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二足歩行

得意なダンスモーションを披露!二足歩行パートナーロボット「あるくメカトロウィーゴ」

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株式会社リビングロボットは、2024年4月14日(日)~4月16日(火)に深圳会展中⼼(福⽥)SHENZHEN CONVENTION & EXHIBITION CENTERにて開催された、「2024 Shenzhen International Sensor Technology Expo」に、シンデン・ハイテックス株式会社のブースにて出展した。展示会では、二足歩行パートナーロボット「あるくメカトロウィーゴ」の得意なダンスモーションを披露した。リビングロボットの中国での展示会出展は今回が初めてとなる。

■「展示」の意味を超えた多くの「新しい試み」と「新しい結びつき」を実現
中国の全国的なセンサーおよびIoT産業連合が、業界の需要に応じてさまざまなセンサーや関連製品、IoTアプリケーションに焦点を当てるため、昨年初めて開催した展示会。センサー業界はこの10年で革新的な技術が出現し、需要も増えており、産業政策もますます増えている現状だ。かつてはやや「孤独」だった業界も、他のよりインテリジェントな業界と交差し、統合されていく事が求められてきている。

そういった背景を踏まえて、深セン大湾区における中国センサー・モノのインターネット産業連合会の最初の専門展示会として、長い蓄積と慎重な準備を経て、センサー産業の国家発展のビジョンを持ち、展示会の「展示」の意味を超えた多くの「新しい試み」と「新しい結びつき」を実現させた。

また、ドイツセンサー技術協会(AMA)、グローバルMEMS・センサー産業連盟(MSIG)、日本産業技術連盟、スイス国立マイクロエレクトロニクス研究所、中欧センサーイノベーションセンターなど、世界のセンシング業界の主要機関も一堂に会して出展した。

第2回目の今年の展示会は、より大規模で、より高い仕様の内容となり、業界の詳細なアプリケーションに引き続き注力し、大盛況となった。

■ 展示内容
展示会では、Japan PavilionとしてATI Japan社、King Tech社及びシンデン・ハイテックスが共同出展した。
リビングロボットはシンデン・ハイテックスの協力を得て、二足歩行のパートナーロボット「あるくメカトロウィーゴ」2台が、同時に音楽に合わせてダンスをするデモンストレーションを披露した。

ウィーゴの定時ダンスモーション(決まった時間にロボットが一斉に様々な音楽に合わせてダンスをするもの)は、これまで銀行やホテルの受付にて“ロボットがおもてなしをするサービス”として提供してきた。

身長約13cmという小型で愛嬌のあるデザインに加え、人間と同じような躍動感のある動きやダンスを得意とするウィーゴに来場者は目を奪われた。特に初日の日曜日は親子での来場者も多く、子ども達に大人気で大変にぎわった。

さらにこのウィーゴにはセンサー機能(距離センサー、照度センサー)も備えており、障害物や明るさによって動きを操作できる点も、今回のセンサー展示会では注目を浴びた。

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シンデン・ハイテックス代表取締役社長の鈴木淳氏は次のように述べている。
「このたび2024 Shenzhen International Sensor Technology Expoに、リビングロボットの「あるくメカトロウィーゴ」を出展でき、大変嬉しく思います。

人とロボットが共存し生活する時代がすぐそこまでやってきております。今後はリビングロボットが持つ、センサー、通信、AI等の技術力と、当社が長年培ってきたエレクトロニクス業界のネットワークとリソースが融合することで、トータルソリューションとしてのシナジーを構築し、ビジネスに感動を与える企業として、さらなる進化を目指します。」

また、リビングロボット代表取締役社長の川内康裕氏は次のように述べている。
「このたび、シンデン・ハイテックス株式会社様のご協力のもと、2024 Shenzhen International Sensor Technology Expoに「あるくメカトロウィーゴ」を出展する機会を頂き感謝しております。

リビングロボットは、ロボットが持つ、身近な存在の親近感、モノが動く生命観、一緒に過ごす安心感、が人とロボットの愛着を醸成すると確信しております。

DXが持つ価値連鎖の影響力拡大と同時に、ロボットはますます身近な存在となり道具からパートナーへと進化し続けると考えております。

今後はシンデン・ハイテックス株式会社様と共に、様々な分野で協業することで、さらなる飛躍を目指します。」

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今後もウィーゴをはじめとした、独自の技術を世界に発信できるよう、積極的に活動を行くとしている。

株式会社リビングロボット

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俺のロボットのオリジナルパーツをアルミや樹脂から削り出す【真ロボット伝説】



自分の所有する二足歩行ロボットにオリジナルパーツやアーマーを取り付けたい!
そんな希望を持っている人は、少なくないだろう。

しかし通常の場合、オリジナルパーツの作成は、設計図の寸法通りに手作業でアルミ板や樹脂を切ったり、削ったりして作成しなければならない。かなり大変な作業なのだが、この作業をコンピュータ制御で作成してくれるサービスがある。

今回紹介するヴイストン直営のインターネットショップ「ロボットショップ」で提供されている、アルミ切削サービス樹脂パーツ造形サービスがそれだ。

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簡単だけれど奥が深いシンプル二足歩行ロボット「RB300」【真ロボット伝説】



「RB300」は二足歩行ロボットとしては最小クラスとなる3軸構成のロボットだ。3軸構成というのは、駆動に用いるモータの数が3つだけということであり、「RB300」はシンプルな構造ながら、奥が深い、お得なロボットでもあるのだ。

「RB300」と似たシンプルロボットに「ロボQ」があるが、こちらは左右の足に1つずつの駆動系を持つため、2軸構成といえる。しかし同じ二足歩行でも「ロボQ」は足が地面から離れない「すり足歩行」であるのに比べ、RB300は、左右の足に加えて上半身を傾ける軸を持たせることで、シンプルな構成ながら足が地面から離れる「足上げ歩行」を実現している点が大きな違いだ。

実際にRB300を使って、2台で相撲をさせている動画を用意した。青色のRB300と、相手は同じ構造を持つ「Robovie-i」だ。RB300のコミカルな動きがお分かりいただけるかと思う。


動画:RB300の相撲
RB300の相撲ムービー

■子供でも安全!単三乾電池で動くRB300
RB300は、二足歩行ロボットとしては珍しく、電源として単三乾電池を4本使用する。電池を簡単に入手できるだけでなく、比較的低い電圧でサーボモータを駆動させることができるので、ロボットが動作している際に指を挟むといった危険を大幅に減らしているのだ。このあたりも3軸構成と小型ボディの利点を生かしたものであるといえる。
RB300であれば、小さな子供でも安心してロボットに触れられるだろう。

RB300はそのシンプルな構成により、大変組み立てやすいキットとなっている。RB2000のような本格派ロボットに手を出すのはちょっと… とお考えの方でも、無理なく取り組んでいただける。また、RB300の魅力はそれだけではない。ロボットに必要なパーツ類を、格安で手に入れられるパッケージ品といえるのだ。

■RB300のパーツは、どれも一級品
たとえば、RB300で使われているロボット用CPUボード「VS-RC003」は、ロボカップで世界制覇を5年連続で成し遂げた「VisiONシリーズ」にも採用されている、高性能マイコンボードである。

