ITライフハック

ドライバー

「軽貨物の日」に考える物流DX!Azoopの調査で見えた運送現場の課題

32358651_l

10月24日は「軽貨物の日」。軽自動車を活用した貨物配送の発展と、ドライバーや事業者の地位向上を目的に制定された記念日だ。EC市場の拡大に伴い、軽貨物配送は今や生活を支える社会インフラの一角を担う存在となった。そんななか、物流DXを手掛ける株式会社Azoopが実施した最新調査から、制度対応と現場実態の間に横たわる課題が浮かび上がった。

■義務化認知は96%と非常に高いものの、提出経験は21.1%に留まる
制度の浸透はまだ限定的であることが分かった。「知っている、ある程度内容を理解している」と回答した企業が42%、「知っている、十分に内容を理解している」という回答が35%、「知っているがあまり内容を理解できていない」という回答が19%で、認知度そのものは96%と非常に高いことが分かった。

しかし、実際に真荷主へ実運送体制管理簿を提出した企業は21.1%だった。これは、制度が施行されたばかりであることに加え、真荷主側からの提出要請がまだ少ないか、制度の対象となる取引が限定的である可能性を示している。多くの運送会社にとって、現時点では「必要になったら対応する」という待機状態にあるとうかがえる。

sub3


■6割超の企業が情報共有の不足を感じている
制度が運用されていない最大の要因は、情報共有の不足にあると推察される。運送会社が管理簿を作成するためには、依頼元からその案件が対象であるかの通知や、請負階層などの情報が必要。しかし、本調査では、「運送が「実運送体制管理簿」作成対象かどうかの共有を受けていない」という回答が42%、「運送が「実運送体制管理簿」作成対象の旨の共有を受けているが、請負階層など作成に必要な情報が共有されていない」という回答が19%あり、6割超の企業がこれらの情報を十分に受け取れていないことが明らかになった。

これは、制度の要件がサプライチェーン全体でまだ十分に共有・理解されていないことを示しており、現場での運用を阻む大きな障壁となっていると考えられる。

sub4


■事務作業の総合的な増加
実運送体制管理簿の提出が義務化されたことで、運送会社にとってこれまで存在しなかった新たな事務作業が発生している。個別の作成作業は短時間で済む場合がある一方、提出している元請け会社の約4割は独自フォーマットでの提出を求められていることがわかった。これは荷主や元請けごとに異なる書式に対応する必要が一定あり、1件あたりの作業時間が短くても、取引先が増えることで総合的な事務負担が増加する可能性がある。

また、「事務作業が増えるだけ」「まだ形だけの制度」といった自由回答は、現場が制度を単なる書類作成の追加負担と捉えている可能性を強く示唆している。

sub5


sub6


■重下請け構造が解消されていないと感じる企業は60%―制度の目的と現状の間に大きなギャップ
制度が義務化されたことによる多重下請け構造による弊害(長時間労働・低賃金・ドライバー不足)への影響について質問したところ、「多重下請け構造も弊害も解消されていない」と回答した企業が60%、25%の企業が「多重下請け構造は解消されたが弊害は解消されていない」と回答した。

これにより、まだ制度が本来目指す目的と現状の間に大きなギャップがあると考えられる。ただ、「多重下請け構造も弊害も解消された」と回答した企業が6%いることから、少しずつ多重下請け構造の解消に向けて改善している様子がうかがええる。

sub7


■DXが現場を救う――Azoop「トラッカーズマネージャー」が担う役割
こうした課題に対し、Azoopが提供するクラウド運送業務支援システム「トラッカーズマネージャー」が注目を集めている。同サービスは、配車・運行データを入力するだけで、荷主情報や委託階層を自動的に整理し、実運送体制管理簿を自動生成 する機能を搭載。紙やExcelでの手作業に比べて事務負担を大幅に削減し、正確かつ効率的な制度対応を実現する。

