ITライフハック

意識調査

不達や遅延が増加!?Gmailガイドライン変更に伴う、メール送信者を対象とした意識調査

s1832416_l

メールの確実な到達を支援するサービス「ベアメール」を展開する株式会社リンクは、メールマガジンや一斉配信、システムからの通知メールを配信する全国の事業者の会社員を対象に、「Gmailガイドライン変更に伴う、メール送信者を対象とした意識調査」を実施した。

■調査の背景
Gmailの新しい「メール送信者のガイドライン」が2023年10月に発表され、要件をクリアできていないメールはGmail宛に正常に届かなくなる可能性が高いため、企業はガイドラインへの準拠が求められている。2024年2月にガイドラインの適用が開始されてから、Gmail宛のメール配信に対する規制は段階的に強化されていたが、いよいよ猶予期間も終わり2024年6月以降はガイドラインに準拠していないメールは拒否されてしまう。

そこで、メールを確実に届けることを支援するサービス「ベアメール」が、企業のガイドラインへの対応状況や直面した課題、2月以降のメール配信への影響について明らかにするべく、メールマガジンや一斉配信、システムからの通知メールなどを配信する全国の事業者の社員を対象に「Gmailガイドライン変更に伴う、メール送信者を対象とした意識調査」を実施した。

■調査結果の詳細
1. Googleの「メール送信者のガイドライン」への対応状況と2月以降の影響
企業のメール配信における宛先ドメインで最も多かったのはGmailで、55.7%が配信することがあると回答した。しかしGmail宛に配信する企業においても、Googleのガイドラインに全て対応できていると回答したのは34.6%に留まった。

Googleのガイドラインが適用された2024年2月以降、自社のメール配信において不達や遅延などメールの配信状況に変化はあったかたずねたところ、21.5%で「届かない・遅延していることが問題になっている」40.9%が「不達や遅延が増加している可能性がある」と回答し、全体の約6割が影響を感じていることがうかがえた。

sub5


まず配信することのある宛先のドメインについてたずねたところ、「Gmail(gmail.com)」が55.7%で最も多く、次いで「Yahoo(yahoo.co.jp)」が48.5%、「携帯キャリア系(docomo.ne.jp,ezweb.ne.jp,softbank.ne.jpなど)」が33.4%となった。

sub2


Gmail宛にメールを配信することがあると回答した人を対象に、Googleの「メール送信者のガイドライン」への対応状況について質問したところ、「全て対応できている」という回答はわずか34.6%に留まった。40.9%は対応を進めているものの未完了であり、約24%が対応していないもしくは分からない(対応していない・対応しているか把握していない・そもそもガイドラインについて知らなかった)という結果になった。

sub3


2024年2月以降、メールが届かない・遅延しているなど、メールの到達率に変化があったか聞いたところ、21.5%が「メールが届かない・遅延していることが問題になっている」、40.9%が「問題にはなっていないが、不達や遅延が増加している可能性がある」と回答し、Gmailガイドラインが適用された2月以降、少なからずメールの配信状況に変化が起こっていることが分かった。

2. Googleの「メール送信者のガイドライン」対応上の課題とは
送信者ガイドラインへの対応を進める上で困難な点があったか質問したところ、77.4%が「困難な点があった」と回答した。課題となった点については、「自社のメール送信状況や送信環境の把握」が67.2%と最も多く、「自社の対応要否の確認」が50.3%で次点となった。具体的な対応以前に、自社の送信状況の把握に課題を感じた企業が多いことが分かった。

対応が未完了になっている項目のトップは、意外にも「正引き・逆引きDNSレコードの設定」で、約半数の47.4%が未完了と回答した。

sub4


sub5


Googleの「メール送信者のガイドライン」に「全て対応できている」「対応を進めているが未完了」と答えた人にガイドラインへの対応を進める上で困難な点があったか聞いたところ、約8割(約77.4%)が「ガイドラインに対応する上で困難な点があった」と回答した。

課題となった点については、「自社のメール送信状況や送信環境の把握」が67.2%で最も多く、次いで「自社の対応要否の確認(何に対応すべきか把握・理解するのが難しい)」が50.3%、「送信ドメイン認証やDNSなど、技術的な対応」は48.5%と3番目になっており、技術的対応以前に自社のメール利用の状況把握に困難を覚えている様子が見受けられた。

sub6


ガイドライン対応の未完了項目について確認したところ、「正引き・逆引きDNSレコードの設定」が約半数(47.4%)で最も多く、「STARTTLSの対応」が42.5%、「迷惑メール率を0.3%未満にする」が42.1%となった。注目されたSPF・DKIM・DMARCといった送信ドメイン認証への対応よりも、DNSの正引き・逆引きの設定やSTARTTLS対応が意外な落とし穴となっていることがうかがえた。

3. DMARCの導入および活用状況について
今回のGoogleの「メール送信者のガイドライン」において、1日5,000通以上Gmail宛に配信する送信者は対応が必須とされたことで注目度が急上昇したDMARC。調査対象者全員にDMARCの導入状況やレポートの活用状況について質問したところ、58.9%がDMARCを導入していると回答があった。

