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鉄人28号が復活!最新技術でパワーアップしたリアル二足歩行ロボット【真ロボット伝説】



ロボットといえば、SFやアニメで活躍する人気キャラクターも多い。マジンガーZや機動戦士ガンダム、マクロス、エヴァンゲリオンなど、近年に至るまで様々なロボットが登場しているが、巨大ロボットの先駆者といえば、鉄人28号だ。

鉄人28号は、、横山光輝氏の原作による漫画から、ラジオドラマ、特撮テレビドラマ、テレビアニメ、特撮映画、劇場版アニメ、舞台演劇、ゲームまで展開されている。そして、鉄人28号はリアル二足歩行ロボットとしても開発・販売がされていたが、2006年 好評のうちに完売した。

しかし、今、その本格的な二足歩行ロボット「鉄人28号」が復活した。
ヴイストン株式会社ととロボクリエーションが、ヒューマノイドロボット「TVアニメ版鉄人28号」の追加増産・受注を開始したのだ。
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最先端のロボットを実際に見てみよう!「Robovie-R3」がやって来た【真ロボット伝説】



人サイズの大型ロボットに接したことのある人は、どのくらいいるのだろう。
小型のロボットは出軽に見たり、ふれたり、購入したりできるようになったが、こと大型のロボットとなると話は違う。そうそうはお目にかかれるものではない。

しかし、この夏、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」に、最新の大型ロボット「Robovie-R3」がやって来たのだ。

ヴイストン ロボットセンターは、子供から大人まで楽しめる様々なロボット関連品を販売しているだけでなく、他では見ることのできない様々なロボットを展示している。ロボットを買って楽しむだけではなく、見て楽しむこともできるロボット好きにはたまらない専門店なのである。

以前、このロボットセンターには「Robovie-R2」という大型ロボットが展示されていた。
この「Robovie-R2」が、このたびモデルチェンジを行い、最新版の「Robovie-R3」として帰ってきたのだ。続きを読む

俺のロボットのオリジナルパーツをアルミや樹脂から削り出す【真ロボット伝説】



自分の所有する二足歩行ロボットにオリジナルパーツやアーマーを取り付けたい!
そんな希望を持っている人は、少なくないだろう。

しかし通常の場合、オリジナルパーツの作成は、設計図の寸法通りに手作業でアルミ板や樹脂を切ったり、削ったりして作成しなければならない。かなり大変な作業なのだが、この作業をコンピュータ制御で作成してくれるサービスがある。

今回紹介するヴイストン直営のインターネットショップ「ロボットショップ」で提供されている、アルミ切削サービス樹脂パーツ造形サービスがそれだ。

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アスリートヒューマノイドは機動力も表現力も伊達じゃない!【真ロボット伝説】



二足歩行ロボットと一口にいっても、様々な機体がある。
今回は、アスリートヒューマノイドと呼ばれる機動性と表現力に優れるロボット「MANOI(マノイ)」を紹介しよう。

「MANOI」は、ただの二足歩行ロボットではない特徴を持つロボットだ。

秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」と、直営のインターネットショップ「ロボットショップ」にて開催されている、「6月のMANOI応援セール」とあわせて、「MANOI」の魅力をお伝えしたい。

■二足歩行ロボットのアスリートモデル「MANOI(マノイ)」
二足歩行ロボット「MANOI(マノイ)」シリーズは、RCで有名な京商株式会社(KYOSHO)が開発した、1/5スケールの二足歩行ロボットシリーズだ。細かいバリエーションを除くと、今までに「MANOI AT01(マノイ エーティ ゼロワン)」と「MANOI PF01(マノイ ピーエフ ゼロワン)」の二機種が発売されている。

MANOIシリーズは、ただの二足歩行ロボットではなく、「アスリートヒューマノイド」という性格付けがされているところが、大きな特徴となっている。
「MANOI AT01」は、走る、回るといった機動性を重視したモデルだ。一方の「MANOI PF01」はキャラクター性やなめらかな動きといった表現力を重視したモデルとなる。どちらも、構造や外装への並々ならぬこだわりが詰め込まれたロボットなのだ。

■さらにパワーアップできる高機動タイプ「MANOI AT01」
MANOI AT01

機動タイプの「MANOI AT01」は、京商のオリジナル設計フレーム・外装の中に、近藤科学製のロボット用CPUボード「RCB-3HV」と、同じく近藤科学製のロボット用サーボモータ「KRS-4024S HV」を17個内蔵している。
特にサーボモータ「KRS-4024S HV」については、事実上MANOI専用に設計されたといってよいほどの特性を持っている。「KRS-4024S HV」は、上位クラスのサーボモータである「KRS-4013HV」や「KRS-4014S HV」などのハイクラス製品と同じ形状をしていながら、低価格を実現しているのだ。つまりこれは、MANOIを購入した上で、必要な部分だけをハイクラスのサーボモータに交換することができることを意味している。

現に、MANOIの公式記録会などで上位に入賞している機体では、そのほとんどがサーボモータを上位機種に交換しているのだ。もとよりそれを見越して構造を設計しつつ、初期状態では安価に抑えるためのモータを搭載するという、非常によくできた製品であるといる。

スタイリッシュモデル「MANOI PF01」
MANOI PF01

スタイリッシュモデルである「MANOI PF01」は、「MANOI AT01」と同様にオリジナル設計のフレームと、近藤科学のCPUボード・サーボモータを採用している。さらに、外装デザインをロボットクリエーター高橋智隆氏が手がけており、ほかのロボットキットとは一線を画すスタイリッシュな外観を実現している。

高橋智隆氏のイメージするヒューマノイドロボットを再現するため、「MANOI PF01」では使用するサーボモータの数を19個に増やしており、表現力豊かな動作を可能なものとしている。
なお、「MANOI PF01」で使用されているサーボモータは「MANOI AT01」と同じKRS-4024S HVだが、キャラクター性を重視するという点から「MANOI PF01」に関しては、サーボモータの上位機種への交換はあまり考慮されていないように感じる。

■MANOI応援セールで、真のアスリートモデルをゲット
秋葉原のロボットセンターで実施されている「MANOI応援セール」は、「MANOI AT01 4013脚キット(スモールフェイスボディセット)」と、「MANOI PF01 バッテリ無償付属」という2つのパッケージが用意されている。

MANOI AT01 4013脚キット(スモールフェイスボディセット)
「MANOI AT01」に初めから上位サーボモータである「KRS-4013HV」が付属しているというセットだ。

前述の通り、「MANOI AT01」を設計通りのアスリートモデルに仕立て上げるには、サーボモータの交換が必要不可欠なのだが、これはそのサーボモータが最初から付属しているという、ファン待望のパッケージなのだ。

付属する「KRS-4013HV」は、出力トルクがノーマルの2倍以上の27.0kg・cmとなっている。しかも動作速度が特に速められたモデルであるため、アスリート競技に用いるにはもってこいのサーボモータなのだ。「MANOI AT01 4013脚キット」ではこの「KRS-4013HV」を下半身に10個採用することで、効果的に運動性能を向上させている。

しかも今回のMANOI応援セールで用意されているパッケージには、入手が難しい「MANOI AT01 スモールフェイス」の外装セットまで付属する。通常の「MANOI AT01 4013脚キット」には外装が付属せず、せっかくのMANOIデザインが堪能できないところが残念だったのだが、このパッケージならそれもゲットできるのだ。

ちなみに、通常の「MANOI AT01」に付属する専用充電器とバッテリは,今回のパッケージには含まれていない。別途用意する必要があるが、店頭でスタッフに尋ねれば、最適なバッテリと充電器が見つかるだろう。

●「MANOI PF01 バッテリ無償付属」
このパッケージは、通常仕様の「MANOI PF01」に予備バッテリが2セット付属するというキャンペーンだ。

「MANOI PF01」では、バッテリがやや特徴的な使い方がされているので、ついでにご紹介しておこう。

使われているバッテリのタイプは、高性能なリチウムイオンポリマーバッテリ。使用されているサーボモータ「KRS-4024S HV」は、通常はこのバッテリを3本直列につないだ電圧で動作させる。この場合、3本直列がパックになった「3セル」と呼ばれる形状のバッテリが使われることが一般的だが、「MANOI PF01」では「1セル」を3本個別に使用しているのだ。

これはリチウムイオンポリマーバッテリの特性と関係しており、複数のバッテリ(セル)が内蔵されたタイプの場合、安全に運用するためには、それぞれのセルにおいて電圧差が生じないように工夫をすることが必要不可欠なのである。そのため充電・放電時には、充電器のほかにセルバランサなどと呼ばれる専用の装置を搭載する必要がある。(中にはセルバランサが内蔵された充電器も存在する)

対して「MANOI PF01」では、充電時に1本1本が個別に電圧管理されるため、セルバランサを使う必要がない。手間が省けるほか、セルバランサを接続し忘れたなどというミスも発生しないというわけだ。(ちなみに、MANOI PF01の専用充電器では3本が同時に充電できる仕様となっているので、余計な時間がかかることもない)このことは、リチウムイオンポリマーバッテリの特性を踏まえつつ、より手軽かつ安全に運用するためにはどうしたらいいか、ということが非常によく考えられている証拠でもある。

この「MANOI PF01 バッテリ無償付属」では、MANOI PF01の予備バッテリが「2セット」付属するので、すなわち6本のバッテリがセットになっているのだ。この数量と安全性への配慮が感じられるところが嬉しい。

以上のようにMANOIシリーズは、ただ単に格好良い・動くのが速いだけのロボットキットではない。
安全、快適な運用や合理的な拡張など、ユーザーにとって扱いやすいロボットを実現するための様々な配慮がなされた、完成度の高いヒューマノイドなのだ。

5万円を下回るロボットキットが出てきている今日、199,500円という価格の「MANOI PF01」については、少し高額と感じる向きもあるかもしれないが、その価格差には、求める機能性やキャラクター性など、様々な違いが反映されているのだ。どちらが優れていると断言できるものではないが、確実にいることは、MANOIシリーズには、その価格に見合った価値が十分にあるということである。

限定品「MANOI PF01 ポストくん コンプリートセット」
MANOI PF01 ポストくん

秋葉原のヴイストン ロボットセンターでは、MANOIシリーズを展示してあるほか、TBS系番組「地球感動配達人 走れ!ポストマン」内で使用された限定品の「MANOI PF01 ポストくん コンプリートセット」も販売されている。

「MANOI PF01」をさらに限定外装、組み立て・調整済みとしたスペシャルパッケージで、ショーケース内に展示されているのでいつでもその姿を見ることができる。MANOIシリーズに興味を持った方は、ぜひ秋葉原から徒歩3分の「ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店」を訪ねてみてほしい。

なおロボットセンターでは、今回の記事と連動して、店頭にて「ライブドアニュースを見た」といっていただけると、無線操縦ができるホバークラフト「ホバーQ」が税込み1,000円という大特価で購入できるキャンペーンを実施する。アキバ土産にも最適なおもちゃなので、この機会を見逃さずにゲットしよう。


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今回は、先日発売が発表されたばかりのヒューマノイドロボットについてお伝えしよう。

発売されたロボットとは、赤ちゃん型ロボット「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」と、机上サイズの集団コミュニケーションロボット「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」の二台だ。二つとも、2010年の3月に科学技術振興機構報(JST)から開発が発表された研究用ロボットだ。

■科学の最先端を行く 人間の心を解き明かすロボット
科学技術振興機構報(JST)の主に対象となる研究分野は、人間が成長する過程において、認知能力・コミュニケーション能力をいかに獲得し発達させていくのか、その詳細なメカニズムを調査・解明することだ。
認知・認識といった心理的な成長が、外部からの刺激によってどのように影響を受けるかといった人間の感覚の根本に関わるテーマである。根本的であるからこそ、解明が非常に困難であることは想像に難くない。

そのためこのような分野では、発達心理学・認知科学・脳科学などといった「観察して知る」学問と、ロボット工学に代表される「作ることによって知る」学問とを融合させた「認知発達ロボティクス」という手法が用いられることがある。そして、「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」、「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」は、まさにこの認知発達ロボティクスの研究のために開発された、文字通り科学の最先端を行くヒューマノイドロボットなのだ。

■赤ちゃんの体感学習を再現するハイハイするロボット「M3-Neony」
赤ちゃんロボット「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」

