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「EaseUS Data Recovery Wizard Free」体験レポ!Vaundy、「one man live ARENA tour “replica ZERO”」【まとめ記事】

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デジカメの撮影データはSDカードやmicroSDメモリーカードに保存されている。しかし、うっかりと必要なデータを消去してしまったことはないだろうか。今回紹介する「EaseUS Data Recovery Wizard Free」はその名前の通り、そんな場合でも消去してしまったデータを復旧するためのソフトだ。SDカードだけでなく、PCのHDDや外付けHDDの復元やフォーマットしたあとの復元、システム障害後のデータ復元、ウイルス感染後の復元、パーティションの復元など、総合的にファイルを復元できる。今回はSDカードに焦点を当てて紹介する。

2023年11月18日の宮城・ゼビオアリーナ仙台を皮切りに全国6都市12公演を展開してきたVaundyのツアー「Vaundy one man live ARENA tour “replica ZERO”」。2024年1月21日、そのファイナルが東京・国立代々木競技場 第一体育館で行われた。

有村架純さんがチーフe-POWERオブザーバーに就任!日産ノート発売記念新CM発表会
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変形型月面ロボットによる小型月着陸実証機(SLIM)、撮影およびデータ送信に成功
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構と株式会社タカラトミー、ソニーグループ株式会社、同志社大学の4者で共同開発※1した変形型月面ロボット(Lunar Excursion Vehicle 2(LEV-2)、愛称「SORA-Q」、以下「LEV-2」)は、小型月着陸実証機(SLIM、以下「SLIM」)※2の撮影に成功した。これにより、LEV-2は超小型月面探査ローバ(Lunar Excursion Vehicle 1(LEV-1)、以下「LEV-1」)※3と共に、日本初※4の月面探査ロボットになり、世界初※4の完全自律ロボットによる月面探査、世界初※4の複数ロボットによる同時月面探査を達成した。さらに、LEV-2は世界最小・最軽量※4の月面探査ロボットとなった。


うっかり消してしまったデジカメのSDカードデータも復元!「EaseUS Data Recovery Wizard Free」体験レポ
デジカメの撮影データはSDカードやmicroSDメモリーカードに保存されている。しかし、うっかりと必要なデータを消去してしまったことはないだろうか。今回紹介する「EaseUS Data Recovery Wizard Free」はその名前の通り、そんな場合でも消去してしまったデータを復旧するためのソフトだ。SDカードだけでなく、PCのHDDや外付けHDDの復元やフォーマットしたあとの復元、システム障害後のデータ復元、ウイルス感染後の復元、パーティションの復元など、総合的にファイルを復元できる。今回はSDカードに焦点を当てて紹介する。


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いつもITライフハックをご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。“やさしい香り”で快適な安眠空間を作る小林製薬「Sawaday+ @Sleep(サワデー アットスリープ)」を6名様にプレゼントします。


2024年1月21日(日)、東京・国立代々木競技場 第一体育館で迎えたツアーファイナル!Vaundy、「one man live ARENA tour “replica ZERO”」
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うっかり消してしまったデジカメのSDカードデータも復元!「EaseUS Data Recovery Wizard Free」体験レポ

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デジカメの撮影データはSDカードやmicroSDメモリーカードに保存されている。しかし、うっかりと必要なデータを消去してしまったことはないだろうか。今回紹介する「EaseUS Data Recovery Wizard Free」はその名前の通り、そんな場合でも消去してしまったデータを復旧するためのソフトだ。

SDカードだけでなく、PCのHDDや外付けHDDの復元やフォーマットしたあとの復元、システム障害後のデータ復元、ウイルス感染後の復元、パーティションの復元など、総合的にファイルを復元できる。今回はSDカードに焦点を当てて紹介する。

■項目を選ぶだけで、ファイルを復元できる
SDカードにあるファイルを復元するのは簡単だ。ホーム画面から「SDカード復元」を選び、PCに差してあるSDカードが表示されたら「失われたデータのスキャン」をクリックするだけで、内部のスキャンが行われる。そのあと復元できたデータが画面に表示されるので、復元したいデータをクリックして、メニュー右下に表示される「復元」をクリックすればよい。

その後復元先のフォルダを選べば、そこに「Recovered」というフォルダが作成され、ファイルが復元される。リカバーしたいファイルは複数、あるいは今回見つかったファイル全てを選んで一気に復元することも可能だ。

ファイルのスキャンだが、170MB/sの転送速度を持つ「SanDisk Extreme PRO 128GB」で試したところ、トータルで約20分程度だった。SDカードの転送速度によっては、これ以上の時間がかかるかもしれない。

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ホーム画面から「SDカード復元」を選ぶ


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SDカードのスキャンが開始される


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スキャンの結果が表示される


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復元したいファイルを選んで「復元」ボタンをクリックする


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復元が開始される。1つのファイルであれば復元にかかるのは1、2秒だ