VS-RC003は、30個のサーボモータや各種の拡張センサを集中管理できるのだが、RB300では、たった3個のサーボモータを駆動させるためだけに使われているのだ。

また、RB300での稼働軸に用いられているサーボモータ「RBS581」は、RB2000などの二足歩行ロボットで使われているサーボモータと全く同じ性能を持っている。トップケースの形状だけはRB300専用となっているが、このトップケースさえ別売のものと交換すれば、RB2000の補修パーツとして利用できるだけでなく、自作ロボットの駆動用サーボモータとしても使用が可能なのだ。もちろん、自作ロボットの場合であれば、トップケースの交換をせずにそのまま使うこともあるだろう。さらに、細かい点を挙げると、RB300のリモコン差し込み口に用いられているパーツも汎用性が高いもので、前述のロボット用CPUボードVS-RC003を採用しているロボットに、そのまま使うことができるのだ。

つまり、RB300はシンプルな構成にも関わらず、本格的二足歩行ロボットと何ら変わらないパーツで作られており、各種の部品をまとめて格安で手に入れる手段ともなっている。

CPUボード1個とサーボモータ3個をそれぞれ購入すると定価で34,650円という額になるが、同じパーツの入ったRB300をインターネット「ロボットショップ」では、14,700円で購入できるというわけだ。約2万円も割安なのだ。

■「はじめてのロボット工学」と「RB300」でロボットを深く理解する
RB300と合わせてお使いいただけるのが、「はじめてのロボット工学」というロボットの入門書だ。
ロボットの歴史の紹介から、現代のロボットの構成を解説、実際にロボットを組み立てるところまでを網羅した、まさにロボット工学入門の決定版といえる内容だ。
この入門書において、組み立てのサンプルとして用いられているのがRB300と全く同じ構造を持つ「Robovie-i」というロボットだ。

このRobovie-iとRB300とは、発売しているメーカーが異なるだけで、構造は全く同じという特長がある。CPUボードのメーカーであるヴイストンから発売されているのがRobovie-iで、サーボモータのメーカーであるJR PROPOから発売されているのがRB300というわけだ。つまり、この「はじめてのロボット工学」とRB300とを揃えれば、ロボットの入門編としての組み立て工程もバッチリ理解できるのだ。

ヴイストンが直営するロボット専門店「ロボットショップ」では、「RB300」と「はじめてのロボット工学」とのセット品も販売されているので、チェックしてみて欲しい。

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No1の品揃えロボットショップ

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ガンダムが見えてきた!関節・センサでとことん強化できる【ヴイストン真ロボット伝説】



前回は二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立て工程をご紹介したが、今回はその魅力をさらに引き立てるオプションパーツと、それを利用した拡張・カスタマイズについて取り上げたい。

■体力を強化せよ!関節(サーボモータ)を増やせ
一口に二足歩行ロボットの拡張と言っても、その内容は多岐にわたる。その方向性の多様さが、ホビーとしての二足歩行ロボットの魅力の一つと言ってよいだろう。中でもメジャーなものが、サーボモータの数を増やすことでより多彩な動きを可能とする、「軸拡張」と呼ばれるカスタマイズである。

初期状態のRB2000には13軸、すなわち13個のサーボモータによる関節が搭載されている。この13軸という数字は、二足歩行ロボットとしての十分な表現力を得るために考え出された「最小かつ最良」の数だという。
しかしながら13軸の状態では、「両脚を大きく開く」「腕を曲げる」といった複雑な動作が、物理的に不可能なことも事実である。そしてそれを可能なものとするために、RB2000には専用の軸拡張パーツが多数用意されている。
19軸に拡張

具体的には、下記のようなキットが用意されている。
RB2000用 15軸化セットA(脚YAW軸):両脚にヨー軸、すなわち「ひねる」方向の軸を追加するキットである
RB2000用 15軸化セットB(肘ROLL軸):両肘にロール軸、すなわち「曲げる」方向の軸を追加するキットである
RB2000用 15軸化セットC(大腿ROLL軸):大腿部にロール軸、「脚を開脚する」方向の軸を追加するキットである
RB2000用 19軸化セット:これは上記3種を全て一度に拡張するキットである
RB2000腰YAW軸拡張キット:腰にヨー軸を追加するキットで、「腰をひねる」動作が可能となる
※腰YAW軸拡張キット以外の各キットには、拡張するサーボモータが含まれたパッケージの他にも、サーボモータが含まれないパッケージが発売されているので、必要に応じて選択していただきたい。

また、RB2000のフレームパーツをよく見てみると、足や腕に共通する部品が多く使われている。これはパッケージとして用意されている軸構成の他にも、自分で自由に組み合わせることが可能ということなのだ。

実際、頭部に「うなずく」動作をさせる軸を追加、ひざ部分をダブルサーボにして動作速度を上げるなど、ユーザーの手による様々な拡張例があるようだ。 RB2000に採用されているCPUボード「VS-RC003」には、同時に30個までのサーボモータを接続可能であるので、拡張時にコネクタの数が不足するということもないだろう。

■自作パーツでオリジナルバージョンも!
発売されているオプションパーツの組み合わせだけで、自由度の高い拡張が簡単に実現できることは、二足歩行ロボットキットとしては特筆すべきメリットである。このことからも、RB2000の圧倒的に高い拡張性を誰しもが実感できるだろう。

腕に覚えがある諸氏におかれては、フレームのパーツを自作することも可能だ。RB2000のパーツは全てアルミ製であるため、自作パーツのねじ止めや追加工などが容易にできるという特徴がある。ベース機体としてRB2000を購入し、必要に応じてパーツを自作してオリジナリティ溢れるロボットを仕上げることもできるわけで、オリジナルロボットの土台としても最適であるといえるだろう。

■知能を強化せよ!ジャイロセンサでどんな動作も安定化へ
ロボットのカスタマイズには、サーボモータを増やす他に、センサなどの内蔵機能を強化する方向性もある。軸拡張が、ロボットの「体力の強化」だとすれば、センサの強化は「知性の強化」といえる。

二足歩行のロボットにおいては、搭載するセンサとして最もメジャーなものは「ジャイロセンサ」だ。
ジャイロセンサは、物体の回転における角速度を検出できるセンサ。これをロボットに搭載することにより、方向に対するロボットの振動を検出することができる。検出結果をフィードバックしてサーボモータに与えることで、ロボットの動作を安定させることが可能となるのだ。
結論的に言えば、ジャイロセンサを二足歩行ロボットに搭載することで、転びにくくなるのだ。

RB2000には、専用のジャイロセンサとして「VS-IX001」という製品が用意されている

このVS-IX001には、2つのジャイロセンサと3つの加速度センサが1つにまとめて搭載されているのだ。これ1つを搭載するだけで、あらゆる方向の回転速度と加速度が検出できる優れものだ。
※加速度センサは、ジャイロセンサと同様にロボットの動作安定性向上に応用可能なほか、重力を検出することで機体状態を判断させることなどを可能とする。