「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」は、ハイハイを始めた頃の赤ちゃんを想定して作られたロボットだ。人間でいうと、認知力や感覚といったものが爆発的に成長しつつある、まさにその時期である。

この頃の人間は、「身体バブリング」とも呼ばれる特徴的な体感学習をしていることが知られている。
「身体バブリング」とは、体の各部位をランダムに動かすことで、自分自身の体がどのように構成されているか、あるいはそれらがどのように関係しているかを身に付けていく行動だ。

「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」では、全身に90もの触覚センサを持つことで、この頃の赤ちゃんが外部からどのような刺激を受けているかを再現的に研究することができるのだ。可能にしている。同時に、全身「VS-SV410」という非常に高性能・高出力なサーボモータを採用しており、赤ちゃん独特の力強い動きも再現できる。

■ロボット同士で表情を読み取るコミュニケーションロボット「M3-Synchy」
集団コミュニケーションロボット「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」

集団コミュニケーションロボット「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」は、もう少し上の年齢になった人間をモデルとしたロボットだ。「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」での研究対象は、非言語の領域におけるコミュニケーションだ。平たくいうと、身振りや表情でコミュニケーションを図るためのロボットである。

人間が他人とコミュニケーションを図る際は、言葉だけではなくその表情からも多くの情報を読み取っていることは今さら述べるまでもないが、相手がロボットとなると、とたんにそれが難しくなる。すなわち、「ロボットの表情を見て、そのロボットが何を考えているかを感じる」、あるいは「ロボットが人の表情を見て人が何を考えているかを理解する」という行動は、少し考えても容易でない。

「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」は、頭部にカメラを内蔵することにより、複数の「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」同士での表情によるコミュニケーションを研究対象としているのだ。

■頬を染めて困った顔をするロボット
ロボットがお互いに表情を見ながら、その感情を理解し合うのだ。
このような高度な機能を実現するために、「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」には様々な表情ができるような構造が盛り込まれている。机の上に置けるサイズでありながら、頭部に6個のサーボモータを搭載し、さらに、顔と体にLEDを内蔵している。これにより、喜怒哀楽の表現はもちろん、身振りを交えることや、頬を赤く染めることも可能なのである。

そして「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」がこれほど多彩な表情を持てる構造をしているために、意外と… いや、かなり可愛いという、副次的な効果ももたらされている。
特に、「腰に手を当てて威張った表情をする」とか「頬を染めながら困った顔をする」といった表情は、研究用ロボットにしておくのはもったいないほどの可愛だ。
頬を染めて困った顔をする


■一般販売もされる価格は?
研究用ロボットというと、無機質な外観であったり、奇抜すぎるデザインであったりというイメージを持たれがちだが、「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」のような、可愛いロボットもあるのだ。

最初に述べたように、「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」と「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」の二台は、一般発売される。しかしながら、純粋な研究用ロボットであるため、受注生産・価格はお問い合わせということになっている。具体的な価格は公表されていないが、とても気軽に買える値段でないことは間違いないだろう。

しかし、このような最先端型ロボットが一般向けに発売されること自体が素晴らしいことだと思う。
ロボット技術が今よりももっと人の役に立つためには、人に近いところでロボットが存在できるようになることが何よりも必要だからだ。

筆者としては、「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」はぜひ机の上に一つ置いておきたいところだが、恐ろしくてまだ一度も価格を尋ねることができないでいる。

この二つのロボットについては、ヴイストンの公式ページに詳細情報が掲載されている。
M3-Neony(エムスリー ネオニー)はこちら
M3-Synchy(エムスリー シンキー)はこちら

最先端のロボティクスと、それによって予見される未来のロボットと人間との関わりに思いをはせてみるというのも悪くないのではないだろうか。

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今回は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」が、国内最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」に支店を開設したことからお伝えしたい。

■ロボットショップに楽天支店が登場
ロボットセンターでは、以前より「ロボットショップ」の店名でオンラインショップを展開していた。
何を今さらと思われるかも知れないが、インターネットを利用するオンラインショッピングは、居住地に関係なく買い物ができることは大きな魅力だ。

特にヴイストン ロボットセンターが得意としているロボット関連のキットやパーツとなると、東京の秋葉原や大阪の日本橋ぐらいの電気街でないと簡単には手に入らない。しかしオンラインショップを利用すれば、日本全国どこにいても自由に買い物ができるのだ。しかも商品は郵送されるので、わざわざ出かける必要すらないという優れものだ。

ヴイストン ロボットセンターが直営する「ロボットショップ」は、秋葉原の店舗で取り扱っているものをそのまま発送するため、商品の品質についても、店頭のものと全く同じクオリティを実現している。通販であっても、その点に全く心配はいらない。

それほどに便利なオンラインショッピングを、さらに多くのユーザーに利用していただくため、このたび「ロボットショップ 楽天支店」がオープンすることになった。実は先立って「Amazon.co.jp(アマゾン)」にもロボットショップの支店がオープンしており、それに続いてということになる。
ホビーロボットという商品は、一般にはまだ縁遠いものだと思われるが、このような新規展開によって、より多くの方々に興味を持っていただけたらと思う。

なお、ロボットショップの楽天支店ではオープン記念企画として、ペンギン型ロボット「penbo(ペンボ)」を送料無料で購入できるキャンペーンを展開中だ。
ペンギン型ロボット「penbo(ペンボ)」

通常、ロボットショップでは10,000円以上の購入で送料が無料となるが、ペンボのロボットショップ価格は6,300円、送料と合わせるとざっと4,000円は得をしている計算だ。少しアメリカナイズされた外観が可愛らしいので、一度チェックしてみてほしい。

■ヴイストンのロボットがテレビにレギュラー出演
ロボットといえば、テレビ東京系の情報番組「おはスタ」に、新しいキャラクターが登場するようになったのをご存知だろうか。
「RYOMA(リョウマ)」という、大きな頭と目が特徴のキャラクターだ。

実はこれ、ヴイストン社が開発したサッカーロボット「VisiON 4G(ヴィジオン・フォージー)」をベースにカスタマイズされたロボットなのである。

「VisiON 4G」は、頭の部分に周辺を認識する全方位カメラが搭載されている。リョーマ仕様では全方位カメラが頭部のモチーフとして大型化されている。全方位カメラは機能しないが、キャラクターロボットとしては、ナイスな変更だ。いかにもというデザインになっている。

■ロボットセンターに「RYOMA」がやってきた
先日、秋葉原のヴイストン ロボットセンターにRYOMAがやってきた。
恐竜型ロボット「PLEO(プレオ)」と戯れる姿がとても可愛らしい。
RYOMA(リョウマ)とPLEO(プレオ)

RYOMAは生放送の情報番組に毎朝出演するという、ロボットとしてはかなりハードなスケジュールをこなしている。非常に良くできたロボットで、RYOMAの動く姿を見たいという方は、平日の朝6時45分から、テレビ東京系の「おはスタ」にチャンネルを合わせてみてほしい。ちなみに、RYOMAが出演するのは、7時5分頃だ。

秋葉原のロボットセンターでは、残念ながら実際のRYOMAを見ることはできないが、それに連動した企画を展開中とのこと。
RYOMAの源流ともいえる「初代VisiON」フィギュアを、「ライブドアの記事を見た」と言っていただければ、お会計時に一つプレゼントするというキャンペーンを開催するそうだ。
購入金額によらず全員が対象になるというから、RYOMAやVisiONが気になった方は、ぜひ秋葉原のロボットセンターに足を運んでみるとよいだろう。

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ロボットを取り巻く世界には、知育なアイテムがちりばめられている。ロボットのようなハイテク技術が好きな人びとは、頭脳を使う遊びが、とりわけ好きなのだろう。

また、知育玩具は、小さな子供はもとより、大人も思わず夢中になってしまう懐かしさや面白さが溢れている。

今回は、秋葉原のロボットセンターで見かけた、ちょっと気になるモノたちを紹介したい。

作って遊んで脳を鍛えるアトラクションパズル コロジカル
最初にピックアップしたいのが、最近になってデモ展示が行われるようになったという、「作って遊んで脳を鍛えるアトラクションパズル コロジカル」だ。
作って遊んで脳を鍛えるアトラクションパズル コロジカル

この「コロジカル」は、小さなプラスチックボールが転がるコースを作ることができるパズルキットだ。
このようなボールがコースを転がるオブジェは、ショッピングモールなどに設置されている大型のものや個人で制作できるように小型化されたものなど、目にする機会も多いだろう。

コロジカルもそのようなコースター商品の一つとみることもできるが、コースをパーツごとに分割して自由に組み合わせることができる立体パズルに仕立て上げられているところが、コロジカルの大きな特徴となっている。
立体パズル化してあることで、脳を鍛える知育玩具としての特色を出している。

また、コロジカルを構成している各パーツはすべてプラスチックで構成され、カラフルで親しみやすく、かなりの低価格を実現している。パーツは小さすぎることのない、程よい大きさに揃えてあり、小さな子供でも安心して扱うことができるのではないだろうか。ちなみに対象年齢は5歳以上となっている。

それにしてもこのコロジカル、知育玩具と片付けるには少し惜しいように思われる。
単にボールを転がすレールがあるだけではなく、「シーソー」、「ドミノ倒し」、「ハンマーリフト」など、ボールの動きに変化をつけるギミックが多数用意されているからだ。たとえばボールを上へ運ぶリフト部分を自作して取り付けるなどの、コロジカルを応用した工作もできるなど、このタイプのオブジェをぜひ一度作ってみたいと考えている諸氏(かくいう筆者もその一人だ)には、楽しめる内容といえるだろう。

先に述べたようにこのコロジカル、一通りのセットが揃って税込み5,229円と、かなりお手頃な価格に収まっているため、軽い気持ちで手を出すことができるアイテムといえるのではないだろうか。

立体パズル「アソブロック」
次に取り上げたいのが、こちらもブロックを組み合わせる立体パズル、「アソブロック」だ。
ブロックを組み合わせる立体パズル、「アソブロック」

それぞれのパーツが六角形の柱や球体、ブロックなどで構成されているアソブロックは、パーツを「はめる」「さしこむ」「はさむ」の3種類の動作だけ組み立てられるように設計されている。

パーツ形状は、ロボットなどのメカっぽい造形物を作るのに適しており、小さな子供向けというよりは、大人が楽しむシックなパズルといった雰囲気をもっている。もちろん、対象年齢は5歳以上となっているので、子供でも十分遊ぶことができる。

パーツは白もしくは黒のみとなるが、これもまたクールな雰囲気を醸し出すのに役立っている。黒いマシンの中に白いパーツでアクセントをつけたり、白と黒とを効果的に配分するといった工夫で、立体パズルの楽しさがいっそう広がるのではないだろうか。

磁石のパズル「デコトップス」
3つめは、懐かしい磁石のパズル「デコトップス」だ。
懐かしい磁石のパズル「デコトップス」

このデコトップスは、強力な磁石が内蔵された金属台の上に、厚さ1mmほどの鉄でできた小さなパーツを自由に組み上げていくオブジェだ。

この種の製品はずいぶん昔からあるように思うが、いまだに現役で売られていることは驚きだ。パーツを積み重ねていくという単純な行為ながら、磁力の影響による不思議さという科学的な要素が含まれているところが不滅の人気を支えるポイントだ。時を超えても、その魅力は失われないということだ。

デコトップスは、付属しているパーツ以外でも、磁力に引かれるものであれば組み込むことができる。このため、様々な応用ができるところも楽しさの一つだ。


今回取り上げた商品は、いずれも秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」にて、実際に触れることができるので、自分の手で確かめて購入することができる。最新技術が詰まった二足歩行ロボットから、こういったシンプルかつ知的な玩具まで、幅広く取りそろえてあるのがロボットセンターの大きな魅力でもある。

ロボットセンターでは、今回の記事と連動でキャンペーンを開催しておいる。
取り上げた「コロジカル」「アソブロック」「デコトップス」の3種類について、店頭にて「ライブドアの記事を読んだ」と言っていただければ、店頭価格から20%OFFの特別価格で購入ができる。
これらのアイテムが気になっている方は、ぜひ秋葉原の「ヴイストン ロボットセンター」に足を運んでみてほしい。


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3タイプに変身ロボットvs太陽光で動く太陽系【真ロボット伝説】



今回は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」から最新入荷商品をお伝えしたい。

最近ロボットセンターで話題なのが、福岡に本社を構えるEK JAPANの工作キットだ。
「エレキット」のブランド名でご存じの方も多いと思うが、様々な形態の電子工作キットを発売しているメーカーである。