その一方で、「分析ツールを活用し、日頃から確認している」人は32.3%と、DMARCレポートの活用が進んでいる企業はまだ多くないことが明らかになった。

sub7


sub8


調査対象者全体の約6割がDMARCを導入していると回答した一方で、DMARCレポートの活用状況については「DMARC分析ツールを活用し、日頃から確認している」と回答した人は32.3%と低いことが分かりました。ガイドラインの変更の対応をきっかけにDMARCを導入したものの、導入以降の分析や活用までは進んでいないことが推察される。

※出典:株式会社リンク調べ

■株式会社リンクの見解:調査結果から見えた「企業のメール送信環境の課題」
株式会社リンク ベアメール サービス責任者 菱沼 憲司氏


今回のGoogleの送信者ガイドライン強化の背景には、大量に配信されているなりすましメールを削減し、フィッシング詐欺などメール起因の犯罪を防ぐという目的があります。

ガイドラインに未対応の場合は、自社ドメインの信頼性が低下し、あらゆるメールが届かなくなるリスクがあります。自社でGmail宛に1日5000通以上のメールを送信していない場合でも、自社ドメインになりすまされてメールを大量に送信されたことで、ガイドラインへの準拠が必要となるケースも存在します。企業におけるメールの重要性に関わらず、自社ドメインとブランドを守ること、そして取引先企業や顧客を守るためにもガイドラインへの対応は非常に重要だと思います。

2月にガイドラインが強化されて以降、約6割の企業がメールの配信に影響を感じていると今回の調査で分かりましたが、実際に当社でも影響を感じています。当社が運営するベアメール メールリレーサービスを利用しているお客さまの配信状況を見ても、4月以降からメール遅延が発生しており、結果的にメールのエラー率にも影響が出ています。

6月からはワンクリック購読解除機能に対する規制も始まっており、今後更にメール遅延・不達が増えることが予想されます。メール配信のトラブルを防ぐためにも、これまで以上にメール到達率をウォッチし、エラー状況やその原因を把握することが重要になってくると思います。

送信者ガイドラインへの対応が進まない要因には、大きく2つの課題があると考えています。
1つ目は、今回の調査結果にも表れている通り「メール送信環境が把握できていない」ことです。近年SaaS活用が進み、利用する外部サービスが増えていることから、自社のメールサーバ以外の様々な環境からもメールが送信されています。そのため、メール送信環境の把握が困難になっていると考えられます。

2つ目は、「メール配信における責任範囲の曖昧さ」です。1つ目の課題とも関連しますが、部署単位で外部サービスを利用してメール配信を行っている場合、誰が責任持ってガイドラインへ対応していくのかが課題になります。特に、外部サービスや外部ベンダーへ委託している場合は責任範囲がより曖昧になります。このように責任範囲が曖昧なため、ガイドラインへの対応が漏れてしまいやすいのも大きな要因だと考えられます。

今回の調査で、ガイドライン準拠の未完了項目として「正引き・逆引きDNSレコードの設定」が約半数でトップ、次いで「STARTTLSの対応」が多く挙げられているのも、自社送信環境の把握の難しさと責任範囲の曖昧さが背景としてあるのではないでしょうか。

自社のメール送信環境を可視化する方法としては、DMARCレポートの分析が有効な手段です。DMARCレポートは、どこからメールが送信されているか、そしてSPF・DKIM・DMARCの認証が成功しているかなど、自社ドメインのメール送信状況の全体像を把握することができます。想定外のメール送信や認証失敗が発生している環境を特定することができるため、それらに対応することでメール到達率の改善にもつながります。

DMARCの導入率については大幅に上昇していることが調査結果からもうかがえましたが、DMARCレポートの活用状況はまだ芳しくないのが実情のようです。現在のGoogleの送信者ガイドライン基準ではDMARCポリシーは「none」でも問題ないですが、日本政府が公開しているガイドラインや各セキュリティ規格では、ポリシーを「quarantine/reject」へ引き上げることが推奨されています。近い将来、ポリシーを引き上げないと、Gmailを始め様々なメールサービスへの到達率が低下する可能性が考えられます。

DMARCポリシーを強化するためには、送信環境の把握、DMARCレポートの分析、エラー原因の特定と改善が必要になり、それら一連の対応には半年から1年近い期間が必要になることが多いようです。今後ガイドラインのルールが更に強化されても焦らずに対応できるように、早い段階からDMARCレポートを可視化し分析することが非常に重要だと考えます。

■「メールを確実に届ける」ことを支援するベアメールとは

sub1


ベアメールは「メールを確実に届ける」ことを支援するサービスとして、メールの高速配信・到達率の改善を実現する「メールリレーサービス」と、迷惑メールになる可能性や原因を診断する「迷惑メールスコアリング」を提供している。お客さまの環境や状況に応じて2つのサービスを組み合わせることで、メール配信に関する運用の手間を削減し、到達率の改善を実現する。

<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社リンク
調査期間:2024年5月29日(水)- 2024年6月5日(水)
調査対象:メールマガジンや一斉配信、システムからの通知メールを配信する全国の事業者の社員
調査対象地域:全国
回答数:1,000