さらに、運行スケジュールや車両稼働状況の可視化、請求・売上データの一元管理など、現場オペレーションのDX化も同時に支援。単なる“法対応ツール”に留まらず、業務全体を最適化する“物流経営基盤”としての役割を果たしつつある。

main


sub1


sub2


■「軽貨物の日」に問う、物流の未来
軽貨物配送は、個人事業主や小規模事業者が参入しやすい一方で、労働環境や取引構造の改善が急務とされる分野でもある。Azoopの調査は、制度と現場のギャップを浮き彫りにしたが、同時にDXによる解決の道筋も示した。「軽貨物の日」を迎える今日、業界が次に目指すべきは、制度の“遵守”ではなく“活用”。情報を正しく共有し、テクノロジーを味方につけることで、物流の現場はもっとスマートに、持続可能に進化できるだろう。

<調査>
調査主体 :株式会社Azoop
調査方法 :インターネット調査(Googleフォームによる)
調査対象 :運送業界に携わっている方
有効回答数:100件
調査期間 :2025年7月1日(火)~31日(木)

株式会社Azoop

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook
ITライフハック YouTube

ITビジネスに関連した記事を読む
『ぶっちぎりNO.1』のシェアを目指す!NetApp、26年度の事業戦略を発表
契約業務におけるAIの利用と課題が明らかに!ドキュサイン、メディアラウンドテーブルを開催
AIとロボット技術で労働力不足解消へ!Telexistence株式会社 共同創業者 兼 CTO 佐野 紀氏にインタビュー【日本スタートアップ大賞2025】
女性のキャリアを支えるリスキリング事業!SHE株式会社 代表取締役 福田恵里氏にインタビュー【日本スタートアップ大賞2025】
スタートアップでも防衛分野で活躍できる!Synspective 防衛情報事業室室長 秋山 郁氏にインタビュー【日本スタートアップ大賞2025】






”シェア乗り“構想で共鳴!日の丸交通、シェア乗りタクシー参入に向けて『NearMe』の年内導入が決定

sub1

独自のAIを活用し、シェアによって「おトクで、スムーズ」な移動体験を提供する株式会社NearMeは、日の丸交通株式会社に、タクシーのシェアサービス『NearMe』が採用され、年内の導入が決定したことを発表した。

■NearMeの姿勢|『“シェア乗り”構想』~ 今できること、資産の有効活用と効率化で「質」の解決 ~
タクシー業界は今、深刻なドライバー不足問題をかかえている。タクシードライバーの数は減少の一途を辿っておりここ15年では約40%が減少※し、近年では2019年3月末時点の約29万人から2023年3月末時点で約23万人へと4年間で約20%の減少※となっている中、インバウンドの急回復により需給のバランスが崩れてきている現況がある。

そして10月23日、臨時国会の所信表明演説においてライドシェアの推進について言及された。日本においてライドシェアという言葉は、配車アプリや相乗り、自家用車を用いた白タクシー等、様々な定義が混濁している。ライドシェアには、呼んだら来る1台に1組を乗せる配車アプリによる「ライドヘイリング」と1つの車両を複数組で相乗りする「ライドプーリング」の2つの考え方がある。

今日本で主な議論となっているのは、一般ドライバーが個人として自家用車に有料で利用者を乗せる「ライドヘイリング(白タクシーの解禁)」だ。ニアミーは、「ライドプーリング」の考えから、現状のタクシーの乗車率約40%※、平均乗車人数1.3人※という使われ方の「もったいない」に着目をしている。移動・交通の諸問題において解決するべきことは「輸送量を増やす」ことであり、これに対するアプローチとして「ライドシェア(白タクシーの解禁)」によりドライバーを増やすという「量」の解決と、今のアセットを有効活用し効率化する「質」の解決があると考えている。この「質」の解決について議論が活発になされていない現況を打破すべく、効率的で即効性のある打ち手として車両のスペースとキャパシティをシェアする“シェア乗り”を提案、推進する。

ニアミーとしては、タクシーの規制緩和やライドシェアによりドライバーを増やす「量」の解決のみに留まることなく、いずれの場合も「質」の解決を掛け合わせることで、更なるタクシーの輸送量増を図ることを提案する。ドライバーの観点での「量」と実車率と乗車人数の発想による「質」の観点を両輪で共存させる”シェア乗り”構想を社会実装させることで、タクシー業界ひいては交通・移動領域全体の課題解決に、より一層貢献できるものと考えいる。
※出典「全国ハイヤー・タクシー連合会」 調べ、 TAXI Today in Japan,Taxi of Tokyo

sub2


■移動の「もったいない」を解決し、持続可能な社会を実現
移動・交通においては、脱炭素の実現に向けて交通量と環境負担の軽減が求められている。また、近い将来自動運転が実現し、ドアツードアにおいてもシェアが前提の世界観が想定される。このようなモビリティの将来は既存資源を有効活用するライドプーリング(質)の実装が重要だ。

