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M84賞などを決定!飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』受賞作品【Art Gallery M84】

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2024年7月15日(月)より開催している 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨(はくう)』だが、今回の作品展は、Art Gallery M84で第142回目の展示として実施する一般公募展だ。通算21回目の開催となる。

■25点の作品を展示した中から3賞を決定
1800年代末期の欧州で、写真はその記録性のみが注目されて、芸術作品としての認識や評価はなされておりませんでした。日本の現写真分野において芸術作品の位置付けがどの様になっているのだろうかと考えるきっかけになればと思って開催しております。

今回も知人から見てきたらと言われて来たお客様が多いですが、皆さん『こんな発想無かった、面白い。』と言って下さってます。アートの写真に取り組まれている方が今回も来場され、都心でこんな考えの公募展を10年以上継続している事にびっくりされております。

写真を芸術として創作した25点の作品を展示した中から3賞(M84賞、G.I.P.Tokyo賞、フレームマン賞)を決定致しました。
Art Gallery M84オーナー 橋本 正則


●M84賞

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【作品】Title : 予兆
Shooting : 2024、Printed : 2024、Edition:Open、Signature : Yes、Image Size : 415 x 275㎜、Print Paper Size:425 x 285mm、Print Method:Gelatin Silver Digital Color Print、Mat・Frame Size:530 x 420mm
1.どんな点がアート(一番最初、又は ありふれていない)なのか?
視覚的な面白さを持った抽象的な絵によって、情緒そのものを表現しようとしています。本シリーズ「主役不在」は今まで背景になっていたものがまるで命を吹き込まれたかのように揺れ動き、踊っている様子を想像しながら、突発的で抑えきれない感情を彷彿とさせる視覚化を試みました。

2.誰かに購入(部屋に飾ってもらう)頂く為に、何をするのか?
 1)実際に作品を購入した時の気持ちを思い出して、自分が欲しくなるような、自分の心が打たれるような作品を制作します。
 2)その作品と似合う人と出会える可能性を増やすために、沢山の方に見に来ていただけるように、また次回の作品も期待されるように努力します。
 3)来てくれる方それぞれの個性や自由な想像に合わせて作品のたくさんの楽しみ方を共有します。
  
【選評】
アートは驚きである。まるで写真のような超リアルな鉛筆画や油彩画に魅せられる事がある。リアルな物を撮影して作品にするだけで無く、創作した造形物を、更に写真技法によって完成させて驚きを増した作品である。今まで気づかなかった発想。面白い。見る側を考えさせる行為こそがアートだと挑戦している様にも感じる。

【作家】ユアン(Yuan)氏
台湾出身。写真を撮るようになったきっかけは、友人に猫の写真を見せられ、その魅力に惹かれたことだった。アメリカ最大級の「IPA国際写真賞」で1位受賞。ヨーロッパ最大級の写真コンテスト「パリ写真賞」で金賞など、猫やアートの写真で多数の国際的な賞を受賞した。珈琲猫 (Kafe Neko)写真集の発行など、猫やファインアート撮影など幅広く活動している。

【受賞歴】
2016年09月 猫のお気に入り自慢photo contest(iris ohyama)優秀賞受賞
2018年05月 モスクワ国際写真賞『MIFA ペット部門』佳作受賞
2019年01月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2019寒月』M84賞受賞
2019年05月 モスクワ国際写真賞『MIFA ペット部門』佳作受賞
2019年11月 ロンドン芸術写真賞『FAPA 抽象部門』入選
2019年11月 アメリカ国際写真賞『IPA 芸術抽象部門』佳作受賞
2020年09月 パリ写真賞『PX3 ストリートフォト部門』佳作受賞
2020年11月 アメリカ国際写真賞『IPA 芸術静物部門』1位受賞
2020年12月 ブダペスト国際写真賞『BIFA 芸術抽象部門 』佳作受賞
2021年03月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2021風花』Customer賞受賞
2021年05月 モスクワ国際写真賞『MIFA 広告フード部門』金賞受賞
2021年09月 パリ写真賞『PX3 広告フード部門』金賞受賞
2021年12月 ブダペスト国際写真賞『BIFA ポートフォーリオ広告部門』 金賞受賞
2022年02月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2022如月』Customer賞受賞
2024年03月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024春暁』M84賞受賞
【展示歴】
2019年01月 写真展『アートの競演 2019寒月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 写真展『アートの競演 2019涼月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年10月 『80人のアマチュア写真家による平成最後の日、令和最初の日』快晴堂
      フォトサロンギャラリー(東京・丸の内)
2020年07月 ニコンカレッジグループ展『船の上から飛行機&工場夜景スナップ』富士
      フォトギャラリー(東京・銀座)
2021年03月 写真展『アートの競演 2021風花』Art Gallery M84(東京・銀座)
2022年02月 写真展『アートの競演 2022如月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2024年03月 写真展『アートの競演 2024春暁』Art Gallery M84(東京・銀座)
2024年04月 グループ展『UNEXPECTED?展」GALLERY108(岡山・南中央)