株式会社リンク

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook
ITライフハック YouTube

カルチャーに関連した記事を読む
https://itlifehack.jp/archives/10772522.html
バーガーキング、メキシカンフェス開催!人気の定番『アボカドワッパー』の期間限定商品が2つ同時に楽しめる
直火焼きビーフ4枚の超大型チーズバーガー「アグリー」が食べたい放題!バーガーキング『ワンパウンダーチャレンジ』を体験
新感覚でフルバックサポート!多機能で究極のエルゴノミクスメッシュチェア
この夏、大人のサンセットカフェ&バーとして期間限定オープン!おりづるタワー「ROOF TOP CAFE & BAR 2024」






カラオケで『モテる』『モテない』の分かれ道が判明!西麻布『誇味山』先行試食会!【まとめ記事】

4K対応HDMIポートを搭載、USB Type-Cハブ!ハンドヘルド
サンワサプライ株式会社は、ケーブル1本で周辺機器をまとめて接続・解除できるUSB Type-Cハブ「USB-5TCH15BK」を発売した。4K/30Hz対応のHDMI出力ポート付きで、マルチディスプレイ環境も実現できる。会社のノートパソコンだけ持ち運びたい時、接続中の周辺機器を全て抜いて、会社に戻るとまたつなぎ直す手間がかかる。本製品に機器を接続すれば、ケーブル1本抜き差しするだけで簡単にパソコンの接続・解除ができる。必要な機器が多く、ポート不足で困っている人もいるだろう。本製品は、ケーブル1本で最大4台のUSB機器・HDMIケーブルを接続できる。ケーブルを頻繁に抜き差しする必要がなく、より快適な作業環境を作れる。HDMI(4K/30Hz)端子を持ったテレビやモニター、プロジェクターに接続することができる。ドライバーのインストールなしで、マルチディスプレイ環境(ミラー(複製)モード・拡張モード)を実現できる。


4通りの使い方ができる!分けて収納できる4層構造で、多様に使うことができるスマホポーチ
サンワサプライ株式会社が運営している直販サイト『サンワダイレクト』は、日常に欠かせないアイテムを1つにまとめ、4通りの使い方で自由なスタイルを楽しむことができるスマホポーチ「200-BAG202NV」「200-BAG202KA」を発売した。本製品は、散らかりがちな小物類を収納できるマルチポーチ。4通りの使い方ができショルダーベルト、ウエストベルト、カラビナ、ベルトループで使用できる。様々なシーンに対応できるので、自由なスタイルを楽しむことができる。収納部分は、4層構造で収納するものに合わせて使い分けができます。すぐ取り出せるペンホルダー付き。丈夫で軽いポリエステル生地を採用している。


日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2024 at ROPPONGI HILLS」に出店!西麻布『誇味山』先行試食会
中⽥英寿氏が代表を務める株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANYは、2024年4月18日(木)から29日(月・祝)までの12日間、東京・六本木ヒルズアリーナにて、日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2024 at Roppongi Hills」を開催する。ここで紹介する西麻布の焼肉専門店『誇味山』は、開催初日の4月18日(木)から4月23日(火)までの5日間、同イベントに出店する。報道関係者向けの先行試食会に参加した。


次元コード&1次元コード読み取りに対応!USB A接続のバーコードリーダー
サンワサプライ株式会社は、2次元コード&1次元コード読み取りに対応するUSB A接続のバーコードリーダー「BCR-2D10GY」を発売した。自動読み取り機能により、ハンズフリーで素早く読み取りできるので物流作業やレジの決済に便利だ。スタンド付きなので、かざし読み(オートセンシング機能)にも対応する。両手が使えるので大型商品の読み取りや、作業に慣れないスタッフが担当する場合でもスムーズに読み取り作業を行える。複数あるバーコードから1つのバーコードを狙って読み取ることができる、センターモードを搭載している。スキャン範囲を縮小して、細かいバーコードや小さなバーコードも的確に読み取る。


カラオケで『モテる』『モテない』の分かれ道が判明!第一興商、カラオケに対する意識調査結果を発表
株式会社第⼀興商は、2024年1⽉に、全国の男⼥5,400⼈を対象に「カラオケユーザー調査」を実施した。コロナ禍を経て、⼈々のカラオケに対する意識は変化していると推測できる。また、新たな⼈やコミュニティとの出会い、これまでの環境との別れが多い新⽣活のタイミングにおいては、さまざまなシーンでカラオケを利⽤することが予想される。そこで同社は、現在のカラオケボックスの利⽤意向、コロナ禍以前と以後でのカラオケボックス利⽤時の重視事項の違い、カラオケボックス利⽤時の感情の動きなどを探った。

カラオケで『モテる』『モテない』の分かれ道が判明!第一興商、カラオケに対する意識調査結果を発表

karaoke

株式会社第⼀興商は、2024年1⽉に、全国の男⼥5,400⼈を対象に「カラオケユーザー調査」を実施した。コロナ禍を経て、⼈々のカラオケに対する意識は変化していると推測できる。また、新たな⼈やコミュニティとの出会い、これまでの環境との別れが多い新⽣活のタイミングにおいては、さまざまなシーンでカラオケを利⽤することが予想される。そこで同社は、現在のカラオケボックスの利⽤意向、コロナ禍以前と以後でのカラオケボックス利⽤時の重視事項の違い、カラオケボックス利⽤時の感情の動きなどを探った。