さらに、RB2000は、本体内部にVS-IX001搭載用のネジ穴があらかじめ用意されているため、組み込む場所で悩まなくてもすむというわけだ。

ちなみに筆者は、ロボットをガッツリ動かすためにはジャイロ・加速度センサは必須なアイテムであると感じている。

RB2000は、初期状態のままならジャイロセンサなしでも安定動作するように設計されているが、アグレッシブな動作設定や、前述の軸拡張などの強化をすると、ジャイロというサポート機能が大きな効果としてオリジナルロボットの助け船となるからだ。

RB2000は、本体の組み立てキット・上述のジャイロ加速度センサVS-IX001・無線操縦用の専用リモコンがセットとなった「RB2000 スペシャルセット」が用意されてりる。
それぞれを別で購入するよりもお買い得となっているので、検討してみてはいかがだろうか。

■ニュータイプ対応? さらにセンサを増やしてロボットの革新へ
RB2000に搭載できるセンサは、ジャイロ・加速度センサVS-IX001だけではない。IV-IXシリーズとして、様々な種類の拡張ボードがあるのだ。
IV-IXシリーズ 拡張ボード

具体的には、下記のように多様な拡張ボードが」揃っているのだ。
VS-IX001(ジャイロ・加速度センサ拡張ボード)
VS-IX003(シリアル通信接続ボード):ロボット用CPUボード「VS-RC003」とシリアルコマンドで通信するための拡張ボード
VS-IX004(LED拡張ボード):フルカラーLED(もちろん、点滅や色の変化もプログラム可能である)を接続する拡張ボード
VS-IX004R(RB2000用 両眼フルカラーLED拡張ボード):VS-IX004にLEDとRB2000用取り付け金具をセットした拡張ボード
VS-IX007(デジタル入出力拡張ボード):タッチセンサなど、ON/OFFを検出するスイッチを接続する拡張ボード
VS-IX008(アナログ入力拡張ボード):赤外線距離センサなど、アナログ値を出力するセンサを接続するボード
VS-IX009(MP3プレイヤーボード):microSDカードに記録されたMP3ファイルを再生できる拡張ボード

VS-IXシリーズの良いところは、基板サイズが2.5cm×3.0cmで統一されており、接続に用いるコネクタピンも同じ仕様となっていることだ。そのため、全て同じ寸法のネジ穴さえあれば搭載ができることだ。

RB2000には、VS-IXシリーズ基板が搭載できる箇所が、なんと4カ所も用意されているのだ。ジャイロ・加速度センサボードを搭載してもまだ3枚もの拡張機能を追加できるというわけだ。なんと贅沢な仕様だ。
※VS-IXシリーズは、ロボット用CPUボードである「VS-RC003」に装着可能な拡張ボードである。よって、VS-RC003を使用したロボットであれば、RB2000でなくとも搭載が可能である。

■RB2000のカスタマイズにおすすめの情報サイト
RB2000は。様々なパーツや拡張ボードを搭載して強化ができる。しかしそれは同時に、それらを使いこなすためのプログラミングも複雑になるということだ。

そこでおすすめしたいのが、「二足歩行ロボットコミュニティサイト Let'sロボット」だ。

ここでは、RB2000をはじめとする様々なロボットの情報が多数公開されており、自由に閲覧することができる。
特にダウンロードのページでは、RB2000の軸拡張後のサンプルモーションや、ジャイロセンサ搭載後のサンプルモーションなど、非常に役に立つ情報を入手することができる。

また「RobovieMakerマスター講座」では、RB2000などのロボットのプログラミング専用ソフトウェアである「RobovieMaker」について、初歩的なところから高度な応用編まで、多くの情報が網羅されている。

ロボットキットを購入前、購入後、どちらでも詳細な参考資料として活用できるので、一度覗いてみるとよいだろう。

初心者でも簡単に組み立てられる二足歩行ロボットのキット製品の品質の高さ、カスタマイズすることでさらに高度な動きも実現できる奥深さから、キング・オブ・ホビーともいえる、ロボットの現状がお伝えできたのではないかと考えている。

ちょうど良いタイミングで、来る3月6日(土)には、大阪にあるヴイストン株式会社の本社にて、ユーザー参加イベント「第7回ロボプロステーションチャレンジカップ」が開催される。

市販のロボットキットのままで出場できるクラスから、完全に自作の大型ロボットが出場するクラスまで、幅広く楽しめるイベントとなっているので、近くにお住まいの方はぜひ見に行ってみて欲しい。

ヴイストン ロボットセンター
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スパロボへの道!ロボットを組み立ててみよう Part-2【ヴイストン真ロボット伝説】



準備編に引き続き、本体組み立てを紹介しよう。

■腕の組み立てよう
ここから、本格的なロボットのパーツを組み立てていく。
組み立てマニュアルでは、[腕部分 → 脚部分 → 胴体部分]という順序で組み立てていく。

●右サイドと左サイドを間違えるな
説明書内に記載されている「右サイド」とは、ロボット本体から見て右側を指している。すなわち、ロボットを正面から見た場合、ロボットの「右サイド」は左側に来ることになる。組み立てマニュアルは、この点に配慮してページの左側に「右サイド」、右側に「左サイド」の図が記載されているので、マニュアルに沿って部品を配置していけば、まず間違うことはないだろう。

組み立てで最も多用されるネジは「M2-3 低頭ナベ(マニュアルではAネジ表記)」だが、「M2-3 低頭タッピング(マニュアルではDネジ)」ネジと非常によく似た形状をしている。ネジ山のサイズが異なるのだが、どちらか片方だけを見た場合には、慣れていないと見分けることが難しい。これら二つのネジは、使う場所を間違えるとフレームを壊してしまうこともあるので、ネジ名称を書いた紙皿などを用意し、くれぐれも間違えて使用しないよう注意していただきたい。
※このネジの取り違えが最も多く起こるミスである。特にAネジを使用しなくてはいけないところにDネジを使用した場合、一時的に部品を固定できるのだが、ネジの相手となるネジ山をナメてしまうので、その後のネジの締め直しなどをした場合に、ネジ穴ではなくただの穴になってしまうことが多いのだ。

これらの点に注意し、組み立てマニュアルに沿って作業を進めていこう。

腕部分はパーツ数も比較的少なく、取りかかるにはちょうどよい作業量である。一部、組み立てマニュアルの図でパーツの前後が分かりづらいところもあるが、マニュアルの4ページに掲載されているRB2000の完成写真と見比べると、把握することができると思う。

参考までに、右サイドのサーボブロックを組み立てた写真と、左右両パーツの完成写真を掲載する。左右パーツの並び順は、組み立てマニュアルと同様である。

■脚を組み立てよう
続いて脚部分の組み立てである。腕と比較してややパーツ数も工程数も増えるが、足の先から少しずつロボットの形が現れてくることを想像していただければ、楽しめる作業ではないだろうか。

注意点としては、サーボホルダにサーボモータを取り付けるときは、意外と強めの力で押し込まないとパチンとはまらない。先にサーボモータの出力軸(ギアのような部品が突出した箇所)をサーボホルダに通し、サーボホルダをやや押し広げ気味にしながら押し込めば、うまくはめられると思う。