●G.I.P. Tokyo賞

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【作品】Title : Flower Condition Series
Year Taken/Printed:2017、Edition : 3/3、Signature : Yes、Image Size : 230 x 310㎜、Print Paper Size : 277 x 355㎜、Print Method : Gelatin Silver Print、Media : baryta paper 、Frame size : 405 x 505㎜

1.どんな点がアート(一番最初、又は ありふれていない)なのか?
8年前の作品を振り返り、今の視点からその意味を見つめ直してみると、静物写真への挑戦と発見、そして花の一生を通して生命の営みと美しさを捉える試みであったことがより鮮明に浮かび上がります。このシリーズでは、花が持つ多様な状態 – 開花する直前の瑞々しさ、満開の輝き、枯れゆく儚さ、永遠に凍りついたような美しさ、そして枯れた後の静寂 – これらの要素とモノクロの銀塩プリントならではの光と影とその間のグラデーションによって、生と死の間にある美しい緊張感を表しています。私は常々、対立する要素が力強く互いを引きつけている様に惹かれているのだと思います。

写真はその制作過程において、遠い国や幼い頃の情景や感情といった記憶を呼び起こすものでもあります。自らの写真を通して、私が何を感じ、何を大切にし、何を美しいと思うのかが明らかになります。この作品を通して、生きること、死ぬこと、その間にあるすべての瞬間に美しさは存在し、恐れることはないのだと、心の深いところで感じたことを思い出します。
本シリーズは、個人的な経験や感情の表現であることがアートであると思っています。いくつかの作品は何かを感じてくださった方々の手に渡りました。それらの作品が、今も新たな物語を紡ぎ続けることを願っています。

2.誰かに購入(部屋に飾ってもらう)頂く為に、何をするのか?
「飾りたいと思う写真展」に出展するにあたり、飾るための壁について考えてみました。そんな中で、たとえば花瓶のように部屋のどこにでも置ける作品があってもよいのではと気づき、今後は壁に飾るタイプでない展示の仕方に挑戦しようと考えています。

【選評】
思いきった大胆な構図が際立つ。シンプルながら背景の黒の締まりと相まってインパクトが有る花の作品である。マットのトーンを押さえる等、額装を工夫すると更に良い。

【作家】植村 由理(ウエムラ・ユリ)氏‬
‭1986年‬ 熊本県出身。‬‬‬‬
‭2007年‬ 工業高等専門学校で電子情報工学を学んだのち、ロンドンへ語学留学。‬‬‬‬‬‬‬
‭2008年‬ 東京工業大学で建築学と社会工学の勉強をする傍ら写真研究部に在籍。‬‬‬‬‬‬
‭2009年‬ 九州大学で建築、デザイン、芸術と哲学を学ぶ。‬‬‬‬‬‬
‭2012年‬ 九州大学大学院統合新領域学府ユーザー感性学価値クリエーションコースにて‬‬‬‬‬‬
    感‬性工学修士を‬取得。
    以降、東京とニューヨークを拠点に写真とヨガを中心とした生‬活を送る。‬
‭2015年‬ サンフランシスコへ留学‬‬。‬‬‬‬‬
‭2016年‬ 報道写真、ポートレイトライティング 、スタジオライティング、写真スタジオ‬‬‬‬‬‬
    技‬術、銀塩写真プリント、‬前衛写真手法のサーティフィケイトを
    シティカレッジオ‬ブサンフランシスコ にて取得。‬
‭2017年‬ ウェディングフォトグラファーとフォトスタジオのアシスタント。‬‬‬‬‬‬
‭2018年‬ 帰国後、より精力的に写真家とヨガ講師として活動。‬‬‬‬‬‬‬
   「特別な日でも、何気ない日でも、その日のことがいつまでも鮮やかに
    蘇るよう‬な写真」をテーマ にクライアントワークを続けている。‬
毎日のように深夜にフィルムで撮影し、日中は暗室で10時間過ごした日々、そして見知ら‬ぬ土地をカメラ片手に歩いた経験とディテールへの拘りが、自分らしい写真に繋がっている‬と思います 。写真と人がとても好きです 。‬Instagram @yuritr‬
‭‬‬‬‬‬‬
【展示歴】‬
‭2016年04月 ‬個展「Portrait」Parades Gallery(長野・松本)‬‬‬‬
‭2017年12月‬ 個展「Flower Condition」Gallery Obscura(San Francisco・USA)‬‬
‭2018年05月‬ 個展「Flower Condition」Parades Gallery(長野・松本)‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬


●フレームマン賞

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【作品】Title : 三十槌(Misotsuchi)
Photography year:2022、Printed:2024、Edition : 1/2、Signature : Yes、Image Size : 200 x 279㎜、Print Paper Size : 254 x 305㎜、Print Method : Gelatin Silver Digital Color Print、Frame size : 308 x 385㎜

