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EcoFlowが長野県伊那市にオフグリッド型施設「EcoFlow House」を本格オープン

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EcoFlowは、昨年8月長野県伊那市に開設した同社のポータブル電源を利用した「EcoFlow House」について、今回新たに“第二期”として2023年4月20日から本格的にオープンすると発表した。

■電気インフラに依存しないオフグリッド型の施設
EcoFlow Houseは電気インフラに依存しないオフグリッド型の施設。EcoFlowは施設を通じて伊那市の地域文化の発信するとともに、アクティビティ体験の場として観光を誘致するとのこと。

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EcoFlow Houseは伊那市横山にあったキャンプ場の避難所やアクティビティースペースとして使用されていた建物をリノベーションして、2022年8月に開設された。同施設ではソーラーパネルやEcoFlowパワーシステムを利用しながら、オフグリッド生活を体験できる。

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なお、EcoFlow公式オンラインストアで同社のポータブル電源やソーラーパネルを購入した会員を対象に、EcoFlow Houseで1日2日の宿泊ができるキャンペーンを開催している。

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EcoFlowブランドムービー 冬篇

YouTube:https://youtu.be/7FiWS2d-iko

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長野県駒ヶ根市とJOCAが挑むリゾートテレワークの実態を取材してきた

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ITライフハックではこれまで、長野県の各市町におけるテレワークについて、「見てきました!“夢のリゾートテレワーク”「ワークラボ八ヶ岳」でテレワーク実地体験」、「リゾートテレワークをするなら軽井沢で!都心から1時間の快適なロケーション」、「森林効果で仕事もはかどる!長野県・信濃町ノマドワークセンターを訪ねた」、「リゾートワークの魅力をたっぷり紹介!『信州リゾートテレワークフォーラム IN 東京』」といった数々の記事でその魅力をお伝えしてきた。今回お届けするのは、長野県駒ヶ根市でのリゾートテレワーク(ワーケーション)の取り組みについてだ。

■2つのアルプスを望みながら仕事ができる環境
駒ヶ根市についてご存じない方にざっとご説明しておくと、駒ヶ根市は長野県の南部、“伊那谷”の中央に位置する。総人口は3万2,000人程度。東京からは高速バスで3時間50分程度の距離で、中央アルプスと南アルプスが見えるため、絶好の景観を望めるのが特徴だ(市のキャッチフレーズも“アルプスがふたつ映えるまち”)。地域の産業だが、有名なところで言うと「養命酒」を作っている養命酒製造が唯一工場を置く場所がここだ。またそのほかの酒造メーカーもあり、日本酒や地ビール、ワインなどが多く作られているそうだ。

そして特徴のもうひとつが、国際協力機構(以下、JICA)青年海外協力隊の訓練所が駒ヶ根市にあること。全国では駒ヶ根市のほか、福島県二本松市に訓練所がある。JICAと言うと「青年海外協力隊」のイメージを持つ人が多いと思うが、派遣される人は駒ヶ根か二本松、どちらかで訓練を受けることになるそうだ。ちなみに駒ヶ根市にある訓練所は設立から40年経つなど、長い歴史がある。

駒ヶ根市のリゾートテレワーク施設として今回取材したのは「こまがね市民活動支援センター」(通称:ぱとな)だ。ここは公設民営(駒ヶ根市が設置し、こまがね市民活動支援協会が運営する)施設だが、青年海外協力協会(主に青年海外協力隊の帰国隊員によって組織されている公益社団法人。以下、JOCA)の本部機能も併設されている。また、ワーケーション向けとしても利用されており、作業スペースやWi-Fiは誰でも無料で自由に使える。ぱとなの由来は名前からもわかるように「パートナー」の略語から来ている。それには市民活動のパートナー、市民と行政のパートナーシップに基づく協働のまちづくりの拠点であるという意味が込められている。

ぱとなについて、JOCAの増田学さんと駒ヶ根市役所の矢澤国明さんに話を聞いた。

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青年海外協力協会(JOCA)の増田学さん(左)と駒ヶ根市役所の矢澤国明さん(右)。増田さんはウガンダに派遣された経験があるほか、矢澤さんも市役所に在籍のまま青年海外協力隊員としてネパールへ派遣された

――この施設ができた経緯についてお聞かせください

増田さん:2018年の3月に、東京からこちらにJOCAの本部が移転しました。そのときに市や市民活動支援センターと連携しながら地域づくりをしましょう、ということで、この建物をリノベーションしました。1階のぱとなはリゾートテレワークで使えるほか、2階のスペースはJOCAのオフィスとして使っています。

私たちが作りたかったのは、自分たちだけの場所ではなく、誰もが気兼ねなく入れる空間、シェアできるスペース。地域の方と関わりながらステップアップできる場所にしようとの思いで解放しています。

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ぱとな全景

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1階は広々としたリゾートテレワークスペースとしても活用


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奥にはカウンタースペースも用意。棚に並んでいるのはここを訪れる人のマイカップたち

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デザイナーズなど椅子の種類も豊富で、どの椅子で仕事するかも楽しみの一つ

――駒ヶ根市はリゾートテレワークについて、どのような取り組みをされているのでしょうか

矢澤さん:いろいろな地域でリゾートテレワークに取り組まれていると思いますが、私たちとしては“駒ヶ根らしさ”を出したいと思っています。JOCAの拠点もあるので、海外経験がある方が多くいらっしゃいます。また、JICAの訓練所もありますから、そういった機関と連携して、国際色豊かな場所になるようにと考えています。また市の観光を味わっていただきながら仕事をしていただければと思っています。駒ヶ根市は自然豊かですし、ソースかつ丼などのグルメもあります。地ビールや地酒もありますので、そのようなところも駒ヶ根市らしさですね。

増田さん:こちらに来て思ったのは、人がとても温かいということです。それはどの地域でも同じだとは思いますが、駒ヶ根では我々のような東京からいきなり来た者についても、暖かく受け入れていただきました。地域の方しか味わえないような、祭りの事前準備から当日まで関われましたし、同じチームとして見てもらえました。そんな懐の深い、温かい人が多くいらっしゃると思いますね。

矢澤さん: JOCAさんがこの場所に拠点を置いたのが大きかったと思います。別の場所にぽつんとオフィスを構えたとしたら、ここまで地域の方と溶け込めなかったでしょう。それにJOCAの皆さんが、地域に溶け込む努力をされていたのが大きいですね。地域性もあるかもしれませんが、JOCAさんのそうした姿勢がマッチしたのだと思います。

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ぱとなの2階はJOCAが本部として使っている

――今後はどのような方に来てほしいと思っていますか

矢澤さん:ワークとバケーションが合わさった“ワーケーション”、そしてJICAがあり、学びをしている“エデュケーション”、そして一番期待しているのは“コントリビューション”、地域貢献です。我々とは違う目線から地域の課題を見て、それを解決できる人は都会にたくさんいらっしゃると思います。技術や知識をこの地域に生かしていただけるような方に来ていただきたいですね。