工作キットというものは、夏休みの自由工作の例を持ち出すまでもなく、教育教材として使われることが非常に多い。そのため、近年の工作キットは、様々な技術をわかりやすく応用したタイプのものが多く見られる。

その最たるものが、太陽電池(ソーラーバッテリー)を動力源に採用したシリーズだ。
近年、環境配慮の高まりを受けて、太陽電池というデバイスが注目を集めている。工作キットを通じて、その太陽電池の特性を理解するだけではなく、エコに対する意識も身に付くことが期待できる、というわけだ。

エレキットは、以前より様々な形のソーラー工作キットが提供されてきたが、今年は、夏休み向けて新たに4つのソーラー工作キットが発売される。

■ソーラーペガサス

ソーラーペガサスは、1つの工作キットながら3タイプへの組み替えが可能な製品だ。
3タイプは、大空をはばたく「ペガサスのオブジェ」、優雅に歩く「太陽の馬車」、円を描くように歩く「馬のサーカス」となる。
単なる工作キットとして組み立てるだけでなく、オブジェとしても楽しめるような仕上がりになっている。今まであまり工作キットに興味がなかった方にも受け入れられやすいのではないだろうか。
ソーラーペガサス

■ソーラーロボT3

ソーラーロボT3もペガサスと同様、3つの異なる組み合わせが選べるソーラー工作キットだ。こちらはズシズシと歩く「ロボットモード」、力強く進む「タンクモード」、サソリタイプの「スコーピオンモード」の3るが選べる。
特に、太陽電池で動くロボットというものは比較的珍しいので、ロボット好きとしてはチェックしておきたいところだ。
ソーラーロボT3

■ソーラープラネット

ソーラープラネットは、中心の太陽に光を当てると、周りの惑星が公転をするというソーラー工作キットだ。星の大きさの比率などについては、実際の太陽系を反映したわけではないのだが、それぞれの惑星には自由に色を塗って仕上げることができるので、オリジナルの太陽系を作れるキットとなる。
太陽光線によって太陽系を駆動させるというモデルであり、なかなか洒落ていて好感が持てるキッとである。
ソーラープラネット

■ソーラートレイン

ソーラートレインはその名の通り、太陽電池で3両連結の列車を走らせるソーラー工作キットだ。こちらも車体にペイントすることにより、オリジナルの列車を作ることができる。
太陽電池は先頭車両にしか搭載されていないのが残念だが(全車両に太陽電池を搭載した方がパワフルに走ると思われる…!)、太陽電池駆動の列車キットというものも珍しいと思われるので、電車好きにはおすすめだ。
ソーラートレイン

そのほか、エレキットの工作キットでおすすめなものをいくつかピックアップしてみたい。

■Let's ピアノ

小型のグランドピアノの形をした工作キットだ。ICと電子回路で構成されており、スイッチを押して演奏するほか、メロディーを自動演奏させてオルゴールのようにも使える。白鍵と黒鍵とで白いスイッチと黒いスイッチが使い分けてあり、ちゃんと「ピアノっぽく」見えるように配慮されている。
ハンダ付けが必要なので、少し上級者向けの工作キットといえるかも知れないが、ハンダ付けのコツなどを詳しく記載した「ハンダ付けトラの巻」も付属してくるので、不慣れな方でも安心してチャレンジしてもらえると思う。
Let's ピアノ

■マイクアンプ [NT-5]

こちらは、工作キットとは少し趣が異なる「実用キット」に分類されている商品だ。
このマイクアンプは、一般にカラオケなどで使われているダイナミックタイプのマイクを、パソコンやオーディオ機器の「ライン入力」に入力ができる信号に増幅することができるアイテムだ。
工作などにおいて、マイクからの音声を利用したいという場合に、安価で入手性がよいダイナミックタイプのマイクとこのマイクアンプを利用すれば、簡単にシステムを組むことができる。小型サイズの基板になっているので、ロボットなど様々な機械の内部に搭載することも容易だろう。
アイディア次第でいろいろな応用方法が考えられる、玄人好みの一品といえるのではないだろうか。
マイクアンプ [NT-5]

秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」では、今回紹介した以外にも多種多様な工作キット・工作部品を扱っている。エレキットはもちろん、タミヤやイスペットなど、様々なメーカーの製品がたくさん揃えてあるので、工作好きの方は一度足を運んでみてほしい。

そのロボットセンターからの最新情報だが、7月末~9月までの夏休み期間中、ロボット教室を開催することが決定した。

昨年も開催され好評を博したが、今年も自由工作・教材ロボット・二足歩行ロボットなど、様々な種類の教室を展開する予定だ。詳細は決まり次第公開されるというから、ぜひともチェックを怠らないでほしい。

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新しい学習指導要領に対応した学習用ロボット教材「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」は、学校の従業でも利用されており、初めての人でもプログラミングを楽しく学べる人気のロボットだ。

今回は、前回の初級編でお伝えしたBeauto Racerの「中・上級編」をお送りしたい。
初級編では、本体の組み立てとプログラミングが簡単に行えるところまでを紹介したが、Beauto Racerは少し設定を変えるだけで、いっそう複雑なプログラミングも簡単にできるのだ。

■まずは初級編の確認から
Beauto Racerは、ライントレースを題材としてプログラミングの基礎が学べる学習用教材だ。ライントレースのプログラムを正しく理解できているかどうかが、初級編と中級編との境目といえる。
・初級編:ロボットでスキルアップ!初めてでもできるロボットプログラム

Beauto Racerのプログラミングに用いる専用ソフト「Beauto Builder R」には、参考としてサンプルプログラムが収録されている。その中の一つである「LEDとライントレース(最初のプログラム)」というファイルを参照してみてほしい。

このファイルは、購入したBeauto Racerに最初から入っているプログラムだ。組み立ててそのまま動かせるよう、サンプルのコースをほぼ問題なく走破できるほど、なかなか高度な内容となっている。

このプログラムが行っている処理の流れは、「まず左センサの値をチェックし、その結果に応じたそれぞれのパターンで右センサの値をチェック。その後にモータの回転方法を決定」という条件分岐が設定されている。左右二つのセンサを使ったライントレースとしては、王道といえるパターンのプログラムである。

このプログラムのフローチャート構造が理解できるなら、Beauto Racerの初級編は、まずクリアといったところだ。

■中級編は、ソフトの設定変更から
Beauto Racerの中級クラスに進むには、プログラミングに用いるBeauto Builder Rの設定変更が必要となる。

ソフトを中・上級者向けに設定すると、初期状態では使えない機能が使用可能となる。
具体的な設定方法は、Beauto Builder Rのメニューから「設定」-「上級者向け機能の使用設定」を選択すると、いくつかの機能を選択するチェックボックスが出てくる。
項目のうち上から三つ(演算ブロックを使う・速度や旋回量を変更できる車輪制御ブロックを使う・メモリマップの内容を表示する)が上級者向け機能、下二つ(ブロック同士の当たり判定を有効にする・繰り返しブロックの接続チェックを行なう)は初心者向けの機能となる。

つまり、上から三つにチェックを入れ、下二つのチェックを外せば、Beauto Builder Rが中級者、上級者向けのモードになるというわけだ。

これらの設定によってBeauto Builder Rで新たに使えるようになるのは、変数を使ったプログラミング機能と、モータの回転速度の変更機能、そして接続されたBeauto Racerからの各種変数のリアルタイム読み込み機能だ。
前者二つはBeauto Racerをより柔軟に動作させることを可能とし、後者は細かなプログラミングや動作チェックをアシストする便利機能だ。

実は、この上級者向けモードを利用したプログラムも、Beauto Builder Rのサンプルに含まれている。「課題」のフォルダ内にある「アナログライントレース」がそれだ。

これは左右の赤外線センサから入力された値を、そのまま左右のモータ回転速度に反映させるという構成になっている。実際には、センサ値をそのままモータ出力に代入はできないので、センサ値をいったん変数に格納している。
このモーションを実際に動作させてみると、Beauto Racerに初めから入っているプログラムよりもなめらかにラインをトレースしていくことがわかる。上級者向けモードでは、このような動作を作ることが可能となるわけだ。

実際に変数を使って、一つプログラムを組んでみた。5本のラインを通過し、6本目で停止するという動作だ。ただ通過するだけではつまらないので、ラインに対して車体を直角に保つようなプログラムも組み込んである。

実際に、動画で動き見ていただいた方がわかりやすいだろう。

上級者向けプログラムの走行ムービー

それほどスマートではないプログラムになっているが、時間に余裕がある諸氏は、このモーションにぜひ挑戦してみてほしい。

■センサを追加してさらに高度な動きを
Beauto Racerには、最初に付いている左右1つずつの赤外線センサのほかにも、内側にさらに1つずつ、センサを追加することができる。Beauto Builder Rの変数の中にセンサの入力値が6個用意されていることからもお気付きかと思う。
BeautoRacer用赤外線センサ

この赤外線センサは、下の画像で示した場所に接続できるようになっており、専用オプションとして発売されている。
BeautoRacer用赤外線センサ

センサを増やすことで、さらに複雑・正確なモーションが実現できる反面、ハンダ付けなど細かい作業も必要になる。ここまで来ると完全に上級編といえる。

Beauto Racerに挑戦される諸氏におかれては、ぜひBeauto Builder RとBeauto Racerを使いこなしていただき、上級編に挑戦できるように腕を磨いてほしい。

■オープン1周年を記念キャンペーン
秋葉原のロボット専門店「ヴイストンロボットセンター」では、オープン1周年を記念したキャンペーンを継続中だ。
今週は、店頭にて3000円以上をお買い上げの場合に、「ライブドアの記事を見た」と言っていただけると、ロボカップ世界大会優勝ロボット「VisiON NEXTA」のペーパークラフトが1個プレゼントされる。

また、直営のインターネットショップ「ロボットショップ」では、金額にかかわらずご利用の方全員に、以前この記事でもご紹介したゼンマイロボット「Robot mate」をプレゼントするという、太っ腹なキャンペーンも実施中だ!

ロボットファンの方々は、この機会を見逃さないように気をつけてほしい。

ロボットのことならなんでもヴイストン ロボットセンター
No1の品揃えロボットショップ

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簡単だけれど奥が深いシンプル二足歩行ロボット「RB300」【真ロボット伝説】



「RB300」は二足歩行ロボットとしては最小クラスとなる3軸構成のロボットだ。3軸構成というのは、駆動に用いるモータの数が3つだけということであり、「RB300」はシンプルな構造ながら、奥が深い、お得なロボットでもあるのだ。

「RB300」と似たシンプルロボットに「ロボQ」があるが、こちらは左右の足に1つずつの駆動系を持つため、2軸構成といえる。しかし同じ二足歩行でも「ロボQ」は足が地面から離れない「すり足歩行」であるのに比べ、RB300は、左右の足に加えて上半身を傾ける軸を持たせることで、シンプルな構成ながら足が地面から離れる「足上げ歩行」を実現している点が大きな違いだ。

実際にRB300を使って、2台で相撲をさせている動画を用意した。青色のRB300と、相手は同じ構造を持つ「Robovie-i」だ。RB300のコミカルな動きがお分かりいただけるかと思う。


動画:RB300の相撲
RB300の相撲ムービー

■子供でも安全!単三乾電池で動くRB300
RB300は、二足歩行ロボットとしては珍しく、電源として単三乾電池を4本使用する。電池を簡単に入手できるだけでなく、比較的低い電圧でサーボモータを駆動させることができるので、ロボットが動作している際に指を挟むといった危険を大幅に減らしているのだ。このあたりも3軸構成と小型ボディの利点を生かしたものであるといえる。
RB300であれば、小さな子供でも安心してロボットに触れられるだろう。

RB300はそのシンプルな構成により、大変組み立てやすいキットとなっている。RB2000のような本格派ロボットに手を出すのはちょっと… とお考えの方でも、無理なく取り組んでいただける。また、RB300の魅力はそれだけではない。ロボットに必要なパーツ類を、格安で手に入れられるパッケージ品といえるのだ。

■RB300のパーツは、どれも一級品
たとえば、RB300で使われているロボット用CPUボード「VS-RC003」は、ロボカップで世界制覇を5年連続で成し遂げた「VisiONシリーズ」にも採用されている、高性能マイコンボードである。