1.どんな点がアート(一番最初、又は ありふれていない)なのか?
 どちらの写真も青を基調としていて、険しく厳かなイメージと静かで思い耽るようなイメージの対になった作品です。額装もストイックになりすぎず、様々な空間にマッチするよう工夫しています。

2.誰かに購入(部屋に飾ってもらう)頂く為に、何をするのか?
 各種SNSでの宣伝の他にVRでの同作品の展示をしており、国籍を問わず多くの方へアプローチしています。

【選評】
なんだろうなと思わせる中央の強い固まり、その老木を中心に凍った岩清水を背景にした構図、観光名所を単なる美しいイメージでは無く、険しく厳かな世界観で捉えた作品である。イメージサイズに対してマット余白の絶妙なバランスが良いと思います。

【作家】ikki(イッキ)氏
茨城県出身。
2013年よりカメラマンとしてキャリアをスタート。
スポーツ写真を中心に撮影していく中、写真作品にも興味を持ち制作を始める。
VR空間での写真・映像にも興味があり作品の撮影や有志を集めて展示会など幅広く活動している。

【受賞歴】
2024年02月 第52回日本広告写真家協会公募展APAアワード2024写真作品部門入選

【展示歴】
2024年02月 「APAアワード2024 公募展」東京都写真美術館B1F展示室(東京・恵比寿)
2024年04月 「APAアワード2024 公募展」京都市美術館 別館2階(京都・岡崎)

Art Gallery M84

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2013-12-01


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3賞の受賞作品を発表!飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024春暁』【Art Gallery M84】

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2024年3月4日(月)より開催している、飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024春暁(しゅんぎょう)』は、Art Gallery M84で第137回目の展示として実施する一般公募展だ。今回は、通算20回目の開催となる。

■M84賞、G.I.P.Tokyo賞、フレームマン賞を決定
1800年代末期の欧州で、写真はその記録性のみが注目されて、芸術作品としての認識や評価はなされておりませんでした。日本の現写真分野において芸術作品の位置付けがどの様になっているのだろうかと考えるきっかけになればと思って開催しております。

今回ほど、行って見てきたらと誰かに言われて来たお客様が多い回は、今までない様に思います。入った瞬間から目を輝かせて拝見され、どうやって撮ったのかと不思議そうであり、来て良かった。楽しかったと言ってお帰りになる。お客様から「公募展は、画一的な展示が多い中で、作風も、サイズも、フレームも違う、個々に作品に合う額装で展示されているのは珍しいですね。

作品の個性が活きています。写真なのか絵なのかと考えてしまうが、それはどうでも良くて作品として魅力的なのかどうかの方が重要ですものね。レベルが高い作品ばかりで、素晴らしいです。』とのお話しを頂いています。写真を芸術として創作した27点の作品を展示した中から3賞(M84賞、G.I.P.Tokyo賞、フレームマン賞)を決定致しました。
Art Gallery M84 オーナー 橋本 正則


●M84賞
【作品】Title : 創造
Photography year : 2024、Printed : 2024、Edition : Open、Signature : Yes、Image Size : 280 x 422㎜、Print Paper Size : 346 x 432㎜、Print Method : Gelatin Silver Digital Color Print、Mat・Frame Size:436 x 526㎜

【どんな点がアート(一番最初、又は ありふれていない)なのか?】
視覚的な面白さを持った抽象的な絵によって、情緒そのものを表現しようとしています。
本シリーズ「デザイナー」は、パスタやコンパスなど一見無関係なもの本来の意味にとらわれず、白黒の背景と合わせ、自由な想像の世界をスタイリッシュにデザインしてお届けいたします。シリーズの代表作品『創造』は創作する際の高揚感と想像の可能性を込めて制作に挑みました。

【選評】
斜めにスパゲッティとパウダーを黒バックに配したシンプルな構成であるが、とてもシンボリックで固まりから月模様まで S字にふりかけたパウダーの散り方のムラもポイントで効いているアートな作品である。カッターで切っただけの月模様も面白い。デザイン的であるが、精神面を揺さぶり、お部屋に飾りたくなるモダンな作品になっている。

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【作家】ユアン(Yuan)氏
台湾出身
写真を撮るようになったきっかけになった、友人に猫の写真を見せられ、その魅力に惹かれたことだった。アメリカ最大級の「IPA国際写真賞」で1位受賞。ヨーロッパ最大級の写真コンテスト「パリ写真賞」で金賞など、猫やアートの写真で多数の国際的な賞を受賞した。珈琲猫(Kafe Neko)写真集の発行など、猫やファインアート撮影など幅広く活動している。