ここでも参考に、組み立てマニュアルではやや分かりづらい、足裏部品とジョイント部品の配置、サーボモータが初期位置の場合の組み立て後の部品の配置(こちらは右サイドのみ)を掲載しておく。

組み立てマニュアルの17ページにも記載されているとおり、脚部分の組み立ての後にサーボリード(サーボモータから出ている3本束の導線)をまとめておこう。その際、サーボモータの稼働の妨げにならないように細心の注意を払いたい。また、サーボモータのコネクタをCPUボードに接続する時のことを考え、各サーボモータのコネクタに、名称を書いたテープを貼っておくとよいだろう。
※各サーボモータの名称は、組み立てマニュアルの6ページに記載されている。

■胴体を組み立てよう
いよいよ、次は胴体部分の組み立てである。胴体部分を作ると同時に、腕と脚を繋ぎ、RB2000が完成に近付いていくのだ。

ここでは、やや分かりづらいかと思われる CPUベースへのスペーサの取り付け位置(表裏)を掲載しておこう。

スペーサを取り付ける際は、先にネジをCPUベースに通し、そのネジを指で押さえながら反対側からスペーサをねじ込むようにすると、うまくいく。

また、胴体側面のパーツにCPUベースを取り付ける箇所も、ネジの位置がやや分かりづらいかもしれない。写真の矢印で示した位置がネジ位置である。他の穴を使わないように注意しよう。

●CPUボードとサーボモータの接続だ
これらの組み立てが終わると、組み立てマニュアルの23ページのサーボモータからの配線をCPUボード(VS-RC003)に接続する作業となる。
サーボモータからの配線は数が多く、しかも接続位置を間違えるとロボットが正しく動作しないので注意しよう。また、配線が多いため、ボディに詰め込まれた状態になり、思わず手を止めてしまいそうになるが、ここを通り過ぎればほぼ完成であるので、最後のハードルだと思って乗り切ってほしい。

あとは胴体上部に頭部パーツを取り付ければ、RB2000の完成である。

ここまでの所要時間は、工具の扱いにある程度慣れた方であれば、一日で十分に組み立てられる。休日にはちょうど良い作業量ではないだろうか。


■完成! そしてサーボモータの位置補正
さて、やっと組み上がったRB2000だが、組み立てただけでは正しく動作させることはできない。サーボモータの微妙な位置ずれがあるので、これを補正する。ロボットが正しく立つように調整して初めて歩行などのサンプルモーションが再生可能となるからだ。

サーボモータの位置補正については、「ソフトウェア簡単操作ガイド」の13~19ページに、詳しく記述されいる。
組み立て前のサーボモータの初期位置合わせを、しっかりしてしておくと、このサーボモータの位置補正が大変楽になるのだ。

ちなみに筆者が今回組み立てたRB2000は、サーボモータの位置補正をしない状態では、このような位置ずれが見られた。
※なお、この写真は記事のために撮影したものである。本来、サーボモータの位置補正をしない状態でロボットを直立させることは、サーボモータに過負荷がかかる可能性があるので、絶対に避けて欲しい。

ご覧の通り、やや後ろに傾き気味な姿勢となってしまっている。サーボモータの初期位置合わせをした後でも、サーボホーンの微妙な噛み合わせ等の影響により、この程度のずれが生じるのは避けられないことである。
このロボットを「ソフトウェア簡単操作ガイド」の記述に沿って補正すると、正しい直立状態に設定できるわけだ。

ちなみに、脚の部分の位置補正は、[足首 → ひざ → 大腿]というように、下から上へと順に補正していくと、うまくいくことが多いようだ。

以上、やや駆け足気味にだが、RB2000の組み立てを紹介した。

実際に組み立ててみた感想は、ネジやパーツ数は少ないとは言えないが、作業量が苦になるほど多いというほどではなく、むしろ程よい達成感を得ることができた。

休日のお供にするもよし、パーツ毎に少しずつ組み上げて行くもよし、「ロボットの組み立て」という行為自体を楽しむにも、もってこいのキットだと思う。

次回は、組み立てたRB2000の拡張パーツについて、いくつかご紹介したい。

>>本体の準備編をみる

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スパロボへの道!ロボットを組み立ててみよう Part-1【ヴイストン真ロボット伝説】



二足歩行ロボットは、組み立てが面倒と思われている人も多い。そこで、今回は、スーパーな二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立てを解説しよう。

RB2000のキットには、わかりやすい図解の組み立てマニュアルと、ソフトウェア操作ガイドのCD-ROMは付属する。また、オフィシャルサイトの「ロボット関係の説明書」からダウンロードもできる。Web上のマニュアルのほうが最新版となるので、ダウンロードして利用しよう。

今回は、マニュアルに沿って組み立てるながら、分かりにくい点やうまく作るコツなど紹介したい。

■組み立て前は、あわてずに準備!
RB2000の外箱と中身を見てみよう。
外箱の大きさは、デスクトップパソコンぐらい。パーツは四つの箱に分かれて収納されているほか、サーボモータや外装用シール、ロボットの位置補正のための治具などが納められている。

組み立てマニュアルの2~3ページに部品一覧が記載されているので、箱を開けたときに部品一覧を参照しながらパーツ漏れがないかを確認しておこう。またパーツの名称は、聞き慣れない言葉も含まれているので、部品の一覧の図・写真で確認しておくとよいだろう。

RB2000の組み立てに必要な道具は、下記だ。
・0番のプラスドライバ
・1番のプラスドライバ
・はさみ(小型のニッパをおすすめしたい)
・パソコン(Windows2000~Windows7、USB端子と光学ドライブ搭載のもの)
0番ドライバは多用するので、精度の良いもの(先が潰れていないもの)を用意しておくと作業が楽である。

組み立てに入る前に付属バッテリの充電をしておこう。
サーボモータの初期位置合わせのためにバッテリを使用するからだ。購入時のバッテリはほぼ空っぽであると考えてよいため、付属の充電器に接続して充電しておくこう。

●コツ1:最初は付属充電器を使おう
付属充電器での充電時間は、条件にもよるが10時間前後である。市販の汎用充電器が、5セルのニッケル水素電池(容量2000mAh)に対応していれば接続して充電することもできるが、付属の充電器を使おう。(購入直後は充電器が電池を認識しないことがあるのだ)

組み立て開始する前に、組み立てマニュアルとソフトウェア操作ガイドを手元に置いておくことをおすすめしたい。
PDFファイルをパソコン画面で見ながら組み立てることも可能だが、ページにまたがって参照する場合などでは紙のほうが便利だからだ。

■組み立て:サーボモータの初期位置合わせ
準備が整ったところで、組み立てを開始しよう。
まず必ずやっておくことは、サーボモータの初期位置合わせである。これをしっかりと行うことにより、サーボモータの取り付けミスを減らすことができ、組み上げ後のロボットの調整が非常に楽になる。

サーボモータの初期位置合わせは、重要なので、詳しく解説しよう。

サーボモータの初期位置合わせに必要な部品は、下記だ。
・CPUボード VS-RC003
・電源ケーブル
・USBケーブル(組み立てマニュアルには特に記載がないが、CD-ROMが納められた小箱に入っている)
・充電済みバッテリ
・サーボモータ(13個)