VS-RC003は、30個のサーボモータや各種の拡張センサを集中管理できるのだが、RB300では、たった3個のサーボモータを駆動させるためだけに使われているのだ。

また、RB300での稼働軸に用いられているサーボモータ「RBS581」は、RB2000などの二足歩行ロボットで使われているサーボモータと全く同じ性能を持っている。トップケースの形状だけはRB300専用となっているが、このトップケースさえ別売のものと交換すれば、RB2000の補修パーツとして利用できるだけでなく、自作ロボットの駆動用サーボモータとしても使用が可能なのだ。もちろん、自作ロボットの場合であれば、トップケースの交換をせずにそのまま使うこともあるだろう。さらに、細かい点を挙げると、RB300のリモコン差し込み口に用いられているパーツも汎用性が高いもので、前述のロボット用CPUボードVS-RC003を採用しているロボットに、そのまま使うことができるのだ。

つまり、RB300はシンプルな構成にも関わらず、本格的二足歩行ロボットと何ら変わらないパーツで作られており、各種の部品をまとめて格安で手に入れる手段ともなっている。

CPUボード1個とサーボモータ3個をそれぞれ購入すると定価で34,650円という額になるが、同じパーツの入ったRB300をインターネット「ロボットショップ」では、14,700円で購入できるというわけだ。約2万円も割安なのだ。

■「はじめてのロボット工学」と「RB300」でロボットを深く理解する
RB300と合わせてお使いいただけるのが、「はじめてのロボット工学」というロボットの入門書だ。
ロボットの歴史の紹介から、現代のロボットの構成を解説、実際にロボットを組み立てるところまでを網羅した、まさにロボット工学入門の決定版といえる内容だ。
この入門書において、組み立てのサンプルとして用いられているのがRB300と全く同じ構造を持つ「Robovie-i」というロボットだ。

このRobovie-iとRB300とは、発売しているメーカーが異なるだけで、構造は全く同じという特長がある。CPUボードのメーカーであるヴイストンから発売されているのがRobovie-iで、サーボモータのメーカーであるJR PROPOから発売されているのがRB300というわけだ。つまり、この「はじめてのロボット工学」とRB300とを揃えれば、ロボットの入門編としての組み立て工程もバッチリ理解できるのだ。

ヴイストンが直営するロボット専門店「ロボットショップ」では、「RB300」と「はじめてのロボット工学」とのセット品も販売されているので、チェックしてみて欲しい。

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今回は、ゴールデンウィークに突入した秋葉原のロボットセンターから、注目のロボット関連商品をお伝えしたい。

■RB2000が組み立て済みで登場
以前よりお伝えしている高機動二足歩行ロボット「RB2000」が、なんと組み立て不要の完成版で登場した。しかも無線操縦用のリモコンが付いているというから驚きだ。
つまり、この完成版RB2000さえ購入すれば、あとはスイッチを入れるだけで動かせるという簡単さなのだ!
二足歩行ロボットには興味があるけれども、自分で組み立てるのは面倒、あるいは自信がないといったユーザーには、まさに朗報だろう。

RB2000は、前転・側転から鉄棒の大車輪までをこなす、アクロバティックな二足歩行ロボットだ。
さらに、将来的に様々な機能を自由に追加していくことができる柔軟性も備えており、ここが「ただのおもちゃロボット」ではない大きな特長だ。
組み立て済みのセットで気軽に始められると同時に、いつまでも飽きずに使い続けられるのではないだろうか。

RB2000に使われている部品の性能を考えると、大特価としか言えない価格となっている。二足歩行ロボットを始めたいとお考えの方は、ぜひこのチャンスをモノにしてほしい。RB2000完成版は、リモコンとのセット価格で税込み63,000円だ

■RB300も特別価格
RB2000は、サーボモータを13個使用した本格二足歩行ロボットだが、その弟分とも言えるロボットキットが「RB300」だ。
ロボットの関節であるサーボモータの数は3個というシンプルさだが、この単純さでありながら、二足歩行と重心移動を実現しているという、れっきとしたロボットなのである。
お手軽二足歩行ロボットRB300

今回、RB2000の完成版の登場に合わせて、RB300も特別価格で登場した。お値段は14,700円。残念ながらこちらは完成版ではないが、そもそも組み立てがRB2000よりも格段に簡単なため、さほど問題にはならないだろう。

RB300はお手軽二足歩行ロボットであると同時に、上級者向けの「パーツ取り」のアイテムとしても注目できる。
二足歩行ロボットに使われているサーボモータやCPUボードといったパーツ類は、高性能であるがために、単品で購入するとやや高い場合が多い。しかしRB300のような小型ロボットを、「組み立て用キット」ではなく「パーツ購入用セット」として見ると、非常に安価なのだ。

RB300の例で言うと、フレームや電池ボックスを除いても、CPUボードとサーボモータの単品販売価格の合計は34,650円にもなる。このセットが、今回の特別価格では14,700円で購入できるわけだから、お手軽キットとはいえ見過ごすわけにはいかないだろう。RB300は税込み14,700円で、インターネットの「ロボットショップ」あるいは秋葉原の「ヴイストンロボットセンター」で購入可能だ

■ゼンマイで動く「おちない」ロボットが登場
こちらはうって変わって、おもちゃのロボット。ロボットのおもちゃというと、エレクトロニクスを駆使した高性能なものが多いが、ここでご紹介する「Robot mate(ロボットメイト)」は、ゼンマイの動力で動き回る小型ロボットだ。
ゼンマイで動く「おちない」ロボット


動画:ゼンマイで動く「おちない」ロボットムービー
ゼンマイで動く「おちない」ロボットムービー

しかも、ただ動き回るだけではない。なんと車体前方にセンサーとなる車輪が設けられており、机の端にさしかかるとクルリと向きを変えるのだ。この構造をゼンマイで実現したのは、レトロながらハイテクといえるのではないだろうか。

ただ動き回らせるだけではなく、2台用意して対戦させるのも意外と面白い。動画を用意したのでそちらで堪能して欲しいが、シンプルなだけに様々な遊び方ができそうだ。ゼンマイのロボット「Robot mate(ロボットメイト)」は税込み294円で、秋葉原の「ヴイストンロボットセンター」で発売中だ

■世界最小クラスの量産型二足歩行ロボット「ROBO-Q(ロボQ)」
秋葉原のロボットセンターで、隠れたヒット商品となっているのがこの「ロボQ」だ。
なんと高さがたったの3.4cmでありながら、リモコン操縦と内蔵AIによる自動操縦にも対応したという、科学技術の結晶のようなロボットだ。
世界最小クラスの量産型二足歩行ロボット「ROBO-Q(ロボQ)」

ロボット本体と専用の赤外線リモコン、サッカー用ボールがセットになっている。リモコンの表には、ロボットをしまうスペースが付いているという小技が光る力作だ。ロボット自体には、外部認識用の赤外線センサーや充電端子が装備されており、ロボットは内蔵の超小型バッテリで動作する。

超小型の筐体を揺らしながら、ちゃんと二足歩行ができるようになっており、リモコンで前進・旋回・スピード調節が可能だ。また、自律動作モードとして「対象を追いかける」モードと「対象を避ける」モードの二つが用意されており、サッカーをさせたり迷路を抜けさせたりと、これも遊び方は無限大といえるバリエーションを持っている。大人も子供も楽しめるおもちゃなので、ちょっとしたプレゼントに最適といえるだろう。世界最小クラスの二足歩行ロボット「ROBO-Q(ロボQ)」は1,260円から

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フラワーロックを覚えているだろうか。少し昔の話になるが、1988年に発売されて大流行したのが、踊る花ロボット「フラワーロック」だ。周りの音に合わせてダンスをするヒマワリやハイビスカスの鉢植えで、そのロックンロールな風貌とコミカルなダンスの仕草が人気を呼び、一世を風靡したヒット製品だ。

その「フラワーロック」が、全身にフルカラーLEDを装備し、その名も「フラワーロック 2.0」となって帰ってきた。

今週は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」から、最新のオススメロボットを紹介しよう。

■時を超えて復活、「フラワーロック 2.0」 iPhoneとコラボもできる?
フラワーロック2.0は、周りの音に合わせてダンスするだけではない。今回はスピーカーを内蔵しており、ポータブルオーディオなどの音楽をならすこともできるのだ。フルカラーLEDの点滅と相まって、思わず部屋に置いてみたくなるほど楽しく仕上がっている。
見ための楽しさだけではなく、LEDの発光パターン・明るさを変えられたり、音声出力に別のフラワーロックを「数珠つなぎ」にできたりもする。機能性も大幅アップしているのだ。

置いているだけで楽しくなれる「心のふれあい」をコンセプトに開発されたという「フラワーロック 2.0」は、コスモスタイプとノースポールタイプの二種類があるぞ。実動デモ機も展示中なので、実際に見て欲しい。

フラワーロック2.0 コスモスタイプ:定価6,090円 → 販売価格1,827円
フラワーロック2.0 ノースポールタイプ:定価6,090円 → 販売価格1,827円

■ぺたぺた歩く姿が可愛い、「ぺたぺたペンギン」
続いてご紹介するのは、歩く姿も可愛い「ぺたぺたペンギン」だ。
この「ぺたぺたペンギン」、ただのペンギンの人形と思うなかれ、その動きの可愛さは特筆ものと言ってよい。実際に動いている様子を動画でご用意したので、ぜひこの可愛さを感じて欲しい。
女性へのプレゼントにも最適だぞ。

動画:ぺたぺたペンギン ムービー

ぺたぺたペンギン ブルーリー:定価819円 → 販売価格500円
ぺたぺたペンギン マジェンタ:定価819円 → 販売価格500円
ぺたぺたペンギン グレイリー:定価819円 → 販売価格500円

■懐かしい!ブリキのおもちゃロボ「GEAR ROBOT」
昔なつかしのブリキ製ロボットを彷彿とさせる製品が「GEAR ROBOT(ギアー ロボット)」だ。
見ためがレトロなだけではなく、前進させると胸元のギアが回転するというギミックまで内蔵しており、現代人の目から見るとむしろオシャレとさえいえるデザインとなっている。
色はゴールドとシルバーの二色。お好みに合わせてチョイスして欲しい。お子さんのプレゼントでも喜ばれそうだ。
GEAR ROBOT(ゴールド)

GEAR ROBOT(シルバー):定価10,500円 → 販売価格5,250円
GEAR ROBOT(ゴールド):定価10,500円 → 販売価格5,250円

■お気に入りの動画を持ち歩ける、ビデオクリップL
「ビデオクリップL」は、本体で録画したビデオや音楽のデータを持ち歩ける、おもちゃ感覚のメディアプレーヤーだ。本体のビデオ入力端子から録画できるため、メディアの転送にパソコンなどは必要ない。1GBの内蔵メモリーを搭載しているほか、外部メディアとして1GBまでのSDカードにも対応している。
機能の割には安価なため、落ち歩きのサブプレーヤーやお子さん用のプレーヤーに最適だ。何かと楽しめそうなアイテムだぞ。
ビデオクリップ L

ビデオクリップ L(クールブルー):定価15,750円 → 販売価格3,000円
ビデオクリップ L(キューティピンク):定価15,750円 → 販売価格3,000円

■気分はマッドなサイエンティスト?「クレイジーインベンター」
「クレイジーインベンター」は、ちょっとアブない科学者が発明をした… という気分を味わえる工作キットだ。
コウモリ型の飛行機「Bat」と、実際に動作する時計機構が組み込まれた「Clock」の二つが用意されている。フランスの会社が作った工作キットという点も、少し気になるところ。

ロボットセンターでは「GEAR ROBOT」と「クレイジーインベンター」を在庫分に限り、限定特価で発売中だ。これはレアなおもちゃを安く手に入れるチャンス。ぜひこの機会を逃さないようにして欲しい。

クレイジーインベンター Bat:定価6,615円 → 販売価格3,166円
クレイジーインベンター Clock:定価12,600円 → 販売価格6,300円

■オープン一周年記念キャンペーンの第3弾 アレがもらえるぞ
ロボットセンターでは、オープン一周年記念キャンペーンの第3弾を展開する。
店頭にて「ライブドアの記事を読んだ」と言っていただければ、3000円以上のお買い上げの方に「ぺたぺたペンギン」を1つプレゼントという、大変お得な内容となっている。
在庫限り完了とのことなので、興味がある方は要チェックだ。


