝ってくれるのだろう。

「最終的には大企業に劣後しない、国際競争でどこに行っても戦える企業になってもらえるように手助けしたい」と、神田氏。

SDGsとは包括的なもので答えがないし、やり方もいくらでもある。だからこそ、経営者の「経営に統合する」という宣言が必要。

ノハム協会の現在目指すところは、SDGsの概念がゼロだった企業がSDGs経営を通じて、未来に愛される商品やサービスを開発し、企業も継続・発展できるようになるか、だという。

■SDGsの実践が企業に良い効果をもたらす
さて、SDGsを実践することにより、本当に良い効果があるのか。企業の事例も紹介していただいた。

まずは、自身の会社である株式会社タガヤだ。
これまでタガヤでは砂糖を使わないクッキーを販売していたが、月に40万円ほどしか売れなかった。SDGs 経営を取り入れてredesignしたクッキーを販売したところ、月に1,000万円ほど売れるようになったのだ。子どもが嫌いなケールやピーマンを原材料に使ったクッキーにも関わらずなのだから、これは驚きだ。この事例が神田氏の大きな自信になったのだそう。

クッキーが売れた原因を考えてみると、消費者がどういう意思で商品を購入しているのかが見えてくる。
クッキーはアルミ缶に入っただけのシンプルなもの。消費者も見た目だけでなく、包装を簡易にすることによる環境面への影響や良質の素材が使われているのかという点を、しっかりと意識しているのが見えてくる。

次の事例は2020年7月東京にオープンしたレストラン「Noeue.TOKYO(ヌー・トウキョウ)」だ。Noeue.TOKYOは環境問題に向きあうレストランとして、環境に配慮した様々な取り組みを行っている。
一例を挙げてみると、次のとおりだ。
・間伐材を使ったテーブル
・枯渇しそうな食材を使わない
・食品ロスを無くすために普通は捨ててしまうような根や葉なども全部使う

コロナ禍で店が閉店してもおかしくない状況ではあるが、このレストランはずっとオープンしつづけているのだそう。「ものを捨てない。大切にする」「地産地消」「サステナブルな料理/サービス」いうメッセージが顧客に受けているのからなのだろう。
若者たちは、このような強いメッセージに共感して店を選んでいるという。

協会の今後について語る、日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏
協会の今後について語る、日本ノハム協会 代表理事 神田尚子氏

IT企業はすでにSDGsに取り組んでいるところが多い。特にGAFAではジェンダーや教育の問題に取り組んでいる。
eラーニングやテレワーク、SGDsに取り組むために本社を移動したりするのもその一例であろう。

ノハム協会の今後の展望についてだが、「ノハム協会がなければSDGsに取り組めなかった、またはその存在を知ることもなかった中小零細企業に取り組みを啓蒙していきたいと考えています。「ノハム協会でSDGs 経営を学び、自社サービスを新たに事業戦略化したところが、2030年以降にはさらに大と小が入れ替わるくらいの繁栄をしていただきたいと考えています。そのように企業と伴走していきたいです。」と、神田氏。

日本ノハム協会では、2025年までに中小企業零細企業の0.5%である2万社に取り組みを達成し、2030年までにスタンダードからプレミアムまでステージを分けながら、貢献度による表彰ができることを目指している。

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60分でわかる! SDGs 超入門
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技術評論社
2019-11-16



江戸東京博物館がリニューアル!記念に「EDO→TOKYO VISION」イベントを開催

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2018年4月1日にえどはくこと江戸東京博物館がリニューアルして再オープン。その記念として様々な分野で活躍する専門家やアーティストによる、“江戸東京の歴史・文化とつながる”をテーマにした、再オープン記念 WEEK 「EDO→TOKYO VISION」が開催された。

4月7日には江戸のライフスタイルをヒントに、持続可能な社会を実現するための「サステナブルな暮らし」をテーマにしたトークセッションが行われたのでその様子をお伝えしよう。

■落語からイベントがスタート
イベントはまず、落協会・真打の女流落語家古今亭菊千代さんによる落語「垂乳根」(たらちね)からスタート。場内が笑いに包まれたところで、トークセッションに移る。ここにはデザイナー/作家であるアズビー・ブラウンさん、エシカル教会代表理事の末吉里花さん、共生革命家・東京アーバンパーマカルチャー創始者のソーヤー海さん、古今亭菊千代さんに加えて、江戸東京博物館館長の藤森照信さんが参加した。モデレーターは評論家の辻信一さんが務めた。
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■言葉や価値観、考え方を伝えるのに落語がおススメ
実は辻さんとブラウンさんは、古今亭菊千代さんから落語を教わっているのだとか。言葉や価値観、考え方を伝えるのに落語はいいと語るブラウンさん。人間関係の問題や生活感が出るのでよいと語る。江戸時代の価値観と人間関係、人と人との関わりがかなり違うこともわかるのだそう。

