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先週は、Androidを狙う悪意のあるアプリケーションが発見され、話題を集めました。そのアプリケーションは、「Tap Snake」という名のゲーム(「スネークゲーム」と呼ばれるゲームの一種)のような姿形をしているものの、実際はゲームではなく、テキサスに本拠地を置くロシアの開発者により開発された、「GPS SPY」という商用スパイアプリケーション用のクライアントとなっています。
エフセキュアのセキュリティ研究所で主席研究員を務めるミッコ・ヒッポネンは、そのゲームに見せかけたスパイアプリには隠れた機能が2つあると指摘しており、ひとつめは、一度インストールすると、永久にバックグラウンドで動作し、ユーザが電話を立ち上げるたびに、自動的にリスタートするというもの。そして、もうひとつは15分おきに、位置情報を第三者に送信されてしまうというものです。
Androidの拡張性、自由性を悪用した怪しげなアプリケーションは今後も続々と開発される可能性がありますので、注意が必要です。
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