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子供たちに夢を!ロボットの体感イベントを開催へ

ロボットというとアニメや SFを思い浮かべる人も多いだろうが、既に実社会の多くの場所で使われている。自動車を組み立てたり、災害地で人を発見したり、お寿司やおにぎりを作ったりするロボットもある。今や身近な存在となっているロボットについて、もっと詳しく知りたいと思っている子供たちも多いことだろう。

そんな子供たちのために、ロボットについて楽しく学ぶことができるイベントが今週末より開催された。

大和ハウスグループは、社会貢献活動(CSR)の一環として、佐賀県の「フレスポ鳥栖」2階特設会場において、新しい教育ワークショップイベント「ロボットキッズアカデミー2010 未来DOORS」を開催する。
入場料は、無料。開催期間は、2010年3月20日~3月28日。

「ロボットキッズアカデミー2010 未来DOORS」は、ロボットを通じ歴史や科学、モノづくりや最先端技術との触れ合いによって、子供たちに「未来を想像し、創造する大切さ」を感じてもらう体験型ワークショップエンターテイメントだ。

■ロボットを楽しめる4つのゾーン
会場は、来場者の目的にあわせて、わかるゾーン・つくるゾーン・しるゾーン・わかりあうゾーンの4つに分かれている。

●わかるゾーン
・話題の最先端AR 3D絵本を体験しよう
最先端のエンターテイメント技術にふれることができる。専用モニターをかぶると、そこにカワイイ動物の主人公が登場する。

●つくるゾーン
・ソーラー式バッタをつくろう!(有料)
親子で一緒に、太陽電池で動くバッタロボットを製作することができる。完成したバッタにライトを当てると、いろいろな動きを楽しめる。

・ブロックロボットを作ってアニメのムービーを製作
ブロックを組み合わせてロボットを作ろう。完成したロボットを撮影すれば、簡単なアニメーションを楽しむことができる。

●しるゾーン
・ロボットヒストリーコーナー
ロボットはいつ誕生したのか。これまでどのような研究が進められてきたのか。ロボットにまつわる歴史を知ることができる。

・ロボットライブラリー
「鉄腕アトム」をはじめ、ロボットを描いたマンガや絵本を集めたライブラリーを開設。ロボット好きには楽しいゾーンだ。

●わかりあうゾーン
最新ロボットと握手しいたり、ロボットと話をしたり、いろいろな体験が待っている。展示してあるロボットの細かいメカニズムも知ることができる。

このほか、会場では各種のイベントも開催される。
イベント内容は、下記のとおり。
1.ワークショップゾーン ロボットや科学、モノ作りをテーマに行うワークショップイベント。(一部有料)
2.体験ゾーン 2足歩行ロボットなど現存するリアルなロボットの実物展示や体験コーナー。
3.ショップゾーン ロボット関連グッズの販売コーナー。
4.ライブラリーゾーン ロボット関連書籍や漫画などを閲覧できるライブラリーゾーン。
5.エンターテイメントゾーン ロボットショーやロボットダンスコンテストなどを開催するステージゾーン。
6.セグウェイ・ライドパーク 未来型ロボットビークル「セグウェイ」に乗れるコーナー。(有料)

●イベント概要
イベント名称:「ロボットキッズアカデミー2010 未来DOORS」
イベント期間:2010年3月20日(土)~3月28日(日)11:00~19:00
開催場所:佐賀県鳥栖市本鳥栖537-1 「フレスポ鳥栖」2階特設会場
主催:とす こどもロボット普及実行委員会
共催:大和リース株式会社
協賛:江崎グリコ株式会社
後援:鳥栖市、鳥栖商工会議所、鳥栖市教育委員会、次世代ロボット開発ネットワークROOBO、国立高等専門学校機構北九州工業高等専門学校
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学加藤研究室、株式会社イーケイジャパン、セグウェイジャパン株式会社、メカトラックス株式会社、株式会社MANOI企画、株式会社サンクネット、ヴイストン株式会社、NEC株式会社、株式会社ゼットエムピー、有限会社創和、株式会社知能システム、株式会社コト、株式会社リミックスポイント、グラフ株式会社、株式会社デフレンシャル、有限会社カワシマラボ、株式会社グッド・グリーフ、青空株式会社、大和ハウス工業株式会社、ダイワラクダ工業株式会社(順不同)
企画制作・運営:株式会社ジャイロウォーク

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前回は二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立て工程をご紹介したが、今回はその魅力をさらに引き立てるオプションパーツと、それを利用した拡張・カスタマイズについて取り上げたい。

■体力を強化せよ!関節(サーボモータ)を増やせ
一口に二足歩行ロボットの拡張と言っても、その内容は多岐にわたる。その方向性の多様さが、ホビーとしての二足歩行ロボットの魅力の一つと言ってよいだろう。中でもメジャーなものが、サーボモータの数を増やすことでより多彩な動きを可能とする、「軸拡張」と呼ばれるカスタマイズである。

初期状態のRB2000には13軸、すなわち13個のサーボモータによる関節が搭載されている。この13軸という数字は、二足歩行ロボットとしての十分な表現力を得るために考え出された「最小かつ最良」の数だという。
しかしながら13軸の状態では、「両脚を大きく開く」「腕を曲げる」といった複雑な動作が、物理的に不可能なことも事実である。そしてそれを可能なものとするために、RB2000には専用の軸拡張パーツが多数用意されている。
19軸に拡張

具体的には、下記のようなキットが用意されている。
RB2000用 15軸化セットA(脚YAW軸):両脚にヨー軸、すなわち「ひねる」方向の軸を追加するキットである
RB2000用 15軸化セットB(肘ROLL軸):両肘にロール軸、すなわち「曲げる」方向の軸を追加するキットである
RB2000用 15軸化セットC(大腿ROLL軸):大腿部にロール軸、「脚を開脚する」方向の軸を追加するキットである
RB2000用 19軸化セット:これは上記3種を全て一度に拡張するキットである
RB2000腰YAW軸拡張キット:腰にヨー軸を追加するキットで、「腰をひねる」動作が可能となる
※腰YAW軸拡張キット以外の各キットには、拡張するサーボモータが含まれたパッケージの他にも、サーボモータが含まれないパッケージが発売されているので、必要に応じて選択していただきたい。

また、RB2000のフレームパーツをよく見てみると、足や腕に共通する部品が多く使われている。これはパッケージとして用意されている軸構成の他にも、自分で自由に組み合わせることが可能ということなのだ。

実際、頭部に「うなずく」動作をさせる軸を追加、ひざ部分をダブルサーボにして動作速度を上げるなど、ユーザーの手による様々な拡張例があるようだ。 RB2000に採用されているCPUボード「VS-RC003」には、同時に30個までのサーボモータを接続可能であるので、拡張時にコネクタの数が不足するということもないだろう。

■自作パーツでオリジナルバージョンも!
発売されているオプションパーツの組み合わせだけで、自由度の高い拡張が簡単に実現できることは、二足歩行ロボットキットとしては特筆すべきメリットである。このことからも、RB2000の圧倒的に高い拡張性を誰しもが実感できるだろう。

腕に覚えがある諸氏におかれては、フレームのパーツを自作することも可能だ。RB2000のパーツは全てアルミ製であるため、自作パーツのねじ止めや追加工などが容易にできるという特徴がある。ベース機体としてRB2000を購入し、必要に応じてパーツを自作してオリジナリティ溢れるロボットを仕上げることもできるわけで、オリジナルロボットの土台としても最適であるといえるだろう。

■知能を強化せよ!ジャイロセンサでどんな動作も安定化へ
ロボットのカスタマイズには、サーボモータを増やす他に、センサなどの内蔵機能を強化する方向性もある。軸拡張が、ロボットの「体力の強化」だとすれば、センサの強化は「知性の強化」といえる。

二足歩行のロボットにおいては、搭載するセンサとして最もメジャーなものは「ジャイロセンサ」だ。
ジャイロセンサは、物体の回転における角速度を検出できるセンサ。これをロボットに搭載することにより、方向に対するロボットの振動を検出することができる。検出結果をフィードバックしてサーボモータに与えることで、ロボットの動作を安定させることが可能となるのだ。
結論的に言えば、ジャイロセンサを二足歩行ロボットに搭載することで、転びにくくなるのだ。

RB2000には、専用のジャイロセンサとして「VS-IX001」という製品が用意されている

このVS-IX001には、2つのジャイロセンサと3つの加速度センサが1つにまとめて搭載されているのだ。これ1つを搭載するだけで、あらゆる方向の回転速度と加速度が検出できる優れものだ。
※加速度センサは、ジャイロセンサと同様にロボットの動作安定性向上に応用可能なほか、重力を検出することで機体状態を判断させることなどを可能とする。

さらに、RB2000は、本体内部にVS-IX001搭載用のネジ穴があらかじめ用意されているため、組み込む場所で悩まなくてもすむというわけだ。

ちなみに筆者は、ロボットをガッツリ動かすためにはジャイロ・加速度センサは必須なアイテムであると感じている。

RB2000は、初期状態のままならジャイロセンサなしでも安定動作するように設計されているが、アグレッシブな動作設定や、前述の軸拡張などの強化をすると、ジャイロというサポート機能が大きな効果としてオリジナルロボットの助け船となるからだ。

RB2000は、本体の組み立てキット・上述のジャイロ加速度センサVS-IX001・無線操縦用の専用リモコンがセットとなった「RB2000 スペシャルセット」が用意されてりる。
それぞれを別で購入するよりもお買い得となっているので、検討してみてはいかがだろうか。

■ニュータイプ対応? さらにセンサを増やしてロボットの革新へ
RB2000に搭載できるセンサは、ジャイロ・加速度センサVS-IX001だけではない。IV-IXシリーズとして、様々な種類の拡張ボードがあるのだ。
IV-IXシリーズ 拡張ボード

具体的には、下記のように多様な拡張ボードが」揃っているのだ。
VS-IX001(ジャイロ・加速度センサ拡張ボード)
VS-IX003(シリアル通信接続ボード):ロボット用CPUボード「VS-RC003」とシリアルコマンドで通信するための拡張ボード
VS-IX004(LED拡張ボード):フルカラーLED(もちろん、点滅や色の変化もプログラム可能である)を接続する拡張ボード
VS-IX004R(RB2000用 両眼フルカラーLED拡張ボード):VS-IX004にLEDとRB2000用取り付け金具をセットした拡張ボード
VS-IX007(デジタル入出力拡張ボード):タッチセンサなど、ON/OFFを検出するスイッチを接続する拡張ボード
VS-IX008(アナログ入力拡張ボード):赤外線距離センサなど、アナログ値を出力するセンサを接続するボード
VS-IX009(MP3プレイヤーボード):microSDカードに記録されたMP3ファイルを再生できる拡張ボード

VS-IXシリーズの良いところは、基板サイズが2.5cm×3.0cmで統一されており、接続に用いるコネクタピンも同じ仕様となっていることだ。そのため、全て同じ寸法のネジ穴さえあれば搭載ができることだ。

RB2000には、VS-IXシリーズ基板が搭載できる箇所が、なんと4カ所も用意されているのだ。ジャイロ・加速度センサボードを搭載してもまだ3枚もの拡張機能を追加できるというわけだ。なんと贅沢な仕様だ。
※VS-IXシリーズは、ロボット用CPUボードである「VS-RC003」に装着可能な拡張ボードである。よって、VS-RC003を使用したロボットであれば、RB2000でなくとも搭載が可能である。

■RB2000のカスタマイズにおすすめの情報サイト
RB2000は。様々なパーツや拡張ボードを搭載して強化ができる。しかしそれは同時に、それらを使いこなすためのプログラミングも複雑になるということだ。

そこでおすすめしたいのが、「二足歩行ロボットコミュニティサイト Let'sロボット」だ。

ここでは、RB2000をはじめとする様々なロボットの情報が多数公開されており、自由に閲覧することができる。
特にダウンロードのページでは、RB2000の軸拡張後のサンプルモーションや、ジャイロセンサ搭載後のサンプルモーションなど、非常に役に立つ情報を入手することができる。

また「RobovieMakerマスター講座」では、RB2000などのロボットのプログラミング専用ソフトウェアである「RobovieMaker」について、初歩的なところから高度な応用編まで、多くの情報が網羅されている。