■10代の4割以上のカラオケの持ち歌は「3曲以下」、40代以上の3割の持ち歌は「11曲以上」
カラオケで歌える曲(持ち歌)の数を調査した結果、利用者層、中止層を合わせた全体では、10代の4割以上が3曲以下、10%以上が0曲であると判明した。10代を含む若者世代においては、今現在流行している曲をカラオケで歌う傾向が高いため、持ち歌が生まれにくいことが推測される。

一方、40代~60代においては、約3割の人が11曲以上の持ち歌を持っているということが判明。「まずは一曲」のとき、迷うことなくすぐに歌える十八番の曲を多めに用意していることが推測できる。

main


■現在のカラオケボックス利⽤頻度、今後の利用意向とも「10代」が1位
現在のカラオケボックス利用頻度においては、10代の25%以上が「月1回程度」以上のペースでカラオケを利用していることが分かった。また、今後のカラオケボックス利用意向においても、10代が最も意向が高い結果となり、「絶対に行く」が37.0%、「たぶん行くだろう」が27.7%と、半数以上の方に今後の利用意向がある。

「現在のカラオケボックス利用頻度」、「今後の利用意向」ともに「10代」が1位となりました。

sub1


■カラオケで“モテる“ or ”モテない”の分かれ道が判明!
カラオケがきっかけで恋愛感情を抱いた際の状況については、利用者層、中止層ともに「歌が上手かった」がダントツの1位となった。

そのほか、「一緒に盛り上がって意気投合した」や「歌をフォローしてくれた(一緒に歌ってくれた)」など、”一緒に”カラオケを楽しむことができたことにより、恋愛感情を抱いたという回答も上位にランクインした。

一方、カラオケ利用時に気持ちが醒めてしまった相手の言動や状況については、「自分が歌っているとき以外つまらなそうにしている」、「自分が歌う歌だけを入れたがる」といった自分勝手な行動が上位にランクインした。

注目は、カラオケ利用者層に対して、「曲をアレンジして歌う」ことは、マイナスに作用すること。恋愛がかかっているカラオケのシーンでは、原曲のまま歌いこなすことが王道といえそうだ。

sub2


<調査概要>
調査⽅法 :インターネット
調査エリア:全国
性別   :男⼥
年齢   :15〜69歳
利⽤者層
(カラオケボックス1年以内利⽤者)3,023⼈
中⽌層
(カラオケボックスを1年以内に利⽤していない、かつカラオケが嫌いではない)2,377⼈

株式会社第一興商
全国男女5,400人のカラオケに対する意識調査結果

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook
ITライフハック YouTube

経済総合に関連した記事を読む
企業の気候関連情報の開示は前進するが、気候戦略とアクションでは期待を満たせず【EY調査】
サポート体制の強化が急務に!海外赴任者の多様化進む、EY調査結果
生成AIはビジネスチャンス!EY『2024年におけるテクノロジー企業のビジネスオポチュニティ・トップ10』を発表
生成AIの台頭により、通信事業者が2024年に直面するリスクの変容!EY、調査結果を発表
2023年はマーケットの上昇にもかかわらずIPOに逆風!EY、調査結果を発表






5人に1人が転職に興味!Google、調査データや分析を公開

image001

Googleは、「新たな生活様式での人々の意識」に関する調査データを閲覧できるダッシュボード及びこれに基づく分析を2020年11月13日に公開した。本ダッシュボードは新型コロナウイルス感染拡大後における日本の生活者の意識と行動の推移を理解・把握するために実施している複数の調査データをまとめたものだ。

Googleでは、調査期間内における生活者の意識と行動を振り返ることにより、今後の社会を考える参考情報としての活用を期待している。この調査データに基づいた分析及びインサイトをまとめたレポートをThinkwithGoogleに公開中だ。

■ダッシュボードについて
ダッシュボードに含まれるデータは緊急事態宣言が発令された2020年4月11日の週から最新までの約30週間に渡る「生活動向に関する週次調査1」の結果の一部で、新型コロナウイルス感染症に関連した不安や予防行動、日々の生活における感情の動き、日常生活におけるオンライン・オフライン活動の移り変わり、デジタルコンテンツの利用動向や生活満足度等に関する時系列の調査結果を掲載している。
sdashboard_29週目

例えば、新型コロナウイルス感染症に関連した感染不安や予防行動の実施では、最近の感染数が増える状況を反映するかのように感染不安は29週(10月24日〜10月30日)に少し増加している一方で、予防行動の実施率は感染不安に少し遅れて追随する傾向を見せている。気持ちの変化についても、16〜18週(7月25日〜8月14日)を境に特に不安な気持ちについては落ち着きつつある傾向が見て取れる。

※1「生活動向に関する週次調査」株式会社:Intage(websurvey)|調査対象:全国、男女18-69歳|調査期間:2020年4月11日~週次で実施調査頻度:毎週新規回答者|サンプル数:n=1000ss(毎週)
image005

一方、働き方については、28週(10月17日〜23日)には、25週(9月26日〜10月2日)と26週(10月3日〜10月9日)に続き、オンライン活動とオフライン活動が逆転した。オンラインに移行していた働き方にも少しずつ日常が戻りつつあるのかもしれない。今後の動向が注目される。