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ファイルが復元される


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指定したフォルダ内に写真が復元された


なお、復元時にはカメラのメーカーを指定してリカバーすることができる。たいていの場合は自動で判別してくれるが、自分で指定することも可能だ。メーカーを指定することでより正確にリカバーできるのだという。またリカバー時にはExifデータも含めてしっかりと復元してくれる。

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メーカーを指定することでより正確に復元できる


復元できるデータだが、静止画以外に動画ももちろん復元できる。ただし無料版で利用できるのは2GBまでなので、大きなデータを復元したい場合は正規版を購入する必要がある。正規版の料金だが、1カ月有効なライセンスの場合は8900円、1年間有効の場合は1万1900円、無期限版は1万7900円だ。

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動画ファイルの復元も静止画と同様に簡単だ


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動画の場合はプレビューすることも可能だ


■しっかりとデータを復元できるツール
今回、手持ちのSDカードで復元してみたのだが、撮影してすぐ消去したファイルだけでなく、2年以上の前の画像も復元することができた。昔のデータを復元するのは難しいかもしれないが、削除してしまった直後であれば復元できるのがうれしい。また数回フォーマットを繰り返しているにもかかわらず、過去のファイルを復元できたので、EaseUS Data Recovery Wizard Freeはかなり有用なツールであることが分かった。

大事なデータを間違えて消去した際や、メモリーカードが破損してしまった場合など、リカバーしたいシーンは多い。EaseUS Data Recovery Wizard Freeはそのようなときに役立つツールであると言えよう。
テクニカルライター 今藤 弘一


「EaseUS Data Recovery Wizard Free」製品情報

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Apple T2搭載Macに対応した待望のデータ復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」レビュー

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MacやWindowsなど、非スマホ、タブレット端末でひんぱんに行なう「ファイル操作」。人間には間違いがつきものなので、どちらのOSにも「ゴミ箱」が用意されている。しかし、ストレージの容量は限られており、いつかは必ず「ゴミ箱を空にする」を実行してストレージの空き容量を確保しなければならない。そのとき、ゴミ箱に世界でたったひとつのファイルが含まれていたとしたら?

……そんな絶体絶命のピンチから救ってくれるのが、データ復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」だ。
EaseUS「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」Free版(無料)、Pro版(10,900円)、Technician版(35,880円)

■業界で初めてApple T2チップ搭載Macのデータ復旧に対応!
本製品最大の特徴は、「Apple T2セキュリティチップ」を搭載したMac内蔵ストレージのデータ復旧に対応したこと。EaseUSによれば、Apple T2に対応したデータ復元ソフトは「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」が業界初で、かつ唯一とのことだ(記事執筆時点)。

アップルは2017年に発売した「iMac Pro」から、システム管理コントローラー、画像信号プロセッサー、オーディオコントローラー、SSDコントローラーなどを統合した「Apple T2セキュリティチップ」を採用した。「Apple T2セキュリティチップ」には、新しい暗号化されたストレージとセキュアブート機能の基盤となる「Secure Enclaveコプロセッサ」が組み込まれており、セキュリティ性が強化されている。

しかし「Apple T2セキュリティチップ」搭載Macは、高いセキュリティ機能と引き替えに、従来のデータ復旧ソフトでは暗号化されたストレージをスキャンできず、当然ファイルを復元できなくなっていたのだ。

その問題をついに解決したのが、今回の「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」というわけ。EaseUSによれば独自の特殊技術で「Apple T2セキュリティチップ」により暗号化されたストレージを直接スキャンし、削除してしまったファイルを救出できるようになったとのこと。待ちに待った最新バージョンというわけだ。

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2017年に発売された「iMac Pro」、2019年に発売された「Mac Pro」、2018年に発売された「Mac mini」、2018年以降に発売された「MacBook Air」、「MacBook Pro」に「Apple T2セキュリティチップ」が搭載されている。搭載されているかどうかは「このMacについて→システムレポート→ハードウェア→コントローラ」で確認可能だ

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「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」は、この画像のように「FileVault」機能で暗号化されたストレージもスキャンし、紛失データを復元可能なのだ。

■無料で性能を事前に確認! 多くの人ならFree版の2GBで間に合うかも?
「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」には、Free版(無料)、Pro版(10,900円)、Technician版(35,880円)の3つのエディションが用意されている。無料のFree版でも「削除、フォーマットした、アクセスできないデータを復元」、「Time Machineバックアップから復元」、「削除、非表示、紛失したRAWパーティションからファイルを復元」という基本機能は利用できる。また、復元可能なデータ容量も最大2GBぶん用意されているのが嬉しいところだ。

Free版で機能、性能を確認できるのは安心感が高い。また、意外とほとんどの方は2GBのデータ容量でいったんは危機を脱せられるのではないだろうか? とりあえずFree版をインストールして、不測の事態に備えておいて損はない。