ロボットキットを購入前、購入後、どちらでも詳細な参考資料として活用できるので、一度覗いてみるとよいだろう。

初心者でも簡単に組み立てられる二足歩行ロボットのキット製品の品質の高さ、カスタマイズすることでさらに高度な動きも実現できる奥深さから、キング・オブ・ホビーともいえる、ロボットの現状がお伝えできたのではないかと考えている。

ちょうど良いタイミングで、来る3月6日(土)には、大阪にあるヴイストン株式会社の本社にて、ユーザー参加イベント「第7回ロボプロステーションチャレンジカップ」が開催される。

市販のロボットキットのままで出場できるクラスから、完全に自作の大型ロボットが出場するクラスまで、幅広く楽しめるイベントとなっているので、近くにお住まいの方はぜひ見に行ってみて欲しい。

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準備編に引き続き、本体組み立てを紹介しよう。

■腕の組み立てよう
ここから、本格的なロボットのパーツを組み立てていく。
組み立てマニュアルでは、[腕部分 → 脚部分 → 胴体部分]という順序で組み立てていく。

●右サイドと左サイドを間違えるな
説明書内に記載されている「右サイド」とは、ロボット本体から見て右側を指している。すなわち、ロボットを正面から見た場合、ロボットの「右サイド」は左側に来ることになる。組み立てマニュアルは、この点に配慮してページの左側に「右サイド」、右側に「左サイド」の図が記載されているので、マニュアルに沿って部品を配置していけば、まず間違うことはないだろう。

組み立てで最も多用されるネジは「M2-3 低頭ナベ(マニュアルではAネジ表記)」だが、「M2-3 低頭タッピング(マニュアルではDネジ)」ネジと非常によく似た形状をしている。ネジ山のサイズが異なるのだが、どちらか片方だけを見た場合には、慣れていないと見分けることが難しい。これら二つのネジは、使う場所を間違えるとフレームを壊してしまうこともあるので、ネジ名称を書いた紙皿などを用意し、くれぐれも間違えて使用しないよう注意していただきたい。
※このネジの取り違えが最も多く起こるミスである。特にAネジを使用しなくてはいけないところにDネジを使用した場合、一時的に部品を固定できるのだが、ネジの相手となるネジ山をナメてしまうので、その後のネジの締め直しなどをした場合に、ネジ穴ではなくただの穴になってしまうことが多いのだ。

これらの点に注意し、組み立てマニュアルに沿って作業を進めていこう。

腕部分はパーツ数も比較的少なく、取りかかるにはちょうどよい作業量である。一部、組み立てマニュアルの図でパーツの前後が分かりづらいところもあるが、マニュアルの4ページに掲載されているRB2000の完成写真と見比べると、把握することができると思う。

参考までに、右サイドのサーボブロックを組み立てた写真と、左右両パーツの完成写真を掲載する。左右パーツの並び順は、組み立てマニュアルと同様である。

■脚を組み立てよう
続いて脚部分の組み立てである。腕と比較してややパーツ数も工程数も増えるが、足の先から少しずつロボットの形が現れてくることを想像していただければ、楽しめる作業ではないだろうか。

注意点としては、サーボホルダにサーボモータを取り付けるときは、意外と強めの力で押し込まないとパチンとはまらない。先にサーボモータの出力軸(ギアのような部品が突出した箇所)をサーボホルダに通し、サーボホルダをやや押し広げ気味にしながら押し込めば、うまくはめられると思う。

ここでも参考に、組み立てマニュアルではやや分かりづらい、足裏部品とジョイント部品の配置、サーボモータが初期位置の場合の組み立て後の部品の配置(こちらは右サイドのみ)を掲載しておく。

組み立てマニュアルの17ページにも記載されているとおり、脚部分の組み立ての後にサーボリード(サーボモータから出ている3本束の導線)をまとめておこう。その際、サーボモータの稼働の妨げにならないように細心の注意を払いたい。また、サーボモータのコネクタをCPUボードに接続する時のことを考え、各サーボモータのコネクタに、名称を書いたテープを貼っておくとよいだろう。
※各サーボモータの名称は、組み立てマニュアルの6ページに記載されている。

■胴体を組み立てよう
いよいよ、次は胴体部分の組み立てである。胴体部分を作ると同時に、腕と脚を繋ぎ、RB2000が完成に近付いていくのだ。

ここでは、やや分かりづらいかと思われる CPUベースへのスペーサの取り付け位置(表裏)を掲載しておこう。

スペーサを取り付ける際は、先にネジをCPUベースに通し、そのネジを指で押さえながら反対側からスペーサをねじ込むようにすると、うまくいく。

また、胴体側面のパーツにCPUベースを取り付ける箇所も、ネジの位置がやや分かりづらいかもしれない。写真の矢印で示した位置がネジ位置である。他の穴を使わないように注意しよう。

●CPUボードとサーボモータの接続だ
これらの組み立てが終わると、組み立てマニュアルの23ページのサーボモータからの配線をCPUボード(VS-RC003)に接続する作業となる。
サーボモータからの配線は数が多く、しかも接続位置を間違えるとロボットが正しく動作しないので注意しよう。また、配線が多いため、ボディに詰め込まれた状態になり、思わず手を止めてしまいそうになるが、ここを通り過ぎればほぼ完成であるので、最後のハードルだと思って乗り切ってほしい。

あとは胴体上部に頭部パーツを取り付ければ、RB2000の完成である。

ここまでの所要時間は、工具の扱いにある程度慣れた方であれば、一日で十分に組み立てられる。休日にはちょうど良い作業量ではないだろうか。


■完成! そしてサーボモータの位置補正
さて、やっと組み上がったRB2000だが、組み立てただけでは正しく動作させることはできない。サーボモータの微妙な位置ずれがあるので、これを補正する。ロボットが正しく立つように調整して初めて歩行などのサンプルモーションが再生可能となるからだ。

サーボモータの位置補正については、「ソフトウェア簡単操作ガイド」の13~19ページに、詳しく記述されいる。
組み立て前のサーボモータの初期位置合わせを、しっかりしてしておくと、このサーボモータの位置補正が大変楽になるのだ。

ちなみに筆者が今回組み立てたRB2000は、サーボモータの位置補正をしない状態では、このような位置ずれが見られた。
※なお、この写真は記事のために撮影したものである。本来、サーボモータの位置補正をしない状態でロボットを直立させることは、サーボモータに過負荷がかかる可能性があるので、絶対に避けて欲しい。

ご覧の通り、やや後ろに傾き気味な姿勢となってしまっている。サーボモータの初期位置合わせをした後でも、サーボホーンの微妙な噛み合わせ等の影響により、この程度のずれが生じるのは避けられないことである。
このロボットを「ソフトウェア簡単操作ガイド」の記述に沿って補正すると、正しい直立状態に設定できるわけだ。

ちなみに、脚の部分の位置補正は、[足首 → ひざ → 大腿]というように、下から上へと順に補正していくと、うまくいくことが多いようだ。

以上、やや駆け足気味にだが、RB2000の組み立てを紹介した。

実際に組み立ててみた感想は、ネジやパーツ数は少ないとは言えないが、作業量が苦になるほど多いというほどではなく、むしろ程よい達成感を得ることができた。

休日のお供にするもよし、パーツ毎に少しずつ組み上げて行くもよし、「ロボットの組み立て」という行為自体を楽しむにも、もってこいのキットだと思う。

次回は、組み立てたRB2000の拡張パーツについて、いくつかご紹介したい。

>>本体の準備編をみる

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スパロボへの道!ロボットを組み立ててみよう Part-1【ヴイストン真ロボット伝説】



二足歩行ロボットは、組み立てが面倒と思われている人も多い。そこで、今回は、スーパーな二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立てを解説しよう。

RB2000のキットには、わかりやすい図解の組み立てマニュアルと、ソフトウェア操作ガイドのCD-ROMは付属する。また、オフィシャルサイトの「ロボット関係の説明書」からダウンロードもできる。Web上のマニュアルのほうが最新版となるので、ダウンロードして利用しよう。

今回は、マニュアルに沿って組み立てるながら、分かりにくい点やうまく作るコツなど紹介したい。

■組み立て前は、あわてずに準備!
RB2000の外箱と中身を見てみよう。
外箱の大きさは、デスクトップパソコンぐらい。パーツは四つの箱に分かれて収納されているほか、サーボモータや外装用シール、ロボットの位置補正のための治具などが納められている。

組み立てマニュアルの2~3ページに部品一覧が記載されているので、箱を開けたときに部品一覧を参照しながらパーツ漏れがないかを確認しておこう。またパーツの名称は、聞き慣れない言葉も含まれているので、部品の一覧の図・写真で確認しておくとよいだろう。

RB2000の組み立てに必要な道具は、下記だ。
・0番のプラスドライバ
・1番のプラスドライバ
・はさみ(小型のニッパをおすすめしたい)
・パソコン(Windows2000~Windows7、USB端子と光学ドライブ搭載のもの)
0番ドライバは多用するので、精度の良いもの(先が潰れていないもの)を用意しておくと作業が楽である。

組み立てに入る前に付属バッテリの充電をしておこう。
サーボモータの初期位置合わせのためにバッテリを使用するからだ。購入時のバッテリはほぼ空っぽであると考えてよいため、付属の充電器に接続して充電しておくこう。

●コツ1:最初は付属充電器を使おう
付属充電器での充電時間は、条件にもよるが10時間前後である。市販の汎用充電器が、5セルのニッケル水素電池(容量2000mAh)に対応していれば接続して充電することもできるが、付属の充電器を使おう。(購入直後は充電器が電池を認識しないことがあるのだ)

組み立て開始する前に、組み立てマニュアルとソフトウェア操作ガイドを手元に置いておくことをおすすめしたい。
PDFファイルをパソコン画面で見ながら組み立てることも可能だが、ページにまたがって参照する場合などでは紙のほうが便利だからだ。

■組み立て:サーボモータの初期位置合わせ
準備が整ったところで、組み立てを開始しよう。
まず必ずやっておくことは、サーボモータの初期位置合わせである。これをしっかりと行うことにより、サーボモータの取り付けミスを減らすことができ、組み上げ後のロボットの調整が非常に楽になる。

サーボモータの初期位置合わせは、重要なので、詳しく解説しよう。

サーボモータの初期位置合わせに必要な部品は、下記だ。
・CPUボード VS-RC003
・電源ケーブル
・USBケーブル(組み立てマニュアルには特に記載がないが、CD-ROMが納められた小箱に入っている)
・充電済みバッテリ
・サーボモータ(13個)

CPUボードは、胸パーツの下側に隠れるように収納されているので注意しよう。
「ロボットの頭脳となる部品は、輸送時から外殻パーツに守られているのだ!」と考えると、よくできた収納だ。

ここでの手順としては、下記となる。
[CPUボード(VS-RC003)をパソコンに接続 → CPUボードを初期化 → サーボモータを接続 → 電源を投入]

●CPUボードにRB2000のプログラムをインストールしよう
「ソフトウェア簡単操作ガイド」の3~4ページを参照しよう。RB2000のプログラミングに必要なソフト「RobovieMaker(ロボビー メーカー) for VS-RC003」をインストール方法に従い、パソコンにインストールする。

続いてCPUボード(VS-RC003)をパソコンに接続するのだが、CPUボードの端子がショートしないように細心の注意を払おう。
基板の裏側の端子が作業している机の上の物と不意に接触しないように、写真のようにCPUボードの緩衝袋の上に置くようにしよう。また、基板上の金属部分には、できる限り指で触れないよう気を付けよう。
この段階では電源ケーブル、バッテリは、まだ使用しない。

CPUボード(VS-RC003)をパソコンに接続すると、画面表示が現れて数秒~数分でパソコン側の認識が終了する。
その後、「ソフトウェア簡単操作ガイド」の6~9ページの手順に沿って操作すればmCPUボード(VS-RC003)にRB2000用のプログラムが書き込まれる。「RB2000用」のデータ書き込みは非常に重要な作業なので、ここを間違えないように注意しよう。

●CPUボードにサーボモータを接続!
次は、CPUボード(VS-RC003)にサーボモータを接続する。接続する端子は、組み立てマニュアルの5ページに「CN5-S3」と記載されているが、実はCN5のこの6つのピンすべてがサーボモータの初期位置合わせに利用可能なのである。(ただし、CPUボードに正しくRB2000用のプログラムが書き込まれている場合に限る)