増田さん:駒ヶ根の地域、文化、人に関心を持って、好きになる人に多く来てほしいと思います。一過性の、観光だけ、仕事だけ、出張だけでなく、関連性を持って地域とつながり合うことで、この地域も魅力的なまちになってきます。都会の人から地域の方が学ぶことも多いと思いますが、それと同じように、都会の人はこの地域からさまざまなものを学べます。そういう関係性を築いていければと思います。

――駒ヶ根市が目指すリゾートテレワークへの展望についてお聞かせください

増田さん:現在、我々と地域の方、そして駒ヶ根市では、生涯活躍のまちづくりといった構想を練っています。人生100年時代といわれている中で、高齢者が増えていきますが、元気に生活していてもらいたい。日本人だけでなく海外の方も入ってきていますが、彼らにとっても居心地のいい場所になれるような地域を目指しています。社会的排除のない形で地域コミュニティを作ることができればいいですね。

矢澤さん:日本全体の人口が減っていく中で、地方都市の人口減少も避けられません。移住や定住だけでなく、駒ヶ根市に関わりを持っていただけるような方を増やしたいですね。駒ヶ根にちょっと来てみようかとか、1週間くらい駒ヶ根で仕事をしてみようかなど、そういった方たちに来ていただければと思います。

増田さん:リゾートテレワークについては、長野県の7つの市町村で取り組みを開始しています。駒ヶ根らしさは、先ほど矢澤さんが言った4つのポイントが組み合わさって醸し出されていると思います。リゾートテレワークでは、1週間や数日といった短期間でのテレワークを提供しているパターンが多いと思いますが、駒ヶ根市としてはよりロングなスパンでできるようになれば面白いなと考えています。1か月や1年など、期間を延ばしていくことで地域性のある成果も出てくると思いますので、そういうテレワークの場所を目指せればと思います。

矢澤さん:ここはJOCAさんの本部であり、リゾートテレワークスペースでもあります。ここがコワーキングスペースになることで、地元の方とのコミュニケーションも進むだろうし、都会から来た方同士のコミュニケーションも生まれていくでしょう。そういったところで何かの発見があればいいと思いますし、JICAさんとも協力して、短期間で語学を学べるような取り組みができたら、駒ヶ根市ならではの特色となります。そうした特徴を出していければいいですね。

■JICAの訓練所を訪ねる
今回の取材では、JICAの訓練所である「駒ヶ根青年海外協力隊訓練所」(JICA駒ヶ根)も訪ねてきた。

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JICA駒ヶ根

JICA駒ヶ根は駒ヶ根駅からタクシーで15分程度の場所に置かれている。1979年に開所された施設だが、ここでは最大で230名以上/一隊次(年間3隊次)の人が訓練を受け、世界各地へと派遣される。訪れた当日も少人数クラスでの英語やフランス語といった語学研修が行われていた。

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取材当日に行われていた英語研修。少数での授業だ

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世界の民族衣装が置かれており、自由に着ることができる

■千畳敷カールを実際に見てきた
駒ヶ根市をよく知っている人であれば、宝剣岳(標高2,931m)直下の通称「千畳敷カール」を思い浮かべないなんて人はいないだろう。駒ヶ根高原にある菅の台からバスでしらび平まで行き、そこから駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷駅にたどり着くと、そこで雄大な千畳敷カールを望むことができる。ちなみに千畳敷駅の標高は2,612メートル。索道や鉄道で「駅」と名前の付く施設としては、日本で最高所にある。

千畳敷カールへ訪れたときはあいにくの曇り空だったので素晴らしい風景を余すことなく見ることができなかったが、晴れると下のような見事な風景を拝むことができるのだ。

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秋の千畳敷カール

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春の千畳敷カールの風景

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冬の千畳敷カール

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千畳敷駅にはカフェスペースもある

しらび平駅からは遊歩道が整備されている。そこはシラビソなどの原生林が生い茂っているほか、高山植物もたくさん見ることができる、自然の景勝が広がる。仕事の合間にこうした場所を訪れてリフレッシュできるのも駒ヶ根の特徴だろう。

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しらび平駅の脇を進んでいくと遊歩道がある

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原生林の中を歩いているだけでもリフレッシュする

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急流から滝を望む

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昼食は食堂で駒ヶ根名物の「ソースかつ丼」をいただいた。カツをおわんのふたに移して、キャベツとご飯を混ぜて食べるのが駒ヶ根「ソースかつ丼」の食べ方だ

■魅力ある駒ヶ根市でリゾートテレワーク
ここまでご紹介してきたように、駒ヶ根市の特徴はJICAやJOCAがあるという“国際性”にある。またインタビューでも触れていた、地域外の人が訪れても懐深く受け入れてくれるという、地元の方々の温かさもポイントだろう。東京からはアルプスの向こう側となるので、遠いという印象を抱きがちだが、実際はバスで3時間50分程度であり、乗っていれば到着するのでとても楽に移動できる。時間によっては通常より広いシートを用意している便や、2つの席を独り占めできるタイプもあるので移動も楽だ。バスタ新宿発の高速バスは朝6時45分から30分おきに走っており、終バスは午後9時35分まであるなど、実は交通の便もよいのだ。今回の記事で、駒ヶ根でのリゾートテレワークに魅力を感じてもらえればと思う。

JICA駒ヶ根
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森林効果で仕事もはかどる!長野県・信濃町ノマドワークセンターを訪ねた

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前回は軽井沢町のリゾートテレワークについてご紹介したが、今回は長野県信濃町での取り組みについてご紹介しよう。

■ 360度大自然に囲まれた中で仕事をするということ
長野駅から車で1時間ほど。野尻湖の近くに信濃町ノマドワークセンターは位置する。今ではワークセンターとして活用されているが、もともとは10年近く使われていなかった遊休施設だ。農業の6次産業化で盛り上げるために作られたのだが、経営が立ちゆかなくなり、廃業へ。この施設を再活用するために、信濃町と埼玉県のNPO法人であるNature Serviceが協力して再生させた。


信濃町ノマドワークセンター

Nature Serviceは、信濃町ノマドワークセンターがあるキャンプ場の再生にも取り組んでおり、それは実を結んで人気もでて、訪れる人も数多くなった。その次の取り組みとして、信濃町は森林セラピー基地としては有名な場所だったので、人が自然に入ったときにどのような変化が起きるのか、脳波を使った実証実験プロジェクトをすることに。慶應義塾大学や北里大学の教授の協力を得て、森の中で仕事をしたときの脳波の変化を見ると、わくわく度が上がるなど、「働く場所としても」いい影響が出ていることがわかった(脳波プロジェクト結果詳細)。そしてその続きとして町内にワークスペースを設置し企業誘致のキッカケ作り目指し、今の信濃町ノマドワークセンターができあがった。