■分析レポートについて
Googleマーケットインサイトチームでは、ダッシュボードに公開した本年4月開始の「生活動向に関する週次調査2」と、8月に実施した「新たな行動様式と生活ニーズに関する調査3」のデータを元に、変化する生活者の意識を分析した。このレポートは11月13日(金)にThinkwithGoogleで公開した。
以下は、レポートの一部サマリーとなっている。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、従来、安心を保証すると思われていたことが覆され、社会や経済に潜む不確実性がより顕在化している。そのような状況下において、人々の「環境」や「プライオリティ」に変化が見られる。
例えば、不安定な社会情勢下でありながらも、「部屋の模様替えや在宅勤務に適した家への住み替えなどで身の回りの快適さを整えようとした人」が36.7%いた。

他にも、「好きなことをより充実させたいと思うようになった人」(45.1%)や、「新たな楽しみや没頭できることを見つけた人」(33.7%)等、身の回りの幸せを固める行動が見て取れる。
image007

”変え”たり、”新しく始め”たりした人々もいた一方で、家のものを整理したり処分したりする人も36.2%いました。自分にとっての価値や優先順位を見直して、不要なものを「なくす」「減らす」人がいたようだ。

生活の拠点の充実させる一方で、今までの当たり前を見直す動きも見えてきた。
たとえば、自ら積極的に変化を起こしたいという思いを反映するかのように、5人に1人が転職に興味を持っているというデータが出ている。さらに、社会や会社に対する依存を減らしたいという考えの現れか、スキルアップの意向も高まった。

※2「生活動向に関する週次調査」株式会社:Intage(websurvey)|調査対象:全国、男女18-69歳|調査期間:2020年4月11日~週次で実施|調査頻度:毎週新規回答者|サンプル数:n=1000ss(毎週)
※3「新たな行動様式と生活ニーズに関する調査」株式会社:Intage(websurvey)|調査対象:全国、男女18-69歳|調査期間:2020年8月7日〜8月11日|サンプル数:n=5,000ss
image008

誰もが初めて経験する急激な変化を受けて、今まで当たり前のように見過ごしてきた「暮らしに存在する本質的な価値」が、人々の反応からあらわになった。

Googleでは、今回公開するデータが、今後様々なビジネスを営む皆様が、生活者にとって有意義な新しいサービスや商品を生み出すことにつながる貴重なインサイトとなることを期待している。

Think with Google

IT経済総合に関連した記事を読む
『鬼滅の刃』効果もあり「映画館」消費が大幅に増加!10月後半の国内消費動向指数
オンライン就活の悩み、第3位は「目疲れ」!?TISが新卒採用向けコンテンツ「目をいたわる企業紹介」をリリース
「マイナポイントの陣」はPayPayに軍配! 燻製できちゃう鍋、グラスドームクッカー
キャッシュレス戦争「マイナポイントの陣」中間発表、「普段使い」ができるPayPayに軍配
コロナ禍のカップルデートスポットアンケート! びわこ箱館山や淡路島などが回答に






これは必見!「東京10大学の女子大生にカラコン意識調査」各大学ごとにカラコンに対する傾向が異なることが明らかに!?

トップ画像

カラーコンタクトレンズ(カラコン)と言えば、目をくっきり見せる必須アイテムだ。十代や二十代の女性であれば、いまではお化粧アイテムにカラコンは必須となっているほどだ。カラーコンタクトレンズ「エマーブル」を販売しているロート製薬は、リアルな東京の今を取材・コンテンツ展開しているグラフィティと共同で、東京10大学に通う女子大生約500名を対象にカラコン着用の意識調査を実施し、その結果を発表した。

■カラコン使用率や利用シーンを調査
この意識調査では、カラーコンタクトの普段の使用頻度や、どの様なシーンや場所で使用し、考えているのか等の調査結果から、“東京10大学の女子大生の傾向“をカラーコンタクトの切り口から紐解いていくという。100年以上も日本人の目の健康を考えてきたロート製薬ならではのユニークな調査となった。

■東京10大学の傾向一覧
カラーコンタクトに対する意識調査の結果からは、各大学に通う女子大生の個性が反映された内容を垣間見ることができた。各大学の傾向は、下記の通りだ。

●青山学院大学:他校と比べて志向が特徴的。かわいい<きれい庶民派<お嬢派志向。
カラコンにも「かわいい」よりも「きれい」、「庶民派」より「お嬢派」の支持が、他校に比べ高い結果に。ファッションにも似たような傾向が出ているのでは!?
青学


●学習院大学:学習院大女子はカラコンで。控えめキャラを演出派が多数!
8割以上が無難なカラコンを支持するなど、隠れカラコン支持者が多いことが分かった。一方で、カラコンデビューが中学生だった割合が他校と比べて高いという意外な結果も。
学習院


●慶應義塾大学:10校の中でダントツ!カラコンのデイリーユーザーが3割!
カラコンを毎日使う人が3割と他校より多い割合で、カラコンをつけることで「頼れる感じ」「できる感じ」に見られたいとの回答が多く、デキる女のマストアイテムとして使用されていることが分かった。
慶應


●上智大学:7割が友達ウケ狙い。カラコンには友達の共感を求める傾向!?
カラコンをつけることで74.5%が女子ウケを求めていることが判明した。いっぽう男子ウケを求める人は10校の中で最下位の25.5%と最下位となった。上智女子は、女子ウケが命。友達からの共感を求めるタイプが多い!?
上智