写真のように、一度に6個のサーボモータの初期位置合わせが可能だ。ケーブルの向きは写真のように、CPUボード(VS-RC003)の外周側に黒色ケーブルが並ぶように接続しなければならない。この向きを間違えると、最悪の場合サーボモータやCPUボードを破損することになるので、十分に注意して作業を進めてほしい。

●CPUボードに電源ケーブルを接続だ
CPUボード(VS-RC003)のCN5に6個サーボモータを接続したら、CPUボードに電源ケーブルを接続する。ケーブルには二種類の異なるコネクタが付いているが、CPUボードに差し込むのはそのうちの四角い形状の方だ。(間違ったコネクタは刺さらない)
電源ケーブルの途中に付いているスイッチのON/OFFは、写真のように見分けることができる。必ずOFFになっていることを確認して作業を進めよう。

●サーボモータの初期位置合わせを実行
電源ケーブルをCPUボード(VS-RC003)に接続したら、反対側にバッテリも接続する。同様にUSBケーブルをCPUボードに接続し、反対側をパソコンのUSB端子に接続する。

これで、サーボモータの初期位置合わせの準備が整ったことになる。この状態で、「ソフトウェア簡単操作ガイド」の11ページの方法に従い、サーボモータに電源を入れる。すると初期位置が中心からずれているものに関しては、自動で回転して中心位置にまで移動し、6個のサーボモータの初期位置合わせが終了する。

初期位置合わせが終わったサーボモータは、必ず電源をOFFにしてから取り外し、別のサーボモータに差し替えて、再び電源を入れて初期位置あわせをする。RB2000は13個のサーボモータを使用するので、合計で3回、初期位置合わせを行うことになる。


>>本体の組み立て編をみる

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組み立てるだけで大車輪が出来るスーパーロボット「RB2000」

組み立てるだけで大車輪が出来るスーパーロボット「RB2000」【ヴイストン真ロボット伝説】



近年、小型の二足歩行ロボットを趣味として楽しむ人が増えている。
ほんの十年ほど前まで、大学や企業の研究室でしかお目にかかれなかったようなロボットが、今や秋葉原などのショップで簡単に手に入るのである。それと同時に、少し頑張れば手が届くレベルまで低価格化が進んでいる。技術の進歩とは素晴らしいものだ。

世間一般の認知度という点では、まだまだ"知る人ぞ知る"という域を脱していないが、それは「他人に見せびらかすだけで食いついてもらえる」ことを意味しており、趣味として楽しむにはちょうどよい具合であるともいえるのだ。

■初めの一歩は「組み立てキット」がオススメ
これから二足歩行ロボットを始めたいとお考えの方々におすすめしたいのは、なんといっても組み立てキットのロボットである。以前なら、ロボットを作ろうとすると、動力源である「サーボモータ」と呼ばれる部品や、それを制御するマイクロコンピュータ、本体を構成するフレームなどなど、様々な部品をすべて設計・製作していく必要があった。各方面の専門知識が欠かせない、選ばれし者の趣味だったのだ。

しかし今日では、多くのメーカーから組み立てキットとしてロボットが製品化されている。このパッケージを購入し説明書に沿って組み立てれば、二本の足で歩行をするロボットが完成するという寸法だ。組み立ての作業内容も、基本的にはドライバーでネジを回していくだけの簡単さなのだが、それでいて、最新の技術が詰まったロボットができあがるのである。この手軽さにより、ホビーロボットはまさに老若男女の趣味となりつつあるのだ。

■ロボット選びのコツは拡張性?
さて、いざ二足歩行ロボットの組み立てキットを買おうとしても、おそらくはどれを選ぶべきか迷ってしまうことだろう。ロボットキットを販売しているメーカーは意外と多く、種類も豊富である。同時に、まったく新しい分野の商品であり趣味性も高いことから、正確な性能比較が難しいのである。つまりは最終的にはユーザーの好みで選ぶということになるのだが、あえてここでは「拡張性」という観点を重視したいと思う。

拡張性の高い二足歩行ロボットキットとは一体どういうものかと考えると、すなわち「組み立て後のオプション部品の追加が容易であり、部品の種類も豊富に用意されているもの」であり、同時に「ちょっとした改造やカスタマイズが、容易にできる機体であること」である。また、動作に合わせて音を出せるなど、単に動くだけにとどまらないエンターテインメント性も、ロボットの表現力を広める意味で重視されるべきであろう。

もちろん、キットとして簡単に組み立てられることと、組み立て後に部品を追加することとは、ある意味で矛盾する要素であるともいえる。しかし筆者の経験上、実際に二足歩行ロボットで遊び始めると、「あのパーツを追加したら、もっと多彩な動きができるかも」「外部センサを追加して、ロボットを自動で動かせないだろうか」といった野望が浮かんでくることが少なくない。

よって、実際に改造を施すかどうかは別として、ひとまず後々から部品を追加したくなっても困らない機体を選んでおくのは、非常にリーズナブルな選択であるといえるのだ。

■最高レベルの拡張性「RB2000」
手軽に組み立てられ、基本性能が高いことはもちろんとして、最高レベルの拡張性を備えたロボットキットとして、「RB2000(アールビーにせん)」をおすすめしたい。詳しくは後述するが、現在キャンペーン特価により本体価格49,350円、本体+無線コントローラ+ジャイロセンサのスペシャルセットが59,850円と、この上なく魅力的なプライスとなっている。

もちろん、アピールポイントは価格だけではない。
RB2000は、RCのヘリ・飛行機の市場で世界的に有名なJR PROPO(日本遠隔制御)と、ロボカップ世界大会において前人未踏の五連覇を達成したヴイストンとがタッグを組んで開発した、二足歩行ロボットキットだ。

最高レベルの拡張性を備えたロボットキット「RB2000」


JR PROPOがロボット専用に開発した、小型・軽量でありながら高出力・高速動作のサーボモータと、ヴイストンが開発した制御用CPUボード、そしてそれらを組み合わせる高剛性・軽量のアルミフレームなど、まさにロボットキットのエース級といえるスペックを誇っている。

■組み立てただけでも大車輪ができる「RB2000」
この「RB2000」がいかに優れた運動性能を実現しているかという点については、こちらの「大車輪」や「ジャンプ」の動画を見ていただければお分かりになるだろう。驚くべきことに、RB2000はマニュアル通りに組み立てたそのままの状態で、この大車輪を実現可能なポテンシャルを秘めているのである。(実際、ロボット本体よりも土台となる鉄棒の固定が問題になるほど、その運動エネルギーは強力である!)

しかし、RB2000の魅力はそれだけにとどまらない。
組み立てた後の拡張性という点においても、様々な種類の拡張ボードと拡張パーツ、手軽な加工を容易なものとするアルミフレームなど、これ以上ないほどの配慮がなされている。数多のロボットキットの中でも、組み立ての容易さとユーザー独自による拡張性とを、これほど高いレベルで両立させているのは、 RB2000をおいて他にないだろう。

また、このサイズのロボットとしては珍しく、音声出力の機能とスピーカーとを備えている。組み立てた直後の初期状態でも、様々な動作に合わせた効果音が登録されているし、もちろん、ユーザーが好みの音を登録して再生させることも可能である。同じロボットでも、効果音が変わるだけで印象が大きく異なるに違いない。

■スペシャルセットがお得
RB2000は、「ロボットショップ」および秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店」にて、本体価格が定価79,800円のところ、38%OFFの49,350円本体+無線コントローラ+ジャイロセンサがセットになったRB2000 スペシャルセットは、定価102,480円と42%OFFの59,850円のキャンペーン価格で発売されている。

特にRB2000 スペシャルセットは、ロボット本体と無線コントローラ、定番オプションのジャイロセンサ(傾きや振動を検出し、ロボットの動作を飛躍的に安定させる部品である)のパッケージ価格である。筆者としては、このクラスの製品では業界最安値であると断言できる。


このように簡単、高性能、低価格の三拍子が揃ったRB2000については、今後も、その魅力をお伝えしたいと思う。二足歩行ロボットの魅力を、より深くご理解いただければ幸いである。

次回は、RB2000の組み立て工程を詳しくお伝えしたい。


Vstone RobotCenter(ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店)
JR・東京メトロ 秋葉原駅(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分)
営業時間:平日:11:00~20:00  土日祝:10:30~19:00
定休日:毎週水曜日(ただし祝日の場合は営業)、年末年始期間
ロボットセンターまでの地図

オンラインショップ「ロボットショップ」

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二足歩行ロボットでは、日本は世界でも最先端の技術立国だ。
海外では、宗教感から人型ロボットは敬遠されているという話もあるが、日本ではアニメでアトムやガンダムが人気を呼ぶなど、二足歩行ロボットへの情熱が熱い国なのだ。

■世界初の二足歩行ロボットは日本から
1969年 早稲田大学 加藤一郎教授が世界初となる二足歩行ロボットWAP-1を開発。
1996年12月 ホンダが発表したP-2は、日本だけでなく世界的にも大きな話題となった。その後、ASIMOと命名され、二足歩行ロボットの代表的な名称として親しまれている。
2003年10月 ヴイストンが量産型二足歩行ロボット「Robovie-M」を発売。二足歩行ロボットでホビー、教育の新規市場を開拓した。

■二足歩行ロボットはエンタテイメント
二足歩行ロボットは、実用機器よりも学術研究という側面が多く、研究室や個人・グループといった取り組みが多いといわれている。
そのため、研究者や制作者の思い入れも強い。また大手メーカーの産業ロボットや研究用ロボットしか無かった二足歩行ロボットも今では、ヴイストンなど民間のロボット研究・制作・販売企業により庶民にも手にすることができる時代になっている。これはかなり凄いことだ。

■競技大会で進化する型 二足歩行ロボット
日本における二足歩行ロボットの特徴に小型の二足歩行ロボットがある。大きさは10??30cm程度で、個人でも購入・組み立て・カスタマイズができる製品で、個人や小規模な団体での研究や趣味としても楽しまれている。
こうした小型の二足歩行ロボットが普及した背景には、各地で開催されているロボカップやROBO-ONEといった競技大会の存在も大きい。大会には、親子で参加するユーザーも多く、お父さんがロボットを製作し、お子さんが操縦するといった状況も定着してきている。

■日々進化する二足歩行ロボット
価格も安くなったとはいえ、本格的な二足歩行ロボットは、さすがに使い捨てできるほどやすくない。そしてロボットの技術もガンガン進歩している。

あたらしいロボットが欲しい! でも予算が・・・
いつの時代も悩みは一緒だ。

そんなロボット好きに朗報だ。

ついにロボットにも買い替えキャンペーンが登場した。
まるで、バイクや家電のようなサービスだが、これはうれしいサービスだ。この「二足歩行ロボット 買い替えキャンペーン!!!」を展開するのは、秋葉原にも店舗を構える最大級の品揃えを誇るロボットショップ ヴイストン ロボットセンター。
ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店

買い替えキャンペーンでは、「買い替え(下取り)」と「現金買い取り」から選べる。
●ロボット買い替え(下取り)
購入ロボットの代金より査定金額を値引きしてくれるというもの。

●現金買い取り
中古ロボットを現金及びロボットショップ利用券で買い取りしてくれるというもの。
対象ロボット  KHR-3HV・KHR-2HV・MANOI PF01・MANOI AT01
        Robovie-X pro・Robovie-X・Robovie-X Lite・RB2000・ROBONOVA
        G-ROBOTS・Robovie-nano・RB1000・PLEN・Robovie-M・Robovie-MS 他

※一部買い替え対象外の商品があります。
※ロボットセンター秋葉原店 店頭でのみ受付

買い取りは、下記の手順だ。
1.電話でロボットの買い取りを申し込む
2.ロボットを店に持っていく
3.ロボットの状態をみて査定・見積
4.買い取り

どちらも事前に電話で申し込んで、中古ロボットを店まで持ち込めばOKだ。

■「ロボカップジュニア・ロボコン」も開催迫る
ロボカップジュニア、ロボコンにオススメの機体はこれだ!
・e-ガジェット(ダイセン電子工業)
・Top Junior 3(ダイセン電子工業)
・RDS-X01:Platform(JAPAN ROBO TECH)
・Beauto(ヴイストン)
・Beautoライントレーサー(ヴイストン)

Vstone RobotCenter(ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店)
JR・東京メトロ 秋葉原駅(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分)
営業時間:平日:11:00~20:00  土日祝:10:30??19:00
定休日:毎週水曜日(ただし祝日の場合は営業)、年末年始期間
ロボットセンターまでの地図

オンラインショップ「ロボットショップ」

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【ヴイストン真ロボット伝説】



-アトム、ガンダムを作るのは、明日の君たちだ-
日本は世界でも有数の二足歩行ロボットの先進国である。1969年に早稲田大学 加藤一郎教授が世界初の二足歩行ロボットを開発して以来、二足歩行ロボットの研究は大学・高校・企業・個人を問わず活発になった。

2003年10月、ヴイストン社は、未だにこの性能を超えるロボットはないといわれる量産型二足歩行ロボット「Robovie-M」を発売。二足歩行ロボットにおけるホビーと教育市場を切り開いた。現在では純粋な研究だけでなく、ロボワンなどの競技大会でも二足歩行ロボットは多くの人たちに楽しまれるようになった。

二足歩行ロボットは、本体の組み立て、動作のプログラム、パーツのカスタマイズ・チューン、操縦者の技量などによって、その性能は大きく変化する。特に操縦においては、子供の柔軟性の高さから多くの子供パイロットが競技大会で活躍している。

今や二足歩行ロボットは、子供から大人まで楽しめる知的ホビーとして親しまれている。

そうしたロボットの楽しさをもっと多くの人に知って貰うことを目的として、秋葉原に品揃え日本最大級のロボット専門ショップ「ヴイストンロボットセンター」は誕生した。

ヴイストンは、最新のロボットや強化パーツの販売から強化の相談、競技大会の情報など、ロボットを楽しむユーザーの夢を応援している。

めざせ明日のアトム! もうすぐ行くぞガンダム!