元々は食堂だった場所をワーキングスペースに

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ミーティングスペースなど、個別のスペースも用意されている

テレワークについてはさまざまな取り組みがなされているが、360度森に囲まれているのはここの優位点。それに加えて野尻湖や黒姫高原など、周辺の自然環境にも優れている。そこで信濃町ノマドワークセンターを月曜から金曜まで5日間借りてもらい、その中の火曜日と木曜日には自然体験を“強制的に”入れた企業向けのプログラムを提供。ネイチャーガイドやカヤック、森林セラピーなどのアクティビティを入れつつ仕事をするという形だ。

これにはやはり効果が期待でき、自然体験によって体を動かすので自律神経も整うこととなり、睡眠の質も向上。人間の思考もポジティブになり、いいアイディアが生まれるという結果が出た。1週間ここにいることで体がリセットされ、体調もよくなって行く事を狙っている。

信濃町ノマドワークセンターを紹介してくれたのは、Nature Service共同代表理事の赤堀哲也さん。赤堀さんは埼玉県在住なので、言ってみると“よそ者”だ。しかし赤堀さんの目から見ると、ここはとてもうらやましい場所だったそう。「日本だとネイチャーガイドがいる場所はまだまだ少ないのに、信濃町では充実している。たとえ少しの日数でも、ネイチャーガイドの方に案内してもらえば、ここで何十年と生きている経験を得ることができる。自然の場もあるし、案内する人もいるのはいいこと」と赤堀さん。


Nature Service共同代表理事 赤堀哲也さん(右)

赤堀さんのミッションは、5年かけてこの場を成功させること。町議会や役場をはじめとした地元の人にも協力してもらって、信濃町ノマドワークセンターという、公共施設とは思えない魅力ある施設ができあがった。今度はこの魅力を都内や都市部の企業に伝えることが大事だという。「企業側の制度が追いついていないので、平日の5日間ここにいてもらえるように制度を変更してもらうことに取り組んでいく。そうすることで従業員の離職率が下がったとか、素晴らしいアイディアから新規成長事業が生まれたとか、経営に貢献することができれば、自然という体験が、一つの経営のソリューションになる。そのような文化を広げていきたい。信濃町ノマドワークセンターがその拠点となって、来たいけれども予約が取れない、という状況まで持っていく」(赤堀さん)。


■御鹿池で森に癒される
信濃町ノマドワークセンターを訪れたあとは御鹿池へ。ここでは湖の周りにある遊歩道を歩きながら、自然の中に体を置き、森林の癒やしを体験した。案内してくれたのは森林メディカルトレーナーである鹿島岐子さん。所々で立ち止まっては、木そのものの香りを嗅ぎ、嗅覚をリセットしていく。


当日はあいにくの天気で山々を望めなかったのが残念


森林メディカルトレーナーの鹿島岐子さん(左)の案内で森を巡る


すーっとした木の葉の匂いに癒される


川のせせらぎだが、耳に手を当てて聞くとまた違う音がする


うっそうとした森。ここにいるだけでリフレッシュする


はだしになって川を歩いてみる。冷たい水がとても気持ちいい


森林の中で深呼吸してみると、何かいろいろなものが落ちていくような気がする


寝そべって森と一体化する


森に癒やされたあと、鹿島さん手作りのジャムをお茶とともにいただいた。おいしかった

■野尻湖でSUPに乗ってみた
次に訪れたのは野尻湖だ。湖近くのゲストハウスLAMPでは「SUP(スタンドアップパドル・サーフィン)」を体験した。これはサーフボードに立ち上がり、1本のパドルを使って左右に水をかいて進んでいくというもの。難しそうに見えたが、立ち膝状態でバランスを取ることを覚えたら、立ち上がるのは意外とすんなりと行けるもの。体を動かすということはとてもリフレッシュ効果があるので、リゾートテレワークで訪れた際にはぜひとも体験しておきたいところだ。


ゲストハウスLAMP


最初は陸でこぎ方を学ぶ


まずは立ち膝でこいでみる


いよいよ立ってみる。まずは中腰で手をボードに添えて


えい!っと立つのが大事


立てたらもう十分。あとは自由にこいで回ろう


SUPで冷えた体をサウナでリセット


サウナは本格的なフィンランド式だ

2回にわたってご紹介してきた長野県のリゾートテレワークだが、いかがだっただろうか。軽井沢は東京に近いといる立地を生かし、東京で働いているようなことを実現できるのが魅力だった。そして信濃町の場合は、なんと言っても豊かな自然。森林に囲まれながら仕事をするというのは、なんと気持ちのよいことなのだろうか。

しかしこうしたリゾートテレワークも、実施するには会社ごとにさまざまな課題があり、すぐに実行することは難しいのだろう。ただし働き方改革が叫ばれている今、会社に集まって仕事をするのはもう古いことなのかもしれない。新たな働き方であるリゾートテレワークについて、議論を始めてみてはいかがだろうか。

信濃町ノマドワークセンター
信州リゾートテレワーク

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リゾートテレワークをするなら軽井沢で!都心から1時間の快適なロケーション

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ITライフハックでは、今年の2月に「見てきました!“夢のリゾートテレワーク”「ワークラボ八ヶ岳」でテレワーク実地体験」、3月に「リゾートワークの魅力をたっぷり紹介!『信州リゾートテレワークフォーラム IN 東京』」 という記事で、長野県で行われている「リゾートテレワーク」についてご紹介してきた。今回は軽井沢町と信濃町での取り組みについて取材してきたので、2回にわたってご紹介していこう。

■ 新幹線で62分。都心に近い立地の軽井沢町
誰もが知っているリゾート地の軽井沢町。北陸新幹線で約1時間という距離のため、軽井沢町に住んで東京まで通勤している人も多いのだとか。このような地理的優位を生かして、軽井沢町ではリゾートテレワークの啓発・普及に取り組んでいる。

現在では長野県全体で取り組んでいるリゾートテレワークだが、実はその先駆けとなったのが軽井沢町だ。別荘地でもあり、さまざまな人材が集結できるので、ビジネスの人脈も作りやすいのだという。いま、その活動拠点となっているのが、今回ご紹介する「ハナレ軽井沢」だ。

