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古より日本では、旧暦10月(今年度は新暦の11月)を「神無月(かんなづき)」というのは知っていると思う。これは全国の八百万(やおよろず)の神々が国の始まりである出雲に集まるので、その土地の神様がいなくなるため神がいない月という意味で神無月と呼ぶからだ。これに対し出雲では旧暦10月は、神様が全国から集まってくるため「神有月(かみありづき)」と呼んでいる。
この神有月には、出雲にある各神社は「神迎祭(かみむかえさい)」にはじまり、「神在祭(かみありさい)」、そして神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」と、神々のための祭りを行う。そんな神の国である出雲に今年、注目が集まっているのをご存じだろうか。
その理由は、60年ぶりの出雲大社「平成の大遷宮」が実施されているからだ。
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