ITライフハック

マルウエア

Androidを狙うスパイアプリが登場 【役立つセキュリティ】



先週は、Androidを狙う悪意のあるアプリケーションが発見され、話題を集めました。そのアプリケーションは、「Tap Snake」という名のゲーム(「スネークゲーム」と呼ばれるゲームの一種)のような姿形をしているものの、実際はゲームではなく、テキサスに本拠地を置くロシアの開発者により開発された、「GPS SPY」という商用スパイアプリケーション用のクライアントとなっています。

エフセキュアのセキュリティ研究所で主席研究員を務めるミッコ・ヒッポネンは、そのゲームに見せかけたスパイアプリには隠れた機能が2つあると指摘しており、ひとつめは、一度インストールすると、永久にバックグラウンドで動作し、ユーザが電話を立ち上げるたびに、自動的にリスタートするというもの。そして、もうひとつは15分おきに、位置情報を第三者に送信されてしまうというものです。

Androidの拡張性、自由性を悪用した怪しげなアプリケーションは今後も続々と開発される可能性がありますので、注意が必要です。

続きを読む

マルウェアが原因か!Windows修正パッチ後に起動せず

マイクロソフトが2010年2月10日に公開した2月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)「MS10-015」を適用した一部の機種において、画面がブルースクリーンになり、Windowsが起動しない不具合が発生していることが明らかとなった。

これまでの調査では、システム上のマルウェアがこの動作を引き起こすことが分かっている。その他の原因等の詳細については調査中だが、追って報告される予定。

今回のブルースクリーンはマルウェアの挙動に関連している可能性もあるので、引き続き「コンピューターを守るための4つのステップ」に従って、コンピューターを保護することをうながしている。

同社はマルウェア対策ソフトを導入していない人に対し、マルウェア対策ソフト「Microsoft Security Essentials」を無償で提供中だ。

なお、類似した現象が発生した場合や、セキュリティ更新プログラム関連でサポートが必要な場合は、セキュリティ情報センターのサイトの参照をうながしている。

[続報] MS10-015で再起動やブルースクリーンが発生する件について
セキュリティ情報センター
マイクロソフト

ITライフハック
ITライフハック Twitter

■セキュリティ関連の記事をもっとみる
インプレスに大激震!20万件の個人情報入りパソコンが盗難
今日からできる フィッシング詐欺の見破り方
ガンダムを無断上映!インターネットカフェ店長を逮捕
Winnyの著作権侵害ユーザーに対しファイル削除を要請

ウイルスセキュリティZERO 1台用 2年連続No.1謝恩キャンペーン版
ソースネクスト (2009-05-22)
売り上げランキング: 73
おすすめ度の平均: 2.5
1 使えません
1 必要に迫られて購入したのですが・・・
4 これで安心
5 セキュリティゼロ!
2 問題多いです
カテゴリ
月別アーカイブ
配信メディア
ITライフハックは以下のニュースサイトにも記事を配信しています。
記事検索
このサイトについて

ITライフハックで原稿(有償原稿)を執筆したいというプロのライターさんからの売り込みも受け付けていますので、興味をもっていただけましたら、これまでの実績等を含めてお気軽にご連絡ください。ただし、必ずお返事するわけではありません。執筆依頼は編集部から行います。また必ず校正及びファクトチェックが入ります。

>>詳しくはこちらへ

ITライフハック代表
関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

>>詳しくはこちらへ

連絡先:itlifehack【at】mediabank.jpn.com
プレスリリース:press【at】mediabank.jpn.com
【at】は@
Twitterアカウント:@ITlifehack
  • ライブドアブログ