ハナレ軽井沢は、軽井沢駅北口から歩いてすぐの所にある。NTTコミュニケーションズが主体となって作られた貸し切り型ワークスペースだ。最大20名程度が収容でき、テーブル席のほかカウンターがあり、本格的なキッチンスペースも作られている。カウンターには電源コンセントも配置されているほか、壁際には同社が実証実験中のサイネージ型テレワークウィンドウ「NoMado」が設置されており、同社の拠点との常時接続で一体感のあるリモートワークが体験できたり、モバイルなどリモートからも参加できるようになっている。そのほかの設備としては、高速無線LAN、Wi-Fi、USB充電器などが用意されている。運営だが、週の半分はキッチンを利用した「食イベント」に使うほか、平日の2日間をワークスペースとして提供していく方向だ。


カウンターほかテーブル席合わせて約20名が利用可能



本格的な厨房も


これらの運営を取り仕切っているのが、同社のSmart Work Team。このチームはハナレ軽井沢のほか、外出先でワークスペースを探せる「Workspace Engine」(仮称)、先ほども述べたNoMadoの実証実験のほか、テレワークの文化醸成への取り組みと情報集中、ワーケーション・リゾートテレワーク事業を行っている。


NTTコミュニケーションズが実証実験中の「NoMado」


リゾート地で仕事をするというと、ともすると「サボれていいよね」と見られがち。また木曜と金曜が仕事で、土曜日はリゾートを楽しむという形となると、行きは出張費だが帰りの電車賃はどう考えるのか、また休日の労務管理はどうするのかなど、課題もある。このためどのような形であれば納得のいく仕事ができるようになるのかは、同社の人事部を含めて制度面の着地点を見極めている最中だという。


設置されているホワイトボードスクリーン


また、最近では各企業が会社を越えて横断してチームを作り、新しいものを生み出していく「オープンイノベーション」もキーワードとなっているが、軽井沢という非日常感の中で取り組んでいくための場所となることも一つの選択肢だ。そして宿泊や観光、交流といったソフト面については同社だけでなく、周辺のサービスや企業と連携することで、軽井沢に滞在して仕事をするという体験の価値と競争力を高めることも目的となっている。

■ 軽井沢でリゾートテレワークをするということ
軽井沢という立地を生かしたリゾートテレワークはどのようなものなのだろうか。いまは場所を確保して設備を整えている段階で、ソフト面の充実はこれからの課題だという。ハナレ軽井沢では食イベントとワークイベントを半々で実施していく予定だが、料理を作りながらワークショップに取り組んだり、チームわけして献立に取り組んでみるといったことも可能性として考えられる。用意されている厨房は本格的なもので、ほかにも菓子厨房もあるので、こちらを活用して8月からはスイーツを販売する予定となっている。

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なぜ軽井沢の地でリゾートテレワークを推進することになったのかというと、2018年7月に軽井沢リゾートテレワーク協会が発足したことを受けて、地方の観光地でテレワークが推進されているという報道がなされた。NTTコミュニケーションズは働き方改革やスマートワーク領域での新規事業を考えており、「何か新しいことができそうだ」ということでアプローチ。そこから企画が広がっていったのだそうだ。

軽井沢では、本格的に仕事ができるスペースがあまりない。年間870万も観光客は訪れるが、ワークスペースはわずか。そこで駅前にワークスペースを作り、ワーケーションやテレワークをしたいという企業向けのスペースとすることとした。

2020年にオリンピック・パラリンピックが行われるが、開催期間は交通機関が大きく溢れることが予想される。これをきっかけに、働き方を考えている企業が増加しており、働く場所や働く時間の境界線が曖昧になり、働き方が多様化することは間違いない。まだ一部企業にとどまっているが、これを広げていくのが同社の使命でもある。

■ 人口2万人の軽井沢が滞在型のリゾートテレワークを目指す理由
軽井沢町は人口2万人程度だが、別荘が1万7000件近くあり、観光客は870万人。その多くは日帰りとなっており、宿泊する人は少ない。そのため長期滞在型のリゾート地にしたいというのが、軽井沢観光協会の命題だった。そのため国際学会などを誘致することに力を入れており、G20のエネルギー・環境大臣会議を軽井沢で開催するなど、国際的なコンベンションが増えてきた。そして新たな課題として、そうしたものに付随するビジネスマンを誘致することも目的の一つとなった。

そこで2018年7月に、先ほども述べた軽井沢リゾートテレワーク協会が発足。その目的は、軽井沢にビジネスマンを誘致すること。そしてほかの別荘地にない圧倒的な人的ネットワークが軽井沢にあり、別荘客、地元の人、移住者、半移住者、観光客が街のバーやレストランで交わり、さまざまな取り組みの上でイノベーションにつながっていく。そして多種多様なビジネスが生まれていくのが軽井沢のよいところだ。

また、東京から新幹線で1時間なので、東京とのタイムラグがないのも利点。そして軽井沢を訪れているキーパーソンも多いため、「打ち合わせは次回軽井沢で」となることも多いのだそうだ。東京では分刻みで仕事をしているが、軽井沢では時間があるので打ち合わせが可能、ということも。


豊かな自然環境


長野県の中でもリゾートテレワークに付いての取り組みが抜きん出ている軽井沢だが、それはなぜなのだろうか。理由として考えられるのは、歴史的にテレワークが関係あること。もともと別荘に住んでいる人は、ある意味テレワークをしていたとも言えるし、小説家などが軽井沢に滞在して書くのもそうだといえる。別荘でバーベキューやっているとしても国際電話をしていたり、パソコンで何かをやっているのは日常茶飯事なのだとか。シームレス時代の新しい働き方が軽井沢にはあるわけだ。

「拠点型の仕事は昭和の時代に終わった。会社でないと仕事ができないのは昭和。平成になってそれが緩んできて、令和の時代には非拠点型のワークスタイルが主流になる」と語るのは、軽井沢リゾートテレワーク協会・副会長の鈴木幹一さん。「満員電車で通勤するのはいやだとみんな思っている。なので積極的にテレワークをしていく企業は増えていく。軽井沢は東京からの距離も近い上、自然環境が豊か。そして人的ネットワークが得られてビジネスには非常によい環境が整っている」とも。


軽井沢リゾートテレワーク協会の鈴木幹一さん(右)とNTTコミュニケーションズの山本清人さん(左)


テレワークの議論でよくあるのは、管理職が部下を管理しにくい、という意見。「しかしそれは古い。目の前に部下がいないと管理できない上司は管理職としてふさわしくないのでは。大企業はフリーアドレスにして、社員の6割しか座席がないというケースもある。テレビ会議はできるし、今後主流になるのはテレワーク」と語る鈴木さん。「豊かなライフスタイルを実現するために仕事をするのが大事。その中で必然的にテレワークはフォーカスされる」(鈴木さん)。

現在はテレワークをする人が軽井沢に集まっているほか、テレワーク主体で仕事をしている会社が、たまにはフェイス・トゥ・フェイスで議論したい、と合宿したいというケースもあるのだとか。「ありとあらゆるところでワーカーが軽井沢に集まっている。これからはリゾートテレワークができる施設も増えてくるだろう。今はスキーでもパソコンを持っていく時代。ちょっとした空き時間に仕事ができるショートタイムテレワークができる施設がいっぱいできればよい。時代はどんどん進化していきます」(鈴木さん)。

