2009年6月1日から厚生労働省が省令により医薬品のネット販売を規制していたが、最高裁判所がこの省令は無効とする判決を2013年1月に出したことで、医薬品のネット販売が事実上解禁された。

正式な運用ルールなどはこれから決まっていくようだが、ケンコーコムなどのサイトで一般医薬品をネットで購入できるようになっている。価格は一般の医薬品取扱店とほぼ同じで、ネットショッピングのメリットの1つである、店舗に行くよりも安く買うというようなことは現時点ではあまり期待できない。しかし、今後、ネット販売を行うネットショップが増加していくことで市場の競争原理によって販売価格は下がっていくことになるだろう。


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