各エディションの機能を比較


■3ステップで紛失データを救える! 所要時間はストレージの容量と速度次第
EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」の使い方は単純明快。

STEP


……という3ステップでオーケーだ。今回はMacの内蔵ストレージを選択しているが、復旧したいファイルがUSBメモリーやSDメモリーカードに保存されていたのなら、そのストレージを選べばいい。

削除ファイルのスキャンは、「クイックスキャン」→「ディープスキャン」の順番で自動的に実行される。スキャンにかかる時間はストレージの容量とアクセススピードに依存するが、今回、1TBのSSDを搭載する「16インチMacBook Pro」(16inch,2019)で試したときには、おおよそ2時間弱かかった。

ファイルを復旧する際には、ストレージへの新たな書き込みが発生してデータが失われないように、できるだけ早く実施するのが鉄則。ただし、ある程度の時間がかかることは留意しておこう。

スキャンが終わったら、あとは救出したいファイルを選択して、データを保存すればいい。ファイルは種類別にフィルタリング可能で、表示方法はリスト、アイコン、ギャラリーに対応。また、画像、音楽、動画ファイルは復元前でもプレビューできるので、目的のファイルを探すのは容易。なおPro版以上なら、内蔵/外付けストレージだけでなく、クラウドに保存することも可能だ。

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まずは、ファイルを削除してしまったドライブを選択する


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ドライブを選択すると、クイックスキャン、ディープスキャンの順番にスキャンが開始される


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スキャンが完了するとこの画面が表示される。今回は1TBのSSDから、約2時間弱をかけて264,893個(201.61GB)のファイルが検出された


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ファイル表示は、リスト、アイコン、ギャラリーを切り替えられる。メディアファイルは事前にプレビュー再生可能。動画ファイルは多少コマ落ちするが、内容確認には十分だ


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最後に、復元したいファイルを選んだうえで「ローカルに保存」または「クラウドに保存」を選べば救出完了だ。このあともファイルの復旧作業を続けるのなら、復元前のデータが上書きされないように、内蔵ストレージではなく外付けストレージまたはクラウドに保存しよう

■ファイル復元ソフトは事前のインストールを強くお勧めする!
「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」が対応するデバイスは、Mac、USBメモリー、ハードディスク/SSD、音楽/動画プレイヤー、メモリーカード、デジカメ/ビデオカメラ……と多岐に渡る。また、筆者は対象機種を持っていないので今回は試せなかったが、本バージョンはiMacに搭載されているハイブリッドドライブ「Fusion Drive」も新たにサポートしたとのことだ。

前述したとおり、ファイルを誤って削除したときにはできるだけ早く復旧するのが鉄則。削除してしまってから「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2」をダウンロード、インストールしたために、目的のファイルが上書きされてしまったら本末転倒。ファイル復元ソフトについては事前のインストールを強くお勧めする!

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今回はMac版を試用したがWindows用もリリースされている。Mac版は96.2%、Windows版は97.3%の復旧率を実現している。
ジャイアン鈴木

EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 12.2

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これは困った!消失したデータを復活させるMac用復元アプリ「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8」

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自分自身で撮影した写真や動画などのデータはかけがえのない思い出だ。本来であれば、撮影後にすぐデータドライブや、オンラインストレージにバックアップして大切に保管するべきだが、移動させる前に誤った操作でファイルを消してしまったり、メモリーカードの異常によりファイルが見えなくなってしまうことも起きうるだろう。そんなときに消失したデータを復元してくれるMac用のアプリケーションが「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8」だ。

■削除、フォーマットによって消失したデータを復元するユーティリティー
EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8はMac用に開発されたデータ復元アプリケーション。macOS 10.6以降に対応しており、Windows版の「EaseUS Data Recovery Wizard Pro 12.8」もリリースされている。このWindows版についてはすでにこちらの記事にて述べているので、参考にしてほしい。

Macのデスクトップにはランチャー「Dock」の右端に「ゴミ箱」が配置されており、不要なファイルはいったんこの中にドラッグしたあと、「ゴミ箱を空にする」を実行すると消去できる。「ゴミ箱を空にする」を実行したあとでファイルを復元する機能は、macOSには用意されていない。

しかし実は、ストレージは「ファイル管理領域」と「実データ領域」に分かれており、「ゴミ箱を空にする」を実行しても、実データ領域に保存されているデータ本体はそのまま残っている。EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8はファイル管理領域と実データ領域をスキャンすることで、OSが認識できなくなったファイルを復元するわけだ。

開発元のEaseUSによれば、フォーマット、ウイルス感染、ソフトクラッシュ、システムエラーなどの原因により紛失したデータを復元可能とのこと。また削除、紛失されたボリュームやパーテーションからデータを復旧することも可能だ。
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「ゴミ箱を空にする」を実行してOSから認識できなくなったファイルも、EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8は復元が可能だ