軽井沢町が目指すテレワーク構想。今後の展開に期待したいところだ。

■ご利用方法・お問い合わせ
NTTコミュニケーションズ株式会社
ハナレ軽井沢事務局
smartwork-cp@ntt.com


ハナレ軽井沢
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リゾートワークの魅力をたっぷり紹介!「信州リゾートテレワークフォーラム IN 東京」

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見てきました!“夢のリゾートテレワーク”『ワークラボ八ヶ岳で実地体験』」という記事でリゾート地において自然に囲まれながら仕事をすることの魅力をお伝えした。確かに魅力的な働き方だが、こうした働き方を実際に取り入れる企業が増えていかないと働き方改革をいくら声高に叫んだところで現実に変化が訪れることはない。また、リゾート地側の行政によってテレワークが可能な環境を構築してくれないと夢のリゾートワークは、夢のままで終わってしまうだろう。

■夢を現実に変えつつある長野県
この夢を現実に変えるために積極的に動いているのが長野県だ。同県にあるリゾート資源を使った「信州リゾートテレワーク」を積極的に推進中で、すでにテレワーク環境は整いつつあることは、先日の記事でお伝えした通りだ。

あとはリゾートテレワークのメリットや実際の事例に加えて、信州の魅力を都会に住むビジネスパーソンたちに広く伝えることが必要だ。ということで長野県が中心になってリゾートワークの魅力を伝える「信州リゾートテレワークフォーラム IN 東京」が2019年3月1日に開催された。今回はその模様についてお届けしよう。

■新幹線で1時間20分。意外と近い長野県
まずはあいさつとして、長野県知事の阿部守一氏が登壇した。阿部知事は、かつては峠越えをしないと行けなかった長野県が、今では新幹線も高速道路も開通しており、首都圏との距離がグッと縮まったことを紹介しながら、「働くことだけに焦点を当てるのではなく、リゾート地で心豊かな生活を送りながら、人生を充実させて働くという観点のライフスタイルを追求したい」と強調。「職場を離れていくらでも仕事ができる時代。長野県という空間を一緒に作り上げてほしい」と語る。


阿部守一長野県知事

当日は東京事務所からテレビ会議で仕事をしたそうだが、自然の中でリフレッシュすることで作業効率がアップするほか、集中力も高まるという実証もあることを紹介。「森林セラピーロードが一番多いのが長野県。こうしたフィールドを使ってSDGsにかなった取り組みをしてほしい」と述べた。

■テレワークから始まる新しいライフスタイル
続いて基調講演として、グーグル・クラウド・ジャパン 日本代表の阿部伸一氏と、NTTコミュニケーションズ(以下、NTTCom)の湊大空氏が登壇した。


グーグル・クラウド・ジャパン 日本代表 阿部伸一氏

阿部氏は茅野市が茅野駅前に設置しているコワーキングスペース「ワークラボ八ヶ岳」のオープニングに立ち会ったそうだ。「リゾートを満喫したいが外せない仕事があるなど、どちらかを選ばなければならない選択に迫られたとき、第三の働き方としてリゾートテレワークがある。リゾートで働けるというのは新しいこと」と阿部氏。リゾートテレワークについては、「アイディアを持つのは簡単だが、実現したのはすごい。先進的で前向きにやっているひとつの証拠」とも語る。

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とある高校の教頭先生と阿部氏が出会ったエピソードを紹介しよう。その高校はスーパーサイエンススクールに認定されており、夏休みなどに海外研修に行くのだという。行き先はGoogleのメインキャンパスがあるシリコンバレー。それなら現地の高校生と交流してはどうかという話になったが、向こうを尋ねている時間はそれほどない。このままではただのあいさつだけに終わってしまう。そこでワークラボ八ヶ岳を使い、テレビ電話で事前交流をすることになったという。

その事前交流ではチームでアメリカの高校生とやり取りをしたそうだが、Google翻訳を使ったり、資料を操作する人、話す人、翻訳係と役割を決めたりしてコミュニケーションをしていたとのこと。これまでにない新しい学び方が実践できたわけだ。このような機会を生み出したのも、設備が充実し、人と情報の拠点となっているワークラボ八ヶ岳があったからこその出来事と言えよう。また、阿部氏が教頭先生に出会ったことをきっかけにこれだけの広がりを生み出せたのは、ワークラボ八ヶ岳のテレワーク環境があってこそだといえる。


事前交流の様子

■Googleでのコミュニケーションの取り方
続いて、Googleの働き方について話す阿部氏。同社ではクラウドツールを使っていつでもどこでもつながれる働き方をしているとのこと。そのためメールよりもチャットでの会話が多くなり、それでもわからなければビデオ会議で話をするのだそうだ。

しかしそこでは、情報を手元に置かず、仲間と共有することが重要となる。実際、成績がよいチームと普通のチーム、頑張ってほしいチームを比べた場合、チームワーク以前の問題として、お互いを信用しているだけでなく、透明性を持って情報を共有しているかが重要であることがわかったそうだ。新しい働き方には、それに見合った体制作りが何よりも重要というわけだ。

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■NTTComが採用しているワークスタイル改革への取り組み
湊氏はNTTComが採用しているワークスタイル改革への取り組みを紹介しつつ、働き方改革が叫ばれているのは、今までの働き方では持続可能ではないからだと説く。「持続可能な働き方とは、世代を越えて永続的に続けていけること。人口において65歳以上が占める割合が2050年には38%となる世界1位の高齢化率となる日本では、高齢者1人を1.8人で支えることになる。終身雇用は崩壊し、年金受給年齢は引き上げられる。これを解消するのが働き方改革だ」と・・・。


NTTコミュニケーションズ 湊大空氏



NTTComのワークスタイル改革の取り組み

■老若男女問わず長期間働ける社会を作る
また働き方改革とは、幅広い世代が長きにわたって働ける社会を作ることだと湊氏は語る。「定年前提の我慢する働き方をやめて、豊かな人生を送りながら、細く長く働くことが重要」(湊氏)。そのためにも、仕事=出社という文化を捨てる必要がある。なぜオフィスに集まって仕事をしているかというと、集まることで価値を生む、コミュニケーションの場所であるから。しかし今後を見据えた創造性を発揮するためには、コミュニケーションだけでなく、集中できる場所で静かに仕事ができる環境も重要となる。そこで登場するのがリゾートテレワークだ。「長野というよい環境で集中して仕事をし、上質なアウトプットを出して世界にむけて創造的な成果を出すことが重要」と湊氏は語った。

