前回、「アベノミクスの成否のカギを握っているのは、実は中国かもしれない」と書いた。日中の経済関係の深さに比して、近年の外交関係の冷え込みぶりは際立っている。

政治的対立があっても、経済関係が良好な国と国との関係があり得ないわけではない。ただ、それは「政経分離」を許容する相手側の政治体制・風土があって初めて成立する。以前に比べれば緩んだとはいえ、共産党の支配が国の隅々に行き渡った中国では、それはなかなかに難しいことだ。

今回は、中国の政治事情に迫ってみたい。


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