「落語を聞くと江戸時代の情景が目に浮かぶし、絵として頭の中でイメージできるのが素晴らしい」と末吉さん。「長屋で暮らしてみたいとか、そういう思いになる」(末吉さん)。人について笑うこともできるし、自分を笑いにできるのもよいところだと語るのはソーヤーさんだ。「人を笑うのは簡単だが、自分を笑えるかが大事」(ソーヤーさん)。

藤森さんによると、江戸の街は世界でも類がないような、衛生面ではダントツだったのだという。道は必ず掃き清められており、朝の街を初めて歩く人は、その道を歩くことができた。そして江戸時代のぜいたくと言えば風呂。そして床屋に寄って、寄席に行くのが粋。これらは一種の社交広場として存在し、日常生活の中での楽しみを生んでいたわけだ。
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■吾唯足知が意味するものとは?
ここでアズビーさんは「吾唯足知(われただ足るを知る)」という言葉を紹介する。この四文字は京都の龍安寺にあるつくばいに彫られていて水戸の黄門様から送られたことで知られる。「別々で風呂を焚いたらエネルギーが必要で大変。そこで風呂屋があった。それであれば燃料は少なくてよい。水やエネルギー、お湯の問題、両方を解決している」とアズビーさん。日本人の心を深く理解していることに感心。

また日本古来の建築方法は、ほぞやくさびを用いて作られており、分解が可能な仕組みになっている。現代でも古民家の移築などで見られるが、釘などを使っていないので簡単にリサイクルが可能だ。非常にエコな生活を送っていたわけだ。「わたしは外国から来たが、江戸から学ぶことは多い」とアズビーさん。

ソーヤーさんは「いまの都会にいる人は豊かさを求めている。足るを知るというより、豊かな世界に行きたいという勢いがある」とし、そこを考えていくうちに思ったのは、足るを知るということは、いまは豊かであるとわかることだと気づいたそうだ。「気づかないと永遠に豊かじゃないから、足るを知らないことになる」(ソーヤーさん)。
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■エシカルとはどういう意味か
話題は末吉さんが代表理事を務める協会の名前にもある「エシカル」という言葉に移る。エシカルとは「倫理的な」という意味。法的な縛りがなくても正しいと思っていることを指すのだそう。人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方、行動のこと。「こうした考え方を持って暮らしてほしい」という活動をしているのが末吉さんだ。
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いまはサステナブル(環境に多大な負荷を与えずに現状維持すること)であるとか、このエシカルという言葉がよく言われるようになったが、それはこの地球自体が倫理的でないということだと末吉さん。

いまではお金を出せばたいていのものが手に入るが、手に入れたものは誰がどこで作っているのかわからない。しかし江戸時代ではこのような分断がなかったと末吉さんは指摘する。

江戸時代は古着を売っていたり、糞尿を肥料に使ったりと、消費者も作り手だった。「私たちも作り手であり、消費者である。その循環が見える社会を作っていきたい。それがエシカルということ」(末吉さん)。

■ポートランドにある昔風の長屋
ソーヤーさんはアメリカオレゴン州ポートランドにあるエコビレッジを紹介。そこでは昔の長屋のような家屋があるほか、中央では人糞を使った畑が作られているそうだ。人糞は半年から1年くらい発酵させると、匂いもなく美しい肥料になるという。

それを使うととてもいい野菜が採れる。家の外3メートルくらいのところに畑が作られているが、その野菜を食べたあとに出た糞がまた肥料となり、使われていくというサイクルを繰り返すことができる。地産地消の循環型社会ができあがっているわけだ。「こうした活動は東京や日本でもやっていける」とソーヤーさん。

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■もっと生きることを学ぼう!
ソーヤーさんはまたいまはパソコンやお金のことについて勉強するが、暮らすことについてはまったく勉強しないと指摘。「地球はどういうところなのか、生きることを学ぶ場所がない。若い世代を応援して生きることを考えてもらう」。

辻さんは「いまの問題は時間かもしれない」と語る。時間に余裕がないのが現代だ。江戸時代の人は働き者だったが、ものすごく怠け者という面も持っていたのだとか。「気に入った仕事は夜も寝ないで頑張るが、そうでない場合は全然やらない」。まあ、全然やらないのはそれはそれで問題ではあるが・・・。

また、江戸時代の男は子供たちと延々と遊んだり、よく笑ったのだそう。「心の余裕がなくなると笑えなくなる」とソーヤーさん。辻さんも「忙しいというが、何に忙しいのか。時間に追われているような世の中はダメ。なんのための経済成長なのか。経済に支配されている」とも。

経済成長は効率化を求められ、コストや時間を切り詰めていくことで無理やり成長が成り立っている。「そうすれば時間を巡って競争するし、どんどん忙しくなる。忙しくないと落ちこぼれなのではという世の中が出現している」と指摘する辻さん。

最後に藤森さんは、「いまは試行錯誤の段階だが、どの時期かにきっとサステナブルやエシカルが生み出す美ができる。そうなるといいと思う」と語った。

現代にはない江戸時代の感性を感じることができるえどはく。リニューアルしたえどはくで、時間に捕らわれないゆったりした時間を感じ、忙しい現代の感覚をリセットしてみることをおススメしたい。

江戸東京博物館

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関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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