ニアミーは、“シェア乗り”が移動の「もったいない」を解決し、一人でも多くの人が自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会の実現に貢献したいと考えております。シェアが当たり前の世界を実現することで、「住民」「交通事業者」「地域社会」が三方良しのモデルをつくり、持続可能な社会の実現を目指していく。

sub3


株式会社NearMe

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook

カルチャーに関連した記事を読む
JR埼京線にて、運行開始!乃木坂46『国消国産』ラッピング電車
「座る」「寝る」ができる!リクライニング付きゲーミングチェア
松屋“台湾上陸”5周年記念企画!台湾フェア第2弾「魯肉飯」
自由&コンパクトに使える!フォールディングデスク
独自技術「コアバランスストレッチ」を提供!ストレッチ専門店Dr.stretch「虎ノ門ヒルズ店」がオープン【虎ノ門ヒルズ】

世界のライドシェアとタクシー
熊澤義一
株式会社エス・ジー・エム
2017-07-15




MaaSが地方を変える
森口 将之
学芸出版社
2021-09-17

手持ちの工具が簡単に磁極化でき、消磁もできる!ドライバー用マグネタイザー

main

サンワサプライ株式会社は、手持ちの工具が簡単に磁極化でき、消磁もできるドライバー用マグネタイザー「TK-MAG2N」を発売した。

■鉄製などの工具を磁石化できるマグネタイザー
「TK-MAG2N」は、鉄製などの工具を磁石化できるマグネタイザー。
01

磁気のないドライバーやピンセットの先端を本製品の穴に差し込み、ゆっくりと擦らせながら引き抜くだけで磁石化でき、ネジなどがくっつくようになる。
磁化させるときは、+(プラス)表示のある方を、消磁させるときは、-(マイナス)表示のある方を使う。
sub3

磁気がなかったり磁力を失ってしまったドライバー、また、磁気を帯びていると逆に使いにくい場合など、本製品があれば作業のシーンに応じて着磁、消磁のコントロールができて便利だ。

ドライバー用マグネタイザー「TK-MAG2N」

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

デジタル家電に関連した記事を読む
NintendoSwitch/PS4/PCに対応!ワイヤレスオーディオトランスミッター『BT-TM700』
Anker独自のノイズキャンセリング!「Soundcore Liberty Air 2 Pro / Life A2 NC」
4K・60Hz・HDR対応!小型で2入力1出力・1入力2出力対応のHDMI切替器
USBとコンセントが使える!急速充電QC3.0対応ハイブリッド電源タップ
中を見ながら煮出せる電気ポット!『煮出し&温度調整ができる電気ティーポット』






自作ユーザー必須アイテム!電動で決めたトルクでネジを楽々締められるペン型電動精密ドライバー「ペン型電動精密ドライバー」

1_000000003492

サンコーは、『トルク調整機能付き「ペン型電動精密ドライバー」』を発売した。価格は5,980円(税込)。

本製品は、トルク調整が可能な充電式の精密ドライバー。直径20×長さ180mm、わずか112gの軽量コンパクトサイズ。14種類のビットが付属。USBから充電。約2時間の充電で約3時間動作する。本体の2つのボタンでネジ締め、ネジ緩めが行える。ダイヤルを搭載し、無段階でトルクの調整が可能。1~8のメモリ表記を目安にトルク調整が行える。

ビット部分にはマグネットを内蔵、小さなネジも無くさずに作業が行える。細かなネジのネジ回し作業を楽に行いたい。ネジごとにドライバーをそろえるのが面倒。力を入れ過ぎてネジ山をつぶしてしまった。そんな方にお勧めの「ペン型電動精密ドライバー」だ。