【受賞歴】
2016年09月 猫のお気に入り自慢photo contest(iris ohyama)優秀賞受賞
2018年05月 モスクワ国際写真賞『MIFA ペット部門』佳作受賞
2019年01月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2019寒月』M84賞受賞
2019年05月 モスクワ国際写真賞『MIFA ペット部門』佳作受賞
2019年11月 ロンドン芸術写真賞『FAPA 抽象部門』入選
2019年11月 アメリカ国際写真賞『IPA 芸術抽象部門』佳作受賞
2020年09月 パリ写真賞『PX3 ストリートフォト部門』佳作受賞
2020年11月 アメリカ国際写真賞『IPA 芸術静物部門』1位受賞
2020年12月 ブダペスト国際写真賞『BIFA 芸術抽象部門』佳作受賞
2021年03月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2021風花』Customer賞受賞
2021年05月 モスクワ国際写真賞『MIFA 広告フード部門』金賞受賞
2021年09月 パリ写真賞『PX3 広告フード部門』金賞受賞
2021年12月 ブダペスト国際写真賞『BIFA ポートフォーリオ広告部門』金賞受賞
2022年02月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2022如月』Customer賞受賞

【展示歴】
2019年01月 写真展『アートの競演 2019寒月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 写真展『アートの競演 2019涼月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年10月 『80人のアマチュア写真家による平成最後の日、令和最初の日』
快晴堂フォトサロンギャラリー(東京・丸の内)
2020年07月 ニコンカレッジグループ展『船の上から飛行機&工場夜景スナップ』
富士フォトギャラリー(東京・銀座)
2021年03月 写真展『アートの競演 2021風花』Art Gallery M84(東京・銀座)
2022年02月 写真展『アートの競演 2022如月』Art Gallery M84(東京・銀座)

●G.I.P. Tokyo賞
【作品】Title : 無題
Shooting:2024、Printing:2024、Edition : Open、Signature : Yes、Image Size : 140 x 205㎜、Print Paper Size : 210 x 300㎜、Print Method : Inkjet Print、Frame size : 350 x 430㎜

【どんな点がアート(一番最初、又は ありふれていない)なのか?】
デジカメを持って街中を歩いていたら冬陽をあびてビル「EASTOPE SHINNAKANO」の玄関に樹木の影が映っていました。あたかも芸術家の作品を見る光景に急いでシャッターを切りました。右下にあるビル名は入れないでトリミングしプリントしました。

【選評】
中央に縦に入った割れ目のような太い青、その下に小さくペンで描いたようなビルの断面、左側に映り込んだビルと樹木、右側が黒い陰と茶色いビル壁面などを複雑なものをきめ細かく構成している。中央にビル樹木の影が映っているだけではないスナップショットで芸術的な作品である。

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【作家】桜井 善茂(サクライ・ヨシシゲ)氏
1941年 神奈川県出身
2003年 日本写真芸術専門学校卒業
2018年 フォトマスターEX (総合)認定
現在: 日本写真協会会員
モノクロ写真の深い味わいに感激し、フィルムカメラやデジカメを駆使し、街中や野山を散策。鑑賞者に"やすらぎ"を与えられる写真を撮りたいと心掛けている。

【受賞歴】
2015年 第1回入江泰𠮷記念写真賞受賞(奈良)

【展示歴】
2010年11月 個展『やすらぎ』トヨタハートフルプラザ(神奈川・横浜)
2013年03月 個展『福島潟』コニカミノルタギャラリー(東京・新宿)
2015年04月 個展『母百歳の日々』 入江秦吉記念奈良市写真美術館(奈良)
2015年07月 写真展『アートの競演 2015初夏』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年01月 写真展『アートの競演 2016初春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年07月 写真展『アートの競演 2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2022年02月 写真展『アートの競演 2022如月』Art Gallery M84(東京・銀座)

【写真集出版歴】
2009年 ぜんちゃんのモノクロ写真集「やすらぎ」発行(モノクロ写真工房)
2012年 写真集「福島潟」発行(モノクロ写真工房)
2015年 写真集「母百歳の日々」発行(モノクロ写真工房)
2022年 電子書籍「母の年輪」発行(22世紀アート社)

●フレームマン賞
【作品】Title : 「ある日の27476歩」苔 (koke)
Shooting:2021、Printing:2022、Edition : Open、Signature : Yes、Image Size : 150 x 150㎜、Print Paper Size : 210 x 210㎜、Media:阿波和紙、Print Method : Inkjet Print、Frame size : 350 x 350㎜

【どんな点がアート(一番最初、又は ありふれていない)なのか?】
11月某日。私のスマホの歩数計は、27476という数字を表示した。900を超える戸数の工事現場。南北の棟にわかれてあり、それぞれが地下2階地上25階を有する。非常用階段、非常用EVが主に許可される移動経路で、この写真は、おそらく、非常用エレベーターホールにいる時ではないかと推察され、そしてこの作品は、その時の無為写真をもとに創作した写真画です。

