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薄さ、軽さ、書き心地は、そのままに!電子ペーパー「クアデルノ」カラーモデル

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富士通クライアントコンピューティング株式会社は、電子ペーパー「QUADERNO(以下、クアデルノ)」の新モデル、カラーモデルを本日発表、予約受付を開始し、2024年11月22日より発売する。

■本物の紙とペンのような「書きやすさ」と「読みやすさ」を実現
クアデルノは、本物の紙とペンのような「書きやすさ」と「読みやすさ」を実現した、超軽量・薄型の電子ペーパー。膨大な資料の取り込み・閲覧、手書きメモやPDFへの書き込みなどが行え、アナログの良さとデジタルの利便性を提供する。今回発表するカラーモデルは、従来機の薄さ、軽さ、書き心地はそのままに、表示のカラー対応により視覚的な整理、学習効果の向上、ビジネスや音楽シーンにおける利便性が大幅に向上し、様々なシーンで活用できる。カラー対応に合わせて追加した、「お気に入り登録」機能やBLE(Bluetooth Low Energy)対応により、利用できるBluetoothフットペダルの機種が増え、さらに効率的に情報を扱うことができるようになった。

株式会社ワコムのデジタルペン技術、E Ink Holdings Inc.のカラーディスプレイの採用により、快適な書き心地と見やすさで使用できる。ペーパーレス化が加速し、デジタルなデータの管理・活用が進む中で、手書きができる電子ペーパーは、想像力・思考力を高める次世代のツールだ。

FCCLは、コンピューティング環境の提供により人と社会に寄り添い、お客様一人ひとりがより豊かで快適なライフスタイルを実現できるよう努めていくとしている。

1. カラーモデルの特長と利便性
薄さ約6mm、A5モデルで約261g、A4モデルで約368gと持ち運びやすさはそのままに、カラーでの表示に対応した。視覚的に見やすく、情報の整理や理解を容易に行うことができる。

8色のカラーパレット
シンプルなカラーラインナップ(8色)とすることで、色分けの際に用途に応じた色を直感的に選ぶことができる。また、初期カラーをメインペンとハイライトで分けることで各ペンの機能が瞬時にわかる仕様となっている。これにより、作業の効率化やクリエイティブな表現が広がる。

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2.広がる利用シーン
カラー表示に対応したクアデルノは、視覚的な整理、学習効果の向上、ビジネスや音楽シーンにおける利便性を大幅に向上させる。

学習での使用
カラー表示により、重要なポイントや情報が強調されることで、学習内容が記憶に残りやすくなる。簡単なスケッチや色分けを用いることで、学習内容を視覚化し、理解を深めることができる。FCCL独自の「暗記モード」を活用すると、効率的な反復学習も可能だ。わずか約6mmの薄い筐体には、大学ノート約20万冊相当※1のPDFが入るので、参考書などの重い荷物を持って移動する必要もなくなる。

クアデルノとクラウドを連携させるサービス「My Note Cloud※2」を利用いただくと、OCR機能の全文検索で、カラーで書き込んだ手書きノートやPDFドキュメントの中から、キーワード検索によって必要な情報を探すことができる。授業で取ったメモなどをすぐに見つけることができとても便利です。検索は日本語と英語に対応している。

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ビジネスシーンでの活用
ビジネスシーンでの情報の整理やアイデア出しにおいて、カラーが視覚的な刺激を与え、思考を活性化する。グラフなどのデータ閲覧もカラーでより分かりやすくなり、パソコンやスマートフォンから取り込んだPDFへの書き込みも、8色のカラーを活用し、色分けによる意味づけも可能になる。仕事には欠かせないスケジュール管理も、タスクや予定を色分けすることで、効率的に管理することができる。

軽量ボディながら、安心の長時間駆動も実現しているため、USB Power Delivery充電器接続時またはFMVの電源オフUSB充電機能使用時※3は約2.5時間のフル充電※4で、最長約2週間※5の使用が可能だ。出張などに持参する際もバッテリー切れを心配する必要はない。

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音楽関係への特化
音楽演奏者にとっても、大きな利点がある。カラー化されたことで、楽譜への赤入れやポイントの書き込みが容易になり、演奏時の重要なポイントを視覚的に整理できる。

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3.新たな機能も追加
「お気に入り登録」機能の追加
新たに追加された「お気に入り登録」機能により、使用頻度の高いノートをお気に入りに登録し、すぐにアクセスできるようになる。これにより、必要な情報を迅速に呼び出せるため、学習やビジネスの場面での作業効率が向上する。

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BLE(Bluetooth Low Energy)」対応
BLEに対応したことにより、利用できるBluetoothフッドペダルの機種が大幅に拡大された。音楽関係のユーザー様にもより便利に利用できる。

【製品仕様】
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QUADERNO公式サイト

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なめらかな書き心地、デジタルノート「フリーノ」

デジタルノート「フリーノ」

キングジムはデジタルノート「フリーノ」を2020年7月31日より発売する。
文房具の温かさを残しつつ、デジタルならではの機能性により「手書き」の良さを追求した商品となっている。
価格はオープンプライス。

