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モバイル系のデバイスでユーザーにとっての死活問題がバッテリーの持続時間だ。その解決の糸口となると言われているのが電気を発電する燃料電池である。
以前から燃料電池を活用したポータブル向けのパワーサプライは、様々なIT関連の展示会でコンセプトモデルや試作モデルが出展されてきているが、実際に実用化され世界中に普及したと言い切れる製品は、今のところないようだ。
リード エグジビション ジャパンが主催するスマートエネルギーWeek 2014内の燃料電池展「FC EXPO 2014」で、は燃料電池関連の様々なデバイスなどが出展されていた。コンシューマー用途の製品として出展していたのはドイツeZelleronの「eZell 1」だ。ライター用のブタンガスから電力を取り出せる携帯型の燃料電池で、初めての実用的な燃料電池であると言えるかもしれない。
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