■macOS 10.13以降ではふたつのソリューションを用意
EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8のセットアップ自体は簡単だ。製品公式サイトから「無料体験」をクリックするとダウンロードされるdmgファイル「mac_drw_trial.dmg」を実行したのち、画面の指示に従うだけ。特に困るところはないだろう。
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左の「EaseUS Data Recovery Wizard」のアイコンを、右の「Applications」にドラッグするだけでインストールは完了する

しかしmacOS 10.13以降がインストールされたMacを使っている場合は、「システム整合性保護(System Integrity Protection、以下SIP)」を無効にするか、macOS 10.8~mac OS 10.12環境でUSB起動ディスクを作る必要がある。なぜならmacOS 10.13以降では、アプリケーションからシステムドライブへのアクセスが許可されていないため。macOS 10.13以降を使っている方は下記の手順を参考にしてほしい。
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Macを起動する際に「command+R」キーを押し続けて「macOSユーティリティ」を起動する

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「ユーティリティ→ターミナル」を選択する

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ターミナルの画面

ターミナルが起動したら、まず「crsutil status」と入力してSIPの状態を確認する。「enabled」と表示された場合はSIPが有効になっているので、「crsutil disable」と入力してSIPを無効化する。なお、ファイルの復元が終わったら、同じ手順でターミナルを起動して「crsutil enable」と入力してSIPを有効にすることを忘れずに。SIPを無効化したままではセキュリティー性が低くなるためだ
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ブータブルメディアを作成する画面

USB起動ディスクを作成できるのはmacOS 10.8~mac OS 10.12環境のみ。しかしEaseUSによれば、サポートセンターに問い合わせればmacOS 10.13以降で動作可能な「EaseUS Data Recovery Wizard Bootable Media」を提供するとのことだ

■Trim機能が有効になっているSSDではファイル復元は不可
EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8を利用するにあたっては、もうひとつ重大な制限がある。それは、SSDの速度低下を回避するための「Trim」機能が有効になっているドライブでは、ファイルを復元できないこと。Trim機能が有効になっていると、ファイルを消去するとつぎの書き込みに備えてデータ本体も消去される。つまりEaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8をシステムドライブに対して利用できるのは、Trim機能が無効化されているSSDと、ハードディスクに限られることになる。
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SSDを標準搭載している現行MacのシステムドライブはTrim機能が標準で有効化されている

■メモリーカードに対するファイル復旧は強力無比!
それではEaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8の実力はどの程度のもなのか検証していこう。今回はSDーカード内のデータ復旧を試してみた。テスト前にSDカードのデータをゴミ箱に移動して、「ゴミ箱を空にする」を実行している。

操作方法だが、EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8を起動したあとのメイン画面でドライブを選択し、「スキャン」ボタンをクリックするだけと簡単だ。Mac自体のパフォーマンス、SDカードの読み書き速度によって所要時間は変わることが予想されるが、「Core i5-8259U」を搭載するMacBook Proと、Class2のSDHCカードという組み合わせでテストしたところ、1807個のファイル(総容量9.25GB)をスキャンするのに約6分、スキャンした全ファイルをシステムドライブに保存するのに約13分かかった。

容量の大きなストレージほどスキャン、復元にかかる時間がもちろん長くなるが、復旧するファイルを絞り込めば所要時間は短縮できる。スキャンしたファイルは種類ごとに分類されており、またリスト、アイコン、Cover Flow表示を切り替えられるので、復元したいファイルは素早く見つけられるはずだ。
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EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8を起動したあと、復旧したいファイルが記録されていたドライブを選択して「スキャン」ボタンを押す

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スキャンが終了したら復元するファイルを選択する

ファイルは種類ごとに分けられ、またリスト、アイコン、Cover Flow表示に切り替えられるので、目的のファイルを素早く見つけられる。
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復元するファイルを選んだら「今すぐ復元」をクリックする

復元先は任意のストレージ以外に「Dropbox」、「Googleドライブ」、「OneDrive」などのオンラインストレージも選択可能だ
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1807個のファイル(総容量9.25GB)を復元するのに約13分かかった

画像ファイルが重複しているのは、サムネイル用のデータが含まれているためだ。

■復元可能かどうか購入前に体験版で確認可能!
Trim機能が有効になっているSSDではファイルの復元が困難であることは先ほど述べたが、メモリーカード、USBメモリー、外付けハードディスクであれば、問題なく利用できる。また体験版が用意されており、復元可能なデータ量が2GBに制限されているものの、自分の環境で復元できるかを購入前に試すことができる。もしMacで誤って大事なファイルを消してしまった際には、まずは「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8」を試してみよう。

「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 11.8」製品情報

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