CPUボードは、胸パーツの下側に隠れるように収納されているので注意しよう。
「ロボットの頭脳となる部品は、輸送時から外殻パーツに守られているのだ!」と考えると、よくできた収納だ。

ここでの手順としては、下記となる。
[CPUボード(VS-RC003)をパソコンに接続 → CPUボードを初期化 → サーボモータを接続 → 電源を投入]

●CPUボードにRB2000のプログラムをインストールしよう
「ソフトウェア簡単操作ガイド」の3~4ページを参照しよう。RB2000のプログラミングに必要なソフト「RobovieMaker(ロボビー メーカー) for VS-RC003」をインストール方法に従い、パソコンにインストールする。

続いてCPUボード(VS-RC003)をパソコンに接続するのだが、CPUボードの端子がショートしないように細心の注意を払おう。
基板の裏側の端子が作業している机の上の物と不意に接触しないように、写真のようにCPUボードの緩衝袋の上に置くようにしよう。また、基板上の金属部分には、できる限り指で触れないよう気を付けよう。
この段階では電源ケーブル、バッテリは、まだ使用しない。

CPUボード(VS-RC003)をパソコンに接続すると、画面表示が現れて数秒~数分でパソコン側の認識が終了する。
その後、「ソフトウェア簡単操作ガイド」の6~9ページの手順に沿って操作すればmCPUボード(VS-RC003)にRB2000用のプログラムが書き込まれる。「RB2000用」のデータ書き込みは非常に重要な作業なので、ここを間違えないように注意しよう。

●CPUボードにサーボモータを接続!
次は、CPUボード(VS-RC003)にサーボモータを接続する。接続する端子は、組み立てマニュアルの5ページに「CN5-S3」と記載されているが、実はCN5のこの6つのピンすべてがサーボモータの初期位置合わせに利用可能なのである。(ただし、CPUボードに正しくRB2000用のプログラムが書き込まれている場合に限る)

写真のように、一度に6個のサーボモータの初期位置合わせが可能だ。ケーブルの向きは写真のように、CPUボード(VS-RC003)の外周側に黒色ケーブルが並ぶように接続しなければならない。この向きを間違えると、最悪の場合サーボモータやCPUボードを破損することになるので、十分に注意して作業を進めてほしい。

●CPUボードに電源ケーブルを接続だ
CPUボード(VS-RC003)のCN5に6個サーボモータを接続したら、CPUボードに電源ケーブルを接続する。ケーブルには二種類の異なるコネクタが付いているが、CPUボードに差し込むのはそのうちの四角い形状の方だ。(間違ったコネクタは刺さらない)
電源ケーブルの途中に付いているスイッチのON/OFFは、写真のように見分けることができる。必ずOFFになっていることを確認して作業を進めよう。

●サーボモータの初期位置合わせを実行
電源ケーブルをCPUボード(VS-RC003)に接続したら、反対側にバッテリも接続する。同様にUSBケーブルをCPUボードに接続し、反対側をパソコンのUSB端子に接続する。

これで、サーボモータの初期位置合わせの準備が整ったことになる。この状態で、「ソフトウェア簡単操作ガイド」の11ページの方法に従い、サーボモータに電源を入れる。すると初期位置が中心からずれているものに関しては、自動で回転して中心位置にまで移動し、6個のサーボモータの初期位置合わせが終了する。

初期位置合わせが終わったサーボモータは、必ず電源をOFFにしてから取り外し、別のサーボモータに差し替えて、再び電源を入れて初期位置あわせをする。RB2000は13個のサーボモータを使用するので、合計で3回、初期位置合わせを行うことになる。


>>本体の組み立て編をみる

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組み立てるだけで大車輪が出来るスーパーロボット「RB2000」

組み立てるだけで大車輪が出来るスーパーロボット「RB2000」【ヴイストン真ロボット伝説】



近年、小型の二足歩行ロボットを趣味として楽しむ人が増えている。
ほんの十年ほど前まで、大学や企業の研究室でしかお目にかかれなかったようなロボットが、今や秋葉原などのショップで簡単に手に入るのである。それと同時に、少し頑張れば手が届くレベルまで低価格化が進んでいる。技術の進歩とは素晴らしいものだ。

世間一般の認知度という点では、まだまだ"知る人ぞ知る"という域を脱していないが、それは「他人に見せびらかすだけで食いついてもらえる」ことを意味しており、趣味として楽しむにはちょうどよい具合であるともいえるのだ。

■初めの一歩は「組み立てキット」がオススメ
これから二足歩行ロボットを始めたいとお考えの方々におすすめしたいのは、なんといっても組み立てキットのロボットである。以前なら、ロボットを作ろうとすると、動力源である「サーボモータ」と呼ばれる部品や、それを制御するマイクロコンピュータ、本体を構成するフレームなどなど、様々な部品をすべて設計・製作していく必要があった。各方面の専門知識が欠かせない、選ばれし者の趣味だったのだ。

しかし今日では、多くのメーカーから組み立てキットとしてロボットが製品化されている。このパッケージを購入し説明書に沿って組み立てれば、二本の足で歩行をするロボットが完成するという寸法だ。組み立ての作業内容も、基本的にはドライバーでネジを回していくだけの簡単さなのだが、それでいて、最新の技術が詰まったロボットができあがるのである。この手軽さにより、ホビーロボットはまさに老若男女の趣味となりつつあるのだ。

■ロボット選びのコツは拡張性?
さて、いざ二足歩行ロボットの組み立てキットを買おうとしても、おそらくはどれを選ぶべきか迷ってしまうことだろう。ロボットキットを販売しているメーカーは意外と多く、種類も豊富である。同時に、まったく新しい分野の商品であり趣味性も高いことから、正確な性能比較が難しいのである。つまりは最終的にはユーザーの好みで選ぶということになるのだが、あえてここでは「拡張性」という観点を重視したいと思う。

拡張性の高い二足歩行ロボットキットとは一体どういうものかと考えると、すなわち「組み立て後のオプション部品の追加が容易であり、部品の種類も豊富に用意されているもの」であり、同時に「ちょっとした改造やカスタマイズが、容易にできる機体であること」である。また、動作に合わせて音を出せるなど、単に動くだけにとどまらないエンターテインメント性も、ロボットの表現力を広める意味で重視されるべきであろう。

もちろん、キットとして簡単に組み立てられることと、組み立て後に部品を追加することとは、ある意味で矛盾する要素であるともいえる。しかし筆者の経験上、実際に二足歩行ロボットで遊び始めると、「あのパーツを追加したら、もっと多彩な動きができるかも」「外部センサを追加して、ロボットを自動で動かせないだろうか」といった野望が浮かんでくることが少なくない。