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■モデル地域3地域からのプレゼンテーション
続いて、茅野市、軽井沢町、白馬村による、テレワークのモデル地域プレゼンテーションが行われた。

■駅チカのコワーキングスペースを持つ茅野市
まず茅野市は、都心から特急で2時間という立地のよさをアピールする。ワークラボ八ヶ岳があるのも茅野市だ。市街地の標高は770メートルであるのに対して、八ヶ岳の赤岳山頂は2899メートルと、その標高差は2000メートル。とても自然環境に恵まれた地域だ。冬には氷点下15度にもなるが、それだけ四季折々のさまざまな風景を楽しむことができる。


茅野市のロケーション解説


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ワークラボ八ヶ岳は、その名前の通り、コンセプトは「働く実験室」。学生、地域住民、別荘利用者、企業など市内外のさまざまな人が、豊かなワークライフの実現を目指し、さまざまな取り組みを試すことができる場所を目指している。先日は、前回の記事で紹介したリゾートテレワーク体験イベントも行われた。これらについては、集中力やモチベーションが向上したり、チームビルディングやプロジェクトチーム会議に有効で、社員間のコミュニケーションも強化されたという効果があったそうだ。

茅野_施設概要

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■東京から62分。最も過ごしやすい気圧の軽井沢町
軽井沢町は明治大正の古くから知られた避暑地や別荘地で有名な場所。北陸新幹線で東京から62分で到着するほど近く、東京までの通勤定期を持っている人が500名、定期は持っていなくても、週に1度は東京に行く人が2000名を数えるのだそうだ。別荘団体だけでなく大学のOB会組織もあり、活発にコミュニケーションが取られているのだとか。そして標高1000メートルの軽井沢は、人間にとっても最も過ごしやすい気圧であるともアピール。


リゾートテレワーク先として軽井沢の魅力を伝える様子

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国際親善文化観光都市の軽井沢では、もともと国際親善や国際交流が行われており、歴史的にもテレワークにふさわしい場所。しかし人員の季節変動が大きく、夏は混雑していて冬は人がガラガラという現状があるそうだ。これについては冬のスキーやカーリングなどを絡めて平準化を図りたいとしている。

また軽井沢リゾートテレワーク協会では、ワーカーを誘致するための活動も展開。親子ワーケーションイベントやワークスタイルセミナーなどを開催し、アピールしていく予定だそうだ。

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■外国人と接点の多い白馬
白馬村は人口8947人とこぢんまりとした地域。アクセスするのにも、東京から北陸新幹線と、バスまたはレンタカーで2時間半~3時間かかる。近年では外国人住民が増えているそうで、冬季に限っては住民の10%以上が外国人だそうだ。観光客全体の人数は昔に比べて減っているが、外国人観光客は増加。主にオーストラリアなどのオセアニア地域からの訪問者が多くなっている。

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こうした観光客が目指すのは、登山やトレッキング、スキー、スノーボード、ラフティングといったアクティビティをすること。雄大な自然がある白馬村は、とてもリッチなリゾート地であると言える。

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八方池_02_晴れ


これらの自然を生かし、白馬村では「+1日で快適な仕事を」をアピール。リゾート地に遊びに来たあと、1日だけテレワークをして月曜日に帰れば、渋滞にも巻き込まれず、楽に帰宅することも可能だ。距離があるからこそのスケジューリングがリゾートワークの魅力をより強くするというわけだ。都心へすぐには帰れないという距離感を、どれだけ強みにできるかという点もポイントだ。

その拠点となるのが白馬ノルウェービレッジ。コワーキングスペースやシェアオフィスだけでなく、ミーティングルームも完備。ヤフーはここにサテライトオフィスを構えているそうだ。利用者からも満足している声も上がってきているという。プラス1日でリゾートテレワークをして余暇も仕事も楽しむのはいいのかもしれない。

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以上のように、リゾートワークに対し、本気で環境を構築してきている長野県の現状をお伝えした。こうした長野県の取り組みが周囲に知れ渡ることで、今後はリゾートテレワークについて採用する企業が多くなっていくことだろう。こうした取り組みは、早い時期に取り組んだ団体がトップを取ることが多い。長野県のこれからの展開に期待したい。また、ほかにもどういった地方がテレワーク候補地として参入してくるのかにも注目したい。


フォーラム最後には交流会も開催


郷土料理家 横山タカ子先生の「信州感動健康料理」プレゼンテーションの後には試食も


信州リゾートテレワーク

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2018-03-30


見てきました!“夢のリゾートテレワーク”「ワークラボ八ヶ岳」でテレワーク実地体験

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ワーカーホリックな時代は終わりをつげ“働き方改革”が叫ばれている昨今、オフィスに通勤して仕事をするのではなく、従業員の自宅や自宅近くのレンタルオフィスやコワーキングスペースなどで仕事をする「テレワーク」を模索している企業も増えてきた。

働き方の多様性のひとつの形としてテレワークの実施要求が高まる中、長野県では「信州リゾートテレワーク」を本気で提案している最中とのこと。リゾート地として知られる八ヶ岳の麓でテレワーク体験会を実施するというので、その様子を取材してきた。

■リゾート地の八ヶ岳にあるテレワーク施設で仕事体験
長野県のJR茅野駅に直結したビルの中にある「ワークラボ八ヶ岳」は、ビジネスの拠点や勉強・作業に集中する自分だけの空間として、誰もが気軽に利用できるコワーキングスペースだ。今回は「テレワーク体験」として、東京・府中に本社があるシグナイトの方たちがワークラボ八ヶ岳を訪れていた。その様子について取材してきたので、その模様をお届けしよう。


ワークラボ八ヶ岳

■テレワークにも対応可能なシステム開発企業
シグナイトはGoogle Maps API等を利用した地図ソリューションやWebデータベースを活用したシステム開発をしている会社だ。今回のテレワーク体験に参加したのは5名。普段からテレワークを行っているそうで、今回、府中と茅野に別れての仕事でも、スムーズに進んでいるようだった。テレワークを可能にするには、業務の内容も関わってくる。たまに打ち合わせができればよい程度なら、ビデオ会議(テレビカンファレンス、通称:テレカン)で事足りるからだ。こうした映像通話に人々が慣れていけば、わざわざ相手に会いに行く必要もなくなる。全社的なテレワーク実現には、各部署の仕事の内容を精査し、テレワークに適した形態へと整理する必要がありそうだと感じた。


会議室スペースでテレビカンファレンス(テレカン)

■立地条件に加えネットワーク環境の充実がテレワーク実現の要
同社の平間理和さんは、普段は営業として仕事をしているそうだが、「ワークラボは駅直結だし、きれいだし、Wi-Fiの環境も整っています。当社ではテレビカンファレンス(以下、テレカン)をよくするのですが、すぐにできる環境があるのはいいですね」と語る。「お客様と弊社、自宅に勤務する者をつなげてテレカンをすることがあります。その延長線上なので特に問題はありませんでした」(平間さん)。今回、クライアントとのテレカンもワークラボ八ヶ岳で行ったそうだ。