●東京大学:カラコンへの関心は低め?!4年生でのカラコンデビューが多い傾向。
カラコンを使用したことがない人が76.4%と他校に比べ10%以上も高い数値となった。また、4年生でカラコンデビューした人が他校に比べ最も多い結果に。オシャレよりも勉強という受験生時代を乗り越えて来たからこその東大合格ということなのかもしれない。
東大


●中央大学:大学デビューでケモノ化!?カラコンで冒険したい人は5割でトップ!
イベントでカラコンを使用する人が46%と一番多く、カラコンの好みも「装飾的」「ケモノの瞳」と冒険したものを好む傾向があることが分かった。
中央


●早稲田大学:主にデートシーンで使いたい割合高し。ここぞというときにカラコン使用!
カラコンをデートと女子会で使用したい人が1位で、自撮りする際に使用したい人もダントツで多いことが分かった。キメたい日はカラコンを着ける傾向だ。
早稲田


●明治大学:9割が、カラコンに求めるのは“ナチュラルさ”!?
カラコンをナチュラルにつけたい人が94%とダントツ。ふんわりしたイメージのものを使用したいという人が86%と多いことも分かった。
明治


●法政大学:就職活動などでもカラコンで。デキる感じを演出!?
就職活動中にカラコンを使いたい人が平均1.7%に対し、法政大学は4.0%と倍以上の数字となった。法政の就活は目で語る!?
法政


●立教大学:カラコンでは“頼れる感じ“より“守りたくなる感じ“を演出する傾向に。
カラコンには「守りたくなる感じ」を求める人が圧倒的。東大に次いで現在のカラコン非使用率は高いが「こっそりつけたい」より「気づいてほしい」が、37.4%と最も高い数字に。本能的に男たちがほっとけない存在を目指す傾向!
立教


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査時期:2017年1月26日(金)~2月16日(金)
調査対象者:東京の対象10大学に通う現役女子大学生
有効回収数:各大学約50名サンプル。


■女子大生の約4割がカラーコンタクト使用経験あり
Q.あなたは普段カラーコンタクトを使っていますか?


全体としては、女子大生の約4割(42.1%)がカラーコンタクトの使用経験があり、その中でも17.6%が週に1回以上カラーコンタクトを使用しているという結果だった。

また、現在使用はしていないが、約5人に1人(21.5%)は、使用願望を抱いたユーザーだった。

各大学における結果は、東大は、「一度も使ったことがなく、今後も使うつもりはない」が74.5%、「非現在使用率」は89.1%と、約9割がカラーコンタクトを現在装着しておらず、慶應は毎日使用が30%という高い数値結果で、カラコン使用度が一番高い結果となった。

aimable_graph01

aimable_graph02


■慶應42%、青学41%は高3までの使用率が高い“カラコン早熟校“
Q.初めてカラーコンタクトを使ったのはいつ頃ですか?
全体としては、大学1年の9.7%が一番多く、次いで、高校1年の7.8%と、“高校デビュー”、“大学デビュー”と言われる様に、やはりこの2学年が上位の結果となった。また、大学1年生でデビューが多い大学は、1位中央16.0%、2位早稲田12.0%、3位上智11.8%だった。

各大学における結果は、慶應42%と青学41%が高3までにカラコンを使っており、この2校がカラコン早熟校であることが分かったこと。東大は、大学4年デビューが平均0.6%のところ、5.5%と圧倒的な数値結果で、日本一学問に没頭する学生たちならではの“遅咲き”を象徴するかの様な結果となった。

意外性が高かったのは、学習院。中学時代の使用経験率は、慶應、青学に続いて学習院が高いという結果に。世間的なイメージとは異なる姿が垣間見える。

aimable_graph03

aimable_graph04


■カラコンの4大用途は“デート、イベント、メイクに合わせて、女子会“
Q.あなたは主にどんな場面や目的のためにカラコンを着けていますか。あるいは、今後着けたいと思いますか。

全体としては、“デート”“イベント“”メイク“に合わせて””女子会“の4項目が上位で選出され、女子大生のカラコン4大用途と言える。各大学における結果は、慶應は、普段の身だしなみ22.0%(平均10.7%)、場面を問わず常に使う18.0%(平均9.1%)と、他の大学と比べてもオールラウンドで、カラコンを使いこなす人が多そうな印象だった。

意外性が高かったのは“(ハロウィンなどの)イベント“項目のトップになった中央。早稲田が4大用途すべてでトップになることを阻止した結果になった。

aimable_graph06

aimable_graph05

aimable_graph07

aimable_graph08


■青学女子は、就活とカジュアルでカラコンの使い分けがお上手
Q.“カラコンあるある”として、自分の大学でよくあると思うものはありますか。

全体としては、カジュアルでオシャレなイメージが強い青学が、複数の項目でトップを獲得し、カジュアルと就活での上手いカラコンの使い分けができるというイメージ通りの結果が目立った。

また、その他には、「アイメイクを薄くして、カラコンを着けている」の項目では、平均8.1%の中、慶應が14.0%と高い数値でトップを獲得する結果も見られた。

aimable_graph09

aimable_graph10

aimable_graph11

aimable_graph12


■男ウケ、お嬢、モテたい…あなたの大学はカラコン何派?
5Q.カラコンについて、あなたは何派ですか。

各大学ごとに特色が分かり易く結果に反映されたような印象だった。特徴的な結果としては、明大のナチュラル派94.0%や、青学のキレイ派54.9%、上智の女子ウケ派74.5%等の結果が分かり、各大学の女子大生の傾向が読み取れる結果となった。