ずらりと並ぶ、同じ形状のドア。10数戸ずつ並列しているその光景は、どの階にも同じ。非常階段で上下移動する時は、踊り場でターン踊り場でターン踊り場でターン。開けては閉めての東奔西走。窓のない、薄暗い照度の内廊下。おっと行きすぎた。ええとちょっと待って。今、私は、どっちのタワーの何階にいるんだ?数千万から数億の、数字がつけられた分譲マンションは、完成して住むのを心待ちにするそれぞれの意識や感情をあらわにしていく。従事する人々は、約束されていた色、形、素材を調理して、喜びまでの仕度をする。

きたいという名の空気をあたためる。ずり落ちて、視界を邪魔するヘルメット。外履き用の靴、内履き用の靴、室内用のスリッパ。白手袋、蛍光ペン、ボールペン。関係者であることを証明する腕章。土埃に汚れる防寒着。トランシーバー、携帯電話、書類の束。この身と同体になるこの物たち。物事はいつだって両側面が抱きあわせになっている。薄暗いゴーストレートな内廊下に、閉塞と、息苦しさを感じてしまったあの瞬間を、いま。ホワイトキューブの空間にピンでとめ、スポットライトをあてる。多くの人があしをとめる。キャプションの右下に小さく表示された黒い正方形が、作品の原型と知って、へえ!と声をあげる。これ以降わたしは、カラフルを授けるのだ。

【選評】
何を撮ったかが判らない次元で他の作品と違う個性を醸し出している。マットの余白バランスも良くフレームの選択も含め、深い緑色と灰白色のパターンの作品とマッチしている額装である。和紙のテイストを活かした柔らかい味わいが家に飾りたくなる作品である。

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【作家】冨田 陽子(トミタ・ヨウコ)氏
宮崎県出身
インテリアデザイン会社でキャリアスタートした1994年以降、インテリアコーディネーターとして数多の住空間に対面し、空間は意識の器であることを再認識するとともにアートの影響力を実感。2014年、ギャラリーでの公募展を機に創作活動を開始し現在に至る。意識と無意識と偶然を結晶させる、成りゆく過程。あらわれてくる様相や印象に導かれ、作品やコンセプトが生まれるまでの「わからなさ」にむきあうことは創作の源であり成分となる。自身は立会人であるとともに鑑賞者の一人として制作を続けている。

【受賞歴】
2019年07月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2019涼月』M84賞&フレームマン賞受賞
2020年01月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2020明春』M84賞受賞
2021年09月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2021新涼』フレームマン賞受賞
2022年10月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2022秋思』フレームマン賞受賞

【展示歴】
2014年07月 写真展『人それぞれ』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年01月 写真展『人それぞれのアート』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年07月 写真展『アートの競演 2015初夏』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年01月 写真展『アートの競演 2016初春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年07月 写真展『アートの競演 2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2017年01月 写真展『アートの競演 2017睦月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2017年07月 写真展『アートの競演 2017葉月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年01月 写真展『アートの競演 2018泰月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年01月 写真展『アートの競演 2019寒月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 写真展『アートの競演 2019涼月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年01月 写真展『アートの競演 2020明春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年04月 個展『水彩画風写真 SuiShaのあざやかな世界』東急リバブル(横浜・港北)
2020年06月 企画展『小さな苔庭と背景写真展』東急リバブル(東京・永福)
2020年08月 写真展『アートの競演 2020長月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年03月 写真展『アートの競演 2021風花』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年09月 写真展『アートの競演 2021新涼』Art Gallery M84(東京・銀座)
2022年02月 写真展『アートの競演 2022如月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2022年10月 写真展『アートの競演 2022秋思』Art Gallery M84(東京・銀座)
2023年04月 写真展『アートの競演 2023春光』Art Gallery M84(東京・銀座)

飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024春暁』

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江口敬写真展“音のない言葉”
江口 敬
Art Gallery M84
2013-08-27


湯沢英治写真展“REAL BONES G”
湯沢 英治
Art Gallery M84
2014-01-13


堀内球代写真展“italia metafisica”
堀内 球代
Art Gallery M84
2013-11-25

写真の力で猫を助けたい!カフェ猫写真集『珈琲猫』を製作するためのクラウドファンディング

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アメリカ国際写真賞(International Photography Awards)で一位を受賞した台湾出身の写真家ユアンは、「保護猫カフェ たまねこ」をはじめとした多摩市の店及びアーティストとのコラボ企画「カフェ猫写真集『珈琲猫』を作りたい!写真の力で猫を助けたい!」をクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて進行中だ。

■今までと違う猫の写真集を製作出版したい
このプロジェクトでは集まった支援金を使って今までと違う猫の写真集を製作出版したいと思います。
出版出来ましたら、この写真集で猫の魅力を知り、猫に癒され、幸せな気持ちになる人が増え、猫を助ける人が増えてくると信じています。

さらに写真集の収益の全額を猫関連ボランティア団体に寄付することで助けられる保護猫が増えることを願います。
このコラボ企画をきっかけに、同じ思いの人々が協力し合って、人にとっても動物にとってもより素敵な世界になれるように頑張っていきたいと思います!
写真家 ユアン


■プロジェクトのイメージ、展望
・実際に保護活動やボランティアなどの行動を起こすことが難しくても、プロジェクト内容に共感し支援していただくことで一人一人の小さな思いが大きな力になります。
プロジェクトが成功し写真集を出版出来たら、より多くの方が写真集を購入することで「人と猫が幸せに共生する社会」へ繋がります!