平間理和さん

■都会にはない澄んだ空気で気分も新たにテレワーク
平間さんは「空気が澄んだ茅野に来て、とてもいい体験ができた」とも。「テレワークの利点はそれぞれの都合に合わせて仕事ができることです。営業なのでお客様のところにも、会社にも行くことがありますが、それぞれに移動していると効率が悪いこともあります。そうした時にはテレワークが便利ですね。ただコミュニケーションをちゃんと取れていないと(各自が)何をやっているのかわからなくなるので、ツールを導入してコミュニケーションを取りやすく(進捗状況を共有する)必要があると思います」(平間さん)。

また小林小百合さんは「(テレワークは)働きやすさがベースにあると思います。前の会社では、出社しないと仕事ができませんでした。ただ子供が2人いますので、子供の行事に振り回されたり、インフルエンザで学級閉鎖になったりして家にいないと行けない状況では出社できません。個人的に仕事ができないのならなんとかなりますが、会社や取引先にも迷惑をかけてしまいます。テレワークという形で自宅勤務ができれば、日々の業務も円滑に進められるのでメリットがありますね」と語る。優秀だけど子供の世話で働きに出られないママは日本には大勢いる。そうした即戦力を導入するためにもテレワークの実現が重要だと感じた。テレワークの普及は、人材不足の解消、即戦力導入による事業効率のアップなど、大きなメリットがあるわけだ。


小林小百合さん

■仕事場に併設されているキッチンで夕食。そして温泉に
初日の仕事が終わったあとは、ワークラボ八ヶ岳に設けられている調理スペースを使って、地元のフレンチシェフが、地元産のジビエや山菜を使った体験料理教室を開催。フランス料理をベースに、信州風・アジア風にアレンジされた料理に参加者は興味津々で、レシピをメモしたり調理を撮影したりと楽しんでいた。


自分でフレンチ風に盛り付け



シェフも交えて楽しく交流会

■八ヶ岳だからこそのリゾート体験で心身ともにリフレッシュ
ワークラボ八ヶ岳でのテレワーク体験はこれにて終了。そして下諏訪駅に移動する。宿泊予定のマスヤゲストハウスに荷物を置いたら、近くの温泉へ。下諏訪町には源泉が20か所もあり、湧出量は毎分5100リットルと豊富な湯量を誇る。弱アルカリ性単純泉、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉、含鉄-アルミニウム-硫酸塩泉と泉質も豊富。肩こりや筋肉痛、冷え性、病後疲労回復といった効能もあり、仕事の疲れを癒すにはもってこいだろう。毎日温泉で心身ともにリフレッシュできるのはリゾート地ならではだ。


宿泊先のマスヤゲストハウス



ゲストハウスにはいろいろな人が宿泊している


ゲストハウス近くの「新湯」で温泉を楽しむ

■下諏訪町の魅力を発見
翌日は朝早くに起きて近所を散策したあと、下諏訪周辺にある諏訪大社などを訪ねることに。案内してくれたのは下諏訪町地域おこし協力隊の綿引遥可さんだ。


中央が綿引さん

まずはゲストハウス近くの「Eric's Kitchen」に。カナダ出身のエリックさんが開いたお店だ。2016年3月にオープンしたお店だが、下諏訪の新しい名所として人気を博しているそうだ。ここではモーニングとランチをいただける。メニューはその時々に合わせた食材で作られる。


Elic‘s Kitchen外観


中はこのような感じ


その時々の食材でメニューが変わる

次に訪れたのは諏訪大社下社の春宮。参拝の折には下乗下馬したために名付けられた「下馬橋」を過ぎたら春宮にたどり着く。


諏訪大社下社春宮



みんなでお参り

そこからすぐ近くにある「万治の石仏」にもお参り。この石仏は、春宮に石の大鳥居を作るとき、この石を石材にしようとノミを入れたところ、そこから血が流れ出した。それを恐れた石工は仕事を辞めてしまったのだという。そのため阿弥陀如来を祭って記念にしたのがこの万治の石仏だ。願い事を心で唱えながら石仏の周りを時計回りに三度回ると御利益があるのだそうだ。


万治の石仏

そのあとしばらく歩いて慈雲寺へ。ここは大祝金刺満貞が、鎌倉五山の一つである建長寺住職の一山一寧禅師を招いて正安2年(1300年)に開山したお寺。武田信玄ゆかりの寺ということでも知られている。


慈雲寺



慈雲寺近くには中山道旧道が通っている

昼食をはさんだあと、今度は下社秋宮を訪ねる。秋宮には「御神湯」という手水用の湯口があり、竜神伝説にちなんで竜の口をかたどっている。竜の口から流れる温泉は「長寿湯」という。ちなみに諏訪大社がいつできたのかはわかっていないが、最古の神社の一つであることは間違いない。


諏訪大社下社秋宮


御神湯


下社秋宮にもお参り


御柱

■都会でのテレワークとリゾートテレワークの違い
ここまで回ったところで、同社の渡辺敦さんに昨日と今日の感想を聞いてみた。テレワークについては普段行っているので違和感がなかったというが、「仕事場も仕事が終わったあとも、いつものところとは場所が違うのでリフレッシュできました」と語る。隣町の出身なので茅野はよく来ていた町だったそうだが、仕事できたのは初めてなので新鮮だったとか。「今まで見ていたときとは違った姿でした。仕事と余暇を楽しむことができたのは、普段のリモートワークとは違いますね。観光もできたので、また来週頑張ろうという気になりました」(渡辺さん)。


渡辺敦さん

小暮みのりさんは「整ったところでテレワークをするのは初めてだったのですが、会社以外の人がいる環境での仕事は、思ったよりピリッとする感じでした」と語る。「また茅野に来て仕事をしたいです」(小暮さん)。


小暮みのりさん

最後は上諏訪に移動して、近くの酒蔵で試飲タイム。地酒を飲みつつツアーを終えたのだった。


駅に行く途中に足湯を発見


宮坂醸造で日本酒を試飲


こちらは伊東酒造

■いろいろな発見ができるリゾートテレワーク
今回の体験を総括して、同社の専務取締役である山田健太郎さんに話を聞いた。


山田建太郎さん

――リゾートテレワークに期待するものはありますか

山田さん(以下、敬称略):普通のテレワークはやっていますが、そこにリゾートを加えることで、どういうメリットがあるのか模索中です。一番我々としてやりたいのは、チームビルディングみたいなものを目的として、チームの結束を強めるためにリゾート地へ行き、一緒に“同じ釜の飯を食う”ことで、各々の役割の特性を見出せるような気がしています。特に組織的に考えると、リーダーシップをどう見い出していくかということもありますので、今後やっていきたいものとしては、リーダーを評価する仕組みとして、リゾートでテレワークをすることに取り組んでいきたいという気持ちはあります。