●男ウケ派?友達ウケ派?
aimable_graph14

aimable_graph13


●お嬢派?庶民派?
aimable_graph16

aimable_graph15


●モテたい派?自己満足派?
aimable_graph18

aimable_graph17


●ナチュラル派?装飾派?
aimable_graph20

aimable_graph19


●はっきり派?ふんわり派?
aimable_graph22

aimable_graph21


●かわいい派?きれい派?
aimable_graph24

aimable_graph23


■調査担当者からのコメント
弊社の調査によると、カラーコンタクトレンズの市場規模は年々拡大しており、10~20代女性の5人に1人がサークルレンズを月に数回以上使用しています。女性にとってカラーコンタクトレンズが「なくてはならない存在」となりつつあるのです。一方では、カラーコンタクト自体の品質や、その不適切な使用方法などによって、目の健康を損なう人も出てきており、問題も多くなっています。

そこで、ロート製薬として、『品質の高さ』と、『かわいい』を実現するカラーコンタクトレンズを作りたいと考え、実現したのが自然な立体感を生み出す「スリートーンテクノロジー」。3色の異なる色とパターンを組み合わせることで、虹彩に奥行きをつけ、目の輝きやうるうる感、その表情が引き出されるデザインです。ナチュラルだけど、しっかりと目を強調するような…いわば「攻めのナチュラル」と言えます。このコンセプトは今回の調査でもわかるように、初めてのカラーコンタクトの導入にも取り入れていただきやすかったのではないかと考えています。

100年以上に渡って目の健康を考えつづけてきたロート製薬だからこそできる「高い品質」と「デザイン」を叶えていくために、これからも挑戦を続けていきたいです。

ロート製薬株式会社広報担当

ということで同社のカラコンをちょっと紹介しよう。

■商品概要:ロートワンデーエマーブルR
【チャームマーブル】
ブラウンの上にピンクのお花が咲いたようなデザイン。フチがふんわりしているから、とってもナチュラルでさりげなく愛らしい瞳に。カラコンデビューにおすすめなデザインだ。
チャームマーブル


【オーロラマーブル】
思わず吸い込まれそうなオーロラデザイン。ブルーにピンクのアクセントで、華やかナチュラルになれるオーロラマーブルもおすすめだ。
オーロラマーブル

※黒目の大きさ・色の個人差により、装用中の見た目が写真と異なる場合があります。

カラコンのことはさっぱりという男性も多いだろう。カラコンに関する知識を身に付けて、彼女にカラコンをプレゼントすることで、いまよりももっと親密度がアップするかもしれない。

特設サイト

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

カルチャーに関連した記事を読む
Facebook日本語版の導入10周年を記念して限定のカメラエフェクトが登場
いくら課金した? 恋活・婚活マッチングアプリ利用の目的は?マクロミルが調査結果を公表
AIによる画像解析技術で食べものの写真をLINEで送ると糖質量・塩分・カロリーを表示する「糖質AIちゃん」
元祖バトルロイヤルゲームのモバイル版「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」がいよいよサービス開始
古都京都で青もみじ&御朱印めぐりをひと足先に体験!JR東海「そうだ 京都、行こう。」初夏ツアー






今年の「防災の日」は家族で防災訓練!大和ハウス、「2017年度防災意識調査」の結果を発表

大和ハウス「2017年度防災意識調査」

大和ハウス工業株式会社は2017年8月29日、 9月1日の「防災の日」を前に、 お客さんに対する「安全・安心」な住まいの提供に役立てるため、 住宅購入検討者を対象にした防災意識と実態に関する調査の結果を発表した。

今回の調査では、 地震に対する不安は昨年よりも高まっているものの、 3人に1人は家族間で防災に関する情報が共有されておらず、 また、 家族で避難訓練に参加したことがない家庭が85%にものぼった。 さらに、 災害時の対策について家族間でコミュニケーションをとっている家庭は少なく、 具体的な情報共有がなされていない、 という現状が浮き彫りになった。

■災害に対する意識は高く、 地震に対して8割以上が「不安」と回答。 一方で、 防災対策は低下傾向に。
2016年では78.9%が地震に対して「不安」と回答し、 今年は81.5%に上昇した。 一方で、 「ラジオ、 懐中電灯、 医薬品、 飲料水の準備」、 「地震保険の加入」、 「家具等の転倒防止」などの防災対策は軒並み低下傾向にある。 災害への不安が高まる一方で準備が手薄になりつつある可能性がある。
sub4

■もしも…災害が起きた時、 家族で防災情報を共有しているのは半数以下。 3人に1人は「何も共有していない」。 理由は家族間での話し合いの機会が少ない? 機会を作ることができていない?
災害が起きた時、 真っ先に心配するのは「子どもや孫」。 しかし、 3人に1人は、 「もしも・・」の時の「避難場所」や「連絡方法」などを家族で共有していないという結果になった。 「必要性は感じていても・・」、 「どこかで大丈夫と思っている」、 「(話し合う)時間や機会がない」など、 家族間で話し合う機会が少ないことなどが主な理由だ。
sub7