・今までと違う猫写真集を作ります!一つ一つのかけがえのない瞬間の気持ちが読みとれ、温もりを感じる写真で猫の魅力を伝えられるようにしたいです。(詳しくはクラウドファンディングサイト参照)

・猫カフェ、パティスリー、ボランティア、アーティストなどによるコラボ企画はそれぞれこだわりを持ち愛情を込めて、同じ目標に向けて連携しています。新時代では違う背景の人々の協働が不可欠になってきています。同じ思いの皆様に協力していただき、一緒に頑張ることを目指します!

・将来は海外でも出版できるように頑張りたいと思っております!海外では猫カフェ自体が非常に少ないので、興味を持ち、日本文化への関心も高まり、猫好き、日本好きな方が増えるきっかけになるかもしれません。

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<プロジェクト概要>
プロジェクト名: カフェ猫写真集『珈琲猫 』を作りたい!写真の力で猫を助けたい!
期間     : 2022年8月26日(金)10:00~10月11日(火)23:00
URL     : https://readyfor.jp/projects/kafeinekobook222

<カフェ猫写真集『珈琲猫』著者 写真家 ユアン>
アメリカ国際写真賞(International Photography Awards)で一位を受賞した台湾出身の写真家ユアンは、猫の写真のおかげで猫好きになり、写真を撮り始めた。ヨーロッパ最大級の写真コンテスト「パリ写真賞」広告部門で金賞など、猫やアートの写真で多数の国際的な賞を受賞した。
東京、パリ、ギリシャなどの写真ギャラリーで入賞作品を展示し、猫やアート撮影などで幅広く活動している。 入賞歴など詳しい活動歴は以下の個人ホームページのプロフィールを参照のこと。
個人ホームページ:https://www.yuanfineartneko.com/

「カフェ猫写真集『珈琲猫』を作りたい!写真の力で猫を助けたい!」クラウドファンディングサイト

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猫びより2022年9月号
沖昌之
辰巳出版
2022-08-12





3賞の受賞作品が決定!飾りたいと思う写真展『アートの競演 2022如月』【Art Gallery M84】

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2022年2月14日(月)より開催していた、飾りたいと思う写真展『アートの競演 2022如月』のM84賞、Customer賞、フレームマン賞の受賞作品が決定した。

■M84賞、Customer賞、フレームマン賞の3賞を決定
飾りたいと思う写真展『アートの競演 2022如月』は、Art Gallery M84の第113回目の展示として実施した一般公募展。コロナ禍でもあり、感染防止対策を実施しながら開催した。入場料を設定しているにも関わらず、関心のある人々が来場し、2月26日に終了した。写真を芸術として創作した24点の作品を展示した中から3賞(M84賞、Customer賞、フレームマン賞)を決定した。来場者が気に入った作品が見つかり、購入に至らなくても会場にて作品へのメッセージを投稿、2月25日末時点の投稿数でCustomer賞を認定したが、応援メッセージは、作家の宝物となった様だ。

■まさに写真芸術の不思議な展示
一般公募展は同ギャラリー開設1周年を記念して開催した写真展「人それぞれ」(2014年7年21日~)から始まり、名称を写真展「アートの競演」に変更した後は、年2回の開催を実施。今回で16回目の開催となります。1800年代末期の欧州で、写真はその記録性のみが注目されて、芸術作品としての認識や評価はなされておりませんでした。日本の現写真分野において芸術作品の位置付けがどの様になっているのだろうかと考えるきっかけになればと思って開催しております。作品が如何にアートであるかを事前に頂きました。

作品をお部屋に飾りたい、又は収集して眺めたいと思う作品が見つかるかもしれないのが飾りたいと思う写真展『アートの競演 2022如月』です。部屋に飾りたいと思って作品を観るのと、単に作品を眺めるのでは違うのです。作品を飾ろうと決めたら、考えることや気づくことが沢山あります。ご来場のお客様から「 1丁目のFギャラリーから 3丁目のCギャラリーを経由してここに来たが、写真展ですよね。入った瞬間に、今まで見たことの無い全く違う世界を感じました。現代アート展かと思いました。どんなグループなんですか ? 単に写真の公募展だと知ると、更にびっくりされたご様子。作家から作品の説明を聞くと、その深さに驚き、今までの思っていた写真の概念が打ち砕かれたとのこと。素晴らしい。写真でこんなにも幅広く表現できるものなんですね。初めて知りました。」と言う方など、まさに写真芸術の不思議な展示でした。
Art Gallery M84オーナー 橋本正則

