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電装パーツの製造工程を見て学べる!デンソー「TAKATANAファクトリーツアー」をひと足お先に体験


デンソーは、自動車部品に関する最新のモノづくりを学ぶことができる工場見学コース「TAKATANA ファクトリーツアー」を2018年7月23日から開始する。一般予約はインターネットで2018年7月4日から受け付ける予定だ。

デンソーといえば、世界的に有名な自動車部品のメーカーだ。その社名の通り“電装部品”を製造しており自動車やオートバイのメーター等に加え、ありとあらゆる電装部品を作っている。元はトヨタ自動車の部署で、トヨタから分離独立し世界的な企業へ発展してきた歴史を持っている。いまでは世界中の自動車などでデンソーのパーツが使われている。

前述した「TAKATANAファクトリーツアー」に一般公開前に報道関係者として幸運にも招待されたので紹介しよう。

■メーターの歴史や組立て工程が学べるツアー
「TAKATANAファクトリーツアー」は、愛知県安城市内にあるデンソー高棚製作所に新設した、デンソー初の一般見学が可能な工場見学コースだ。同ツアーは「自動車部品の歴史と最新の日本のモノづくりを、多くの人に近くで見てもらいたい」という想いから生まれた。

同ツアーでは、解説スタッフがツアー参加者を引率し、走行スピード(速度計)やエンジンの回転数などを運転手に知らせるタコメーター(回転計)の製造工程を紹介してくれる。取材日は、午後から特別招待された地元小学生も来るということで、その見学にも同行させていただいた。

工場見学はエントランスロビーからスタートだ。参加者がまず目にするのは、メーターの巨大なオブジェ。スタッフによると、「工場見学の思い出になる写真を撮影する場所として設置した」とのこと。InstagramやLINEなどのSNSに写真を投稿しているような人、記念撮影に絶好の撮影スポットだ。

工場見学の思い出になる写真を撮影できるメーターの巨大なオブジェ。


■映像の中に溶け込んでしまう感覚の「オリエンタルシアター」
次に案内されるのは、3面の大型スクリーンを備えた「オリエンタルシアター」だ。部屋に通されると、照明が暗くなり、壁や柱に映像が投影される。部屋全体がスクリーンなので、自分がまるで映像の中に入り込んでいるような錯覚さえ覚える。映像の内容としては、デンソーが考える安心安全な未来のクルマ社会のイメージを、迫力ある映像で紹介してくれる。

3面の大型スクリーンを備えた「オリエンタルシアター」。


いよいよ待ちに待った工場内の見学だ。スタッフによると、デンソー高棚製作所はナゴヤドーム7個ぶんの敷地面積とのこと。ものすごく広い敷地だけに工場の見学場所までは、大型バスでの移動となった。

目的地に到着して最初に案内されるのは、メーター工場の見学通路だ。メーターの歴史や組立て工程が紹介されており、壁や床には「クラフトさん」と呼ばれるキャラクターが描かれていて、見ているだけでも楽しい。通路の床には、だまし絵スポットもあり、楽しさ倍増だ。

メーターの歴史や組立て工程が紹介されてされている通路。


通路では、ガラス張りの部分があり、稼働中のメーターの組立てラインを目にすることができる。作業工程のいくつかは、組立てラインの間近に設置したカメラの映像が見られる「ライブビジョン」は工場の人になったような気分になれる。普段はなかなか見られない工場のラインに、子供達は大はしゃぎだった。

稼働中のメーターの組立てライン。

組立てラインの間近に設置したカメラの映像が見られる「ライブビジョン」。


■最新のハイテクを使った安全技術を紹介する「プレゼンテーションルーム」
「プレゼンテーションルーム」では、メーターができるまでの工程を映像で学ぶことができる。さらに運転中にわき見や居眠りを検知する装置や、フロントガラスに映像を投影するディスプレイなど、最新の安全技術を体験することができる。子供達の中には、最新技術に驚いている子もいた。

運転中にわき見や居眠りを検知する装置。


以上、「TAKATANAファクトリーツアー」を駆け足で紹介した。同ツアーは子供から大人まで楽しみながらメーターの製造工程を学ぶことができる貴重なツアーだ。社会科見学にも向いているので文教関係者は要チェックだ。

また、子供を持つお父さんお母さんたちに、夏休みの思い出作りだけでなく、自由研究の課題としても面白いテーマになるので、子供さんと一緒に参加することをおススメしたい。

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