■1年以内の防災訓練参加率、 男性35.9%、 女性19.7%。 さらに、 女性の約4割が防災訓練に「参加したことがない」。 防災に対する  自己評価も「39点」。
災害を未然に防ぐ、 拡大防止などの訓練「防災訓練」。 女性の約4割が参加したことがなく、 1年以内の参加率も男女に差がある。 また、 家族と防災訓練をしたことのない方は85.5%にのぼった。
sub14

いつ起こるかわからない「災害」。 今年の防災の日は家族で防災訓練を実践してみては如何だろうか。

調査概要
調査名 :20代~50代の男女に聞く「2017年度防災意識調査」
実査時期 :2017年8月9日(水)~2017年8月12日(土)
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :全国/新築戸建住宅(注文住宅・建売住宅)購入検討者
回答者数 :1,035名(20代~50代の男性518名・女性517名)


大和ハウス工業株式会社

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

カルチャーに関連した記事を読む
声優・藤田茜と稲川英里がユーザーと一緒に肝試しを体験
ニコニコアンケート「月例ネット世論調査」を実施。内閣支持率54.0% 前月比2.3ポイント増
「クリエイター奨励プログラム」がニコニコ生放送に対応。生放送の人気度に応じてユーザーが収益化可能に
最初で最後のファン感謝祭「勇者ヨシヒコ ダイブイキタクナルツアー」をニコ生で独占生中継
niconico×ダ・ヴィンチ「第3回 次にくるマンガ大賞」受賞作品決定







日本の父親は時間もお金もない? 子どもとアウトドアに行く父親の意識調査

アウトドア

2016年3月にスマートアウトドアウォッチ「WSD-F10」を発売したカシオ計算機は、6月19日の「父の日」にあわせ「子どもとアウトドアに行く父親の意識調査」を日米独3カ国で実施した。
この調査は、アウトドアにおける父親の意識、及びアウトドアでいかにスマートデバイスを活用しているかを把握する目的で行ったものだ。

■日本の父親が一年にかけるアウトドアグッズの予算は?
「子どもとアウトドアで過ごす時間が1週間でどれくらいか」という問いに対し、日本は平均2.15時間、北米は7.42時間、ドイツは4.06時間と、日本が最低の結果となった。さらに、その時間が、自分の理想に対してどれくらいなのかを調査したところ、北米では81%、ドイツでは75%だったのに対し、日本では47%と低く、一番理想からもかけ離れているという結果になった。また、父親はアウトドアで子どもと過ごしたいのに対し、「反抗期で大変だった子どもを卒業旅行としてアウトドアに連れて行こうとしたら旅費支払い後にドタキャンされた」など、子どものほうが取り合ってくれない悲しい体験談も寄せられた。

アウトドアでは様々な便利グッズがある。日本の父親が一年にかけるアウトドアグッズの予算は1万円未満が34%、10万円以上が11%なのに対し、北米は100ドル未満が9%、1000ドル以上が23%と真逆の結果になった。
さらに北米の父親は、「状況が許せば1000ドル以上使いたい」が42%にのぼった。子どもとアウトドアで過ごす時間を一番確保している北米の父親は、アウトドアグッズでさらにその時間を有意義なものにしたいようだ。

「子どもとアウトドアで過ごす1時間は、友人とアウトドアで過ごす時間に置き換えた場合、何時間に相当するか?」という問いに対し、日本は平均3.83時間、北米は5.8時間、ドイツは2.92時間となった。北米の父親にとって子どもとの時間はとても価値の高いものであり、ドイツの父親にとっては友人との時間も子どもと同じくらいかけがえのない時間のようだ。
スマートアウトドアウォッチ「WSD-F10」

今回の調査では、各国の父親が「アウトドアで子どもとの絆を深めたい」「アウトドアで子どもを成長させたい」という思いを抱く一方、実際のアウトドアシーンでは様々なアクシデントに見舞われていたり、理想どおりの時間や予算をかけられていないことがわかった。

プレスリリース
カシオ計算機

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

モバイルに関連した記事を読む
毎月500MB未満まで無料! ソネット、「0 SIM」をスタート
ドラえもんの誕生日を記念した腕時計「Doratch Limited Edition’14-’15
前に購入したアプリを確認する技!購入済みアプリを一覧表示しよう【快適術】
iPhoneで使える7つの便利技!意外と知らないテクニックはコレだ【快適術】
PCを使わずにスマホ同士でデータ交換ができるKingstonのUSBメモリ「DataTraveler microDuo」







カテゴリ
月別アーカイブ
配信メディア
ITライフハックは以下のニュースサイトにも記事を配信しています。
記事検索
このサイトについて

ITライフハックで原稿(有償原稿)を執筆したいというプロのライターさんからの売り込みも受け付けていますので、興味をもっていただけましたら、これまでの実績等を含めてお気軽にご連絡ください。ただし、必ずお返事するわけではありません。執筆依頼は編集部から行います。また必ず校正及びファクトチェックが入ります。

>>詳しくはこちらへ

ITライフハック代表
関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

>>詳しくはこちらへ

連絡先:itlifehack【at】mediabank.jpn.com
プレスリリース:press【at】mediabank.jpn.com
【at】は@
Twitterアカウント:@ITlifehack
  • ライブドアブログ