■紙のノートの不満を解決
「フリーノ」は、紙のノートの不満を解決するために誕生したデジタルノートだ。
手書きのノート機能に加え、PDFの閲覧や書き込みができるドキュメント機能、ノートとの紐づけも可能なカレンダー機能を備えた。最大約87,000ページ分を保存できる。

画面には、E Ink社の電子ペーパーディスプレイを採用した。
明るさと色味を調整できるフロントライトの搭載により、暗い場所でも使用可能だ。
また、ワコム製のデジタイザとデジタルペンを採用し、紙に書くようなスムーズな書き心地を実現した。

保存したデータはUSBケーブル、microSDカード、オンラインストレージサービスのDropboxとデータ連携が可能だ。
ボディカラーは日常に溶け込みやすいナチュラルなマットベージュを採用した。
別売の専用カバーは素材にクラフトペーパーを採用し、心地のよい手触りと使うほどに馴染む経年変化を楽しめる。

なお、本製品は一般発売に先駆けて2019年12月より約3ヵ月間クラウドファンディングを実施し、目標金額の10倍以上にあたる約6,000万円の支援を集めることに成功した。

デジタルノート「フリーノ」02


デジタルノート「フリーノ」

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ソニー、読みやすさと書き味を追求した、小型A5サイズのデジタルペーパー「DPT-CP1」を発売

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ソニーは、電子文書をまるで紙のように読み書きできることを追求した、小型A5サイズ相当のデジタルペーパー「DPT-CP1」を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後。

「DPT-CP1」は、質量約240g、厚さ約5.9mmで、A5サイズ相当となる10.3インチ(1404×1872ドット)の高解像度電子ペーパーディスプレイを搭載した、世界最薄最軽量のデジタル端末。独自開発ノンスリップパネルの採用により、ペン先の滑りを抑え、適度な抵抗感を持たせることで、紙により近い書き心地を実現している。

内蔵メモリーには、約1万ファイルのPDFドキュメントを保存でき、大量の電子文書を手軽に持ち運ぶことが可能だ。

また、静電容量方式タッチパネルシステムと、充電式アクティブスタイラスペンとの組み合わせにより、画面の中心から端まで精度の高い描画を実現している。

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DPT-CP1

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「2画面電子ペーパー楽譜専用端末」がワコムのデジタルペン技術を搭載してテラダ・ミュージック・スコアから発売

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テラダ・ ミュージック・スコアが開発した、世界初の「2画面電子ペーパー楽譜専用端末(GVIDO)」が、2017年9月20日より、日本、北米、欧州の市場で、同社から発売される。

本機には、ワコムが提供する独自のデジタルペン入力システム「feel」が採用され、見開き2画面に(13.3型フレキシブル電子ペーパー)、電子ペンを使って書きこみや消去ができるのが特長だ(ペンの後部を消しゴムのように使って書いた文字等を消去できる「消しゴム機能」を搭載)。

本製品には、ワコムが提供する「デジタイザー(電磁誘導方式)」と、2048段階までの筆圧検知が可能なスタイラスペンを搭載しており、譜面への書き込みが手軽にできる。楽譜に様々な書き込みをすることは演奏家の間では日常的に行われるが、デジタル化された楽譜でも同様のことが可能となった。

ニュースリリース

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電子書籍端末はカラーの時代へ!カラー電子ペーパーが難しい理由



電子書籍の最新動向をチェック!EPUBへの注目が高まっている理由」でお伝えしたように、紙のように見やすく、一度に多くの書籍を持ち歩けることから、電子書籍端末への注目が集まっている。そうした電子書籍市場に向けて、リコーが画期的な技術を開発した。

リコーは、独自の表示方式により、現在商品化、もしくは発表されているカラー電子ペーパーの技術と比較して、明るさ※で約2.5倍、色再現範囲で約4倍となるカラー静止画像の表示を実現したことを明らかにした。
※白反射率

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紙から電子ペーパーの時代へ!より高精細な電子ペーバーを開発



電子ペーパーを搭載した電子書籍端末は、紙に印刷したようなくっきりとした表示で読みやすく、低消費電力で薄くて軽いなどの特長があることから、ユーザーより高い評価を得て、その市場は飛躍的に拡大している。

さらには近年、電子ペーパーの特長が生きる、大量の情報を正確に高速で表示することが必要な分野における利用要望も高まっている。

特にビジネス・教育用途では、複雑で精細な図面、イラスト、漢字などを滑らかな階調表現で正確に表示するために、現在の160dpi程度からのさらなる高精細化、また、膨大な情報を瞬時に閲覧するために高速でのページ送りや快適な操作性が求められていた。

このような市場要望に応えるため、E Inkは世界最高解像度300dpiの高精細電子ペーパーディスプレイを、エプソンはその高速表示や快適な操作性を可能にする表示制御プラットフォームを開発し、高精細の電子ペーパータブレットが実現できる「高精細電子ペーパーデバイス」として、電子ペーパー端末メーカーに供給を開始する。

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関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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