■製品仕様
・サイズ/
本体:直径20×長さ180(mm)
ケース : 幅87×高さ35×奥行200(mm)
・重量/112g
・バッテリー容量/800mA
・連続使用時間/約3時間(状況により異なります)
・トルク/0.1-2.5 N/M
・回転数/395回転/分
・充電時間/2Aで約2時間※0.5A以上で充電できますが時間が長くなります。
・内容品/本体、ビット(14本)、USB充電ケーブル(約95cm)、収納ケース、日本語説明書
・パッケージサイズ・重量/幅95×高さ40×奥行208(mm)、384g(内容品含む)
・保証期間/6か月


2_000000003492


トルク調整機能付き「ペン型電動精密ドライバー」

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

デジタル家電に関連した記事を読む
ライトに見えて実は空気清浄機なインテリアライト型空気清浄機「puripot L1」、Makuakeで先行販売開始
Switch用ゲームカードも収納でき快適な操作を実現するNintendo Switch専用グリップ「5in1グリッパー」
ソニーからストリーミングサービスの音楽や動画もハイレゾ相当の高音質で楽しめる完全ワイヤレス型ヘッドホン「WF-H800」
空気圧のチェックをしたらボタンひとつでタイヤに空気が入れられる充電式電動エアコンプレッサー「ハンディエアポンプmini2」
これさえあればウォーターボトルの階段運搬を楽ちんかつ効率的に行える!サンコーの「階段台車用ボトルサーバー4個載せアタッチメント」







300万種以上のドライバー更新に対応する無料のドライバー更新ソフト「Driver Booster 6」

czMjYXJ0aWNsZSM1MzE3MyMyMDg3MTUjNTMxNzNfend2YnRxcm9SQy5qcGc

エクサゴンは、パソコンの正常で安定した動作を実現する無料のドライバー更新ソフト「 Driver Booster(ドライバー・ブースター)」の最新バージョン日本語版を2018年9月27日(木)にリリースした。

Driver Booster は、パソコンのドライバーをアップデートする Windows用のソフトウェア。1つひとつのドライバーのアップデートは難しいことではないが、パソコンで利用されている数多くのドライバーを探してアップデートするのはとても骨の折れることだろう。そこで手間をかけることなく、クリックだけで古くなったドライバーをアップデートできるのがこのソフトだ。

業界に先駆けてマイクロソフトWHQLテストとIObitレビューテストに合格したドライバーのみ更新する体制を構築し、安心で安全なドライバー更新をおこなうことができる。

また、最新バージョンでは、その安心と安全はそのままに、対応するパソコンの内蔵機器や、周辺機器のデバイスドライバーを大幅に増強して3,000,000以上のデバイスに対応。さらに、コンマ1秒が左右するシビアなeスポーツ向けにGame Ready Driverやゲームコンポーネントのアップデートを通じて究極のゲーミング ソリューションを実現できるようになったとのことだ。

Driver Booster 無料版

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

パソコンに関連した記事を読む
もしもの場合への備えはもちろん、ドライブ換装時にも活用できる!EaseUS Todo Backup Home
間違ってフォーマットしても大丈夫!簡単操作でファイルを復元できる「EaseUS Data Recovery Wizard Professional 12.0」
サードウェーブ、GeForce RTX 2080 / 2080 Ti を搭載したゲーミングPC4機種を発表
映像出力を既存の各出力端子に変換できるUSB Type-Cにも対応するマルチ変換ビデオアダプター
デル、第8世代Core i9プロセッサーを搭載した「XPS 15」を発売






ねじ回しが楽になる万能1/4ラチェットツールセット

上海問屋は、ネジの締め外しが楽にできるラチェットツールセットを販売開始した。価格は1,299円(税込)。
続きを読む
カテゴリ
月別アーカイブ
配信メディア
ITライフハックは以下のニュースサイトにも記事を配信しています。
記事検索
このサイトについて

ITライフハックで原稿(有償原稿)を執筆したいというプロのライターさんからの売り込みも受け付けていますので、興味をもっていただけましたら、これまでの実績等を含めてお気軽にご連絡ください。ただし、必ずお返事するわけではありません。執筆依頼は編集部から行います。また必ず校正及びファクトチェックが入ります。

>>詳しくはこちらへ

ITライフハック代表
関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

>>詳しくはこちらへ

連絡先:itlifehack【at】mediabank.jpn.com
プレスリリース:press【at】mediabank.jpn.com
【at】は@
Twitterアカウント:@ITlifehack
  • ライブドアブログ