――2日間の感想を聞かせていただけますか

山田:1日目にしてみれば、東京にもあるようなデザインが洗練されていて働きやすい、いろいろなタイプのコワーキングスペースだけでなく、会議室のブースがあったり、個別のブースがあったり。そういう意味ではいろいろな働き方に対する対応ができると思います。我々は外に漏らせない情報を扱うときもあるので、閉ざされた空間で仕事ができるというのはメリットがありますね。あとは個別の仕事というと、集中して1時間、2時間で仕上げる仕事もあるので、ブース型のスペースで仕事ができるのはよいですね。

リゾートという視点で考えると、いろいろな経緯のある方がお客さんとしていらっしゃる。初めてあった人と食事したり、飲みに行ったり。それがあることで新しい気づきを与えてくれる。リゾートに行くというイメージは、高級ホテルがあって、いろいろなアクティビティがあってということを考えますが、今回のような試みは、地域のポテンシャルをすごく感じました。そういう意味では、地元の人やそこをよく知っている方と交流することで新しい気づきがある。そこからビジネスのヒントをもらうこともたくさんあります。そういう意味ではリゾートテレワークは、新しい発見をする場としては有益なのだと思います。

特に昨日感じたのは、下諏訪にはかなりディープなスポットもあるし、48度くらいの高温な温泉もあるといった特徴を持っているものの、華やかなリゾート地と比べると一見見劣りがします。しかしいろいろなワークスタイルを持った人たちが集まってきているので、そこから得るもの、そこで新しい発見をする、ワークスタイルを気づくといったことでは、すごく勉強になった2日間でした。皆さんがいろいろな情報を提供してくれることによって、リゾートで働くというイメージを変えられるポテンシャルを持っていると思います。

ゲストハウスについても、普通のホテルと比べると抵抗があったのですが、スタッフの方や泊まっている方と交流することで、今までの常識を変えることができました。それは今やっている働き方改革や新しい働き方へのヒントがつまっている状況です。これでいいと思っていた働き方は、もっと斬新で違ったやり方があるかもしれない、という気づきを与えてもらいました。それが非常によかったですね。

~~~~~~~~~~

都会の無味乾燥で感度の薄い世界から飛び出し、リゾート地でテレワークを実施。心身ともにリフレッシュし、次のプロジェクトに備えるということが実現できれば、仕事効率も高まり、メンバー全員のモチベーションも高まることは間違いないと感じた体験会であった。

■長野県リゾートテレワーク体験イベント概要
日程:2019年1月24日(木)~25日(金)(1泊2日)
内容:ワークラボ八ヶ岳で「仕事」をし諏訪エリアで「余暇」を過ごすプログラム
定員:5名
参加費用:無料
主催者(企画運営):森ビル株式会社
事務局(イベントコーディネート):一般社団法人蓼科塾
協力:
【下諏訪コース】下諏訪町役場、下諏訪 mee mee center Sumeba
【蓼科コース】蓼科観光協会


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本稿を読んでリゾートテレワークが気になったという人に朗報だ。3月1日に首都圏の企業に向けて、リゾートテレワークのメリットや実践事例に加え、信州の魅力を紹介する「信州リゾートテレワークフォーラムIN東京」を開催することになっている。概要は以下の通りだ。

■信州リゾートテレワークフォーラムIN東京概要
開催日:平成31年3月1日(金)16:00~19:00(受付開始15:00)
開催場所:大手町サンケイプラザ3階(東京都千代田区大手町1-7-2)
プログラム:
(第一部 フォーラム) 16:00~17:35
【知事挨拶/長野県プレゼンテーション】長野県知事 阿部守一
【基調講演】
①グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 日本代表 阿部 伸一 氏
②NTTコミュニケーションズ株式会社
経営企画部 ビジネスイノベーション推進室 湊 大空 氏
【モデル地域プレゼンテーション】茅野市、軽井沢町、白馬村
(第二部 交流会) 17:45~19:00
【信州感動健康料理のプレゼンテーション】
料理研究家 おいしい信州ふーど公使 横山 タカ子 先生
【主催】長野県
【共催】茅野市、軽井沢町、白馬村
【後援】一般社団法人日本テレワーク協会
■参加方法:専用サイトより申し込み(事前申込制、定員100名、参加費無料)

ワークラボ八ヶ岳
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LINE、長野県と「LINEを利用した子どものいじめ・自殺対策に関する連携協定」を締結

LINEx長野県_会見image

LINEは、長野県と、「LINE」を利用したいじめや自殺の防止対策、および今後の相談事業の検討をするために「LINEを利用した子どものいじめ・自殺対策に関する連携協定」を締結した。

LINEではこれまでに、子どもたちのコミュニケーション手段が多様化している中、SNSや「LINE」を通じたいじめ問題が発生している実態を踏まえ、情報モラル教育教材の開発・研究、および学校や教育機関でのワークショップ授業・講演活動等を行っている。

また先日滋賀県大津市と「LINEを利用した子どものいじめ防止対策に関する連携協定」も発表するなど、自治体との連携に関しても積極的に取り組んでいる。

今回、いじめ相談窓口として、現状ある電話やメールに加えて、「LINE」という子どもにも多く利用しているツールを活用することにより、より気軽に、簡単に、小さな悩みでも相談を受け付けられるようにし、いじめや自殺の防止対策を図るとともに、今後の相談事業についての検討もすべく、長野県と「LINEを利用した子どものいじめ・自殺対策に関する連携協定」を締結の運びとなったとのこと。

今後、本協定を通じ、長野県とLINEで、以下のような取り組みを実施・検討していく。

「LINE」アカウント「ひとりで悩まないで@長野」を開設し、県内の中学・高校生等を対象に「LINE」アカウント登録(QRコード)カードを配布のうえ、相談窓口の案内や情報配信、「LINE」を利用したいじめ・自殺相談等を実施する。

(1)「LINE」アカウント登録者への自動応答による各種相談窓口の案内
   実施期間:8月22日(火)~

(2)「LINE」アカウント登録者への情報コンテンツの配信
   情報モラルや情報リテラシーに関することなどを定期的に配信
   実施期間:9月以降随時

(3)「LINE」を利用したいじめ・自殺相談を試行的に実施
   実施期間:平成29年9月10日(日)~9月23日(土) 2週間
   実施時間:17:00~21:00

(4)相談結果の分析等を行い、今後の相談事業の検討に活かす
   ・相談事業の評価・検討
   ・相談データの分析


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