小学校時代、夏休みは朝のラジオ体操とプール、そして花火大会、盆踊り、海水浴、山にキャンプと、それこそ野山を走り回っていたのを思い出す。直射日光などモノともせず肌が真っ黒に焼けるまで遊びまわったものである。しばらくすると焼けた肌がべろ~んと剥けて、友達同士で剥けた皮の大きさを競い合うなんてくだらないことに熱中もしていた。

そして夏休みと言えば、もちろん宿題。山のよう出された算数ドリルや漢字書き取り帳、観察日記、絵日記。これらは夏休み開始直後は、当然おかまいなし。夏休みの後半につらくなるのを理解しつつも全力で遊びまわる未熟なガキだった。


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