鉄人28号が復活!最新技術でパワーアップしたリアル二足歩行ロボット
ロボットといえば、SFやアニメで活躍する人気キャラクターも多い。マジンガーZや機動戦士ガンダム、マクロス、エヴァンゲリオンなど、近年に至るまで様々なロボットが登場しているが、巨大ロボットの先駆者といえば、鉄人28号だ。


最先端のロボットを実際に見てみよう!「Robovie-R3」がやって来た
ヴイストンロボットセンターは、子供から大人まで楽しめる様々なロボット関連品を販売しているだけでなく、様々なロボットを展示している。以前、「Robovie-R2」という大型ロボットが展示されていたが、モデルチェンジを行い、最新版の「Robovie-R3」として帰ってきた。


タタミ一畳でオフロード!自分だけのコースつくりで燃えろ
夏休みに入れば、子供や学生にとっては毎日が日曜日。せっかくの夏休み、遊びだけじゃなく勉強やスキルアップも・・・と言われても、そうそう器用にできないのが、世の常というもの。そこで、遊びながら学ぶという方法が、賢い夏休みを上手に過ごし方だ。


俺のロボットのオリジナルパーツをアルミや樹脂から削り出す
自分の所有する二足歩行ロボットにオリジナルパーツやアーマーを取り付けたい!そんな希望を持っている人の夢をかなえてくれるのが、ヴイストン直営のインターネットショップ「ロボットショップ」で提供されている、アルミ切削サービスと樹脂パーツ造形サービスだ。


アスリートヒューマノイドは機動力も表現力も伊達じゃない!
「MANOI」は、ただの二足歩行ロボットではない特徴を持つロボットだ。秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」と、直営のインターネットショップ「ロボットショップ」にて開催されている、「6月のMANOI応援セール」とあわせて、「MANOI」の魅力をお伝えしたい。


表情がわかる!可愛すぎる人の心を科学する最先端のロボット
今回は、先日発売が発表されたばかりのヒューマノイドロボットについてお伝えしよう。発売されたロボットとは、赤ちゃん型ロボット「M3-Neony(エムスリーネオニー)」と、机上サイズの集団コミュニケーションロボット「M3-Synchy(エムスリーシンキー)」の二台だ。二つとも、2010年の3月に科学技術振興機構報(JST)から開発が発表された研究用ロボットだ。


テレビ東京「おはスタ」に出演中の「RYOMA(リョウマ)」くんって?
今回は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」が、国内最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」に支店を開設したことからお伝えしたい。ロボットセンターでは、以前より「ロボットショップ」の店名でオンラインショップを展開していた。何を今さらと思われるかも知れないが、インターネットを利用するオンラインショッピングは、居住地に関係なく買い物ができることは大きな魅力だ。


何故だろう? 子供も大人も夢中になる知育なモノたち
ロボットを取り巻く世界には、知育なアイテムがちりばめられている。ロボットのようなハイテク技術が好きな人びとは、頭脳を使う遊びが、とりわけ好きなのだろう。また、知育玩具は、小さな子供はもとより、大人も思わず夢中になってしまう懐かしさや面白さが溢れている。今回は、秋葉原のロボットセンターで見かけた、ちょっと気になるモノたちを紹介したい。


3タイプに変身ロボットvs太陽光で動く太陽系
今回は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」から最新入荷商品をお伝えしたい。最近ロボットセンターで話題なのが、福岡に本社を構えるEK JAPANの工作キットだ。「エレキット」のブランド名でご存じの方も多いと思うが、様々な形態の電子工作キットを発売しているメーカーである。工作キットというものは、夏休みの自由工作の例を持ち出すまでもなく、教育教材として使われることが非常に多い。そのため、近年の工作キットは、様々な技術をわかりやすく応用したタイプのものが多く見られる。


ロボットを賢く動かせ!あなたも上級者になれる方法
新しい学習指導要領に対応した学習用ロボット教材「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」は、学校の従業でも利用されており、初めての人でもプログラミングを楽しく学べる人気のロボットだ。今回は、前回の初級編でお伝えしたBeauto Racerの「中・上級編」をお送りしたい。初級編では、本体の組み立てとプログラミングが簡単に行えるところまでを紹介したが、Beauto Racerは少し設定を変えるだけで、いっそう複雑なプログラミングも簡単にできるのだ。


簡単だけれど奥が深いシンプル二足歩行ロボット「RB300」
「RB300」は二足歩行ロボットとしては最小クラスとなる3軸構成のロボットだ。3軸構成というのは、駆動に用いるモータの数が3つだけということであり、「RB300」はシンプルな構造ながら、奥が深い、お得なロボットでもあるのだ。「RB300」と似たシンプルロボットに「ロボQ」があるが、こちらは左右の足に1つずつの駆動系を持つため、2軸構成といえる。しかし同じ二足歩行でも「ロボQ」は足が地面から離れない「すり足歩行」であるのに比べ、RB300は、左右の足に加えて上半身を傾ける軸を持たせることで、シンプルな構成ながら足が地面から離れる「足上げ歩行」を実現している点が大きな違いだ。


世界最小クラスや組み立て済みスーパー二足歩行ロボまで全員集合
以前よりお伝えしている高機動二足歩行ロボット「RB2000」が、なんと組み立て不要の完成版で登場した。しかも無線操縦用のリモコンが付いているというから驚きだ。つまり、この完成版RB2000さえ購入すれば、あとはスイッチを入れるだけで動かせるという簡単さなのだ!二足歩行ロボットには興味があるけれども、自分で組み立てるのは面倒、あるいは自信がないといったユーザーには、まさに朗報だろう。


奇々怪々!頭上で重心バランスをとる不思議ちゃんロボット
今回は倒立振子の仕組みうや原理が学べる学習教材ロボットながら、不思議な楽しさをもつ「Beauto Balancer Duo(ビュート・バランサー・デュオ)」の初級編をお伝えしよう。


フラワーロック復活!iPhoneとコラボ?GWはロボット三昧
フラワーロックを覚えているだろうか。少し昔の話になるが、1988年に発売されて大流行したのが、踊る花ロボット「フラワーロック」だ。周りの音に合わせてダンスをするヒマワリやハイビスカスの鉢植えで、そのロックンロールな風貌とコミカルなダンスの仕草が人気を呼び、一世を風靡したヒット製品だ。その「フラワーロック」が、全身にフルカラーLEDを装備し、その名も「フラワーロック 2.0」となって帰ってきた。


ロボットでスキルアップ!初めてでもできるロボットプログラム
ロボットは、競技会でバトルするだけではない。学習教材としても人気があり、学校の従業でも利用されている。新しい学習指導要領に対応した学習用ロボット教材「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」も、初めての人でもプログラミングを楽しく学べるロボットとして人気のロボットだ。今回は、この「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」の組み立てから簡単な動作までの「初級編」をご紹介しようと思う。


まるで秘密基地!世界最高ロボやアルミ部品を切り出すショップ
秋葉原にあるロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」が、今月でオープン1周年を迎える。総武線の向かいにあるビルに入っており、JR秋葉原駅からは、大通りを越えて少し入ったところという、目と鼻の先にある感覚だ。ロボットセンターでは、最先端の二足歩行ロボットはもちろん、多くの方々が楽しめる幅広いジャンルの商品が取り揃えられている。


組み立て不要!世界大会優勝ロボ「TINYWAVE」ついに国内発売
いま一番の注目は、新型二足歩行ロボット、「TINYWAVE(タイニーウェーブ)」だ。このTINYWAVEは、2010年3月20日に行われた二足歩行ロボットの世界大会「ROBO-ONE Light 1st」にて、見事に優勝を飾ったチームの使用した機体として注目されているのだ。


通常の3倍速で動かせ!操縦技術やプログラムでバトルだ
2010年3月6日、大阪のヴイストン本社で行われた「第7回ロボプロステーション チャレンジカップ」の模様をお伝えしたい。今回は、前回の二足歩行ロボットによるバトル競技をご紹介したが、今回は車輪型ロボットやバトル以外の競技を見てみたいと思う。


圧倒的じゃないか!ヘビー級ロボットバトルから面白すぎるロボバトルまで
2010年3月6日、大阪のヴイストン本社で「第7回 ロボプロステーション チャレンジカップ」が開催された。「ロボプロステーションチャレンジカップ(以下、チャレンジカップ)」は、ヴイストンが年に2回程度開催しているホビーロボットユーザーを対象とした競技会だ。


先生も感激!ロボット授業のリーサルウェポン
ロボットというと、人型ロボットを想像する人が多いと思うが、実は人型ではないロボットも多い。発売以来、ずっと高い人気を得ているBeauto Racer(ビュート レーサー)も、そうした人型ではないロボットだ。Beauto Racerは、教育用ロボットとしても高い評価と人気を集めている。今回は、この隠れたベストセラーロボット Beauto Racer(ビュート レーサー)をみてみよう。


ガンダムが見えてきた!関節・センサでとことん強化できる
前回は二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立て工程をご紹介したが、今回はその魅力をさらに引き立てるオプションパーツと、それを利用した拡張・カスタマイズについて取り上げたい。


スパロボへの道!ロボットを組み立ててみよう Part-1
二足歩行ロボットは、組み立てが面倒と思われている人も多い。そこで、今回は、スーパーな二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立てを解説しよう。RB2000のキットには、わかりやすい図解の組み立てマニュアルと、ソフトウェア操作ガイドのCD-ROMが付属されている。まずは、本体の準備編を紹介しよう。


スパロボへの道!ロボットを組み立ててみよう Part-2
二足歩行ロボットは、組み立てが面倒と思われている人も多い。そこで、今回は、スーパーな二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立てを解説しよう。RB2000のキットには、わかりやすい図解の組み立てマニュアルと、ソフトウェア操作ガイドのCD-ROMが付属されている。準備編に引き続き、本体組み立てを紹介しよう。


組み立てるだけで大車輪が出来るスーパーロボット「RB2000」
近年、小型の二足歩行ロボットを趣味として楽しむ人が増えている。
ほんの十年ほど前まで、大学や企業の研究室でしかお目にかかれなかったようなロボットが、今や秋葉原などのショップで簡単に手に入るのである。それと同時に、少し頑張れば手が届くレベルまで低価格化が進んでいる。技術の進歩とは素晴らしいものだ。


ロボットもリサイクルの時代だ!最新ロボットでロボカップの勝利を
二足歩行ロボットでは、日本は世界でも最先端の技術立国だ。海外では、宗教感から人型ロボットは敬遠されているという話もあるが、日本ではアニメでアトムやガンダムが人気を呼ぶなど、二足歩行ロボットへの情熱が熱い国なのだ。


Vstone RobotCenter(ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店)
JR・東京メトロ 秋葉原駅(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分)
営業時間:平日:11:00~20:00  土日祝:10:30~19:00
定休日:毎週水曜日(ただし祝日の場合は営業)、年末年始期間
ロボットセンターまでの地図

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