よって、実際に改造を施すかどうかは別として、ひとまず後々から部品を追加したくなっても困らない機体を選んでおくのは、非常にリーズナブルな選択であるといえるのだ。

■最高レベルの拡張性「RB2000」
手軽に組み立てられ、基本性能が高いことはもちろんとして、最高レベルの拡張性を備えたロボットキットとして、「RB2000(アールビーにせん)」をおすすめしたい。詳しくは後述するが、現在キャンペーン特価により本体価格49,350円、本体+無線コントローラ+ジャイロセンサのスペシャルセットが59,850円と、この上なく魅力的なプライスとなっている。

もちろん、アピールポイントは価格だけではない。
RB2000は、RCのヘリ・飛行機の市場で世界的に有名なJR PROPO(日本遠隔制御)と、ロボカップ世界大会において前人未踏の五連覇を達成したヴイストンとがタッグを組んで開発した、二足歩行ロボットキットだ。

最高レベルの拡張性を備えたロボットキット「RB2000」


JR PROPOがロボット専用に開発した、小型・軽量でありながら高出力・高速動作のサーボモータと、ヴイストンが開発した制御用CPUボード、そしてそれらを組み合わせる高剛性・軽量のアルミフレームなど、まさにロボットキットのエース級といえるスペックを誇っている。

■組み立てただけでも大車輪ができる「RB2000」
この「RB2000」がいかに優れた運動性能を実現しているかという点については、こちらの「大車輪」や「ジャンプ」の動画を見ていただければお分かりになるだろう。驚くべきことに、RB2000はマニュアル通りに組み立てたそのままの状態で、この大車輪を実現可能なポテンシャルを秘めているのである。(実際、ロボット本体よりも土台となる鉄棒の固定が問題になるほど、その運動エネルギーは強力である!)

しかし、RB2000の魅力はそれだけにとどまらない。
組み立てた後の拡張性という点においても、様々な種類の拡張ボードと拡張パーツ、手軽な加工を容易なものとするアルミフレームなど、これ以上ないほどの配慮がなされている。数多のロボットキットの中でも、組み立ての容易さとユーザー独自による拡張性とを、これほど高いレベルで両立させているのは、 RB2000をおいて他にないだろう。

また、このサイズのロボットとしては珍しく、音声出力の機能とスピーカーとを備えている。組み立てた直後の初期状態でも、様々な動作に合わせた効果音が登録されているし、もちろん、ユーザーが好みの音を登録して再生させることも可能である。同じロボットでも、効果音が変わるだけで印象が大きく異なるに違いない。

■スペシャルセットがお得
RB2000は、「ロボットショップ」および秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店」にて、本体価格が定価79,800円のところ、38%OFFの49,350円本体+無線コントローラ+ジャイロセンサがセットになったRB2000 スペシャルセットは、定価102,480円と42%OFFの59,850円のキャンペーン価格で発売されている。

特にRB2000 スペシャルセットは、ロボット本体と無線コントローラ、定番オプションのジャイロセンサ(傾きや振動を検出し、ロボットの動作を飛躍的に安定させる部品である)のパッケージ価格である。筆者としては、このクラスの製品では業界最安値であると断言できる。


このように簡単、高性能、低価格の三拍子が揃ったRB2000については、今後も、その魅力をお伝えしたいと思う。二足歩行ロボットの魅力を、より深くご理解いただければ幸いである。

次回は、RB2000の組み立て工程を詳しくお伝えしたい。


Vstone RobotCenter(ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店)
JR・東京メトロ 秋葉原駅(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分)
営業時間:平日:11:00~20:00  土日祝:10:30~19:00
定休日:毎週水曜日(ただし祝日の場合は営業)、年末年始期間
ロボットセンターまでの地図

オンラインショップ「ロボットショップ」

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ロボットもリサイクルの時代だ!最新ロボットでロボカップの勝利を

ロボットもリサイクルの時代だ!最新ロボットでロボカップの勝利を【ヴイストン真ロボット伝説】



二足歩行ロボットでは、日本は世界でも最先端の技術立国だ。
海外では、宗教感から人型ロボットは敬遠されているという話もあるが、日本ではアニメでアトムやガンダムが人気を呼ぶなど、二足歩行ロボットへの情熱が熱い国なのだ。

■世界初の二足歩行ロボットは日本から
1969年 早稲田大学 加藤一郎教授が世界初となる二足歩行ロボットWAP-1を開発。
1996年12月 ホンダが発表したP-2は、日本だけでなく世界的にも大きな話題となった。その後、ASIMOと命名され、二足歩行ロボットの代表的な名称として親しまれている。
2003年10月 ヴイストンが量産型二足歩行ロボット「Robovie-M」を発売。二足歩行ロボットでホビー、教育の新規市場を開拓した。

■二足歩行ロボットはエンタテイメント
二足歩行ロボットは、実用機器よりも学術研究という側面が多く、研究室や個人・グループといった取り組みが多いといわれている。
そのため、研究者や制作者の思い入れも強い。また大手メーカーの産業ロボットや研究用ロボットしか無かった二足歩行ロボットも今では、ヴイストンなど民間のロボット研究・制作・販売企業により庶民にも手にすることができる時代になっている。これはかなり凄いことだ。

■競技大会で進化する型 二足歩行ロボット
日本における二足歩行ロボットの特徴に小型の二足歩行ロボットがある。大きさは10??30cm程度で、個人でも購入・組み立て・カスタマイズができる製品で、個人や小規模な団体での研究や趣味としても楽しまれている。
こうした小型の二足歩行ロボットが普及した背景には、各地で開催されているロボカップやROBO-ONEといった競技大会の存在も大きい。大会には、親子で参加するユーザーも多く、お父さんがロボットを製作し、お子さんが操縦するといった状況も定着してきている。

■日々進化する二足歩行ロボット
価格も安くなったとはいえ、本格的な二足歩行ロボットは、さすがに使い捨てできるほどやすくない。そしてロボットの技術もガンガン進歩している。

あたらしいロボットが欲しい! でも予算が・・・
いつの時代も悩みは一緒だ。

そんなロボット好きに朗報だ。

ついにロボットにも買い替えキャンペーンが登場した。
まるで、バイクや家電のようなサービスだが、これはうれしいサービスだ。この「二足歩行ロボット 買い替えキャンペーン!!!」を展開するのは、秋葉原にも店舗を構える最大級の品揃えを誇るロボットショップ ヴイストン ロボットセンター。
ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店

買い替えキャンペーンでは、「買い替え(下取り)」と「現金買い取り」から選べる。
●ロボット買い替え(下取り)
購入ロボットの代金より査定金額を値引きしてくれるというもの。

●現金買い取り
中古ロボットを現金及びロボットショップ利用券で買い取りしてくれるというもの。
対象ロボット  KHR-3HV・KHR-2HV・MANOI PF01・MANOI AT01
        Robovie-X pro・Robovie-X・Robovie-X Lite・RB2000・ROBONOVA
        G-ROBOTS・Robovie-nano・RB1000・PLEN・Robovie-M・Robovie-MS 他

