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マピオン、位置情報分析ツールで人口・世帯数など可視化 誰でも簡単に使える無料データサイトを公開

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マピオンは、誰でも簡単に国勢調査などのオープンデータを参照、活用できる無料サイト「マピオン データマップ」 https://www.mapion.co.jp/datamap/ を2017年3月27日(月)に公開する。同社独自の位置情報分析ツール「loghouse」により、人口数や世帯数などを地図上に可視化した。マーケティングや市場調査の情報収集などの参考にして利用可能だ。

近年、国勢調査などのオープンデータを活用する動きが加速している。また、地図や位置情報を組み合わせた「エリアマーケティング」への利活用も増えている。一方で、データの活用方法が分からなかったり、ツールを導入しても操作方法が複雑だったりと、様々な課題も見られる。

そこで同社では、誰でも簡単にオープンデータを活用できるよう「マピオン データマップ」を公開した。「人口数」、「世帯数」、「就業日数・時間」など、「loghouse」により地図上に可視化した10種類のデータマップを無料で利用できる。都道府県・市区町村別にデータ値を濃淡で表示するほか、詳細データを吹き出しで表示。また、性別や年齢別などでデータの絞り込みもでき、絞り込んだデータの多い順・少ない順に3つランキング形式で表示してくれる。

「マピオン データマップ」では、取り扱うデータの種類を増やしていくとのこと。さらに、マピオン独自調査によるオリジナルデータの提供まで広げることで、数年に一度の国勢調査データではなく、「loghouse」とあわせてリアルタイムな情報を使った分析が可能となる。

■サイト概要
サイト名称:マピオンデータマップ
URL: https://www.mapion.co.jp/datamap/
提供開始日:2017年3月27日(月)
利用料:無料
提供データ(3月27日現在)
・人口マップ:都道府県・区市町村別の人口データ。性別・年齢別に絞り込みが可能。
・世帯数マップ:都道府県・区市町村別の世帯数データ。ひとり暮らしや、大家族など世帯人員数別に絞り込みが可能。
・交通手段マップ:交通機関の利用率。車や鉄道、バス、徒歩などの手段別に絞り込みが可能。
・起業者マップ:都道府県ごとの起業者(経営者・社長・創業者含む)数データ。性別・年齢別に絞り込みが可能。
・就業時間マップ:都道府県ごとの年間就業日数および週間就業時間別の就業者数データ。

上記5つのマップのほか、「対象人口÷総人口」など、総数における割合が見られるそれぞれの「比率マップ」も用意。通常、結果が人口の多い大都市圏に集中する傾向があるが、「比率マップ」では人口数の絶対値では表示されないため、割合を見る場合に役立つ。


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マピオンデータマップ

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顧客満足度に影響を与える行動とは? Zendeskのベンチマーク調査でわかったこと

ビッグデータの解析を手軽に! Zendeskの次世代型分析ツール「インサイト」』でも紹介したように、Zendeskは、顧客が長い年月を使って蓄積した自社の膨大なデータを有効活用してもらえるように次世代分析ツール「インサイト(Insight)」を投入するなど、様々なサービスを展開している。そのZendeskが「Zendeskベンチマーク2014年第2四半期顧客満足度レポート」(以下、Zendeskベンチマーク調査)を発表した。

Zendeskベンチマーク調査は、自社のサポートのパフォーマンスを同業他社と比較する手段として2012年3月に初めて導入された。本調査は、アンケートを通じた意識調査や専門家の所見ではなく、調査への参加に同意した140か国、2万5000社以上の企業における実際のサポートおよびカスタマーサービスにおけるやり取りに基づいて測定されている。

そのため非常に実情に沿ったリアルな調査であり眉をひそめたくなるような赤裸々な内容まで踏み込まれている。このデータをチェックすることにより、ユーザーはカスタマーサポートの効率性、セルフカスタマーサービスの動向、カスタマーの関与の度合いに関する重要な指標を、より実際の状態に当てはめて測定できるというわけだ。

今回の本調査レポートでは、クライアント(顧客)やエージェントの行動パターンや、メールアドレスから得られるクライアントの背景情報がどのように顧客満足度に影響を与えるかといったことも調査している。それらの中から注目すべき3つの結果を紹介しよう。

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Amazon Web Servicesを賢く使える「FlyData×cloudpackビッグデータセミナー」

Amazon Web Services(AWS)とは、amazon.com が提供している仮想サーバー、ストレージ、データベースなどのインフラ系クラウドサービスの総称で 、非常に多様な各種サービスが提供されている。

特にビッグデータを活用できるインフラとして利用できるような、サービスが多く用意されている。その中でも「Amazon Redshift」はクラスタのスケーラビリティの容易さやコストパフォーマンスにも優れていることから、さまざまなユーザーが導入しているという。

こうした背景を基にcloudpackはAmazon Redshift のデータ統合パートナーである FlyDataと共同でビッグデータを上手に活用する方法をマスターできる「FlyData × cloudpack ビッグデータセミナー」を開催した。

同セミナーでは、ビッグデータをとことん活用するための様々なデモや解説がなされた。たとえば「ビッグデータ基盤の構築」、「継続的なデータロード」、「データ分析」といったシチュエーションにおいて各場面で利用可能な最適なソリューションや製品の紹介、実際のデモなどだ。非常に勉強になったので、その様子をお伝えしよう。

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