〇 M84賞
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【作品】Title : COSMIC
Shooting : 2021、Printed : 2022、Edition : 1/10、Signature : Yes、Image Size : 236 x 420、Print Paper Size : 329 x 483㎜、 Media:CANSON Baryta Photographique、Print Method : Digital Pigment Print、Frame size : 457 x 559㎜

1)どんな点がアート(一番最初、又は ありふれていない)なのか?
今回の作品は、白波の造形を通して、大地や宇宙、そして私たちとの関わりに迫ろうとしたものです。波が陸と出会う事で生じる白波、その白波の模様は、極めて複雑で常に変化しています。そして、その波を生み出す力、特に海における波のようにダイナミックな動きは月の力なくしてはあり得ません。そこに風など様々な働きが加わっています。また、陸なくしては白波も生まれませんが、この不動に見える陸も移動し隆起や陥没を繰り返しています。そして隆起した陸は波に削られ様々な模様を描きます。そして、これらは極めてシンプルな法則に導かれています。大げさな言い方になりますが宇宙はシンプルな法則による秩序と調和の世界(COSMOS)であり、私たちもこれらの法則によって構成され活動しています。白波の造形を通して、大地や宇宙、そして私たちとの関わりに思いを馳せて迫っていきたいと思っています。

2)飾りたいと思って貰える点?
特定の主題を押し付けるのではなく、鑑賞者の中で自由に動き広がっていくような作品創りを心がけています。また、その動きや広がりはその時その時できっと異なるものになるでしょう。飾って頂く事で、鑑賞者と深い関係を築いて頂ければと思っています。

【選評】
波の写真は、沢山見掛けるが、船上又は立ち身の目線か半水面である。真上からの見たものは、非常に少なく、これほど神秘的なものは見たことが無い。大きな鳥が羽ばたいているような白波の造形が群を抜いて魅力的である。作品とマットの余白、そしてフレームの色合いがマッチした額装も良く、飾りたい作品である。

【作家】北尾 辰也(キタオ・タツヤ)氏
1964年 大阪出身
社会人2年目の夏、北海道への一人旅で、立ち寄った美瑛にて前田真三の写真に出逢ったことが切っ掛けで写真を始める。中判カメラを購入し独学で風景を撮り始めるが、数年後、諸事情により中断することになる。2008年頃から写真を再開、現在に至る。再開後は、有志によるグループ展や公募展を中心に活動を行う。身近な景気から大自然まで、心に留まったものや風景の中に身を置くことで生じる感覚を大切にしている。展示活動を通じてプリントした写真の魅力を認識。インクジェットプリンターを使いファインアート紙や和紙へのプリントを基本に制作している。

【受賞歴】
2016年07月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2016文月』G.I.P.Tokyo賞受賞

【展示歴】
2016年07月 写真展『アートの競演 2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2017年01月 写真展『アートの競演 2017睦月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2017年07月 写真展『アートの競演 2017葉月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年01月 写真展『アートの競演 2018泰月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年01月 北尾 辰也写真展 個展『THE NORTH』cafe 星星峡(東京・府中)
2018年07月 写真展『アートの競演 2018観月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年01月 写真展『アートの競演 2019寒月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 写真展『アートの競演 2019涼月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年01月 写真展『アートの競演 2020明春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年08月 写真展『アートの競演 2020長月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年03月 写真展『アートの競演 2021風花』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年09月 個展『COSMIC EYE』Roonee 247 fine arts(東京・小伝馬町)
2021年09月 写真展『アートの競演 2021新涼』Art Gallery M84(東京・銀座)
2022年01月 谷 明、野田 光治、北尾 辰也『3人によるアート作品展』Art Gallery M84(東京・銀座)

〇Customer賞
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【作品】Title : Expression(表現)
Photography year : 2021、Printed : 2022、Edition : Open、Signature : Yes、Image Size : 280 x 422㎜、Print Paper Size : 346 x 432㎜、Print Method : Gelatin Silver Digital Color Print、Mat・Frame Size:436 x 526㎜

1)どんな点がアート(一番最初、又は ありふれていない)なのか?
視覚的な面白さを持った抽象的な絵によって、情緒そのものを表現しようとしています。本シリーズ「Spice(スパイス)」は、一見関係ない唐辛子及び絵画道具のモチーフによって、スタイリッシュな静物写真だけに留まらず、「想像は自由だ」と世界が一層広がります。人生のスパイス「情緒」を写真の絵具「光と影、白と黒」でブレンドしてお届けいたします。

2)飾りたいと思って貰える点?
シンプルな構成、アクセントの赤及び作品全体を穏やかに整えるシルバーフレームからなる本シリーズの作品はデザイン性があり、元気を与えられ、飾っているお部屋をおしゃれな雰囲気にすることができると思います。抽象的なモチーフを使った構成は見る人のそのときの心境によって、思い巡らせます。