※一部買い替え対象外の商品があります。
※ロボットセンター秋葉原店 店頭でのみ受付

買い取りは、下記の手順だ。
1.電話でロボットの買い取りを申し込む
2.ロボットを店に持っていく
3.ロボットの状態をみて査定・見積
4.買い取り

どちらも事前に電話で申し込んで、中古ロボットを店まで持ち込めばOKだ。

■「ロボカップジュニア・ロボコン」も開催迫る
ロボカップジュニア、ロボコンにオススメの機体はこれだ!
・e-ガジェット(ダイセン電子工業)
・Top Junior 3(ダイセン電子工業)
・RDS-X01:Platform(JAPAN ROBO TECH)
・Beauto(ヴイストン)
・Beautoライントレーサー(ヴイストン)

Vstone RobotCenter(ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店)
JR・東京メトロ 秋葉原駅(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分)
営業時間:平日:11:00~20:00  土日祝:10:30??19:00
定休日:毎週水曜日(ただし祝日の場合は営業)、年末年始期間
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市販ロボットでガチンコ勝負!ROBO-ONE Light 開催へ

「ROBO-ONE Light」公式サイト


二足歩行ロボットによる格闘大会を主催する「ROBO-ONE委員会」は、市販のロボットで参加できる競技大会「ROBO-ONE Light(ロボワンライト)」を2010年3月20日に開催する。
入場料は、無料。参加費は、1台1,000円(税込み)。

ROBO-ONE委員会は、
「市販ロボットと自作ロボットの間にハンデを設けることで、初心者と熟練者が同じフィールドで競える場となりました。」と、コメントしている。

■初心者でも参加できる大会
「ROBO-ONE Light」は、初心者でも公認ロボット※で簡単に参加できる大会。重量や足裏サイズ、重心位置などを気にすることなく、購入して組み立てたそのままの形状で参加することが可能だ。
※ROBO-ONE委員会が公認する市販ロボット

逆にロボットを改造・自作した場合、ロボットの重量は1kg以下で、足裏サイズ・重心位置などもROBO-ONE本大会の競技規則に沿ったものでなければならなくなる。

なお、大会の1位から3位までは、翌日の第17回ROBO-ONEの出場権を獲得することができる。

「ROBO-ONE Light」公式サイト

ITライフハックがブログでもオープン
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【ヴイストン真ロボット伝説】



-アトム、ガンダムを作るのは、明日の君たちだ-
日本は世界でも有数の二足歩行ロボットの先進国である。1969年に早稲田大学 加藤一郎教授が世界初の二足歩行ロボットを開発して以来、二足歩行ロボットの研究は大学・高校・企業・個人を問わず活発になった。

2003年10月、ヴイストン社は、未だにこの性能を超えるロボットはないといわれる量産型二足歩行ロボット「Robovie-M」を発売。二足歩行ロボットにおけるホビーと教育市場を切り開いた。現在では純粋な研究だけでなく、ロボワンなどの競技大会でも二足歩行ロボットは多くの人たちに楽しまれるようになった。

二足歩行ロボットは、本体の組み立て、動作のプログラム、パーツのカスタマイズ・チューン、操縦者の技量などによって、その性能は大きく変化する。特に操縦においては、子供の柔軟性の高さから多くの子供パイロットが競技大会で活躍している。

今や二足歩行ロボットは、子供から大人まで楽しめる知的ホビーとして親しまれている。

そうしたロボットの楽しさをもっと多くの人に知って貰うことを目的として、秋葉原に品揃え日本最大級のロボット専門ショップ「ヴイストンロボットセンター」は誕生した。

ヴイストンは、最新のロボットや強化パーツの販売から強化の相談、競技大会の情報など、ロボットを楽しむユーザーの夢を応援している。

めざせ明日のアトム! もうすぐ行くぞガンダム!

鉄人28号が復活!最新技術でパワーアップしたリアル二足歩行ロボット
ロボットといえば、SFやアニメで活躍する人気キャラクターも多い。マジンガーZや機動戦士ガンダム、マクロス、エヴァンゲリオンなど、近年に至るまで様々なロボットが登場しているが、巨大ロボットの先駆者といえば、鉄人28号だ。


最先端のロボットを実際に見てみよう!「Robovie-R3」がやって来た
ヴイストンロボットセンターは、子供から大人まで楽しめる様々なロボット関連品を販売しているだけでなく、様々なロボットを展示している。以前、「Robovie-R2」という大型ロボットが展示されていたが、モデルチェンジを行い、最新版の「Robovie-R3」として帰ってきた。


タタミ一畳でオフロード!自分だけのコースつくりで燃えろ
夏休みに入れば、子供や学生にとっては毎日が日曜日。せっかくの夏休み、遊びだけじゃなく勉強やスキルアップも・・・と言われても、そうそう器用にできないのが、世の常というもの。そこで、遊びながら学ぶという方法が、賢い夏休みを上手に過ごし方だ。


俺のロボットのオリジナルパーツをアルミや樹脂から削り出す
自分の所有する二足歩行ロボットにオリジナルパーツやアーマーを取り付けたい!そんな希望を持っている人の夢をかなえてくれるのが、ヴイストン直営のインターネットショップ「ロボットショップ」で提供されている、アルミ切削サービスと樹脂パーツ造形サービスだ。


アスリートヒューマノイドは機動力も表現力も伊達じゃない!
「MANOI」は、ただの二足歩行ロボットではない特徴を持つロボットだ。秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」と、直営のインターネットショップ「ロボットショップ」にて開催されている、「6月のMANOI応援セール」とあわせて、「MANOI」の魅力をお伝えしたい。


表情がわかる!可愛すぎる人の心を科学する最先端のロボット
今回は、先日発売が発表されたばかりのヒューマノイドロボットについてお伝えしよう。発売されたロボットとは、赤ちゃん型ロボット「M3-Neony(エムスリーネオニー)」と、机上サイズの集団コミュニケーションロボット「M3-Synchy(エムスリーシンキー)」の二台だ。二つとも、2010年の3月に科学技術振興機構報(JST)から開発が発表された研究用ロボットだ。


テレビ東京「おはスタ」に出演中の「RYOMA(リョウマ)」くんって?
今回は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」が、国内最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」に支店を開設したことからお伝えしたい。ロボットセンターでは、以前より「ロボットショップ」の店名でオンラインショップを展開していた。何を今さらと思われるかも知れないが、インターネットを利用するオンラインショッピングは、居住地に関係なく買い物ができることは大きな魅力だ。


何故だろう? 子供も大人も夢中になる知育なモノたち
ロボットを取り巻く世界には、知育なアイテムがちりばめられている。ロボットのようなハイテク技術が好きな人びとは、頭脳を使う遊びが、とりわけ好きなのだろう。また、知育玩具は、小さな子供はもとより、大人も思わず夢中になってしまう懐かしさや面白さが溢れている。今回は、秋葉原のロボットセンターで見かけた、ちょっと気になるモノたちを紹介したい。


3タイプに変身ロボットvs太陽光で動く太陽系
今回は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」から最新入荷商品をお伝えしたい。最近ロボットセンターで話題なのが、福岡に本社を構えるEK JAPANの工作キットだ。「エレキット」のブランド名でご存じの方も多いと思うが、様々な形態の電子工作キットを発売しているメーカーである。工作キットというものは、夏休みの自由工作の例を持ち出すまでもなく、教育教材として使われることが非常に多い。そのため、近年の工作キットは、様々な技術をわかりやすく応用したタイプのものが多く見られる。


