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ハードディスクをカンタンに高速化! 小型SSD搭載マザーボードを試す



「COMPUTEX TAIPEI 2011」のGIGABYTEブースで注目を集めていたmSATA搭載Z68マザーボード「GA-Z68XP-UD3-iSSD」が日本国内でも発売された。

このマザーの最大の魅力は、mSATAコネクターに対応した小型SSDをオンボードしている点だ。これを使えば、SSDキャッシュを利用することによって、既存のハードディスクでもSSD並みに高速化できる「インテルSmart Response Technology」の構築も手間いらずだ。

「インテルSmart Response Technology」は、SSDをキャッシュとして用いることによって、ハードディスク(HDD)の性能を高速化することのできる便利な機能だ。これにより、SSD並みの高速性を安価で大容量なHDDで享受することができるのである。

まさに夢のような技術だが、ひとつだけ問題がある。

この、SSDキャッシュを利用するには、BIOSとOSの両方で設定を行う必要があるため、すでにOSをインストール済みのパソコンの場合、OSを再インストールしなければ、「インテルSmart Response Technology」を使えないというところだ。OSの再インストールは、アプリケーションも再設定し直さなければならないので、手間もかなり掛かる。

このやっかいな問題をあっさり解決してくれるのが、GIGABYTEのEZ SRユーティリティだ。このユーティリティは、今回紹介するmSATA SSD搭載マザーボード以外にも、GIGABYTEのZ68チップセット搭載の全てのマザーボードに対応する。この独自ユーティリティを実行するだけで、「インテルSmart Response Technology」を有効にできるというのだ。

そんな都合のよいことが本当にできるのだろうか?
自作PCユーザーの中には、にわかには信じがたい人もいると思うので、早速、テストしてみた。

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高性能グラフィックスは本当か!内蔵グラフィックスだけでもゲームPCが作れる「A75シリーズ」の実力をさぐる



グラボ時代の終焉か?AMD最新APUに対応したGIGABYTE 「A75シリーズ」』でお伝えしたように、GIGABYTE 「A75シリーズ」は、AMD A75チップセットを搭載したマザーボードとして、4製品が2011年6月27日に発売された。

最大の特長は、最新プロセッサー「AMD Aシリーズ APU」をサポートした点であり、同プロセッサーは外付けのグラフィックスカードと同様の3Dゲームやマルチメディアを体験できるDirectX 11対応の高性能グラフィックスを搭載した初のプロセッサーとなっている。

GIGABYTE「A75シリーズ」と「AMD Aシリーズ APU」を組み合わせることで、ゲームPCのシステム構築が非常に安価に実現できるわけだが、実際のパフォーマンスが如何ほどであるのかが気になる人もいるだろう。

そこで今回は「A75シリーズ」の、ベンチマークを測定し、その実力を検証してみた。

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関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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