【選評】
斜めに二分割した白黒バックに筆とチリパウダー配したシンプルな構成ではあるが、とてもシンボリックで背景と逆転した黒白の筆とパウダーの散り方のムラがポイントで効いているアートな作品である。デザイン的であるが、精神面を揺さぶり、お部屋に飾りたくなるモダンな作品になっている。

【作家】ユアン(Yuan)氏
台湾出身
猫の魅力に惹かれたことが撮影のきっかけになった数学者。
猫やファインアート撮影など幅広く活躍中。

【受賞歴】
2018年05月 モスクワ国際写真賞「MIFA ペット部門」佳作受賞
2019年01月 飾りたいと思う写真展「アートの競演 2019寒月」M84賞受賞
2019年05月 モスクワ国際写真賞「MIFA ペット部門」佳作受賞
2019年11月 ロンドン芸術写真賞「FAPA 抽象部門」入選
2019年11月 アメリカ国際写真賞「IPA 芸術抽象部門」佳作受賞
2020年09月 パリ写真賞「PX3 ストリートフォト部門」佳作受賞
2020年11月 アメリカ国際写真賞「IPA 芸術静物部門」1位受賞
2020年12月 ブタぺスト国際写真賞「BIFA 芸術抽象部門 佳作受賞
2021年03月 飾りたいと思う写真展「アートの競演 2021風花」Customer賞受賞
2021年05月 モスクワ国際写真賞「MIFA 広告フード部門」金賞受賞
2021年09月 パリ写真賞「PX3 広告フード部門」金賞受賞
2021年12月 ブタぺスト国際写真賞「BIFA ポートフォーリオ広告部門」 金賞受賞

【展示歴】
2019年01月 写真展「アートの競演 2019寒月」Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 写真展「アートの競演 2019涼月」Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年10月「80人のアマチュア写真家による平成最後の日、令和最初の日」
快晴堂フォトサロンギャラリー(東京・丸の内)
2020年07月 ニコンカレッジグループ展「船の上から飛行機&工場夜景スナップ」
富士フォトギャラリー(東京・銀座)
2021年03月 写真展「アートの競演 2021風花」Art Gallery M84(東京・銀座)

〇フレームマン賞
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【作品】Title : One scene
Shooting : 2019、Printed : 2022、Edition : 1/10、Signature : Yes、Image Size : 180 x 270㎜、Print Paper Size : 210 x 297㎜、Media: PICTORICO Semi-Gloss paper、Print Method : Digital Pigment Print、Frame size : 330 x 420㎜

1)どんな点がアート(一番最初、又は ありふれていない)なのか?
私の作品は、絵を描くのと同じような感覚で「写真を描いて」います。また、静物写真を制作する人は少ないと思っています。

2)飾りたいと思って貰える点?
好きなものや気に入ったものを「飾りたい」と思う気持ちは、その人の自分らしさへの表現だと思います。私の作品は「自己主張が弱い」と言われることがありますが、それは見る人の心にそっと寄り添う「支え」のような存在でありたいからです。作品を眺めて、癒されたり和んだりしてもらえたら嬉しいです。

【選評】花の配置をかなり左側に寄せ、大きな間の取り方が作品をスッキリと見せていて落ち着く。ずっと眺めていたいと思う作品。額の色合いや形状が作品を引き立て、作品とマットと額のバランスが絶妙にマッチしている。額を含めた作品の完成度が高い。額屋さんの賞なのでそこも重視しました。強いて言えば、低反射アクリルを使用するとしっとり感が出てもっと良くなる。

【作家】宇津井 志穂(ウツイ・シホ)氏
1983年生まれ
高校卒業後、独学でカメラを始める。スタジオアシスタント、コンサルティング会社を経て独立。写真家小山敦也氏に師事。家族写真と人物撮影を中心に活動。

【受賞歴】
2018年11月 第16回JPA(一般社団法人 日本写真作家協会)公募展入選
2020年02月 第50回取手市民美術展(市展)優秀賞受賞
2020年06月 MIFA(Moscow International Foto Awards)国際賞入選
2020年09月 写真展『アートの競演 2020長月』フレームマン賞受賞
2021年05月 IPA(International Photography Awards)国際賞 入選

【展示歴】
2015年11月 個展『おはなざかりのお花たち』温々亭(茨城・取手)
2017年07月 写真展『アートの競演 2027葉月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年01月 写真展『アートの競演 2018泰月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年07月 写真展『アートの競演 2018観月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年01月 写真展『アートの競演 2019寒月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 写真展『アートの競演 2019涼月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年01月 写真展『アートの競演 2020明春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年09月 写真展『アートの競演 2020長月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年10月『10th Discover the one Japanese art 2020』galerie JOSEPH(仏・パリ)
2021年02月 第25回日本の美術『全国選抜作家展』上野の森美術館(東京・上野)
2021年03月 写真展「アートの競演 2021風花」Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年09月 写真展『アートの競演 2021新涼』Art Gallery M84(東京・銀座)

飾りたいと思う写真展『アートの競演 2022如月』

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吉田 雅美
Art Gallery M84
2013-12-01





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