ロボットを賢く動かせ!あなたも上級者になれる方法
新しい学習指導要領に対応した学習用ロボット教材「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」は、学校の従業でも利用されており、初めての人でもプログラミングを楽しく学べる人気のロボットだ。今回は、前回の初級編でお伝えしたBeauto Racerの「中・上級編」をお送りしたい。初級編では、本体の組み立てとプログラミングが簡単に行えるところまでを紹介したが、Beauto Racerは少し設定を変えるだけで、いっそう複雑なプログラミングも簡単にできるのだ。


簡単だけれど奥が深いシンプル二足歩行ロボット「RB300」
「RB300」は二足歩行ロボットとしては最小クラスとなる3軸構成のロボットだ。3軸構成というのは、駆動に用いるモータの数が3つだけということであり、「RB300」はシンプルな構造ながら、奥が深い、お得なロボットでもあるのだ。「RB300」と似たシンプルロボットに「ロボQ」があるが、こちらは左右の足に1つずつの駆動系を持つため、2軸構成といえる。しかし同じ二足歩行でも「ロボQ」は足が地面から離れない「すり足歩行」であるのに比べ、RB300は、左右の足に加えて上半身を傾ける軸を持たせることで、シンプルな構成ながら足が地面から離れる「足上げ歩行」を実現している点が大きな違いだ。


世界最小クラスや組み立て済みスーパー二足歩行ロボまで全員集合
以前よりお伝えしている高機動二足歩行ロボット「RB2000」が、なんと組み立て不要の完成版で登場した。しかも無線操縦用のリモコンが付いているというから驚きだ。つまり、この完成版RB2000さえ購入すれば、あとはスイッチを入れるだけで動かせるという簡単さなのだ!二足歩行ロボットには興味があるけれども、自分で組み立てるのは面倒、あるいは自信がないといったユーザーには、まさに朗報だろう。


奇々怪々!頭上で重心バランスをとる不思議ちゃんロボット
今回は倒立振子の仕組みうや原理が学べる学習教材ロボットながら、不思議な楽しさをもつ「Beauto Balancer Duo(ビュート・バランサー・デュオ)」の初級編をお伝えしよう。


フラワーロック復活!iPhoneとコラボ?GWはロボット三昧
フラワーロックを覚えているだろうか。少し昔の話になるが、1988年に発売されて大流行したのが、踊る花ロボット「フラワーロック」だ。周りの音に合わせてダンスをするヒマワリやハイビスカスの鉢植えで、そのロックンロールな風貌とコミカルなダンスの仕草が人気を呼び、一世を風靡したヒット製品だ。その「フラワーロック」が、全身にフルカラーLEDを装備し、その名も「フラワーロック 2.0」となって帰ってきた。


ロボットでスキルアップ!初めてでもできるロボットプログラム
ロボットは、競技会でバトルするだけではない。学習教材としても人気があり、学校の従業でも利用されている。新しい学習指導要領に対応した学習用ロボット教材「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」も、初めての人でもプログラミングを楽しく学べるロボットとして人気のロボットだ。今回は、この「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」の組み立てから簡単な動作までの「初級編」をご紹介しようと思う。


まるで秘密基地!世界最高ロボやアルミ部品を切り出すショップ
秋葉原にあるロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」が、今月でオープン1周年を迎える。総武線の向かいにあるビルに入っており、JR秋葉原駅からは、大通りを越えて少し入ったところという、目と鼻の先にある感覚だ。ロボットセンターでは、最先端の二足歩行ロボットはもちろん、多くの方々が楽しめる幅広いジャンルの商品が取り揃えられている。


組み立て不要!世界大会優勝ロボ「TINYWAVE」ついに国内発売
いま一番の注目は、新型二足歩行ロボット、「TINYWAVE(タイニーウェーブ)」だ。このTINYWAVEは、2010年3月20日に行われた二足歩行ロボットの世界大会「ROBO-ONE Light 1st」にて、見事に優勝を飾ったチームの使用した機体として注目されているのだ。


通常の3倍速で動かせ!操縦技術やプログラムでバトルだ
2010年3月6日、大阪のヴイストン本社で行われた「第7回ロボプロステーション チャレンジカップ」の模様をお伝えしたい。今回は、前回の二足歩行ロボットによるバトル競技をご紹介したが、今回は車輪型ロボットやバトル以外の競技を見てみたいと思う。


圧倒的じゃないか!ヘビー級ロボットバトルから面白すぎるロボバトルまで
2010年3月6日、大阪のヴイストン本社で「第7回 ロボプロステーション チャレンジカップ」が開催された。「ロボプロステーションチャレンジカップ(以下、チャレンジカップ)」は、ヴイストンが年に2回程度開催しているホビーロボットユーザーを対象とした競技会だ。


先生も感激!ロボット授業のリーサルウェポン
ロボットというと、人型ロボットを想像する人が多いと思うが、実は人型ではないロボットも多い。発売以来、ずっと高い人気を得ているBeauto Racer(ビュート レーサー)も、そうした人型ではないロボットだ。Beauto Racerは、教育用ロボットとしても高い評価と人気を集めている。今回は、この隠れたベストセラーロボット Beauto Racer(ビュート レーサー)をみてみよう。


ガンダムが見えてきた!関節・センサでとことん強化できる
前回は二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立て工程をご紹介したが、今回はその魅力をさらに引き立てるオプションパーツと、それを利用した拡張・カスタマイズについて取り上げたい。


スパロボへの道!ロボットを組み立ててみよう Part-1
二足歩行ロボットは、組み立てが面倒と思われている人も多い。そこで、今回は、スーパーな二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立てを解説しよう。RB2000のキットには、わかりやすい図解の組み立てマニュアルと、ソフトウェア操作ガイドのCD-ROMが付属されている。まずは、本体の準備編を紹介しよう。


スパロボへの道!ロボットを組み立ててみよう Part-2
二足歩行ロボットは、組み立てが面倒と思われている人も多い。そこで、今回は、スーパーな二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立てを解説しよう。RB2000のキットには、わかりやすい図解の組み立てマニュアルと、ソフトウェア操作ガイドのCD-ROMが付属されている。準備編に引き続き、本体組み立てを紹介しよう。


組み立てるだけで大車輪が出来るスーパーロボット「RB2000」
近年、小型の二足歩行ロボットを趣味として楽しむ人が増えている。
ほんの十年ほど前まで、大学や企業の研究室でしかお目にかかれなかったようなロボットが、今や秋葉原などのショップで簡単に手に入るのである。それと同時に、少し頑張れば手が届くレベルまで低価格化が進んでいる。技術の進歩とは素晴らしいものだ。


ロボットもリサイクルの時代だ!最新ロボットでロボカップの勝利を
二足歩行ロボットでは、日本は世界でも最先端の技術立国だ。海外では、宗教感から人型ロボットは敬遠されているという話もあるが、日本ではアニメでアトムやガンダムが人気を呼ぶなど、二足歩行ロボットへの情熱が熱い国なのだ。


Vstone RobotCenter(ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店)
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No1の品揃え「ロボットショップ」
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関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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